艶やかで美しい褐色、芳醇な香り、そして、甘美な口どけ。目にした瞬間からときめき、その小さな佳味を口にすればたちまち至福が訪れる…。

雑誌『Precious』2月号では、「ショコラとお酒、魅惑のマリアージュ」を特集。今回はその中から、揺るぎない定番やこの時期だけの奥深い味わいの限定チョコなど、美しいショコラを一挙に21点ご紹介します。

■1:ブルガリ ギンザ・バーでたしなむ、宝石のようなショコラ

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ブルガリ ギンザ・バー

常に体験したことのない極上のマリアージュを提案する「ブルガリ」のバーでいただく、宝石のようなショコラ。チョコレートは1個¥1,100~。

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■2:ブルガリ イル・チョコラート「サン・ヴァレンティーノ 2023」|人と自然の愛ある未来を願いフードロスにも取り組む

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ブルガリ イル・チョコラート「サン・ヴァレンティーノ 2023」10個入り¥14,000(ブルガリ イル・チョコラート)

時間のある週末、ホテルの部屋。そばに美しいボンボンショコラがあると満たされる。口の中でショコラの風味がふわりと広がり、柔らかな後味も美味。

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ブルガリ イル・チョコラート「サン・ヴァレンティーノ 2023」外装

ハイジュエラーとしての矜持に満ちた「チョコレート・ジェムズ」。バレンタインの限定セットには、フェアトレードのカカオと砂糖を使ったアーモンドプラリネや、自然農法で育てたグリーンレモンを使ったものなどをラインナップ。パッケージのモチーフは”ブルガリ”の『ディーヴァ』。

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■3:ティール「ビーン・トゥ・ボンボンショコラ」

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「ビーン・トゥ・ボンボンショコラ」5本入り¥3,240(ティール)

男性のリピーターも多い、丁寧な仕事のカカオスティック

コロンビア、ペルー産など5種類のカカオ豆が味わえる。シンプルななかに品のよい香りや酸味、苦味が際立ち、その丁寧な仕事は見事。パッケージはウォッシャブルペーパーでリユース可能。冬季限定。

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■4:ヴェンキ「バロック ラージギフトボックス」

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「バロック ラージギフトボックス」24個入り¥7,992(ヴェンキ)

ナッツとチョコの、究極に濃くなめらかな舌触り

ヘーゼルナッツペーストを練り込んだジャンドゥイオット3種、キューブ形の3層のチョコ4種のセット。ナッツとチョコの馥郁たる香りの余韻が心地いい。鮮やかなボックスはフォーマルな贈り物にも。

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■5:ラ・メゾン・デュ・ショコラ「エフェルヴェソンス」

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「エフェルヴェソンス」20個入り¥7,128(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)

シャンパーニュ風味のガナッシュ。エレガンスの象徴の組み合わせ

丸いチョコレートの奥には、シャンパーニュのブリュットを効かせたダークガナッシュと、華やかなロゼを効かせたミルクガナッシュ。シャンパーニュとのマリアージュは口福すぎる。

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■6:フランズチョコレート「ソルトキャラメルアソートメント」

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「ソルトキャラメルアソートメント」12個入り¥5,508(フランズチョコレート)

体温で溶けるバターキャラメルがチョコの香ばしさを引き立てる

バニラビーンズ香るソフトバターキャラメルを2種のチョコで包み、ウェールズの樫の木で燻された海塩などでクセになる甘じょっぱさ。アメリカのオーガニック認証を得た素材を使用。

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■7:ル・ショコラ・アラン・デュカス「ペピクール ミカン」

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「ペピクール ミカン」12個入り¥5,400(ル・ショコラ・アラン・デュカス)

フルーツやスパイスなどの食材を閉じ込めた美しいボンボンショコラ。

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外装

主役は日本のみかん。爽やかで甘酢っぱい口どけ

ハート形の人気ショコラの限定アソートは、みかん風味のプラリネアーモンドがたっぷりのショコラ・オ・レと、みかんの果汁を合わせたショコラノワールガナッシュの2種。凝縮した果実感の爽やかさとほろ苦さの調和が美しい。1月13日〜2月14日の限定販売(なくなりしだい終了) 。

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■8:リリアン・ボンヌフォア「ショコラ アソート 9P」

