サマールックに欲しくなる涼やかさやクリーンムードを兼ね備えているのが、真っ白なオールホワイトのコーディネートです。しかもうれしいことに、上品でエレガントな雰囲気まで手に入るから、夏のおしゃれを応援してもらいたくなります。

格上のホワイトルックに仕上げるには、わずかな「引き立て色」を添えたり、エアリーな素材を選んだりするアレンジが効果的。大人っぽく優美にまとめるホワイトコーデのポイントを、お見事ルックから、おさらいしていきましょう。

定番からトレンドまで網羅!2019年春夏のホワイトコーデ決定版

■1:甘さ控えめの「大人のレース」で気品をまとう

レースを全体にあしらった白いワンピースを着た女性
抜け感を漂わせる足元のPVCサンダル

白一色の装いに、ノーブルな風情を添えてくれるのが、程よい透け感のあるレース入りウエアです。レースを全体に配したワンピースは、気品を醸し出してくれます。

透け具合が気になるときは、薄手のはおり物を重ねて。シャツワンピースなら、風合いの違いが際立って、爽やかサマーレイヤードに整えられます。ロングネックレスで縦落ち感をプラス。手元の赤いクラッチがホワイトの透明感を引き立てています。

■2:細部に技を秘めた「垢抜けスーツ」でアップデート

白のパンツスーツを着た女性
マニッシュやテーラード、'80年代風など、複数のトレンドをさりげなくミックス

復活がめざましいアイテムのひとつにスーツがあります。なかでもパンツスーツはお仕事ルックの代名詞的存在でしたが、近ごろはシーンフリーに着こなすのが新たな流儀。

オールホワイトを選べば、ありふれたスーツのイメージを抜け出せます。ディテールで動きを出すと、こなれ感もアップ。着物風に打ち合わせるカシュクール、太いベルトでのウエストマークなど、アイキャッチーな演出を取り入れて、さらに垢抜けたスーツルックに仕上げました。

■3:拔け感で魅せる「大人のジャンプスーツ」スタイル

白いジャンプスーツを着た女性
ホワイトルックを引き立てる黒のストラップサンダルをあえて投入!

身軽に動きやすいジャンプスーツは、春夏向きのアイテムです。ボーイッシュに見えやすいところがありますが、白で統一すれば、清楚な佇いに。

袖にふくらみをもたせれば、優美な雰囲気もまとえます。カシュクールや七分袖、拔け感あるクロップド丈などでコンパクトにまとめれば、膨張色の白でも安心です。

■4:「ロングスカートと技あり小物」のトレンドミックスでセンス良く

白いセットアップを着た女性
あえてバッグだけに色・柄を迎えた、達人級のスタイリング

量感のたっぷりしたウエアに白を写し込むと、気品を引き出せます。例えば、布を贅沢に使って、ドレープを効かせたマキシ丈スカートは、レディーライクな着映えに。

さらに、セットアップのトップスも白でまとめれば、イノセントなムードを醸し出せます。アイウエアや靴まで白で統一して、格上感を印象づけました。

■5:1枚で過ごしたくなる、シャツワンピの正解コーデ

白いシャツワンピを着た女性
ミニ丈とヒールサンダルのコンビネーションで脚長イメージを強調

白とシャツの愛称が抜群なのは、誰もが知るところです。だから、白シャツの着丈を長くしたシャツワンピースは、爽やかで凜々しい印象に。清潔感やきちんと感も備わっているので、1枚で過ごしたい時季にぴったりです。ヒョウ柄バッグのスパイシーなアクセントが、大人女性ならではのスタイルを格付けています。


オールホワイトのコーデは、蒸し暑い時期に涼やか感をアピールできるので、周りからも喜ばれる装いです。今回ご紹介したおしゃれプロたちは、バッグやベルト、靴など、1点だけ色を加えて、白を引き立たせる鉄板技を取り入れていました。

一段とクリーンで清楚な印象をまとえる「プラス1色」の法則を使って、この夏は、さらにホワイトルックを楽しんでみませんか?

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この記事の執筆者
多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報、着こなし解説などを発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かした解説が好評。自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い。著書に『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(学研パブリッシング)がある。
PHOTO :
AFLO
WRITING :
宮田理江
EDIT :
石原あや乃