もうすぐ、梅雨のシーズンが到来! じとじとと湿っぽい雨の日は、どうしてもファッションが二の次になってしまいがちですよね。そんなときに頼りたいのは、防水機能を備えた機能的なレインアウターです。

レインコートに代表されるレインアウターは、水滴や汚れを寄せ付けない「守り」のイメージがありますが、実は装いを華やがせる「攻め」のキーアイテムにも使えます。この逆転コーデを使いこなしているのは、どんなときでもパーフェクトな海外のセレブリティーたち。個性的なアウターを選んで、おしゃれな雨の日スタイルを楽しんでいるようです。

加えて、かさばりがちなアウターを、スリムに着こなす、そんなテクニックも堂々と披露! 今回は、今すぐお手本にしたいと思わせる、見所満載なレインスタイルをチェックしていきます。

美しすぎる!今すぐ参考にしたい「海外セレブのレインスタイル」5選

■1:長短レイヤードでホッソリ美脚を披露

散歩をするBradley Cooper(ブラッドリー・クーパー)氏とIrina Shayk(イリーナ・シェイク)氏
黒ルックとのコントラストを際立たせている、ベージュカラーのレインブーツ

レインコートは雨の日に頼れる存在ではありますが、重たく見えがちなのが難点でもあります。かさばって見えないようにするには、内側に着るウエアとのコンビネーションが決め手になります。

夫である人気俳優、Bradley Cooper(ブラッドリー・クーパー)と、雨の日でもハッピームードでお散歩を楽しむのは、モデルのIrina Shayk(イリーナ・シェイク)。ミニ丈のワンピースにロング丈のレインコートを重ね合わせ、「長短ミックス」のコーデに整えました。裾丈の大胆なアンバランスがレッグラインをスッキリ見せています。

■2:華やぎカラー投入でハッピームードをまとう

ピンクのレインコートを着たAlexa Chung(アレクサ・チャン)氏
コートとパンツによる「ロング×ロング」のトレンドシルエットで、落ち感をアピール

雨の日ルックはダーク系のトーンが多く、沈んだムードになりがち。雨滴や水跳ねで汚れやすいので無難なチョイスに落ち着くのは仕方のないことですが、あえて鮮やかなビタミンカラーを迎えれば、気分も上向きます。

ファッショニスタのAlexa Chung(アレクサ・チャン)が選んだ切り札ピースは、ピンクのレインコート。パイソン柄のバッグもピンクで合わせて、ハッピー感をアップ! カーキ色のパンツで甘辛のコントラストを際立たせました。

■3:軽やかムードを漂わせるPVCマジック

半透明のPVCアウターを着たKate Bosworth(ケイト・ボスワース)氏
黒を主体に、白系の薄物アウターを重ねるまとめ方は、通勤コーデの参考になりそう

今やトレンド素材に浮上した、透けるPVC素材は、水を弾くから、レインウエアに向いています。艶めきや透明感も涼やかなムードを呼び込むので、レインルックから重たさをオフしてくれそう。

女優のKate Bosworth(ケイト・ボスワース)は、半透明のPVCアウターをオン。黒のパンツに合わせて、モノトーンでまとめました。軽い質感のマウンテンパーカーをはおるような感覚で、アウターを重ねて、爽やかな着映えに。トレンドのアウトドアテイストをさりげなく取り入れるうえで参考になります。

■4:クラシックアイテムに独自の遊びをプラス

撥水トレンチコートを着こなすNicky Hilton(ニッキー・ヒルトン)氏
レギンスとレインブーツで足元を軽快に演出

撥水加工を施したアウターは、最後に重ねるだけで、手軽に雨の日コーデを成り立たせてくれます。ファッショニスタとして注目度の高いNicky Hilton(ニッキー・ヒルトン)は撥水トレンチコートで凜々しく、雨の街へ。

着こなしのポイントは、ボタンをきちんと留めないで、無造作気味に打ち合わせたところ。カシュクール風に少しずらして斜めに重ねたおかげで、こなれ感が生まれました。キュッと結んだベルトのウエストマークもクール。雨の日は髪が乱れがちなので、このようにまとめ髪にして帽子でまとめると、コンパクトに整えられます。

■5:トレンドのチェックを全面に押し出した最旬スタイル

赤チェック柄のレインコートを着こなすBella Hadid(ベラ・ハディッド)氏
ロングベルトでウエストマークして自然な着痩せ効果を発揮

表面にビニール樹脂を張ったウエアは、雨を弾くだけではなく、艶やかさや元気感も添えてくれるので、雨の日ルックをシャイニーに彩ります。

モデルのBella Hadid(ベラ・ハディッド)は、艶やかな赤チェック柄のPVC張りレインコートに身を包みました。ベルトを長く垂らして、縦落ち感を引き出しています。コートの色柄が目立つ分、シンプルなトップスやジーンズをチョイス。華やかなレインコートが全体の印象を強めて、レインコーデでも平凡に見えない着映えに仕上がりました。


レインアウターはついつい実用性を優先して、汚れが目立ちにくい“地味め”のアイテムを選びやすいのですが、色や素材感をひと工夫するだけで、おしゃれ指数がUPします。着こなしのレパートリーを広げておけば、憂鬱になりがちな雨の日も楽しみになるはず! まずは、お手本コーデのアレンジを参考に、梅雨の装いを楽しんでみてください。

関連記事

この記事の執筆者
多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報、着こなし解説などを発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かした解説が好評。自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い。著書に『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(学研パブリッシング)がある。
PHOTO :
AFLO
WRITING :
宮田理江
EDIT :
石原あや乃