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「リリアン・ボンヌフォア ショコラ アソート 9P」9個入り¥5,184(伊勢丹新宿店)

世界のショコラ好きを魅了する、素材の個性が溶け合う口福

胡椒のガナッシュにマンゴーのジュレなど、「オテル・デュ・キャップ エデン=ロック」のシェフパティシエが愛する素材を凝縮。サロン・デュ・ショコラ2023 PART2(1月29日〜2月5日)で販売。

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■9:和光「スペシャリテ」

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「スペシャリテ」15個入り¥6,696(和光)

ひと粒ずつ丁寧にハンドメイド。大切な人に確実に喜ばれる逸品

幸福と希望への思いを込めた黄色のハートにちなみ、ゆず、金ごま×パッションフルーツ、金時豆×抹茶、金木犀など黄色の素材との組み合わせが新鮮。1月12日〜2月14日の限定販売(なくなりしだい終了)。

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■10:イエス シー ノウズ 「ペアリング8」

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「ペアリング8」8個入り ¥7,500(イエス シー ノウズ)

異色のショコラティエの情熱が生んだ、美食家もうなる未体験ショコラ

沖縄の豆腐餻、和歌山の葡萄山椒など厳選素材が食通をうならせ、羽田空港国際線JALファーストクラスラウンジでも提供される。今年はキャビアソルト、白トリュフはちみつの新作が評判。

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■11:アマン東京「オリジナルバレンタインチョコレート2023」

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「オリジナルバレンタインチョコレート2023」5個入り¥3,780(アマン東京)

フルーツとお茶が恋したショコラ。みずみずしく洗練された味わい

セイロンティー×グアバ、カモミールティー×いちご、玄米茶×カラマンシーなど、旅するように味わえる、フルーツとお茶の洗練された組み合わせ。1月30日〜2月14日の限定販売。

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■12:ジャン=シャルル・ロシュー「フルーツタブレット」

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「フルーツタブレット」¥3,564(ジャン=シャルル・ロシュー)
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外装

果汁が溢れるみずみずしい美チョコ

季節のフルーツをコーティングした麗しいタブレット。完熟いちごは、噛むたびに果汁がはじけ、甘さを抑えたビターなショコラが甘酸っぱさを一層引き立てる。毎週土曜のみ販売。

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■13:フランク・ケストナー「タブレット アプリコ トゥルヌソル」

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フランク・ケストナー「タブレット アプリコ トゥルヌソル」1枚¥2,376(伊勢丹新宿店)

サロン・デュ・ショコラの定番。毎年進化する洗練タブレット

27歳でM.O.F.を取得したシェフがつくる、毎年人気のタブレットの新作は、ひまわりの種をベースにしたプラリネとアプリコットジュレの2層仕立て。とろりとしたジュレの酸味、プラリネの香ばしさと芳醇なチョコがまろやかに混ざり合い、その味の移ろいも贅沢。サロン・デュ・ショコラ2023 PART2(1月29日〜2月5日)で販売。

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■14:ミニマル・ビーン・トゥ・バー・チョコレート「ハイカカオ」「カフェチョコ」「ニューグリーンティーチョコレート」

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1.「ニューグリーンティーチョコレート」¥1,728・2.「ハイカカオ」¥1,380・3.「カフェチョコ」¥1,728(ミニマル ビーン・トゥ・バー・チョコレート)

クラフトチョコの先駆者が精魂込めた、香り高き逸品

1:「ニューグリーンティーチョコレート」
GEN GEN AN 幻とコラボした緑茶ホワイトチョコレート。九州の玉緑茶と煎茶のみを使用。焙煎やブレンドにこだわり、水出し緑茶のようなすっきりとした味わい。

2:「ハイカカオ」
日本のビーン・トゥ・バーの先駆けとなった「ミニマル」の、カカオ86%のタブレット。ガーナとフィリピン産のカカオ豆をブレンドした力強い風味ながら、丁寧な焙煎が心地よい苦味を生み、食べやすい。

3:「カフェチョコ」
丸山珈琲とコラボしたタブレット。エチオピア産のシングルオリジンコーヒーを使用し、トロピカルフルーツを感じるコーヒーを再現。

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■15:ダリケー「カレ アソート」

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「カレ アソート」9枚入り¥1,350(ダリケー)

