季節を問わず使える、着回し力に優れた白シャツ。今回は白シャツを使った、夏のおしゃれコーデを雑誌『Precious』からピックアップ!

さまざまな色・形のパンツやスカートと合わせたり、アウターとしてはおったり、大人のおしゃれを無限に広げてくれる白シャツを、ぜひ活用してみてください。

【目次】

レディース夏の白シャツコーデ


【1】白シルクシャツ×黒パンツ

時計(パテック フィリップ)、シャツ・パンツ(イヴ・サンローラン〈サンローランバイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
時計(パテック フィリップ)、シャツ・パンツ(イヴ・サンローラン〈サンローランバイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

ほんのり透け感のあるシルクのシャツはカマーベルトがアクセントになったマニッシュなパンツと合わせて、定番のモノトーンスタイルに迫力をプラスしましょう。

さらに手元に品格を宿すのは、本格派の大ぶり時計。ホワイトアリゲーターのベルトと、マザーオブパールフェースが醸し出す上品な白の世界は、ビッグサイズで存在感はありつつも優しげな印象に仕上がります。ジュエリーはいっさいつけず、潔く時計のみに。

【2】白シャツ×黒パンツ

シャツ・パンツ・ネックレス・時計・バッグ『トラペーズ』・手に持ったノートカバー・デスク上の小物/手帳カバー『アジェンダPM』・レフィル・車のペーパーウエイト・ラウンドのクリアケース(ルイ・ヴィトン)、デスク・チェア・ライト(リビング・モティーフ)、その他/私物 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
シャツ・パンツ・ネックレス・時計・バッグ『トラペーズ』・手に持ったノートカバー・デスク上の小物/手帳カバー『アジェンダPM』・レフィル・車のペーパーウエイト・ラウンドのクリアケース(ルイ・ヴィトン)、デスク・チェア・ライト(リビング・モティーフ)、その他/私物 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

端正な白シャツでキャリアシーンをキリッと見せて。

【3】白シースルーシャツ×白ワイドパンツ

コットンのシースルーシャツ・パンツ(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、2連使いしたパールネックレス『ジーグフェルド』・重ねたシルバーのボールリング『ティファニー ハードウエア』(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年
コットンのシースルーシャツ・パンツ(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、パールネックレス・ボールリング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年

シャツ襟の知性に、透ける素材の官能的な美しさが出合う一着。ゆるく結んだ袖口のあしらいが、優雅な気持ちにしてくれます。ワイドパンツをハンサムに合わせたら、長いパールネックレスをさりげなく垂らして女性らしく。

【4】白リネンシャツ×グレーパンツ

リネンのシャツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉) コットンリネンのパンツ(ブラミンク) ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉) 眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)リング ・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス) バッグ(モワナ メゾン GI NZA SI X) 靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
リネンのシャツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、コットンリネンのパンツ(ブラミンク)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、リング ・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

すっきりとした足首魅せ&ハイウエストでスタイルアップがかなう9分丈パンツが、この夏いち推しのシルエット。モード感漂うデザインの靴で、かっこいい女らしさに導いて。注目のバンドカラーシャツもかしこまっていないのに、きちんとして見えるカジュアルセンスのあるアイテムです。

【5】白シャツ×ネイビーラップスカート

スカート・シャツ(3.1 フィリップリム ジャパン)、ピアス・ブレスレット・リング(シャンテクレール 東京店)、時計(オメガ)、眼鏡(シャネル アイウェア事業部) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年
スカート・シャツ(3.1 フィリップリム ジャパン)、ピアス・ブレスレット・リング(シャンテクレール 東京店)、時計(オメガ)、眼鏡(シャネル アイウェア事業部) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ピンストライプのスーツ生地を用いた、ビジネスシーンにふさわしい「美デザインスカート」。サイドにシャーリングを施すことで、フェミニンなシルエットを実現。パフスリーブのシャツやスウィングピアスをクリーンな白でそろえて、清潔感のある着こなしに。スカートはストレッチのきいたウール素材で、ストレスフリーの着心地。アシンメトリーなデザインが、ひざ下をすっきり長く見せてくれます。

【6】白シャツ×オレンジパンツ

シャツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、パンツ(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年
シャツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、パンツ(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

鮮やかな配色もつかず離れずのシルエットでこなれた印象に。シャツの裾スリットからちらりと見えるオレンジが、自然に縦ラインを強調してくれます。

【7】白シャツ×黒ワイドパンツ

ジリアン・ダヴィソン 撮影/©Kinta Kimura BY:『Precious8月号』小学館、2018年
ジリアン・ダヴィソン 撮影/Kinta Kimura BY:『Precious8月号』小学館、2018年

ファッションディレクターのジリアン・ダヴィソンは、オーバーサイズのシャツとハイウエストのワイドパンツで、知性とモード感が両立した格上のモノトーンスタイルを実現しています。

【8】白シャツ×白パンツ×スカーフ

シャツ(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカーフ『プチ・アベイユ』・バングル手元から/『ジグザグのサングル』・『新・馬着』(エルメスジャポン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年
シャツ(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカーフ『プチ・アベイユ』・バングル(エルメスジャポン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

