最新のトレンドアイテムを纏うのも楽しいけれど、年齢を重ねると、信頼できる確かな名品を身に着けたい。とくに肌に直接触れる下着は、自分のからだに合う安心できるものを大切に着たいと思う大人の女性は少なくありません。そんな方々におすすめしたい「名品下着」をランジェリーライターの川原好恵さんがセレクト。

今回は「フロラーレ・バイ・トリンプ」の3/4カップブラを、自身が愛用されている理由も交えながらご紹介します。

芍薬の花に込めた、大人の女性への賛歌。変化するからだを美しく魅せる工夫を凝らした名品ブラジャー

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「ときめきを感じる、大人の女性のための美しいランジェリー」を目指してデビューした「フロラーレ・バイ・トリンプ」。ブラジャー¥11,550〜/フロラーレ・バイ・トリンプ(トリンプ・インターナショナル・ジャパン)

「フロラーレ・バイ・トリンプ」がデビューしたのは2016年の秋。イメージキャラクターに松田聖子さんを迎え、彼女が下着姿になったビジュアルは、当時、多くのメディアで取り上げられ、大きな話題となりました。デビュー時から45歳(40代後半)~50代の女性をターゲットにしていますが、その着け心地の良さから、今では母娘でファンの方がいるなど幅広い年齢層に愛されています。

心がときめくような美しさと、変化していく大人の女性のからだに寄り添った設計がこのブランドの特徴。その中でも、3/4カップブラには細かいこだわりが詰まっています。

大人に必要な補整力を保ちつつ、長時間着けていても窮屈さを感じない絶妙のバランス

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大人の柔らかいバストを包む独自設計のワイヤーを使用したカップ

一見、普通のワイヤー入りブラジャーに見えるのですが、実はこのブランドのために作られた特別なワイヤーが使用されています。柔らかくなり下垂が気になり始めたバストをちゃんとカップにおさめながらも窮屈さを感じさせない独自の形状で、バストを自然に内側に寄せるパターンになっています。

柔らかくなる肉質に合わせ、背中に段差ができにくい設計に

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バックベルトの上辺にはゴムを使わず、段差のできにくい仕様に

年齢を重ねると、肉質が柔らかくなり、背中に段差ができやすくなる、というお悩みもよく聞かれます。このブラジャーはそれに合わせ、バックベルトの上辺にゴムを使わず、くい込みにくい設計に。からだの動きにも添いやすく、下辺のゴムも伸縮が通常のものより緩やかなオリジナルゴムを使用しています。

つまり、全てにおいて、大人の女性が必要な補整力を保ちつつ、長時間着けていても窮屈さを感じない絶妙のバランスで作られている、着けたときに安心感を得られるブラジャーということ。さらに、カラーに至っても、くすみが気になり出した肌を美しく見せるような色味が採用されています。

大輪の芍薬で、大人の女性の凛々しい美しさを表現した「FL1001シリーズ」

この芍薬のレースを用いた「FL1001シリーズ」は、ブランドデビュー時から続くロングセラーで、ブランドの象徴ともいえるコレクション。「フロラーレ・バイ・トリンプ」のデザイナー尾台由美子さんは「1本のすらりと伸びた茎に大輪の花が咲く芍薬に、大人の女性の凛々しい美しさを重ねた」といいます。そして「美しいものを見たとき、触れたときの“ときめき”を、いくつになっても感じてほしい」とも。尾台さんの言葉のように、美しい下着を纏ったときの喜びは、いくつになっても大切にしたいですね。


細々とした飾りはなくとも、フォルムの機能美とレースの存在感で魅せるブラジャーは、まさに大人の女性にふさわしい「名品下着」。服を着たときのシルエットにも自信が持てる「フロラーレ・バイ・トリンプの3/4カップブラ」をぜひ試してみてください。

※掲載した商品はすべて税込み価格です。

問い合わせ先

トリンプ・インターナショナル・ジャパン

0120-104-256

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この記事の執筆者
文化服装学院卒業後、流通業界で販売促進、広報、店舗開発を約10年経験した後、フリーランスとして独立。下着通販カタログの商品企画などを経て、現在はランジェリーを中心に、雑誌、新聞、ウェブサイトなどで執筆・編集を行なう。モットーは「ラグジュアリーからプチプラまで」。国内外の展示会・店舗を幅広く取材する。
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PHOTO :
黒石あみ
WRITING :
川原好恵
EDIT :
石原あや乃