持続可能なカカオ生産から、カカオのナチュラルな味を届ける

インドネシアで生産者と共に栽培から管理することで、良質なカカオの個性を最大限に引き出したショコラを提供。生産者にとっても持続可能なカカオ栽培への取り組みも高く評価されている。今期はインドネシア産のカカオからひと口サイズのチョコをダーク、ミルク、ホワイトの3種で発売。数を揃えたいときにもおすすめ。

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■16:ホテルショップ『ガルガンチュワ』「ミルフィーユ ミュール」

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「ミルフィーユ ミュール」¥1,800(ホテルショップ「ガルガンチュワ」)

ブラックベリーとチョコクリーム。甘さを抑えたモダンなミルフィーユ

帝国ホテル 東京のパティスリーの新作は、ブラックべリーのコンフィチュールをチョコレートクリーム、カカオビスキュイ、パイ生地で包んだ粋なミルフィーユ。パイ生地は手折りで数百層重ね、ザクザクとした食感も後を引く。2月1日〜28日まで販売。

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■17:シヅカ洋菓子店「チョコレートサンドビスケット」「ミルクチョコレートサンドビスケット」

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「チョコレートサンドビスケット」「ミルクチョコレートサンドビスケット」各¥324(シヅカ洋菓子店 三田本店)

優しく懐かしい甘さとほろ苦さ。食べる人にも環境にも優しい

カカオビスケットでドミニカ産オーガニックカカオのビターチョコを、全粒粉ビスケットで甘いミルクチョコをサンド。材料は環境に負荷の少ない方法で栽培・収穫された国産素材が中心。

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■18:サチタカギ「ライチ」

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「ライチ」¥3,456(サチタカギ)

プランツベースの華やかなチョコ。食感も後味もふわりと軽やか

ライチピューレを閉じ込めたアイシングのエキゾチックな香り、自家製ビーン・トゥ・バーのチョコを使用した生チョコの軽やかなコク。植物成分だけでラグジュアリーな味わいを実現。バラの見た目も麗しい。

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■19:『ラ・メゾン・デュ・ショコラ』のトリュフ

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「トリュフ プレーン」90g ¥4,266(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)

パリで出合い、30年以上愛してやまないトリュフ!

「30年程前、フランス便の機内で食後にチョコとブランデーのサービスがありました。以来、高級チョコレートの虜となり、海外で買うのが楽しみに。長年好きなのが、まだ日本にお店がない頃、パリで初めて行ったラ・メゾン・デュ・ショコラのトリュフ。上品で程よい甘さのガナッシュ、箱やリボンの美しい色合いにも贅沢感があります」(「ミカコ ナカムラ」デザイナー・中村三加子さん)

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■20:「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のタブレット

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チョコレート左から/「マンディアン・オ・レ 45% ミューズリー」¥2,808、「フレ オ・レ 45% プラリネ・ヘーゼルナッツ/フルール・ド・セル」¥3,456(ル・ショコラ・アラン・デュカス)

板チョコ+ウイスキー+ミステリーが最高!

「普段はブラックコーヒーに合わせて、ル・ショコラ・アラン・デュカスのタブレットもカカオ45%の甘めを選んでいます。たっぷりのグラノーラや、しゃりっとしたプラリネと塩味の組み合わせも絶妙で、もはや極上のスイーツ感覚」(スタイリスト・押田比呂美さん)

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■21:「カネストレッリ・ディ・ビエッラ クラシック」のチョコウエハース

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「カネストレッリ・ディ・ビエッラ クラシック」12枚 ¥6,048(ピアッティ)
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外装

黄昏どき、ほっとひと息つく時間の贅沢ウエハース

「湿度が低い季節になると食べたくなるのが、イタリアのカネストレッリのウエハース。一見、オーソドックスなウエハースですが、外側のクリスピーで軽やかな食感と、ほろ苦いチョコレートの組み合わせが絶妙で、大人っぽい味のなかに懐かしさを感じます。料理家の方など、舌の肥えた方にも喜んでいただけたり、ピカピカの色鮮やかな包装紙には遊び心もあるので、撮影時の差し入れに使うことも多いです」(インテリアスタイリスト・西﨑弥沙さん)

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※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
神林 環
STYLIST :
西㟢弥沙
EDIT&WRITING :
松田亜子、安村 徹(Precious)