健康長寿日本一の滋賀の食材が詰まった春の味覚を召し上がれ

東京都心で働いていると、国内はもちろん、世界各国の多種多様な食に出合うことができます。しかし、再開発の進む日本橋エリアは、日本橋高島屋S.C.のオープンなどで選択肢は広がっているものの、まだランチの選択肢は働いている人の数に対して物足りない様子。

そこで、日本橋にある滋賀県情報発信拠点のアンテナショップ「ここ滋賀」では、春の滋賀めしフェアとして栄養満点の「滋賀めし」弁当を発売しました。

東京大学による日本の都道府県別疾病負荷研究(1990年〜2015年)によると、滋賀県は健康長寿日本一。昼の混雑や偏った栄養摂取など、食に困る近隣の人たちに、長寿県である滋賀県特有の食材を生かした健康を支える食事のメニューとして滋賀めし弁当、その名も「滋の弁 春の滋賀めし」を2019年3月9日(土)から24日(日)までの期間限定で販売しています。宝石箱のようにキラキラとしていて春を感じますね。

近江野菜とビワマスの蒸しちらし¥850(税込)
近江野菜とビワマスの蒸しちらし¥850(税込)
日本一の大きさを誇る琵琶湖に住むビワマス。
日本一の大きさを誇る琵琶湖に住むビワマス。

大学教授が監修した寿司飯なのに塩分控えめのお弁当

春のお弁当は、近江野菜とビワマスの蒸しちらし。メニューの開発は、立命館大学スポーツ健康科学部教授の海老久美子先生が監修。お弁当の中には野菜が約130g入っていて、1日に必要な野菜摂取量の3分の1を摂ることができます。

滋賀県産のものは、山葵菜とビワマス、ロウカット玄米を使用。ロウカット玄米とは新技術により玄米表面の蝋層を均一にカットしたことで白米のようにふっくらと炊ける玄米。今回は滋賀県産のみずかがみの玄米を使っています。玄米とほぼ同等の栄養成分でありながら、カロリーも糖質も白米より少なく、白米のようにふっくらしているというものです。

「寿司飯は塩分やカロリーが多くなりがちですが、工夫を重ねてお弁当ひとつで500キロカロリーちょっとに抑えました。また、健康管理に大切なたんぱく質抗酸化作用をもつビタミン A・C・Eや食物繊維をしっかり摂ることができます。筍やラディッシュなど根菜類を豊富に入れており、よく噛むことで満腹中枢を刺激し、満足度もアップさせる効果もあります」(海老先生)

今回試食させていただいたのですが、酸味のあるちらし寿司スタイルのお弁当は、疲れているときでも食べやすくて午後の活力になりそう。玄米と根菜でもぐもぐしていると、確かに噛みごたえがあるので意識せずとも咀嚼回数が増え、見た目の量以上の満足感を感じます。

海老久美子先生
海老久美子先生
海老先生がJA全農と大豆問屋の松尾商店と開発した国産大豆のフィナンシェ「SOY LETES」も「ここ滋賀」で発売。プレーン、抹茶、チョコの3種類。
海老先生がJA全農と大豆問屋の松尾商店と開発した国産大豆のフィナンシェ「SOY LETES」も「ここ滋賀」で発売。プレーン、抹茶、チョコの3種類。

お弁当の販売は「ここ滋賀」1階のSHIGA'S BARにて11時半から。売り切れ次第終了です。今後も夏、秋と期間限定の「滋の弁」シリーズは継続予定。いずれも旬を感じられる食材を使い、滋賀の味を都心に届け、ゆくゆくは滋賀へ訪れてほしいという想いも込められています。

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この記事の執筆者
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WRITING :
北本祐子