「Precious.jp」の記事の中から、2021年流行りの前髪ヘアスタイルを集めました。今っぽい前髪や定番人気の前髪の中から、お気に入りのヘアスタイルを見つけてください。

【目次】

シースルー前髪【6選】


【1】ふんわり美人見えするナチュラルシースルー前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「ショートは作り込み過ぎると、古く見えてしまうので、とにかくナチュラルに。トップにボリュームが出るように乾かして、毛流れに合わせて整えるだけでOKです」(花渕さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:全体を根元から前方向にドライ

自然と後ろに流れるように仕上げるため、まずは根元を前向きに乾かしてクセを軽減。
自然と後ろに流れるように仕上げるため、まずは根元を前向きに乾かしてクセを軽減。

STEP2:前髪にマジックカーラーを巻いてふんわりと

隙間を作った部分を中心に、マジックカーラーで毛先から根元まで巻き込む。
隙間を作った部分を中心に、マジックカーラーで毛先から根元まで巻き込む。

STEP3:カールドライヤーで全体にツヤを出す

カールドライヤーで髪全体を後ろに流すように梳かす。襟足は収まるようにタイトに。
カールドライヤーで髪全体を後ろに流すように梳かす。襟足は収まるようにタイトに。

STEP4:オイルスタイリング剤を毛先中心になじませる

オイルタイプのスタイリング剤を手のひらと指の間にのばし、毛先中心に手ぐしを通してなじませる。
オイルタイプのスタイリング剤を手のひらと指の間にのばし、毛先中心に手ぐしを通してなじませる。

STEP5:ヘアスプレーをふきかける

ナチュラルハードタイプのヘアスプレーを、髪に手ぐしを通しながらスプレー。
ナチュラルハードタイプのヘアスプレーを、髪に手ぐしを通しながらスプレー。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 前髪がふんわり流れるようにカーラーを巻く
  2. カールドライヤーは巻くのではなく、梳かす
  3. トップはボリュームを出し、襟足はタイトに仕上げる

「コーム付きのカールドライヤーは、熱を当てながら梳かすことで、毛流れを作りながら髪にツヤを出す効果も」(花渕さん)

面長さんがふんわり美人見えする「レイヤーショート」

【2】重く見えない!マッシュシースルー前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「ポイントは、髪の根元にボリュームが出るように乾かすこと。日本人のほとんどが、顔にかかるように毛が生えているので、下からドライヤーの風を当てて後ろに流すように乾かすと、根元が立ち上がります」(石原さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:根元にボリュームが出るように乾かす

顔周りからドライ。ドライヤーの風を下から当て、根元を起こすように後ろに向かって乾かす。
顔周りからドライ。ドライヤーの風を下から当て、根元を起こすように後ろに向かって乾かす。

STEP2:ワックスをもみ込む

ファイバーワックスを適量手のひらにとって伸ばし、毛束を握るようにして全体になじませる。
ファイバーワックスを適量手のひらにとって伸ばし、毛束を握るようにして全体になじませる。

STEP3:フォルムを整える

サイドの髪を耳にかけ、前髪を流して全体のかたちを整える。
サイドの髪を耳にかけ、前髪を流して全体のかたちを整える。

STEP4:束感を作る

前髪は指でつまみながら束感を作って整える。
前髪は指でつまみながら束感を作って整える。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. トップや表面にワックスをつけすぎない
  2. 根元にボリュームが出るように柔らかく乾かす
  3. 押さえつけてボリュームをつぶさない

「ショートヘアは束感があったほうがキレイに見えるので、ワックスは必須。柔らかさも演出できるファイバーワックスがおすすめです」(石原さん)

丸顔でも似合うマッシュショートは、ボリュームの位置と前髪がポイント!

【3】こなれ感のあるシースルー前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「髪を耳にかけて菱形シルエットにすることも面長顔をカバーするコツ。かける時は耳周りの毛束をふんわりと出すのがポイント。バランスが良くなり、輪郭が整います」(本木さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる

耳前、サイドの毛先をまとめて挟んで外ハネに。さっと熱を通すイメージで。
耳前、サイドの毛先をまとめて挟んで外ハネに。さっと熱を通すイメージで。

STEP2:バックの毛先も外ハネにする

バックの毛先もまとめて挟んで外ハネに。こちらも熱をさっと通すだけでOK。
バックの毛先もまとめて挟んで外ハネに。こちらも熱をさっと通すだけでOK。

STEP3:スタイリング剤を毛先につける

スタイリング剤を手のひらに伸ばしたら、指で毛先をつまむように束感を出す。
スタイリング剤を手のひらに伸ばしたら、指で毛先をつまむように束感を出す。

STEP4:サイドにも揉み込む

手のひらに余ったスタイリング剤はサイドへ揉み込む。空気感が出るように、毛束を握るイメージでつけるのがポイント。
手のひらに余ったスタイリング剤はサイドへ揉み込む。空気感が出るように、毛束を握るイメージでつけるのがポイント。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 毛先のハネはさりげなく!
  2. スタイリング剤は根本につけすぎない
  3. 耳周りはふんわり仕上げて菱形に

「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(本木さん)

マンネリボブが秒で今っぽく! ストレートアイロンで作る「切りっぱなしボブ」

【4】大人可愛いワンカールシースルー前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「ほぼワンレンベースなので、首周りにボリュームが出やすくなります。ボリュームを出し過ぎないためには、髪を乾かす前にトリートメントムースやオイルなどをつけて、乾燥させないことが大切です」(DOKAさん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:トリートメントムースを全体にもみこむ

髪が濡れた状態で、トリートメントムースを全体にもみこんでおく。
髪が濡れた状態で、トリートメントムースを全体にもみこんでおく。

STEP2:カールを出しながら乾かす

髪を下から持ち上げるように手のひらにまとめ、ドライヤーの風を当てて乾かしカールを出す。
髪を下から持ち上げるように手のひらにまとめ、ドライヤーの風を当てて乾かしカールを出す。

STEP3:オイルをなじませて調整

ヘアオイルを手のひらにのばし、手ぐしを通してなじませる。ボリュームを調整して完成。
ヘアオイルを手のひらにのばし、手ぐしを通してなじませる。ボリュームを調整して完成。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. パサつかないようにトリートメントムースを
  2. 肩でハネてしまう場合は、ハネさせてバランスをとる
  3. オイルで上質なウェット感を出す

「乾燥は広がり、うねりの原因になるので、保湿力のあるスタイリング剤でしっかりケアしておきましょう。前髪はペタッとしないように、手に残ったオイルで整える程度でOKです」(DOKAさん)

