北海道・札幌で生まれたという新習慣「〆の夜パフェ」をご存じですか? なんでも、お酒を飲んだ後にラーメンやお茶漬けを食べるのではなく、パフェを食べるというのが札幌の夜の定番なのだそう。驚きの文化ですが、札幌では既に何店ものカフェやレストランが夜にパフェを提供しているのだとか。

その「夜パフェ」を始めたお店が東京・渋谷にも進出しています。東京でも北海道気分が味わえるという話題のお店、夜パフェ専門店「Parfaiteria beL(パフェテリア ベル)」に、こだわりの詰まった夏オススメのパフェを伺いました。

夜に食べたくなる魅惑のパフェ5選

■1:お店のオススメ! 1日限定25食の「シンガポール筒リング」

「シンガポール筒リング」の写真
「シンガポール筒リング」¥1,700 ※1日25食限定

シンガポールの夕焼けをイメージしたカクテルであるシンガポールスリング。これをイメージしたパフェが「シンガポール筒リング」です。

赤い筒部分がとても印象的ですが、こちらはフランボワーズのチュイルという焼き菓子でできていて、中にはブールドネージュ(スノーボール)やライムソルベ、ルバーブの白ワインポシェなどが入っています。下部の白いグラスの中にはジントニックベースのエスプーマやクレームタンジェ、グリーンアイズのジュレが。

どこから食べるか悩んでしまいますが、もちろん好きなところから食べ始めて大丈夫。夏向けのさっぱりしたパフェで、シンガポールの暑い夜へイメージトリップできるかも。

■2:クレープに包まれた変わり種「結~YuI~」

パフェテリアベルの夜パフェ「結~YuI~チョコレートとプラムと山わさび クレープ包みパフェ」の画像
「結~YuI~チョコレートとプラムと山わさび クレープ包みパフェ」¥1,600

女性の結った髪のようなクレープはプレートに仕立てた風変わりなパフェ。タピオカ粉でつくったもっちりしたクレープ生地の中身は、チョコレートジェラートやソフトクリームに大豆甘煮や求肥、プラムなどが入っています。かんざしに見立てているのは飴細工。細やかでかわいらしいですよね。

また、クレープの周りにははちみつショウガソースや手亡いんげん煮などが添えられていて、和の装い。なんと、提供時にはおろしたての山わさびがトッピングされるのだそう。本わさびより辛みが立つ山わさびは北海道ではよく使われる香辛料。チョコとの相性が良く、キリッとした後味をもたらすそうです。 

■3:夏満開「ひまわり山~パイナップルとバジルとマリブ~」

パフェテリアベルの夜パフェ「ひまわり山~パイナップルとバジルとマリブ~」の画像
「ひまわり山~パイナップルとバジルとマリブ~」¥1,700

グラスにひまわり畑がやってきたかのようなキュートなパフェは大人気商品。ひまわりの花はオレンジとティーモカの寒天でできています。その下はさっぱりとしたクレームダンジュとパインジェラート。さらにグラスの中へ食べ進めていくと、ソフトクリームやバジルレアチーズ、マリブジュレなどが現れます。

途中、刻んだパイナップルやコンフィチュール、ナタデココなども登場し、食感の変化も楽しめます。目でも舌でも、夏を感じられる一品です。

■4:店名の「ベル」をのせた代表パフェ「Princess belle」

パフェテリアベルの夜パフェ「Princess belle」の画像
「Princess belle」¥1,800

『美女と野獣』で愛の象徴として扱われる赤いバラが閉じ込められた「Princess belle」。トップには『美女と野獣』の主人公「ベル」の姿をモチーフにしたチョコクッキーが乗っている、なんとも印象的なパフェです。

オレンジ色のドレスの表面部はファジーネーブルのフィルム。中にはクローブを利かせたオレンジのコンポートやマンダリンオレンジソルベが入っています。ドレスの下にはジャスミンティーのジュレやアールグレイのジェラートなどが隠れいてます。

気になる下層のバラはベルローズというエディブルフラワー! サバランやシャンパンクリームと共にいただけます。華やかで、見ても食べても楽しめること間違いなしですね。

■5:フォトジェニックな「紫陽花」

パフェテリアベルの夜パフェ「紫陽花」の画像
「紫陽花」¥1,900

「すべてが食べられる」のがウリのParfaiteria beLのパフェ。こちらの「紫陽花」も、花・葉ともにすべて食べられる素材でできています。

紫陽花の花に見立てているのはブルーキュラソーとハスカップワインのゼリーシート。中にはヨーグルトジェラートが入っています。葉っぱはチョコやラングドシャで表現。グラスの中にはソフトクリームやハスカップソルベが。

さらには、エディブルフラワーと糸飴が踊る空間があり、ジュンサイが入ったブルーキュラソーのジュレが敷き詰められていて、さわやかに仕上がっています。こちらも人気が高く、写真を撮るお客様が多いそうですよ。


北海道・札幌の新習慣「夜パフェ」が東京・渋谷で楽しめる「Parfaiteria beL」。プラス300円でドリンクもセットできるので、友人と「飲み会だけでは話し足りない!」というときにも良さそう。華やかでかわいらしいパフェを一緒に食べれば、さらに仲が深まりそうですね。

※掲載した商品はすべて税込です。

問い合わせ先

  • 夜パフェ専門店Parfaiteria beL 
  • 営業時間/月~木17:00~24:00、金・祝前日17:00~25:00、土15:00~25:00、日・祝15:00~24:00
    定休日/なし
  • TEL:03-6427-8538
    住所/東京都渋谷区道玄坂1-7-10 新大宗ソシアルビル3F

この記事の執筆者
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WRITING :
田中いつき