加賀百万石の繁栄のもと花開いた伝統と、新たな時代の文化が美しく融合する金沢。この記事では、大人の女性をも魅了する艶やかな古都・金沢より、特におすすめしたいレストランをピックアップし、ご紹介します。

プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』で口コミ評価が高いお店と、料理人の顔が見えるグルメ・レストランサイト『ヒトサラ』でシェフがオススメするお店、そしてラグジュアリーマガジン『Precious.jp』に掲載されたお店から、金沢にあるおすすめしたい名店を10軒、厳選しました。

【目次】

ランチプランが人気の金沢のレストラン


【1】山乃尾(やまのお)|和食

山乃尾
山乃尾 情報提供:一休.com

その開業は明治23年。北大路魯山人をして「北陸一等の名物男、金沢の国賓、茶会の偉材」と言わしめた好事家を初代主人に持つ料理旅館「山乃尾」。静かな門は、日常とは切り離された、奥深く美しい世界への入り口。それをくぐると、一棟一棟独立した離れの部屋へと案内されます。

完全にプライバシーが保たれた空間で、京都に次ぐ規模を誇る芸妓の唄や踊りを楽しめるのも、特筆すべき点。一見敷居が高く感じられますが、ドレスコードは「普段着のままで」。そこには、型を気にしすぎることなく、金沢の芸能文化と一期一会の宴席を楽しんでほしいという、老舗料亭の思いが込められているのでしょう。

山乃尾
山乃尾 情報提供:一休.com

加賀百万石のもと栄えた茶の湯・陶芸など華やかな文化と、この地の山海の恵みとが出会い育まれた、独特の加賀料理。それは魯山人をも魅了し、ここを度々訪れたといいます。

たとえば春なら、薄紅色が美しい、産卵前の「桜鯛」を使った鯛飯や、新鮮な「たけのこ」。冬は、石川県名産・加能ガニのメス「香箱ガニ」をたっぷり合わせた釜炊き飯。季節の訪れを告げる金沢の食材が、宴に更なる華を添えてくれます。

おすすめのランチプランは「【里山会席】能登鰻と山の幸コース(5~9月限定) 14,904円」。魯山人が愛した山乃尾秘伝「鰻の白焼き」を中心に、加賀能登の里山の幸を味わい尽くす、季節限定のコースです。内容の一例として、先「里山いろいろ」、椀「しじみ仕立て 自然薯」、造「鯉洗い」、強肴「鰻白焼き(魯山人風)」、焚「金沢名物 治部煮」、焼「鮎」、酢「旬野菜の酢の物」、飯「鰻土鍋飯」、甘「葛切り」。

問い合わせ先

  • 山乃尾
  • 営業時間/11:30~14:00(L.O.)、17:00~22:00
    定休日/不定休(前日までに予約)
    予算/ランチ 6,000円~7,999円 、 ディナー 20,000円~
    席数/140席
    喫煙可否/全席喫煙可
    TEL/076-252-5171
    住所/石川県金沢市東山1丁目31番25号

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【2】柚子屋旅館 金沢 緑草音(りょくそうね)|和食

金沢駅より車で20分ほど。金沢の市街地を一望する高台に立つ和のオーベルジュ「柚子屋旅館 金沢 緑草音」。併設のお食事処では、加賀・能登の食材を使用した、新しいスタイルの懐石をいただくことができます。

店内には、金沢の街を見下ろす個室や座敷の部屋など、用途に応じた趣のある空間を用意。カウンターの前には昔ながらのおくどさんがずらりと並び、ゲストのペースに合わせ、石川県産コシヒカリを炊き上げてくれます。

加賀野菜や能登の旬魚、能登牛…。冬ならブランドタグ付きの加能ガニや、香箱蟹も。金沢の山海の恵みに新たな命を吹き込むのは、総料理長の木村和義氏と料理長の加藤光世氏。たとえば逸品「加賀野菜十五点」、「緑草音羹」など、洋の東西を問わない独自の懐石が展開されます。