艶やかな光沢とハリが美しいシンプルシャツは、どんな着こなしにも映えるオールマイティーなアイテム。この夏は、さまざまな表情を重ねたオールホワイトな装いで。合わせるパンツもスカーフも異なる素材感のものを選び、奥行きのある「白」の着こなしを実現しましょう。

【9】白テイルシャツ×黒パンツ

シャツ・バッグ(リシュモン ジャパン〈アライア〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ブレスレット・リング(フレッド)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン〈ジャンヴィト ロッシ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
シャツ・バッグ(リシュモン ジャパン〈アライア〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ブレスレット・リング(フレッド)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン〈ジャンヴィト ロッシ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

後ろ側の裾が特徴的なテイルシャツが主役のカジュアル。ウエスト周りをスッキリと見せつつ、気になるヒップをさりげなくカバーし、体型補正もしてくれるデザインも秀逸です。変化球のシルエットにトライすることで、白シャツ×スティックパンツの定番スタイルもドラマティックな印象に。メリハリのある黒と白のモノトーンで、さらにすっきり度もアップします。

【10】白コットンシャツ×白パンツ

コットンのシャツ・パンツ(シーエイチ キャロリーナ ヘレラ銀座店)、ショートペンダント『ペルレ』・ロングペンダント『フリヴォル』・ロングネックレス『ヴィンテージ アルハンブラ』・リング『ペルレ』(ヴァン クリーフ&アーペル) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年
コットンのシャツ・パンツ(シーエイチ キャロリーナ ヘレラ銀座店)、ショートペンダント『ペルレ』・ロングペンダント『フリヴォル』・ロングネックレス『ヴィンテージ アルハンブラ』・リング『ペルレ』(ヴァン クリーフ&アーペル) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年

大人の女が着る白シャツは、シルエットもディテールも華やかでありたい。たっぷりと贅沢な布使いで、身ごろと袖が一体になったスキッパーシャツは、袖口をリボンで絞って、ふんわり。ゴールドネックレスを重ねれば、こっくりとした女らしさが表現できます。

【11】白シャツ×黒フレアスカート

スカート(サポートサーフェス)、シャツ(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/淺井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2018年
スカート(サポートサーフェス)、シャツ(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/淺井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

和の空間では、座り姿も美しい、ひざ下丈のフレアスカートが重宝。涼やかなメッシュ素材のスカートは、生地の重なり部分がフリルのようになったモダンなデザイン。存在感のあるスカートだから、白シャツを合わせるだけで印象的に仕上がります。

【12】白シャツ×グレージャケット×グレーパンツ

ジャケット・パンツ(ebure〈ebure〉)、シャツ(ドゥロワー 丸の内店〈ブリエンヌ〉)、ネックレス(2本つなげて使用)(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・パンツ(ebure〈ebure〉)、シャツ(ドゥロワー 丸の内店〈ブリエンヌ〉)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

ナチュラルな風合いのグレイッシュネイビーのリネンジャケットは、軽やかにはおれる一枚。この夏、インには、バンドカラーシャツを。王道のシャツほどかっちりせず、ブラウスほど気構えない注目アイテムで、ジャケットに新しい表情をもたらしてくれます。襟元を開けると、すっきりと見え、小粋なカジュアル感も高まります。

【13】白シャツ×水色スカート

スカート・シャツ・バッグ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年
スカート・シャツ・バッグ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

知的な雰囲気が漂う、アシンメトリープリーツのスカートには、限りなく白に近いパウダーブルーのシャツを合わせてフレッシュに。淡い色調をくずさないように、小物も白やベージュでまとめるのが正解です。

やわらかな素材を組み合わせたフェミニンな着こなしでも、シャツの襟元に浮かぶ、Vラインが顔立ちをシャープに演出。スカートは風をはらんで軽やかに揺れる爽快なライトブルー。ウエスト部分から流れるように施されたプリーツ使いが、たおやかな雰囲気を醸し出してくれます。

【14】白シャツ×グレージャケット×ネイビーパンツ

ジャケット・シャツ/仕様変更あり・パンツ・ベルト・ブレスレット・バッグ『ミラMM』・靴・トロリー『ホライゾン50』 (ルイ・ヴィトン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・シャツ・パンツ・ベルト・ブレスレット・バッグ『ミラMM』・靴・トロリー『ホライゾン50』 (ルイ・ヴィトン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

ハンサムな仕立てのジャケットが主役。ダブルブレストのセンターにジップを施した辛口な一着には、フリルがあしらわれたシャツを合わせて女らしさも忘れずに。

白シャツをはおる夏のレディースコーデ


【1】白ロングシャツ×グレーパンツ

シャツ(アマン〈アンスクリア〉)、パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年
シャツ(アマン〈アンスクリア〉)、パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

コーディネートをあれこれ考える時間がない! そんな夏の朝は、ピュアな白のロングシャツを、コートのようにはおって颯爽とオフィスへ。肌が透けて見えるほどの極薄のコットンに、ほのかに艶のあるシルクリネンのグレーパンツが重なり、涼やかな女らしさを実現してくれます。バッグや靴もメタリックなシルバーを合わせてクールな女らしさを目指しましょう。

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