うねる髪&丸顔をパーマで解消! 大人可愛い「ミディアムヘア」

【5】ラフさが魅力!カジュアルなシースルー前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「毛先はすべて巻くのではなく、ランダムに巻くのがポイント。自然にハネている毛先とコテで巻いた毛先が混ざり合って、こなれた印象に仕上がります」(宮川さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:マジックカーラーで前髪を巻く

毛先から根元までしっかりと巻く。巻いたらドライヤーで熱風を当て、その後10分ほど放置する。
毛先から根元までしっかりと巻く。巻いたらドライヤーで熱風を当て、その後10分ほど放置する。

STEP2:顔まわりの毛束をリバース巻きにする

コテは32mmを使用。毛束の中間だけを巻くのがコツ。カールがついたら毛先に向けてすべらせるようにコテを抜いて。
コテは32mmを使用。毛束の中間だけを巻くのがコツ。カールがついたら毛先に向けてすべらせるようにコテを抜いて。

STEP3:毛先を外ハネにする

毛先をランダムに取って全方位外ハネにする。最後に前髪のカーラーを取って完成。
毛先をランダムに取って全方位外ハネにする。最後に前髪のカーラーを取って完成。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 前髪は分け目のない状態で巻く
  2. 顔まわりを巻く時は毛束の中間だけを!
  3. 毛先は一気に巻かない。少量ずつ外ハネにすると失敗しない

「前髪を巻くときは分け目のない状態で。根元が割れているとカーラーで巻いたあと毛先が割れてしまいます。前髪が割れていたら根元を濡らし、ドライヤーで分け目を直してからカーラーを巻きつけて」(宮川さん)

面長顔が劇的に小さくなる!前髪ありの「外ハネ・ミディアムヘア」

【6】ゆるやかなカールがフェミニンなシースルー前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「リバースで巻いていくと、毛先はバラバラになりがち。髪のダメージが目立ちやすくなってしまうので、最後に毛先をまとめて外ハネにしましょう。この一手間でまとまりとツヤ感が出ます」(賀山さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:カーラーで前髪を巻く

放置時間は約20分。カールが少しつくくらいのイメージで。メイクの間につけておくと効率的。
放置時間は約20分。カールが少しつくくらいのイメージで。メイクの間につけておくと効率的。

STEP2:髪全体の中間をリバース巻きに

コテは32mmを使用。根本からではなく、毛束の中間を巻くイメージで。全方位巻いていく。
コテは32mmを使用。根本からではなく、毛束の中間を巻くイメージで。全方位巻いていく。

STEP3:両サイドと後ろ、3箇所の毛先を外巻きに

両サイドと後ろの、3つに毛束を分ける。分けた毛束の毛先をまとめて、それぞれ外ハネにする。
両サイドと後ろの、3つに毛束を分ける。分けた毛束の毛先をまとめて、それぞれ外ハネにする。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 毛先の中間からリバース巻きに!根本から巻かない
  2. まとめて毛先を巻くとツヤがアップ
  3. 前髪は薄く!根本から巻き過ぎない

「バームやオイルなど、うるおいを与えてあげるスタイリング剤を選ぶこと。髪のダメージが目立ちにくく、まとまりのある仕上がりへと後押ししてくれます」(賀山さん)

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眉上前髪【8選】


【1】若々しくフレッシュな眉上前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「トップを切り込んでいるので、スタイリングの手間はそんなにかかりません。襟足を抑えるのも、タオルを利用すれば時間も短縮できます」(伊藤さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:乾いたタオルを首に巻き付け、襟足を抑える

軽く巻き付ければOK。スタイリング、メイクが終わる頃には襟足の髪はタイトに。
軽く巻き付ければOK。スタイリング、メイクが終わる頃には襟足の髪はタイトに。

STEP2:かためのワックスを両手の平に広げ、トップの髪を揉み込みながらなじませる

根元から立ち上げるように髪を揉み込むこと。
根元から立ち上げるように髪を揉み込むこと。

STEP3:前髪だけくしでとかしつける

前髪を斜め方向にとかしつけ、スタイルにメリハリをつける。
前髪を斜め方向にとかしつけ、スタイルにメリハリをつける。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 白髪を目立たせないためには、前髪は短めにして分け目をつけない
  2. トップはふんわり立たせ、襟足は引き締めてシルエットにメリハリをつける
  3. スタイリング剤はオイル系ではなくワックスを使う

「オイル系のスタイリング剤は髪がペタッとしがち。ふわっと立たせるには、髪をごわつかせるようなハード系のマットワックスがおすすめです」(伊藤さん)

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【2】毛束感がこなれた印象の眉上前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「頭頂部の根元を立ち上げるようにストレートアイロンをあててボリュームを出します。仕上げにハチから上にワックスを揉み込んでおくと、広がりを抑えたいハチから下が締まって見えます」(長門さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:頭頂部のやや前寄りの毛束をとり、根元からストレートアイロンをあてる

毛束を前に引っ張るようにアイロンを動かすのがポイント。
毛束を前に引っ張るようにアイロンを動かすのがポイント。

STEP2:頭頂部の右サイドの毛束をアイロンに挟んだら、根元を起こしながら右に引っ張る

左サイドも同様に、根元を起こしながらアイロンで挟み、毛束を左に引っ張る。
左サイドも同様に、根元を起こしながらアイロンで挟み、毛束を左に引っ張る。

STEP3:頭頂部のやや後ろ寄りの毛束を取り、前に引っ張るようにアイロンを動かす

毛束の根元を起こすようにアイロンを動かし、毛先だけ内巻きにする。
毛束の根元を起こすようにアイロンを動かし、毛先だけ内巻きにする。

STEP4:バームタイプのワックスをハチから上に揉み込む

両手にワックスを広げたら髪をかき上げるようにワックスをなじませる。
両手にワックスを広げたら髪をかき上げるようにワックスをなじませる。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. トップは一気に立ち上げず、毛束を4つに分けてスタイリングすること
  2. トップの毛束は根元を起こしながら、前と後ろの毛束は前へ、右は右へ、左は左へ、それぞれの方向に引っ張って立ち上がりをつくる
  3. 全体的に短くすると老け印象になるので、サイドや襟足に長さを残す

「このスタイルは分け目をつくらないので白髪が気になる方や、クセやうねりをコントロールしたい方、全体的にボリューム不足の方にも向いています。ボーイッシュにならないよう、短くし過ぎないのがポイントです」(長門さん)