食材と同様にこだわっているのが、料理を盛り付ける器選び。古九谷、古伊万里などの骨董品を中心に魅せる、料理と器の美しいコラボレーションは出色です。

おすすめのランチプランは「【料理長こだわり】 自慢ののど黒土鍋ご飯膳 10,454円」。コースの構成は、先付五点、お造り、揚げ物、のど黒土鍋ご飯、汁香、甘味。

問い合わせ先

  • 柚子屋旅館 金沢 緑草音(りょくそうね)
  • 営業時間/17:00~22:00
    定休日/なし
    予算/ランチ 6,000円~7,999円 、 ディナー 15,000円~19,999円
    席数/23席(個室2室)
    喫煙可否/全面禁煙
    住所/石川県金沢市天神町2-1-10-1 金澤の宿 緑草音内

柚子屋旅館 金沢 緑草音(りょくそうね) の詳細・Web予約はこちら >>

【3】ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ|フレンチ・ステーキ

住所は「香林坊1-1-1」。金沢のまさに中心に位置する「ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ」。フランス料理界を牽引し、東京・銀座でミシュランの星を獲得しているドミニク・ブシェ氏。彼が手掛ける新業態店舗として北國銀行香林坊支店跡地にオープンした、新感覚のグリルフレンチレストランです。

大きな窓の向こうは、金沢のファッションと文化を発信する商業施設「香林坊アトリオ」の、光あふれる屋外広場を見渡して。自然光がたっぷり降り注ぐ空間で、フレンチらしい繊細なソースで彩る、厳選のステーキを楽しむことができます。個室も6部屋完備されているので、各種会食のセッティングにも◎です。

ジョエル・ロブション氏の右腕として活躍し、パリの名店「トゥール・ダルジャン」などの総料理長を歴任。日本でも銀座にオープンした「ドミニク・ブシェ トーキョー」でミシュランの星を獲得するなど、フレンチの名手として活躍を続けるドミニク・ブシェ氏。

ここ金沢に展開する店舗は、これまでと一味違うステーキがメインの新業態で、テーマとして、“ソース・ペアリング”が掲げられています。フランス料理では、専門シェフを置くほど重要視されているソースですが、こちらのメニューはまずソースを選ぶところからスタート。手間暇かけて仕上げるドミニク氏のソースが肉の旨味と絡み合い、おいしさの新境地を見せてくれます。

食後は、地元石川県出身のパティシエ・辻口氏が手掛けるデザートをどうぞ。世界的に活躍するシェフとパティシエの、夢の競演を楽しんで。

おすすめのランチプランは「ル・グリルの人気ランチをお日にち限定でお得に! 3,240円」。内容の一例として、「アミューズ」「季節のヴルーテ・枝豆の冷製ポタージュ」「前菜・鰹と牛タンのプレッセ」、選べるメインとして「本日の鮮魚料理」または「鴨のコンフィ」、「デザート・チョコレートのムース フォレノワール風」。来店日限定で人気ランチをお得に楽しめるプランです。

問い合わせ先

  • ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ
  • 営業時間/11:30~15:00、17:30~23:00
    定休日/毎月第1・第3月曜日
    予算/ランチ 3,000円~3,999円 、 ディナー 10,000円~11,999円
    席数/86席(個室6室)
    喫煙可否/全面禁煙
    TEL/076-208-6840
    住所/石川県金沢市香林坊1-1-1 国際ビジネス学院 香林坊 2F・3F

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ディナーにおすすめの金沢のレストラン


【1】口福 よこ山|和食

口福 よこ山
口福 よこ山 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

目に見えない仕事こそ大切に。そんな真摯な姿勢に裏打ちされた、極上の美味を堪能できる小さな割烹「口福 よこ山」。

迎えてくれるのは、和の美を取り入れた金沢らしいシックな空間。カウンターを中心に全14席とこじんまりとしていますが、畳敷きの個室なども用意されており、接待などにも重宝しそうです。

そもそもオープンキッチンでの仕事に魅力を感じ、京都祇園の割烹で腕を磨いたという店主。「小さな店ですので自由に使っていただければ」と話し、カウンターに陣取れば、地元・金沢のおすすめを教えてくれたりと、あたたかなもてなしが一人客にも優しく染み入ります。

そしてしみじみ感じる、鍋ひとつまで磨き上げられた清潔感。「見えない仕事こそ大切に」という心が、空間にも息づいているのでしょう。気持よく食事を楽しめる、行きつけにしたい名店です。

