スーツスタイルの印象は、ネクタイ選びで決まる。光沢感のあるシルクのネクタイや、表面に織り柄や、凹凸感のあるネクタイも素敵ではあるが、あえてのヴィンテージを選択するのもありだと思う。かといって専門の知識が問われるヴィンテージショップに足を運ぶのではなく、通常のショップで展開されているヴィンテージ調のデザインのものを選ぶのが無難だ。

今でも新鮮な復刻プリントでVゾーンを華麗に

右¥40,700・中¥33,000・左¥33,000(マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン〈マリネッラ〉)※税込、参考価格

1914年に創業したイタリアの最高級ネクタイブランド「マリネッラ」には、膨大なアーカイブ生地を有しさまざまなモデルを復刻させているが、なかでもネクタイにこだわりをもつ紳士諸君の琴戦に触れるだろう3本をピックアップ。写真右は、1964年、前東京オリンピックのときに誕生したジオメトリックパターンの復刻。中は、ペイズリーが鮮やかな1930年の復刻。左は、1940年の小紋柄の再来と、復刻であってもスーツスタイルを華麗に彩ってくれるのは間違いない。

スーツを着こなす上で欠かせないのが「マリネッラ」のネクタイたち。ネクタイの良さは、側から見たら判断つかない難しいアイテムではあるが、それだけに自身が納得する1本を選び抜きたいものだ。

問い合わせ先

マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン

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