この春は、凛とした意志と豊かな包容力で、気配まで整えてくれる色―“贅沢な白”に注目。今回は最新の「白」ラグジュアリーなアイテムや、「白」を楽しむ3つの配色アイデアをご紹介します。

大胆に、繊細に、この色をまとえば、どんな日も時間も、特別な気分に! 最新の「白」ラグジュアリーなアイテムたち

春コーデ_1,大人コーデ_1,ワンピース_1,ネックレス_1,ジャケット_1,靴_1,パンプス_1,スカート_1,ブラウス_1,パンツ_1,バッグ_1,小物_1
右から/ワンピース¥137,500(パラグラフ〈プラン シー〉)、ネックレス¥1,903,000(TASAKI)、ジャケット¥83,600(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、靴¥104,500(ジージーアール ジャパン〈ジャンヴィト ロッシ〉)、スカート¥66,000(サン・フレール〈カラス ミラノ〉)、ブラウス¥39,600(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈M・fil〉)、パンツ¥132,000・ワンピース¥176,000(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ¥473,000・ストラップ¥99,000(ヴァレクストラ ジャパン)

センスのいい洗練されたシンプルを理想とするプレシャス世代にとって、白は欠かすこのできない色。

ただし、この春に選びたいのは、ここ数シーズン慣れ親しんだリラックス感のある白ではなく、高揚感を授け、おしゃれのリスタートさえも予感させる“贅沢な白”です。

最新の「白」を楽しむ3つの配色アイデア

白をベースにした、今どきの配色をマスターすれば、いつものベーシックスタイルが鮮やかに進化します。上品な「白×エクリュ」、凛と潔い「ネオ・モノトーン」、瑞々しい「白×ハーバルカラー」の3アプローチを伝授!

■White Combination1:【白×エクリュ】凛としなやかに―。絶妙な色使いがキャリア女性の装いを更新する!

白とエクリュを重ねた淡色の着こなしは、軽やかで品のいい印象へと導きます。エクリュという、ベージュやグレージュよりもワントーン明るい色を意識することで、パウダリーなグラデーションが完成します。

繊細な素材や旬のディテールにこだわると「白×エクリュ」スタイルは輝きを増して。好感度の高い配色をマスターして、上品な着映えを!

春コーデ_2,大人コーデ_2,シャツ_1,パンツ_2,サングラス_1,ブレスレット_1,指輪_1,バッグ_2,靴_2
シャツ¥161,700(アンテプリマジャパン)、パンツ¥71,500(ブラミンク)、サングラス¥41,800(アイヴァン 東京ギャラリー)、バングル¥96,800・ブレスレット¥107,800・リング¥56,100(ホアキン・ベラオ)、バッグ¥921,800(デルヴォー・ジャパン)、靴¥52,800(アマン〈ペリーコ〉)

透け感のある白のロングシャツとエクリュのパンツでつくる、上品なグラデーションが、キャリアスタイルを更新。

■White Combination2:【ネオ・モノトーン】白と黒。互いを引き立て合うコントラスト配色の進化形

白の華やかさと黒の凛々しさを同時に表現できるモノトーン。大人の女性を最高に美しく見せる完全無欠のコントラスト配色です。提案するのは、王道であるがゆえに進化し続ける配色の、今の新しさを印象づける「ネオ・モノトーン」。

アップデートの鍵を握るのは、白の眩さと相まって存在感を放つ華やかなホワイトトップスです。そのぶん、ボトムは黒の細身パンツ一択でOK! 配色と同様、着こなしにもメリハリをつけることが大切です。

春コーデ_3,大人コーデ_3,シャツ_2,パンツ_3,バッグ_3,靴_3
シャツ¥249,700(ウールン商会〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、パンツ¥56,100(サン・フレール〈セブンティ ヴェネツィア〉)、バッグ¥221,100・靴¥90,200(JIMMY CHOO)

クロップド丈に進化を遂げた白のレースシャツを黒のイージーパンツで着こなして、今年らしく軽やかに。

■White Combination3:【白×ハーバルカラー】柔らかに華やぐナチュラルなハーモニー配色

草花や森を想起させるホリスティックなハーバルカラー。調和が得意なカラーパレットは、なじませ配色でこそ、その魅力を発揮します。

白と相性のいい明度の高い色調である一方で、くすみを含んだニュアンストーンは肌なじみもよく、落ち着いたムード。小物にいたるまで色味のハーモニーが問われる、少々手の込んだ配色だからこそ、成功するとおしゃれの完成度が飛躍的にアップします!

春コーデ_4,大人コーデ_4,ニット_1,ワイドパンツ_1,ストール_1,靴_4,バッグ_4,ブレスレット_2
ニット¥194,700・パンツ¥205,700・ストール¥185,900・靴¥214,500(三喜商事〈アニオナ〉)、バッグ¥111,100(ピエール アルディ 東京)、バングル¥72,600(日本橋三越本店 本館3階ミグジュアリー〈ペリーニ〉)

白に近づけるように、色の微差を生かしてセージグリーンを繊細に重ねていく。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
佐藤 彩、小林美菜子
STYLIST :
大西真理子、押田比呂美
EDIT&WRITING :
川口夏希、下村葉月、小林桐子・池永裕子(Precious)