夏に定番のそうめん。はじめのうちは涼やかでおいしいものの、夏中、繰り返すとちょっと飽きがきてしまうものですよね。

そんなときに、ちょっとした工夫でやみつきになってしまうアレンジがあるのです!

そうめんのやみつきになるアレンジ技を、野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクターで、料理教室「vege-full kitchen」を主宰する楠 みどりさんに教わります。

やみつきになる「そうめんアレンジ」5選

■1:そうめんのタラマヨサラダ

「そうめんのタラマヨサラダ」
「そうめんのタラマヨサラダ」

「ゆでたそうめんを、タラコとマヨネーズで和えてサラダにします。程よい塩気がやみつきポイントです。

そうめんはしっかりと水気を切り、麺同士がくっつかないようにサラダ油で軽くコーティングするといいですよ。

きゅうりやカイワレ大根を加えると食感も楽しく、さっぱりと食べられるサラダに変身します」

■2:薬味と刺身ののっけそうめん

「薬味と刺身ののっけそうめん」
「薬味と刺身ののっけそうめん」

「ゆでたそうめんを器に盛り、お好みのお刺身をのせ、大葉やみょうが、青ネギ、しょうがなどの薬味を刻んでたっぷりとのせます。お刺身は、個人的にはカツオのたたきやマグロがおすすめ。

ポン酢を回しかけて混ぜながら食べます。薬味とポン酢の爽やかな風味が食欲をそそり、お魚もおいしく食べられます」

■3:そうめんチャンプルー

「そうめんチャンプルー」
「そうめんチャンプルー」

「ゆでたそうめんが余ったときにおすすめのアレンジ。冷蔵庫の残り野菜や卵と一緒にごま油、醤油で炒めれば、そうめんチャンプルーになります。

簡単かつ栄養バランスもよいので、夏休みの子どものお昼ご飯におすすめです。ナンプラーで炒めるとエスニックな味わいに仕上がりますよ」

■4:そうめんのチャプチェ風

「そうめんのチャプチェ風」
「そうめんのチャプチェ風」

「こちらもゆでたそうめんが余ったときにおすすめのアレンジレシピです。豚ひき肉を豆板醤、ごま油、醤油などで炒め、水と鶏がらスープを加えます。

春雨の代わりにそうめんを加えてひと煮して完成です。きのこやお好みの野菜を入れてもいいですね」

■5:豆乳スープのまろやかにゅうめん

「豆乳スープのまろやかにゅうめん」
「豆乳スープのまろやかにゅうめん」

「夏でも冷房で体が冷えたときや、夜食などにもおすすめしたい優しい味わいのにゅうめんアレンジ。

鶏がらスープの素を使ったスープに豆乳を注ぎ、ゆでたそうめんを入れます。キャベツやゆで卵などを加えると栄養バランスも整います。紅ショウガやブラックペッパーで味にアクセントを付けても。

食欲がないときなどにも食べやすい、まろやかな味わいがやみつきポイントです」


そうめんに飽きたときや、そうめんが余ったとき、温かいものが食べたいもきなどにぴったりのそうめんアレンジ。ぜひこの夏、トライしてみてくださいね。

楠 みどりさん
フードコーディネーター、野菜ソムリエプロ
(くすのき みどり)出産後、幼児食インストラクターの資格を取得し、企業のレシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングや料理教室講師などに携わる。子どもと一緒に楽しめる家庭料理を提案し、子どもの健やかな味覚を育てるための出張つくり置きサービスなども行う。https://ameblo.jp/vegifullgohan/
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利