ストレートアイロンでトップをふんわり!若見えショートヘアの作り方

【3】ボブと好相性の大人可愛い眉上前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

厚め前髪はストレートアイロンで真っ直ぐに伸ばし、顔にかかる横の髪から後ろにかけてカールアイロンで外巻きに。「仕上げのワックスをなじませるとき、ヘアオイルを混ぜておくとツヤ感がアップします。髪がパサつきやすい人はぜひ試してみてください」(小林さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:顔にかかるサイドの髪を、カールアイロンで外巻きに

カールアイロンで外巻きに
カールアイロンで外巻きに

STEP2:前髪は厚めにしているので、最初に額の生え際→次にその上にある前髪と、2~3回に分けてストレートアイロンをかける

ストレートアイロンをかける
ストレートアイロンをかける

STEP3:ワックスと同量のヘアオイルを加えて混ぜ合わせ、両手のひらになじませる

ヘアオイルとワックスを混ぜる
ヘアオイルとワックスを混ぜる

STEP4:毛先を手で揉み込むように、ワックスをなじませる

MIXしたワックスをなじませる
MIXしたワックスをなじませる

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 厚めの前髪をつくってトップにボリュームをつくる
  2. 髪の表面にハイライトカラーを入れ、色の効果でもボリューム感を演出
  3. ワックス+ヘアオイルでツヤ感を出す

「前髪を伸ばすとき、一度にすべての前髪をアイロンで挟んでも、きれいに伸びません。面倒でも何回かに分けて伸ばしてください。仕上げのスタイリング剤ですが、ファイバーが入っているワックスを使うと、ふんわりスタイルが長持ちします」(小林さん)

ボリューム不足のペタンコ髪は厚め前髪でカバー【40代女性の髪型】

【4】ラウンドラインが愛らしい眉上前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

髪を乾かすときは、「髪が生えている方向とは逆側からドライヤーをあてると、自然と根元から立ち上がるので、ボリュームが足りないと感じていらっしゃる方は、ぜひお試しを。前髪をブローするとき、なで付けるだけではペタッとしてしまうので、最後に毛先を持ち上げて丸みを持たせると、立体的なスタイルになります」

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 根元から毛先に向かってドライヤーをあて、ペシャンコになるのを防ぐ
  2. 髪の内側から内巻きにして、耳のあたりの中間ゾーンにボリューム感を出す
  3. 前髪は顔に沿わせるようにしつつ、毛先は丸く整える

「このスタイルを形で表現すると菱形が理想型です。トップとサイドにボリュームが出ると、それだけで大人の女性ならではやわらかさが生まれます。トップがペシャンコになると、ちょっと寂しい印象になるので、根元を立たせるようにしてください」

細毛、ボリューム不足、白髪をカバーする「ミディアムヘア」とは?

【5】動きのある毛先が華やかな眉上前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「どうしても根元が立ち上がらないときは、市販のボリュームアップミストを使うのも手。濡れた髪にミストを吹きかけてからドライヤーで乾かすと、ボリューム感が自然と出て、毎日のスタイリングが楽になります」(関田さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:毛先をすべて外巻きにする

アイロンは32mmを使用。15cm幅くらいの毛束をざっくりととって、毛先だけワンカール。ハチ上の髪をダッカールなどで留めるとやりやすい。
アイロンは32mmを使用。15cm幅くらいの毛束をざっくりととって、毛先だけワンカール。ハチ上の髪をダッカールなどで留めるとやりやすい。

STEP2:ハチ上の髪を後頭部の方向に巻く

ハチ上の髪をガバッととったら、毛束の中間から毛先を後頭部の方向に巻く。アイロンを上に引き上げながら抜くと、自然なカールになります。
ハチ上の髪をガバッととったら、毛束の中間から毛先を後頭部の方向に巻く。アイロンを上に引き上げながら抜くと、自然なカールになります。

STEP3:頭頂部を持ち上げながらワックスをつける

まず、トップが潰れないように頭頂部の髪を根元から持ち上げます。手のひらになじませたワックス(パール粒ひとつ分)を、毛束の中間から毛先にかけてつけ、束感を出します。これを全方位に繰り返します。
まず、トップが潰れないように頭頂部の髪を根元から持ち上げます。手のひらになじませたワックス(パール粒ひとつ分)を、毛束の中間から毛先にかけてつけ、束感を出します。これを全方位に繰り返します。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. アイロンは上に引き上げるように抜くと自然なカールに
  2. ハチ上と下で巻き方を変えると毛束に動きが出る
  3. ワックスをつけるときは、頭頂部の髪を持ち上げながらつける

「ワックスをつけるときは、根元を持ち上げながらつけてください。根元からワックスをなでるようにつけてしまうと、頭頂部が潰れて貧相な印象に。前髪もベタッと貼りつき清潔感がなくなってしまうので、注意しましょう」(関田さん)

40代は前髪を作った方が若く見える!短め前髪のお手本ヘアはコレ!

【6】ボリュームアップ見えする厚め眉上前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

前髪を上下2層に分けて巻くと立体感とボリューム感が生まれます。「上段の前髪は、右分けなら右上がりにラインをとって斜めにカーラーを巻くと、気になる「割れ」が防げます」(槌田さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:前髪を上下2層に分け、上段は右上がりのラインをひく

右分けにするなら右上がり、左分けなら左上がりのラインをとる。
右分けにするなら右上がり、左分けなら左上がりのラインをとる。

STEP2:右上がりのラインに合わせてカーラーを斜めにしたまま内巻きにする

根元を立ち上げるように毛束を引き上げながら毛先から巻く。
根元を立ち上げるように毛束を引き上げながら毛先から巻く。

STEP3:下段の毛束は前に引っ張りながら毛先から内巻きに

下段は斜めにせず、まっすぐな状態で巻くこと。
下段は斜めにせず、まっすぐな状態で巻くこと。

STEP4:分け目をきっちりつくらず、指先で前髪を右に分ける

分け目は生え方のクセや毛流れに合わせてつくると割れにくくなる。
分け目は生え方のクセや毛流れに合わせてつくると割れにくくなる。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. トップと顔まわりにレイヤーを入れて、菱形シルエットをつくる
  2. 首のラインに沿ってくびれをつくり抜け感をつくる
  3. 2層にした前髪は上段を斜めに巻いて「割れ」を防ぐ

「クセやうねりのある方は、髪がパサつきやすいですよね。オイルとクリームのスタイリング剤を混ぜて使うと、重くなりすぎずツヤ感も出せます。オイル1に対してクリーム2の割合がおすすめです」(槌田さん)

