【目次】
- 【1】「リンパ節」を刺激して、顔のむくみを簡単に解消
- 【2】「咬筋」をほぐし、ほうれい線を消す!10秒マッサージ
- 【3】「舌骨筋群」を鍛えて二重顎を解消する体操
- 【4】「口輪筋」「眼輪筋」に効く目&べろ回しエクササイズ
- 【5】「鎖骨」のリンパの詰まりを解消するマッサージ
【1】「リンパ節」を刺激して、顔のむくみを簡単に解消
むくみの最大の原因は「リンパの滞り」。むくみの解消には、リンパ節のつまりを解放することが先決です。
STEP1:耳の後ろ、下あごの上部の骨に親指を引っかけて固定する
親指が当たる部分は、顔の周りにあるリンパ節のひとつ。リンパの流れが滞り、ここが詰まると余分な水分が溜まりむくみ顔に。両方同時に行ってもいいし、片方ずつでもOK。
STEP2:親指を引っかけたまま、「アグアグ」といいながら口を開閉する
ただ圧をかけるだけでも効果はありますが、口を「アグアグ」と開閉することで、リンパ節の周りの筋肉に深く圧がかかり、老廃物が流れやすくなる。
【まとめ|「リンパ節」を刺激して、顔のむくみを簡単に解消4か条】
・顔が大きくなったように感じるのは太ったわけではなく、むくみによる輪郭のゆるみが原因のひとつ。
・リンパの滞りがむくみの最大の原因なので、リンパ節のつまりを解放することが先決。
・ 老廃物と余分な水分を流すために、耳の後ろにあるリンパ節部分に圧をかけてつまりを解消。
・硬く凝り固まっている人ほど滞っている可能性が。
・アグアグと口を開閉することでしっかりと圧がかかる。
初出:たるんだフェースラインは耳の後ろを刺激するべし!仕事中でもできる簡単マッサージ法
【2】「咬筋」をほぐし、ほうれい線を消す!10秒マッサージ
耳周りの筋肉、「咬筋(こうきん)」をほぐして弾力を復活させることが、ほうれい線除去の近道です。
STEP1:手を軽く丸めて、耳全体を覆うように当てる
これが基本の位置。親指の付け根がエラの位置で、人さし指、中指、薬指、小指の4本の指が耳を覆い、手のひらでフェースラインを押さえる。
STEP2:耳まわりを円を描くように手を動かす
STEP1の状態から、外回しに15回、円を描くようにマッサージ。
【まとめ|「咬筋」をほぐし、ほうれい線を消す!10秒マッサージ4か条】
1.ほうれい線は皮膚だけの問題ではないのでスキンケアだけでは解決しにくい。
2.ほうれい線が深くなるのは耳周りの筋肉、咬筋が硬くなることが大きく影響しているから。
3.耳周りの筋肉、咬筋をほぐして弾力を復活させることが解決の近道に。
4.耳を手で覆い外回しに円を描くようにマッサージを。頬がキュッと引き上がり、ほうれい線が消え小顔効果も。
初出:たった10秒で完了! ほうれい線を消して小顔になる、簡単「耳ほぐし」マッサージとは?
【3】「舌骨筋群」を鍛えて二重顎を解消する体操
あご下に舌を動かすための「舌骨筋群(ぜっこつきんぐん)」という筋肉の集まりは、加齢とともに衰えがち。血液やリンパの流れが滞ってむくみがおこり、もったりとした二重あごになってしまうので、定期的に鍛えるのが小顔に繋がります。
STEP1:カギ形に曲げた人さし指を使う
人さし指をカギ形に曲げて、第一関節から第二関節の平らな部分を使います。
STEP2:あご先の骨から2㎝内側に圧をかける
あご先の骨から2㎝ほど内側の骨の際に、グッと入り込むくぼみがあるので、STEP1でつくったカギ形に曲げた人さし指で圧をかけます。
STEP3:英語の巻き舌のようにして「ら・り・る・れ・ろ」と発音
STEP2のようにあご下に指で圧をかけたまま、英語のRの発音のように、巻き舌で「ら・り・る・れ・ろ」と大きく口を動かす。これを5回繰り返す。
【まとめ|タプタプ二重あごがすっきり。舌を動かしてあご下を引き締めるメソッド4か条】
1.太らなくても二重あごになるのは、舌の筋肉の衰えが原因。
2.舌を大きく動かすことで、舌の筋肉を鍛えて、溜まった老廃物を流すことができる。
3.英語のRの発音をイメージして「ら・り・る・れ・ろ」と発音すると舌の筋肉のトレーニングに。
4.人さし指であご下に圧をかけて、舌を動かす筋肉=舌骨筋群に負荷をかけると効果的。
初出:日本人は二重あごになりやすい!?あご下のたるみには「舌の筋トレ」が効く
【4】「口輪筋」「眼輪筋」に効く目&べろ回しエクササイズ
「口輪筋(こうりんきん)」「眼輪筋(がんりんきん)」に効くエクササイズは、しわやたるみの出やすい口元&目元を一緒に効率よく改善可能になります。
STEP1:眼球と舌を同時に1周させる
姿勢を正して座り、顔を正面に向けます。舌先を上唇と歯茎の間にしっかりと入れ、眼球と一緒に舌をゆっくりと1周させます。時計回りと反時計回りを各3回、行ってみてください。
STEP2:口角の斜め上を舌で3秒押す
2時と10時の方向に筋肉のつなぎ目があり、血流が悪くなりがちなので、その場所のみ1周させる途中で、3秒間舌先で押し続けます。
STEP3:首の筋肉を優しくさする
舌を動かし続けると首のあたりまで負荷がかかるので疲労感を覚えるもの。耳の下あたりから首の前側まで数回優しくさすり、クールダウンしておきましょう。
【5】「鎖骨」のリンパの詰まりを解消するマッサージ
鎖骨にあるリンパ節のつまりによって、顔に血流がいかなくなり、むくみ、肌荒れ、くすみを引き起こす…。
STEP1:リンパ節のある鎖骨の手前側の4か所をプッシュ!
のどぼとけ側から外側に向かって4か所プッシュをして圧をかけるとコリがほぐれて、血流もリンパの流れも改善。さらにここには頭を傾ける働きをしている「斜角筋(しゃかくきん)」があり、これがほぐれることで、首こり解消にもいい。
STEP2:プッシュしながらイヤイヤと首を振るとより効果的
中指でしっかりと押さえたまま、「イヤイヤ」というように、小さく首を横に振る。これを5回。負荷がかかるので、コリがしっかりとほぐれて、リンパの流れが改善。
STEP3:プッシュしながらウンウンと縦に首を振る
中指でしっかりと押さえたまま、「ウンウン」というように、小さく首を縦に振る。これを5回。さらなるデトックス効果が。
STEP4:仕上げに大胸筋をさすってほぐす
第二関節の平らな部分を使って、前胸部の広く平たい筋肉「大胸筋(だいきょうきん)」をほぐしていく。右手のこぶしで左側の大胸筋をほぐすが、こぶしにしっかりと力を入れて骨にまで圧をかけるように、写真のように5~10㎝の幅で5回スライドさせながらマッサージを。体の中心側から行い、次にこぶしの位置を肩側に向かってずらし、同様に行う。
初出:顔に触れないのに小顔効果絶大!むくみ、二重あごに効く「鎖骨リセット」マッサージ
- TEXT :
- Precious.jp編集部