【エルメス】のエルメッセンス｜「香りが奏でる詩」で自分らしさを引き立てて

「エルメッセンス」は、【エルメス】の初代専属調香師であるジャン＝クロード・エレナ氏が2004年からスタートしたフレグランスコレクション。素材にも調香にも贅を尽くしたラインアップは、【エルメス】の真髄である「自由な創造力」と「独自の筆致」のエクスクルーシブさが引き立ちます。まるで、香りの叙情詩を思わせるエレガントさと力強さ、技巧を駆使。これまでにない素材の組み合わせから生まれる美しいハーモニーは、どの香りもエフォートレスでコンフォタブルなムードを漂わせ、日常を上質な時間へと誘います。

香りの特徴を生かした美しいカラーのレザーキャップにもご注目を。

これまでにない素材の組み合わせで魅了しつづける「エルメッセンス」

コレクションの中で最も新しい香りが、「ウード・アルザン」。極上の香木ウードと、メリハリの効いたインパクトあるローズ2種が組み合わされています。

エルメッセンスコレクションオードパルファムウード・アルザン 100ml ￥47,190

「ウード・アルザン」は、エルメスの調香師クリスティーヌ・ナジェル氏と、貴重なアッサム産のウードとの出会いから生まれた最新作。アルザンの毛並みを持つ馬に首を埋めたときの記憶を表現しているそう。魂の奥深くを揺さぶるようなウードをキーに、ナチュラルなローズウォーターとローズオキシドが優美に、そして繊細に匂い立ちながらウードと溶け合います。親密で官能的な素材に包まれるような印象を与えて、いにしえの華やいだ時間を思い出させてくれます。

もうひとつ、「エルメッセンス」を印象付けるのが、「ヴィオレットヴォリンカ」

オードトワレヴィオレットヴォリンカ 100ml ￥41,360

独特の匂いをまとうヴォリンカレザーが、可憐で儚げなスミレと見事に調和する香り。それぞれの個性が交互に主張しつつもやがて共感。スミレの持つパウダリーな優しさがレザーの力強さと混ざって、温かみをもたらしながらセンシュアルに響きます。こちらも、エルメスの調香師クリスティーヌ・ナジェル氏がクリエーションしたコレクション。

さらに、「エルメッセンス」の予期せぬ組み合わせが奏でる美しい詩をご紹介

ミルラ（没薬）×エグランティーヌ（野生のノバラ）

オードトワレミルラエグランティーヌ 100ml ￥41,360

古代エジプト時代には黄金よりも価値があるとされていたミルラと、品種改良される前の野生のバラという対極の組み合わせが、フレッシュで繊細な香りを放つ。クリスティーヌ・ナジェル氏は、「この神話的な素材は、かつて香料を運んだキャラバン隊の姿と彼らが辿った香料の道を想像させます」と話したそう。

アガール(沈香)×バルサムモミ(沈香)

オードトワレアガールエベンヌ 100ml￥41,360

アガールは、古い旅行鞄を想起させるウッド調のノート。肉感的なアガールを、甘さのあるバルサムモミでまろやかに。ふたつのウッディノートが包む官能性や奥深さが、ミステリアスさを醸し出す。

アイリス×オレンジブロッサム

オードトワレイリスウキヨエ 100ml ￥41,360

ジャン=クロード・エレナ氏が版画を集めるうちに、アイリスの花から浮世絵を連想して生まれた香り。儚くも浮き立つような嬉遊曲を思い浮かべ、みずみずしくデリケートなアイリスの香りに、バラ、オレンジの花、マンダリンが揺らめくタッチを描きながら、快活さや意外性を表現。デリケートでありながら存在感のあるフレグランスに。

ベチバー×トンカビーン

オードトワレベチバートンカ 100ml ￥41,360

始めはフェミニンに、時が経つにつれ野性味を帯びてゆく荒削りな香り。ベチバーの大地をおもわせるザラザラした香りを、トンカビーンで柔らかく温かみをプラス。ウッディーななかに甘美な香りが潜み広がる。

ローズ×ルバーブ

オードトワレローズイケバナ 100ml ￥41,360

一木一草一花の命を慈しむ日本の心である生け花の精神を反映した美の真髄。ローズの花びらのピンクと歯ごたえの良いルバーブのコントラストが、繊細な美の伝統を綴ります。美的でミニマルに構成される生け花は、ジャン=クロード・エレナ氏が香水に置き換えることができる表現形式の理想とも。早朝にバラの香りが漂い、しっとりと露に濡れたような繊細で軽やかな香り。

サンタル（白檀）×マソイア

オードトワレサンタルマソイア 100ml ￥41,360

地面に対して水平方向へしなやかに優しく広がるように育つサンタルとマソイアを表現した乳香のフレグランス。松ヤニとドライフルーツの刺激が、誘いかけるようでいて遠い存在でもある謎めいた香りから、ミルクや花といった慣れ親しんだ香りで手が届きそうにも感じさせる魅力がある。

お茶×オスマンサス（キンモクセイ）

オードトワレオスマンサスユンナン 100ml ￥41,360

中国・北京の故宮を訪れたときに、どこからともなく漂ってくるような魅惑的な香り。満開のオスマンサスと風光明媚な雲南省のお茶に香りのイメージが重なって誕生。オレンジも感じる繊細でフレッシュなフレグランスは、シーンを選ばず使いやすいと人気。

カルダモン×ペッパー×クミン

オードトワレエピスマリン 100ml ￥41,360

南仏出身のジャン=クロード・エレナ氏と「キュイジニエ・コルセール（海賊料理人）」ことオリヴィエ・ローランジェ氏の出会いのストーリーとなっているフレグランス。スパイスを愛する2人の間に生まれた対話から、ブルターニュでのこの出会いにインスピレーションを得て、打ち寄せる冷たく激しい波を思わせるスパイシーでドライな香りに。

レザー×サンザシ

オードトワレキュイールダンジュ 100ml ￥41,360

ジャン=クロード・エレナ氏が文学の重要性とフレグランスを結びつけた香り。特にジャン・ジオノ氏の作品との出会いについて語りたいと思ったのがきっかけとのこと。『Jean le Bleu』の一節に出てくる「キュイールダンジュ（天使のレザー）」を、香りの詩で表現。レザーやサンザシ、ムスクによって、肌の愛情に満ちた会話に。