ボリューム不足を感じさせない「厚め前髪」のつくり方

【7】 レイヤーウルフでよりカジュアルな眉上前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「トップはボリュームが出るようにレイヤーを入れているので、根元に空気を入れて乾かせば、ふんわり仕上がります。レイヤースタイルは軽さが出る分、パサついて見えると年齢を感じやすくなります。ブローで髪表面にツヤを出し、スタイリング剤で潤いをプラスして」(山本さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:根元をふんわり乾かす

髪の根元にドライヤーの風が当たるように乾かす。
髪の根元にドライヤーの風が当たるように乾かす。

STEP2:トップにマジックカーラーを巻く

トップがふんわりするように、マジックカーラーを2カ所巻く。
トップがふんわりするように、マジックカーラーを2カ所巻く。

STEP3:表面の髪をブロー

髪表面にドライヤーの温風を当てながら、ロールブラシでブロー。髪表面にツヤを出す。
髪表面にドライヤーの温風を当てながら、ロールブラシでブロー。髪表面にツヤを出す。

STEP4:アイロンで毛先を巻く

38mmのヘアアイロンを使用。毛先をランダムに1回転ほど巻いて動きを出す。
38mmのヘアアイロンを使用。毛先をランダムに1回転ほど巻いて動きを出す。

STEP5:バームをもみ込む

柔らかめのバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、髪全体にもみ込む。潤いを与え、柔らかな動きを出す。
柔らかめのバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、髪全体にもみ込む。潤いを与え、柔らかな動きを出す。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. トップの根元はボリュームが出るように乾かす
  2. スタイリング剤で柔らかい毛先の動きを作る
  3. ブローでツヤとなめらかな質感を出す

「40代のレイヤースタイルは、ボリュームダウンNG。スタイリングも、そこを意識するといいと思います。乾燥感が出ないように、仕上げには髪に潤いを与えてくれるバームタイプのスタイリング剤がおすすめです」(山本さん)。

流行りの「レイヤーウルフヘア」でベース型をキュッと小顔に!

【8】縦巻きとの組み合わせでフェミニンな眉上前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「サイドの髪を縦巻きで毛先まで巻き込むと無造作になりにくく、古臭い印象に。縦巻きにするときは、毛束の中間だけを巻くのが鉄則。毛先を逃すと、ラフに跳ねる毛束になります」(大谷さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:顔まわりの毛束をリバース巻きに。その他の髪は全方位MIX巻きに

コテは38ミリを使用。顔まわりは毛束の中間だけをリバースに。両サイド、後頭部はMIX巻きにしていく。太めのコテは束感が出るのでオススメ。
コテは38ミリを使用。顔まわりは毛束の中間だけをリバースに。両サイド、後頭部はMIX巻きにしていく。太めのコテは束感が出るのでオススメ。

STEP2:髪の内側からワックスを揉み込む

ワックスはパールひと粒大を手のひらになじませて、髪の内側から中間に揉み込む。根元や毛先につけすぎるとベタッとした印象に。
ワックスはパールひと粒大を手のひらになじませて、髪の内側から中間に揉み込む。根元や毛先につけすぎるとベタッとした印象に。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. コテで巻く時は毛束の中間だけを巻く
  2. コテは太めのものを使用すると仕上がりがエレガントに
  3. ワックスは根元と毛先につけすぎない

「毛先にもっと動きをつけたい時は、ランダムに毛先をとって横巻きにして。サイドの縦巻きと毛先の横巻きがランダムに動き、より空気感のある仕上がりになります」(大谷さん)

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斜め前髪【8選】


【1】シャープなラインで小顔に見せる斜め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「巻いたりふんわりさせると、サイドが広がりすぎて丸みが強調されるうえ、ちょっとオバサンぽく見えてしまうので、タイトな仕上がりをイメージして。片側を耳にかけるのもおすすめです。髪で面を作って、ツヤ感を出しましょう」(藤本さん)。

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:いつもの分け目と逆から乾かす

いつもの分け目と逆側から風を当て、しっかりトップを乾かしてボリュームを出す。
いつもの分け目と逆側から風を当て、しっかりトップを乾かしてボリュームを出す。

STEP2:スタイリング剤を毛先中心につける

バームタイプのスタイリング剤を使用。根元につかないように、サイド、襟足の順に毛先になじませる。
バームタイプのスタイリング剤を使用。根元につかないように、サイド、襟足の順に毛先になじませる。

STEP3:トップ、前髪も毛先だけにつけて整える

手に残ったスタイリング剤を、トップの毛先のみにつける。前髪も、軽く触る程度にスタイリング剤をなじませて整える。
手に残ったスタイリング剤を、トップの毛先のみにつける。前髪も、軽く触る程度にスタイリング剤をなじませて整える。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 前髪はすぐに乾かしてふんわりと
  2. サイドを膨らませすぎない
  3. トップはふんわりと

「バームタイプのスタイリング剤は、髪がおさまりやすくツヤ感も出ます。毛先に少しつけてウェット感を出すと今っぽい仕上がりに。髪にツヤが出ると若々しく見えるので、面を作って仕上げるのがおすすめです」(藤本さん)

丸顔をシャープにする決めては「斜め前髪」。リフトアップも叶うシンプルショート

【2】髪が綺麗にまとまる!Cカールで立体的な斜め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

太めのカーラー2本あればスタイリングはOK。「うねりが出やすいつむじの髪を巻き込むように、頭頂部の髪を内巻きに。このとき、毛束を前に引っ張るようにカーラーで巻くと、髪が根元からフワッと立ち上がります。前髪は横から見ても立体的になるように、毛先を内巻きにすれば完成です」(生井さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:太めのカーラーでつむじの毛を巻き込みながら、頭頂部の髪を毛先から内巻きに

毛先からカーラーに巻き付けるとき、毛束の根元を前傾させるイメージで巻くのがポイント。
毛先からカーラーに巻き付けるとき、毛束の根元を前傾させるイメージで巻くのがポイント。

STEP2:太めのカーラーで前髪を毛先から巻く

カーラーに毛先から内巻きに巻き付ける。
カーラーに毛先から内巻きに巻き付ける。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. クセやうねりはCカールに揃える
  2. ボリュームが不足しがちなトップの髪は根元から立たせる
  3. 襟足部分はボリュームを抑えてメリハリをつける

「年齢を重ねると頬骨の下あたりが窪んだり、ハリ具合が変わってきますよね。頬にかかる髪をつくっておくと、その窪みが目立たなくなるので若々しい印象になります」(生井さん)