口福 よこ山
口福 よこ山 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

納得の行く食材だけを使いたいから、コースはおまかせ1本のみで、決まったメニューはありません。その日最も良い食材だけを市場で仕入れ、日ごとに異なる品書きを提供。毎日変わる献立を目当てに、訪れる常連客も少なくないといいます。

たとえば、熊本水島の塩トマトを使った美しい先付。盛り付けや器にまでこだわり、魅せ方でも楽しませくれますが、その味を支えているのは、目に見えない丁寧な仕事。「出汁という和食の基本は外さずに、素材を味わってもらう」を信条に、食材の滋味を引き出すことこそが店主の真骨頂です。

小さな仕事を散りばめた自慢の一品「京都九条ねぎと閖上産赤貝のぬた」。単なる白味噌に見えますが、京都の白味噌を2時間練り上げ、国産レモンと和辛子、胡麻ペーストを加えて風味を調整。この小皿ひとつとっても、旬の赤貝を引き立てるための、目に見えない下拵えが幾重にも施されているのです。

問い合わせ先

  • 口福 よこ山
  • 営業時間/18:00~23:00
    定休日/日曜日 ※日曜日が祝日の場合営業、月曜日休
    予算/ディナー 15,000円
    キャパシティ/14人
    喫煙可否/完全禁煙
    TEL/076-224-1888
    住所/石川県金沢市片町2-30-9 大井ビル1F

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【2】フランス料理 MAKINO(マキノ)|フレンチ

フランス料理 MAKINO
フランス料理 MAKINO 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

地元で採れる野菜や山菜、ホタルイカやマスなど海の幸に、ときにジビエも交えて…。金沢というと「和」をイメージしますが、北陸の旬食材を使った、ここにしかないフレンチをいただける名店も見逃せません。

犀川の流れにひっそり佇む「フランス料理 MAKINO」は、金沢を代表するフレンチレストラン。店内はこぢんまりとしており、やわらかに灯る照明が静かで穏やかな雰囲気を演出しています。腰を下ろしてみると、初めて訪れたのに不思議としっくり感じられるはず。ゆったりとした椅子とシンプルな内装がつくり上げるくつろぎの空間で、芸術作品のような唯一無二のフレンチをじっくり堪能して。

フランス料理 MAKINO
フランス料理 MAKINO 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

ランチ・ディナーともシェフのおまかせで、地場食材を遊び心たっぷりに取り入れた、独創的なコースを展開。

たとえば地元の無農薬人参を使った「有機人参のムース」。こちらは、甘味際立つ人参と雲丹のコンソメジュレが共にとろけていく感覚を楽しめる前菜。人参と雲丹の色合いも美しく、序盤から着実に心を掴まれてしまいます。

続いては海の幸、「輪島の平目ロースト」。フワッとほぐれ、やわらかな香りを放つ北陸の天然平目を、加賀野菜で有名な源助大根とせり、ふきのとう、三重のモト牡蠣と合わせた一皿。地元愛が凝縮された珠玉の逸品です。

地元作家によるオーダーメイドの食器も、アートなフレンチをひと際美しく演出。ワインもブルゴーニュ産を中心に多数ラインナップされているので、ソムリエおすすめの一杯とともに、美味をより深く味わってみてください。

問い合わせ先

  • フランス料理 MAKINO
  • 営業時間/11:30~14:30、18:00~19:30
    定休日/水曜日 ※ランチは水・木休み
    予算/ランチ 8,000円、ディナー 15,000円
    キャパシティ/14人(宴会・パーティー時立席:30人着席:14人)
    喫煙可否/完全禁煙
    TEL/076-208-3318
    住所/石川県金沢市片町2-31-18

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【3】自然派ワインとイタリア料理 Uva-Uva(ウーヴァウーヴァ)|イタリアン

自然派ワインとイタリア料理 Uva-Uva
自然派ワインとイタリア料理 Uva-Uva 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

ここに来れば、何か面白いことが待っているはず…。日常を豊かにする出会いを求めて、訪れる常連客が絶えない人気店「自然派ワインとイタリア料理 Uva-Uva(ウーヴァウーヴァ)」。ワインに魅せられたオーナー夫妻が営む、アットホームなイタリアン食堂です。

