「100本のスプーン」の3店舗目は「家族でアートを楽しむレストラン」

素敵なレストランをたくさん知っている夫婦に子どもが生まれたとき、小さな子どもを連れて家族でお出かけできるところがまだ少なくて…。そんなご家族にぴったりのファミリーレストラン「100本のスプーン」が、東京都現代美術館内に3店舗目をオープンしました。こちらのテーマは「家族でアートを楽しむレストラン」。

営業時間は11時から18時まで(17時ラストオーダー)。単品のお料理のほかにも、オトナとコドモのランチコースが用意されています。「前菜/メインディッシュ/デザート/自家製パン/ドリンク」がセットになっており、メインディッシュを3種類から選ぶスタイル。季節や仕入れ状況によってメニューが変わりますが、この時期は鶏もも肉のコンフィ、沼津産ブリの香草パン粉焼き、100本のビーフシチューの3種類から選ぶことができます。ランチコースは、ママ友の集まりや家族のハレの日のお祝いにぴったり。

エントランス横の待合スペースも、積み木が用意されるなどキッズフレンドリーなお店です。
エントランス横の待合スペースも、積み木が用意されるなどキッズフレンドリーなお店です。
コースの一例。「オトナのランチコース」は平日¥1,890、休日は¥2,190。子どもにもフォークとナイフで食べるランチコースが提供されます。
コースの一例。「オトナのランチコース」は平日¥1,890、休日は¥2,190。子どもにもフォークとナイフで食べるランチコースが提供されます。
燻製ベーコンのナポリタン。トマトの味が濃くて、野菜を感じられる味わいでした。
燻製ベーコンのナポリタン。トマトの味が濃くて、野菜を感じられる味わいでした。
コースのデザートは自家製プリンでした。
コースのデザートは自家製プリンでした。

どの席に座ってみんなでアートになる?

こちらの店舗でぜひ気にしてほしいのが、座るお席について。訪れている人の多くがまだ気が付いていないようですごく残念だったのです。いくつかポイントになる席や遊べるアートの仕掛けをピックアップしたので、こちらのレストランをもっと楽しむ参考にしてください。

■1:額縁のなかのアートになれるボックスシート

絵になれるボックスシート
絵になれるボックスシート

店内奥にある3つのボックスシート。よーく見ると、壁にある額のなかには座っている自分たちの姿が映っています。食事をしている自分たちが絵になってしまう、不思議な体験ができます。

■2:天井に鏡があるテーブル席

天井に鏡があるテーブル席
天井に鏡があるテーブル席

ちょっとこれは難易度高めなのですが、店内の一角のみ天井に鏡がついているところがあります。そこに座って天井の鏡を撮ると、ちょっと不思議なトリックアート的な写真が撮れるという席。レストランでの記念写真ってどうしてもカメラに正面を向いた姿になりますが、ここならば真上からのショットが狙えるし、新しいアイディアを考えてみるのも楽しそう。

■3:子どもが遊べる店内アート

「100本のスプーン」では、メニューの表紙が塗り絵になっています。席にも色鉛筆が用意され、お子様が料理が届くまで退屈しないように配慮されています。さらに、こちらの店舗のキッズスペース「アトリエ」では、大きなふたつの彫刻にシールを貼って作品づくりに参加できるというアートもあり、すでにたくさんの子どもたちが楽しんでいる模様。

「100本のスプーン」の現在の表紙の塗り絵は名画がモチーフ。
「100本のスプーン」の現在の表紙の塗り絵は名画がモチーフ。
オープン1週間でこれだけのシールが貼られています。埋め尽くされるのもすぐ!?
オープン1週間でこれだけのシールが貼られています。埋め尽くされるのもすぐ!?

通路も広めにとられており、ベビーカーで座席まで行けるのでお母さんが赤ちゃんと訪れている姿も何人か見かけました。月齢にあわせた初期・中期・後期の離乳食を無料で提供するなど、赤ちゃん連れのご家族にうれしいサービスも。離乳食も季節の食材をつかってシェフがレシピを考案しているそうですよ。

すでにお母さんたちのお出かけスポットや、近隣の方のお散歩スポットとして活用されているよう。東京都現代美術館を訪れた際には、フードスポットも要チェックです!

※掲載した商品はすべて税抜です。

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2019.5.9 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
北本祐子