首やデコルテが美しく見える!ショートヘアには、秘密があった

【3】女性らしさとかっこよさを兼ね備えたエレガントな斜め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「ペタンと張りついたトップを高く見せるために、つむじ付近の髪をフロントに持ってきて、前髪に厚みを出します。フロントとは逆に、両サイドのボリュームを抑えめに。これによって“高く見せたいところをしっかりと際立たせる”効果があるんです。凹凸さを極端なくらい強調することが、このスタイリングの成功の鍵です」(SHINさん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:クシでつむじ付近の髪を前に持ってくる

つむじより少し前にある毛束をクシで前に持ってくる。前髪を増やすようなイメージで。
つむじより少し前にある毛束をクシで前に持ってくる。前髪を増やすようなイメージで。

STEP2:フロントに持ってきた髪と前髪を大中小のホットカーラーで巻く

つむじ付近の毛束は5㎝くらいの大きなカーラーで、中間は4㎝くらい、前髪は3㎝くらいの小さなカーラーですべて前向きに巻く。
つむじ付近の毛束は5㎝くらいの大きなカーラーで、中間は4㎝くらい、前髪は3㎝くらいの小さなカーラーですべて前向きに巻く。

STEP3:両サイドの髪をドライヤーで後ろに流す

手グシでサイドの髪を後頭部に流しながらドライヤーを当てる。逆サイドも同様に。
手グシでサイドの髪を後頭部に流しながらドライヤーを当てる。逆サイドも同様に。

STEP4:こめかみと耳上の髪を引っ張りながらドライヤーでクセ付ける

仕上げに耳上、こめかみの髪を後ろに引っ張りながらドライヤーを当てる。逆サイドも同様に。
仕上げに耳上、こめかみの髪を後ろに引っ張りながらドライヤーを当てる。逆サイドも同様に。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. つむじ周りの髪をフロントに持ってきて前髪をボリュームアップ!
  2. サイドの髪はタイトにまとめると顔がシャープに!
  3. うねりやすいこめかみ付近の髪にツヤを与えてまとめる

「年齢とともにうねりが出やすい、こめかみや顔の生え際。このうねりをドライヤーで伸ばし、熱でツヤを出すと、仕上がりの印象が華やかになり、清潔感も生まれます」(SHINさん)

【丸顔×ペタ髪さん必見】丸い顔がシャープに、小顔になる!「前髪を厚め」にするだけ

【4】小顔見えする横幅広めの菱形シルエットの斜め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「ペタッとするのはNGですが、面長さんの場合はトップにボリュームが出すぎてもダメ。ハチ周りはタイトに、ボリュームは横に広げることを意識しましょう。前髪は、額を隠しすぎず、出し過ぎず、肌がちらっと見えるくらいが、抜け感が出て顔型もカバーできます」(石原さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:ヘアアイロンで毛先を巻く

太めのヘアアイロンで、毛先にワンカールをつける。
太めのヘアアイロンで、毛先にワンカールをつける。

STEP2:ヘアアイロンでトップを立ち上げる

トップの髪の根元を起こすように、太めのヘアアイロンを当てて、ボリュームを出す。
トップの髪の根元を起こすように、太めのヘアアイロンを当てて、ボリュームを出す。

STEP3:ワックスで整える

クリームワックスを手のひらにのばし、表面になじませる。少し束感を出しながら、前髪をななめに流し、サイドは耳にかけてボリュームをコントロール。
クリームワックスを手のひらにのばし、表面になじませる。少し束感を出しながら、前髪をななめに流し、サイドは耳にかけてボリュームをコントロール。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 毛先はふんわり巻いて、サイドに広げる
  2. トップがペタッとしない位置で分ける
  3. 前髪は厚くなりすぎないように流す

「毛先をワンカール巻いておくと、耳にかけるだけでボリュームが出て、フォルムの調整がしやすいです。キープ力が欲しい人は、最後に軽めのキープスプレーを」(石原さん)

面長に似合うボブは、輪郭カバーの菱形シルエットが正解!

【5】毛流れがふんわり軽やかな長めの斜め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「このスタイルは、スタイリングの順番が大事。毛先を内巻きにしてからハチ上の毛束の中間を巻かないと、このニュアンスになりません。手順を守ることで、ふんわり、ラフに仕上がります」(加藤さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:前髪をブラシでブロー

根元からブラシに巻きつけてドライヤーを当てる。根元が立ち上がればOK。
根元からブラシに巻きつけてドライヤーを当てる。根元が立ち上がればOK。

STEP2:毛先をすべて内巻きにする

コテは26ミリを使用。毛先をすべて内巻きにしておく。
コテは26ミリを使用。毛先をすべて内巻きにしておく。

STEP3:ハチ上の髪を太めに取って縦巻きにする

毛束の中間だけを巻く。全方位巻くことで髪の表面に動きが出る。
毛束の中間だけを巻く。全方位巻くことで髪の表面に動きが出る。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 前髪の根元を立たせるように根元から巻き込む
  2. 毛先はすべて内巻きにしておく
  3. ハチ上の中間だけをランダムに巻く!

「仕上げにスタイリング剤をつけるとツヤが出るのでオススメです。ワックスやシアバターだと根元が潰れてしまうので、軽いテクスチャーでキープ力のあるセラムなどを使うといいですよ」(加藤さん)

普通のボブは卒業!40代からは、ラフでナチュラルな今っぽ「透け感ボブ」

【6】うねる髪を若々しく見せる斜め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「藤本さんの髪は、つむじのあたりで割れやすいので、スタイリングの前にタンパク質を補うミストをスプレーしておくと、根元の毛が立ち上がりやすくなり、つぶれにくくなります」(高橋さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:つむじが割れやすい部分やボリュームの欲しい部分の根元にミストをスプレー

タンパク質を補っておくと、立ち上げた髪がつぶれにくくなる
タンパク質を補っておくと、立ち上げた髪がつぶれにくくなる

STEP2:髪の根元を起こすようにドライヤーで乾かす

根元を立ち上げるための準備
根元を立ち上げるための準備

STEP3:160℃ほどのストレートアイロンに前髪を根元から挟み、横に流す

前髪を横に長し生え際が見えないように
前髪を横に長し生え際が見えないように

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. フェイスライン、額の生え際を見せないように前髪でカバー
  2. 毛先を顔に沿わせたり、軽くはねさせて軽さを出す
  3. 白髪をしっかり染めたい派なら、たまに明るい色で染め直しを

「前髪をヘアアイロンで伸ばすときは、表面と内側の髪を一緒に挟めなければ、それぞれ個別に横へ流してください」(高橋さん)

前髪ひとつで、たるみとシワを同時にカバーしてくれる髪型がわかった!