常連たちを惹きつけてやまないのは、シェフがつくる即興料理とマダムが語る、ワインのうんちく。夫妻はともにトスカーナでソムリエ国家資格を取得した、ワインのプロ。そんなふたりがもてなしてくれる空間からは、あふれんばかりのワインへの愛を自然と感じとることができます。

壁には、シェフが撮影したワイン生産者の写真が飾られ、ワインに込めた思いを生き生きと語りかけてくるかのよう。見上げると、天井部分がぶどう畑を思わせる棚仕立てになっているのも、面白いところ。また、立ち飲みスペースのテーブルには、ワインの樽がテーブル代わりに使われていたりと、店内の随所からワイン愛が滲み出ています。

自然派ワインとイタリア料理 Uva-Uva
自然派ワインとイタリア料理 Uva-Uva 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

この店を訪れる楽しみのひとつが、シェフの自由な発想から生まれる、レシピの無い料理。食材を選ぶポイントは、産地や見た目の美しさではなく、「想い」があるかどうか。「愛」を持った生産者から届く旬の食材からインスピレーションを得て、その日その時だけの一期一会の一皿が生み出されます。

たとえば、福井から届く貴重な「ブッラータチーズ」は、こだわりの農家がつくる「トマト」と合わせたシンプルな「カプレーゼ」で。

「能登豚」は、さまざまな部位を異なる粗さで挽くことで食感にリズムを付け、細かく刻んだ「ポルチーニ茸」と合い挽きにし「ハンバーグ」に。そこに「ブルーチーズ」のソースが絡みあい、口内を芳醇な旨みで満たします。

そして欠かせないのが、ソムリエであるふたりがすすめてくれる自然派ワイン。エッジの効いた旬の料理と自然派ワインの刺激的なアッヴィナメントが、なんでもない日常の中で非日常を体感させてくれます。

問い合わせ先

  • 自然派ワインとイタリア料理 Uva-Uva
  • 営業時間/18:00~23:00(L.O.) 金土/18:00~23:00(L.O.)
    定休日/水曜日 (水曜希望の際は別途相談)
    予算/ディナー 5,000円
    キャパシティ/46人
    喫煙可否/完全禁煙
    TEL/076-254-5992
    住所/石川県金沢市木倉町5-4

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【4】金沢焼き肉 獅子丸|焼肉

金沢焼き肉 獅子丸
金沢焼き肉 獅子丸 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

「金沢焼き肉 獅子丸」は、石川県が誇るブランド和牛「能登牛」の普及を目指す、専門焼肉店。年間500頭前後しか生産されないため県外にあまり出回らない能登牛。まだまだ認知度の低いこの逸品のおいしさを、もっと多くの人に知ってもらいたい…そんな願いを胸に、今日も店主はひたむきに能登牛と向き合っています。

店内は黒と赤を基調に、作家ものの作品をさりげなく飾ったおしゃれな空間となっており、女性だけでも入りやすい雰囲気。テーブル席のほか、カウンターや個室など、シートも多彩に用意されているので、女子会やデート、あるいは遠方からのグルメ旅行など、さまざまな場面で気軽に利用できそうです。

また、全席に遠赤ナノセラミックロースターが設置されているので、匂いが付いてしまう心配も無用。お肉を食べたい! …そう思い立ったら服装やヘアスタイルを気にせず出掛け、知る人ぞ知る美味を味わい尽くしましょう。

金沢焼き肉 獅子丸
金沢焼き肉 獅子丸 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

脂肪に含まれるオレイン酸の含有量が最も多く、舌のうえでとろけるようなやわらかさが特徴の能登牛。同店ではこの稀少なブランド牛を一頭買いで仕入れ、高級部位からホルモンに至るまで余すことなく、リーズナブルな価格で展開。一番良い状態で提供するため切り置きはせず、オーダーを受けてから店主が包丁を入れます。

定番から希少部位までそろうメニューの中でも、一頭から一本しか採れない「黒上タン」はまさに幻の一品。週に3本程しか入荷しないので、もし出会えたら迷わずオーダーを。

また、焼くとプリっと膨らむ、新鮮な「能登牛ホルモン各種」も、専門店ならではのクオリティ。つけタレもありますが、まずは能登の塩で、素材そのもの旨みを味わってみるのがおすすめです。

