冬から春への季節の変わり目は、
本当に着るものに悩みますよね?
日中は15℃前後とかなり暖かくなるのに、
朝晩は5℃前後になる日も少なくありません。
防寒対策も必要なのに、気分は「もう、春」だから、
色も素材も暗い冬物にはうんざりです。

ニット_1,デニム_1,ファー_1,ホワイト_1,パンプス_1
さらなる防寒対策として、オフ白のカシミヤストールも携帯。ニット・デニム/ユニクロ ファージレ/カール ドノヒュー サングラス/マックスマーラ ピアス/サイモン アルカンタラ バッグ/DRAGON 靴/KATIM

そこでこの日は、素材は冬だけど、色は春…
ということで、オール白の着こなしに挑戦です。
ちょっとフレアになったシルエットといい、
くるぶしが見える丈感といい、
なかなか優秀なホワイトデニムを入手したので、
ボトムはそれに決まり。
合わせるアイテムにカシミヤ素材のニットと
ムートン素材のジレを選んで、朝晩の寒さに備えます。

冬の白は少しクリーミーな色合いですが、
春の白はブライトな純白なので、
靴やバッグの小物は、春の白に合わせてセレクト。
全身を白~オフ白のグラデーションにする感覚です。
温もりはあるけれど、春らしく爽やか…
そんなコーディネートになったかと思うのですが、
いかがでしょうか?

パンプス_2
アッパーに施されたメダリオンといい、コバのつくりといい、メンズの靴を彷彿させるデザインに惹かれました。靴/KATIM

さてこの日の着こなしには、ホワイトデニムのほかに
もうひとつ、新しく入手した春の白=靴の存在が。
買い物には慎重なほうだと自認している私ですが、
展示会でひと目惚れして購入した
日本のブランド「KATIM(カチム)」のヒールです。

このブランドを立ち上げた小坂英子さんは、
オーソペディシューテクニック(ドイツ整形外科靴学)を
日本で学び、整形外科靴技術者の証明である
整形外科靴ゲゼレ国家資格を取得しているのだそう。
それだけにローヒールに慣れた足でも快適に履ける
ヒールパンプスが充実しています。

私がセレクトしたのも、そのうちの一足。
ヒールは7㎝ほどと、私にしては高めですが、
現代人のさまざまな足や、立位と歩行時の足の状況を
独自に解析してつくられた木型(ラスト)で、
びっくりするほどのフィット感と楽ちんさです。
色も春夏に映える純白のパンプス…
これからの季節の足元に欠かせなくなりそうです。

(写真/エディターH&J 文/エディターJ)

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