【7】長め前髪を華やかな印象に!外ハネ斜め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「前髪の毛先をクルンと外巻きにするのではなく、サイドに流すイメージで斜め外巻きにするのがポイント。仕上げにクリームでツヤを出したいのですが、セミウェットな質感の『モイ クリーム グローリーゼア』(¥2,600/タカラベルモント)がおすすめ。100%植物性で、エイジング毛のケアにもぴったりです」(小室さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:カールアイロンで前髪の中間から毛先を斜め外に巻く

カールアイロンで前髪を挟んだら、外に逃がすようなイメージで斜め外巻きに。
カールアイロンで前髪を挟んだら、外に逃がすようなイメージで斜め外巻きに。

STEP2:裾の髪はカールアイロンで内巻きに

裾は毛先を中心に内巻きに。
裾は毛先を中心に内巻きに。

STEP3:ヘアクリームを両手のひらにのばし、髪を揉み込むようになじませる

ヘアクリームを髪全体になじませる。
ヘアクリームを髪全体になじませる。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 内巻きと外巻きを組み合わせて華やかさを出す
  2. スタイリングの仕上げにヘアクリームをなじませ、ツヤ感をプラス
  3. エイジング毛を増やさないためにブラッシングを習慣に

「頭皮の血行やリンパの流れが悪いと、エイジング毛はどんどん増えます。ブラッシングやマッサージで頭皮の巡りをよくするように心がけてください」(小室さん)

うねって広がる髪を「外巻き」にするだけで、スタイリッシュな華やかヘアに

【8】ロングでも抜け感を生み出す斜め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「髪の内側にボリュームがないと、全体がペタッとした印象になり、菱形シルエットになりません。内側を巻くときは、毛束を多く取って縦にしっかりと巻くこと。熱を与えてハリを出すと、全体がふわっと立体感のある印象に仕上がります」(菅野さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:サイドの内側を縦巻きにする

コテは36mmを使用。毛束を多めにとって中間をしっかりと巻く。ハチ上を留めておくとやりやすい。逆サイドも同様に巻いて。
コテは36mmを使用。毛束を多めにとって中間をしっかりと巻く。ハチ上を留めておくとやりやすい。逆サイドも同様に巻いて。

STEP2:ハチ上の髪を縦巻きにして華やかに

ハチ上は毛束の中間だけをリバース。根元と毛先は逃すように巻いて。逆サイドも忘れずに巻く。
ハチ上は毛束の中間だけをリバース。根元と毛先は逃すように巻いて。逆サイドも忘れずに巻く。

STEP3:襟足をリバース巻きに

襟足の毛束を前に持ってきて中間を巻く。逆の襟足も同様もリバースすれば完成。
襟足の毛束を前に持ってきて中間を巻く。逆の襟足も同様もリバースすれば完成。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 髪の内側は根元からしっかりと熱を当てる
  2. 顔のフレームが菱形になるように巻く
  3. 巻くときは縦巻きに!寝かせると古臭い巻き方になるので注意

「コテで巻くときはすべて毛束の中間から縦巻きにする。コテを寝かせると、一昔前の古臭い巻き方になってしまうので気をつけて。パサつきや広がりが気になるときは、仕上げにオイルや保湿剤をつけてみてください。少量を手のひらに伸ばし、髪の内側や毛先になじませて」(菅野さん)

丸顔が小顔になる最強のロングヘアの秘密は「流し前髪」と「顔周りのリバース巻き」にあり!

センターパート前髪【3選】


【1】くびれシルエットで丸顔カバーした、センターパート前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「前髪は生えグセをとっておくと、真ん中で分けるだけで菱形フォルムが作れます。スタイリング前には、前髪を濡らしてブローしてクセをとり、全体もブローしておきましょう。襟足は外ハネにすると、より今っぽく仕上がりますよ!」(中川さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:毛先を外ハネにする

32mmのヘアアイロンで、毛先を外向きに巻いてハネさせる。
32mmのヘアアイロンで、毛先を外向きに巻いてハネさせる。

STEP2:表面全体に動きをつける

トップとサイドの髪を、いくつかに分けて、毛先からワンカール程度巻く。表面に動きを出すイメージ。
トップとサイドの髪を、いくつかに分けて、毛先からワンカール程度巻く。表面に動きを出すイメージ。

STEP3:アイロンで前髪のクセをとる

前髪にストレートアイロンを当てる。少し根元を浮かせながら、根元から毛先に向かってすべらせる。
前髪にストレートアイロンを当てる。少し根元を浮かせながら、根元から毛先に向かってすべらせる。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 生えグセをスタイリングする前に水で濡らしてブロー
  2. 巻く前には必ずブローして髪のキューティクルを整える
  3. 外ハネは強くしすぎない

「40代になると髪が乾燥しやすくなるので、毛量調節によるパサつきも強くなりがち。スタイリング前には、ヘアアイロン用のオイルをつけておきましょう。オススメは、『リファ ロックオイル』です」(中川さん)

丸顔カバーには、センターパートのくびれショートボブが効果的!

【2】面長でも似合う!菱形シルエットのセンターパート前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「前髪と表面にレイヤーが入っているので、軽く巻けば軽やかな動きが出せます。ラフに仕上げすぎるとパサつきに見えてしまうので、ベースは乾かす前にハリとコシの出るスプレーをつけてツヤを仕込んで」(林さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:ベース剤をつけて乾かす

塗れた髪に、ケラスターゼ アドジュネス(髪にハリコシの出る洗い流さないトリートメント)をスプレー。根元を起こしながら全体を乾かす。
塗れた髪に、ケラスターゼ アドジュネス(髪にハリコシの出る洗い流さないトリートメント)をスプレー。根元を起こしながら全体を乾かす。

STEP2:表面と顔周りをブロー

前髪とハチ上の髪を、ロールブラシでブロー。表面と顔周りにラフな質感を作る。
前髪とハチ上の髪を、ロールブラシでブロー。表面と顔周りにラフな質感を作る。

STEP3:全体の毛先を内巻きにする

32mmのヘアアイロンで、全体の毛先のみ1回転半の内巻きに。
32mmのヘアアイロンで、全体の毛先のみ1回転半の内巻きに。

STEP4:ワックスをもみ込む

クリームワックスを手のひらにのばし、全体にもみ込む。巻いた毛先は、下から持ち上げるようにして。
クリームワックスを手のひらにのばし、全体にもみ込む。巻いた毛先は、下から持ち上げるようにして。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 分け目はぼかして乾かす
  2. 表面だけブローして、重さを残しつつ軽やかに
  3. ラフに仕上がるようにスタイリング剤はつけすぎない