ちなみに焼肉以外では「もりおか冷麺」が人気。コシの強い麺に濃厚な牛骨ダシのスープが絡む、〆に欠かせない名物メニューです。

問い合わせ先

  • 金沢焼き肉 獅子丸
  • 営業時間/17:00~23:00
    定休日/木曜日
    予算/ディナー 4,500円~
    席数/88人(宴会・パーティー時着席:25人)
    喫煙可否/喫煙可
    TEL/076-239-2929
    住所/石川県金沢市大友2-100

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金沢の個室確約可能なレストラン


【1】金城樓(きんじょうろう)|和食

金城樓
金城樓 情報提供:一休.com

金沢情緒色濃い浅野川界隈で、ひと際風格を漂わせているのは、明治23年創業の老舗料亭旅館「金城樓」。その建物、庭園は、まさに日本建築の伝統美そのもの。客室の調度品ひとつをとっても、長い時を刻んだ本物だけが持ち得る、一流の雅が香り立ちます。

金城樓
金城樓 情報提供:一休.com

加賀野菜を使った本格懐石を提供し、金沢を代表する料亭として確固たる地位を築いてきた同店。創業の昔より継承されてきた器や美術品に盛り付けられた伝統の加賀料理は、類まれなる空間とともに、鮮やかに訪れた人の記憶に刻まれることでしょう。金沢の美を満喫するなら、是非足を運んでみたい和食店のひとつです。

おすすめのプランはランチコース「【個室確約・ランチ】料亭の会席をお気軽に味わえる「ランチコース全8品」10,395円」。コースの構成は、先付八寸、煮物椀、造り、煮物、焼物、強肴、食事、水菓子。

問い合わせ先

  • 金城樓
  • 営業時間/11:00~21:00
    定休日/年中無休
    予算/ランチ 10,000円~11,999円 、 ディナー 15,000円~19,999円
    席数/300席(全個室)
    喫煙可否/全席喫煙可
    TEL/076-221-8188
    住所/石川県金沢市橋場町2-23

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『Precious.jp』掲載の金沢レストラン


【1】小松弥助|寿司

新旧交わる独自の文化形成が進むこの街で、愛され続ける鮨の名店「小松弥助」。2015年末、惜しまれつつ閉店するも、その後1年以上の時を経て「料理旅館 金沢茶屋」内に待望の復活を果たしました。

席につくとメニューはなく、まず苦手なものを確認され、握り5貫と白山(器に入った鮨)、うなきゅうの手巻、うしお汁が供されます。九谷焼やバカラなど器を変え、季節やゲストの嗜好に合わせてコーディネートされる鮨や料理…。手間暇かけて仕込まれた北陸の海の幸とシャリは、舌の上で優しく溶け合います。

主人である森田一夫氏の握る鮨は、そのあたたかな人柄と相まって「心を握る鮨」とも呼ばれ、今や伝説的な存在となっているほど。稀代の鮨職人が腕を奮う白木のカウンターは一遍の舞台。舌だけではなく、目にも心にも、深い余韻を残してくれます。

問い合わせ先

  • 小松弥助
  • 営業時間/11:30~13:00、13:30~15:00、15:30~17:00
    定休日/水、木曜日
    TEL/076-231-1001
    住所/石川県金沢市本町2-17-21 料理旅館金沢茶屋別館1階

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【2】自家焙煎 東出珈琲店|カフェ

浅煎りから深煎りまで、自家焙煎したコーヒーを常時20種以上いただくことができる地元の人気店「東出珈琲店」。目印はかわいらしい木の看板。店主・東出陽一さんが淹れる挽きたてのコーヒー目当てに、朝早くから常連や観光客が集う情景が、街の日常に溶け込んでいます。

コーヒー同様に、ファンの心を掴んで離さないのが、毎朝手づくりするという「チーズスフレ」や「プリン」などスイーツ類。ふわふわスフレの、口内ですっと溶けていくような食感はもう、絶品です。地元のつくり手「工房あめつち」のケーキ皿も和やかな店の雰囲気とぴったりで、おいしさをよりしみじみと引き立てます。

問い合わせ先

  • 自家焙煎 東出珈琲店
  • 営業時間/8:00~19:00
    定休日/日曜、祝日
    TEL/076-232-3399
    住所/石川県金沢市十間町42

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※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2019年6月21日(金)時点での情報をもとに作成しています。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。