サコッシュを中心とした小ぶりなバッグが注目されているが、軽量なナイロン生地で目立つカラーリングのもが多く、大人がもつには相応しいとは言えない。やはりレザーを使ったラグジュアリーなものがいちばんである。そこで、サンローランのミニマムなバッグはどうだろうか。上品で使い勝手がよく、さりげなくワンポイントにブランドロゴをあしらっていて、高級感もあり自慢できるのもポイントだ。

スマートに持てるサンローランのラグジュアリーなレザーバッグ

荷物は極力少なめ!という人にはコンパクトなバッグで軽快に

左から【H23×W18×D1cm】鞄¥69,000・【H20×W14×D7.5cm】鞄¥105,000(サンローラン クライアントサービス〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)
左から【H23×W18×D1cm】鞄¥69,000・【H20×W14×D7.5cm】鞄¥105,000(サンローラン クライアントサービス〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)

ともに柔らかなラムスキンを使用しており、買ったときから手に馴染んだ使い勝手のよさが感じられる。最低限の荷物で抑えたいなら、写真左のサコッシュタイプ。仕切りはなく、中にはカードポケットがひとつ備わったシンプルな内装。荷物の仕分けをしたいなら写真右のポーチタイプを。すぐに取り出したいものは手前のジップポケットに収納できる。小さめなバッグは、オフの日はもちろん、旅先や出張などの出先のふとしたときにも使えるその万能さが良い。

どこか安心できる身体にぴったりとフィットするサイズ感

【H12.5×W26×D7.5cm】鞄¥99,000(サンローラン クライアントサービス〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)
【H12.5×W26×D7.5cm】鞄¥99,000(サンローラン クライアントサービス〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)

カーフレザーが上品なベルトバッグは、身体に負荷をかけにくいコットンストラップを配し、シルバーのバックルに加工を施すことでギラつきを抑えた。メインのポケット以外にも、身体に沿わせる内側にジップが施されており、コンパクトな見た目以上に荷物を収納することが可能だ。

休日のファッションこそセンスが試されるわけであるが、気を抜くのはだらしがない。定番だからこそ信頼できるブランドの物を用意しておきたい。急な外出でもスマートさを印象付けるのが大人の余裕というものだろう。カジュアルだからこそ、高級感のあるものが大切である。

※価格は全て税抜きです。

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PHOTO :
島本一男
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