「前髪と表面をブローすることで、トップにふんわり感も出せるので、キレイな菱形シルエットに仕上がります。表面だけ動かすのがポイントです。軽やかさが残るように、仕上げのスタイリング剤はつけすぎないで」(林さん)

カギは菱形シルエットにあり!「面長」でも似合うセンターパートのミディアムスタイル

【3】軽やかでエアリーなセンターパート前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「前髪の立ち上がりはスタイリングでつくります。まずドライするときに左右色々な方向から乾かします。その後、前髪をやさしく握りながらクシュっとさせ、根元にドライヤーを当てるとうまく立ち上がりますよ」(市田さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:水分を含ませてパーマを出す

中間から毛先に水分を含ませる。髪を握りながら含ませるとパーマが出やすい。
中間から毛先に水分を含ませる。髪を握りながら含ませるとパーマが出やすい。

STEP2:前髪の中間をクシュっと握って持ち上げたら、根元に熱風を当てる

前髪を握って根元を立たせるとふわっとした印象に。
前髪を握って根元を立たせるとふわっとした印象に。

STEP3:トップにカーラーを巻いてボリュームアップ

大きめのカーラーで毛先から根元まで巻く。巻いたらそのまま5分ほど放置して外す。
大きめのカーラーで毛先から根元まで巻く。巻いたらそのまま5分ほど放置して外す。

STEP4:ワックスを毛束の中間から毛先に揉み込む

パール2粒分くらいの量をとって手のひらになじませる。耳まで持ち上げるように握るのがオススメ。
パール2粒分くらいの量をとって手のひらになじませる。耳まで持ち上げるように握るのがオススメ。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 前髪はセンターで分ける!
  2. 根元から前髪をしっかりと立ち上げる
  3. 仕上げのワックスは軽めのテクスチャーを選ぶ

「仕上げのワックスを選ぶときは、さらっとしたつけ心地のものを選ぶと軽やかな印象に仕上がります。つけるときは毛先を耳まで持ち上げて、握るように揉み込むのが正解。ツヤの出る保湿クリームもオススメです」(市田さん)

前髪を真ん中分けすると小顔になる!ぺたんこ髪も解消できる「ゆるパーマヘア」とは?

かき上げ前髪【5選】


【1】女性らしさとクールさを併せ持つかき上げ前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「ベースは丸いフォルムのマッシュ。前髪をおろしていると可愛らしい雰囲気ですが、かき上げるとクールな雰囲気にも。ウェットな質感によって、ゆるくかかっているパーマの存在感も増し、色気もグッと増します。様々な表情を楽しめるのがこのアレンジの特長です」(泰斗さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:ワックスを根元から全体に揉み込む

全体の根元にワックスを揉み込む。
全体の根元にワックスを揉み込む。
ワックスは小豆3個分くらいの大きさが目安。オススメは自社開発の「ジェミールフラン アクアピュレ」。自然なウェット感で濡れた束感を表現したいときにぴったり。
ワックスは小豆3個分くらいの大きさが目安。オススメは自社開発の「ジェミールフラン アクアピュレ」。自然なウェット感で濡れた束感を表現したいときにぴったり。

STEP2:前髪をかき上げる

手のひらに残ったワックスで前髪をかき上げる。
手のひらに残ったワックスで前髪をかき上げる。

STEP3:バランスを見て整える

全体のバランスを見ながら、毛束をつまむように整えて。
全体のバランスを見ながら、毛束をつまむように整えて。

〈まとめ!スタイリングのコツ

「スタイリングするときは、ある程度ラフさを残すように心がけて。濡れた髪質でビシッと整えてしまうと、強い印象になるだけでなく古臭い感じになることも。パーマのニュアンスを活かすように意識してください」(泰斗さん)

別人級に変身できる!ショートヘアでも簡単な前髪アレンジ

【2】エッジの効いた強めウェーブのかき上げ前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「寝起きでパーマが潰れてしまっている時は、水分を髪全体に含ませてパーマを蘇らせることから始めましょう。動きが出てきたら前髪を根元から立たせてワックスをもみ込むだけ! 忙しい時でも簡単にスタイリングできます」(湯淺さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:水分を含ませてパーマを出す

髪全体を濡らすイメージで水分を与える。スタイリング剤を使う場合は、ミスト状のものを使うと◎。
髪全体を濡らすイメージで水分を与える。スタイリング剤を使う場合は、ミスト状のものを使うと◎。

STEP2:前髪とフロントの髪を熱風で立ち上げる

前髪とフロントの髪を持ち上げたら、根元に熱風を当てて髪を立たせる。
前髪とフロントの髪を持ち上げたら、根元に熱風を当てて髪を立たせる。

STEP3:全体にワックスをもみ込む

ハード系のワックスを使用。パール粒ふたつ分くらいを目安に、髪の量に合わせて多めに馴染ませるのがポイント。
ハード系のワックスを使用。パール粒ふたつ分くらいを目安に、髪の量に合わせて多めに馴染ませるのがポイント。

〈まとめ!スタイリングのコツ

  1. まずはパーマをしっかりと出す!
  2. 前髪は大袈裟なくらい立ち上げてよし!
  3. ワックスは多め。根元からしっかりともみ込む

「朝はパーマが潰れてしまっていることが多いので、まずは水分を与えてしっかりとウェーブを出しましょう。前髪とフロントは上にひっぱりながら根元にドライヤーを当てると立ち上がります。大袈裟なくらい立ち上げておくと、潰れにくく持ちもよくなります」(湯淺さん)

【古臭くない40代のパーマスタイル】正解は「強めウェーブ」と「かき上げ前髪」

【3】ラフさと色気が共存!パーマでつくるかき上げ前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「スタイリング剤を髪の表面からつけると、ブローやコテで作ったボリュームが潰れてしまいます。スタイリング剤をつけるときは髪の内側から空気を入れるように揉み込んで」(小宮さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:前髪をブローしながら立ち上げる

完成根元からブラシを入れて、かき上げるように動かしながら熱を当てる。
完成根元からブラシを入れて、かき上げるように動かしながら熱を当てる。

STEP2:前髪と顔まわりの毛先をリバース巻きにする

コテは32ミリを使用。毛先だけワンカールするのがコツ。逆サイドも同様に。
コテは32ミリを使用。毛先だけワンカールするのがコツ。逆サイドも同様に。

STEP3:バームを揉み込んでパーマを出す

パーツ粒ひとつ分くらいのバームを手のひらによくなじませたら、髪の内側から揉み込む。
パーツ粒ひとつ分くらいのバームを手のひらによくなじませたら、髪の内側から揉み込む。

〈まとめ!スタイリングのコツ

  1. 前髪は根元から立ち上げる!
  2. 前髪、顔まわりはリバース巻きに
  3. バームを揉み込んでパーマの動きを出す

「キープ力のあるバームがオススメ。テクスチャーがかたまって使いにくい時は、オイルを少し混ぜて。クリーム状にすれば滑らかになり使いやすくなります。オイルを混ぜすぎるとベタッとした印象になるので、混ぜすぎに注意して」(小宮さん)

【40代のボブスタイル】面長顔が小顔になる骨格矯正カットとは?

【4】長め前髪も若々しく見せる、知的なかきあげ前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「前髪、トップの髪の毛がベタッとした印象にならないよう、ドライヤーの熱は前方から当ててください。分け目の髪がふわっと立ち上がり、時間が経っても崩れにくくなります」(赤井さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:前髪とトップの髪をかきあげて立たせる

前髪とトップの髪の毛をかきあげたら、前方からドライヤーを当てる。根元を集中的に狙うと効果的。
前髪とトップの髪の毛をかきあげたら、前方からドライヤーを当てる。根元を集中的に狙うと効果的。

STEP2:顔周りの毛束を外巻きにする

耳前の毛束を32mmのアイロンで外巻きに。華やかさが出るように毛束の中間を巻くのがコツ。
耳前の毛束を32mmのアイロンで外巻きに。華やかさが出るように毛束の中間を巻くのがコツ。

STEP3:毛束の中間、毛先にワックスをもみ込む

柔らかいテクスチャーのものを手のひらになじませて、まんべんなくつけて。スタイリング剤は小指の爪くらいの量でOK。
柔らかいテクスチャーのものを手のひらになじませて、まんべんなくつけて。スタイリング剤は小指の爪くらいの量でOK。

〈まとめ!スタイリングのコツ

  1. ドライヤーは前から当てるのがベタつかないコツ
  2. 顔まわりは毛束の中間を巻いて優雅に
  3. スタイリング剤でツヤと束感を演出する

「スタイリング剤をもみ込むことでツヤと束感が生まれます。根元やトップにつけるとベタつきや老け見えの原因になるので、毛束の中間と毛先だけにつけてくださいね」(赤井さん)

若返りの秘訣は「長め前髪」。老け顔に見えない大人のミディアムヘア

【5】華やかな印象を与える、エレガントなかきあげ前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「コテで巻く時は毛先を逃して。毛先までしっかりと巻き込んでしまうと古臭い、一昔前の巻き髪スタイルになってしまいます。癖かな?と思うくらい緩やかに巻くことで今ぽい仕上がりになります」(野口さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:前髪をマジックカーラーで巻く

大きめのカーラーを使用。毛先から根元までしっかりと巻き込む。このままドライヤーで熱を当てて1〜2分間放置して。
大きめのカーラーを使用。毛先から根元までしっかりと巻き込む。このままドライヤーで熱を当てて1〜2分間放置して。

STEP2:毛束の中間をコテで巻く

コテは32mmを使用。毛先は巻き込まないのがポイント。全方位ランダムにMIX巻きに。
コテは32mmを使用。毛先は巻き込まないのがポイント。全方位ランダムにMIX巻きに。

STEP3:毛先にワックスをなじませる

パールひと粒大のワックスを手のひらになじませて毛先に揉み込む。下から上に向かって握るようにつけて。
パールひと粒大のワックスを手のひらになじませて毛先に揉み込む。下から上に向かって握るようにつけて。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 前髪は根元が立ち上がるようにしっかりと巻く
  2. コテで巻く時は毛束の中間だけ!
  3. ワックスは毛束を握るように揉み込む

「なじませるワックスはファイバー系の柔らかいテクスチャーが理想です。巻きが取れやすい方は巻き髪ローションをなじませてから巻いて。ダメージが気になる方はオイルがオススメ。コテは160度くらいで巻くと髪が傷みません」(野口さん)

前髪を立ち上げるだけで劇的に若返る!長め前髪のロングヘア

重め前髪【2選】


【1】小顔見えするふんわり重め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

立ち上がりをつくるのはトップのみ。「耳から下の髪とサイドにボリュームはいりません。とにかくトップの髪だけ立ち上げるように、スタイリングしてください」(寺嶋さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:太めのカーラー2本で、頭頂部の髪を毛先から巻く

頭頂部の髪を前後2つに分け、前側は前向きに、後ろは後ろ向きにカーラーで毛先から巻く。
頭頂部の髪を前後2つに分け、前側は前向きに、後ろは後ろ向きにカーラーで毛先から巻く。

STEP2:カーラーで巻いた部分にのみワックスをなじませる

手のひらに広げたワックスを、カーラーで巻いた髪の中間から毛先にかけてなじませる。
手のひらに広げたワックスを、カーラーで巻いた髪の中間から毛先にかけてなじませる。

STEP3:手に残ったワックスで髪の裾を抑える

耳の下あたりの髪を首に沿わせるように、手ぐしでタイトに抑える。
耳の下あたりの髪を首に沿わせるように、手ぐしでタイトに抑える。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 前髪を厚くしてトップにボリュームを作る
  2. トップに高さが出るように髪は長めに残しておく
  3. トップをふんわりさせたら裾はタイトにまとめてメリハリを作る

「ボリュームを持たせる部分と引き締める部分をつくって、菱形のシルエットをつくるとバランスよくまとまります。このスタイルはボリュームが欲しい方、髪がやわらかくてペタッとしがちな方におすすめです」(寺嶋さん)

白髪が目立たなくなるコツは前髪の「厚み」にありました!

【2】ショートにもボブにも見える万能な重め前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「ワックスは髪の内側、根本にしっかりと揉み込むと、全体のボリュームが増して、ふんわりとした印象に仕上がります。表面から撫で付けるのはNG!」(泰斗さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:根本を立たせるようにドライする

頭を下に向け、地肌をこするようにドライ。これで根本からふんわりと立ち上がる。
頭を下に向け、地肌をこするようにドライ。これで根本からふんわりと立ち上がる。

STEP2:ワックスを髪の内側に揉み込む

ワックスはパール3粒くらいを目安に。手のひらに伸ばしたら髪の内側へ。根本へしっかりと揉み込む。
ワックスはパール3粒くらいを目安に。手のひらに伸ばしたら髪の内側へ。根本へしっかりと揉み込む。

STEP3:指でつまんで束感を出す

指に残ったワックスで顔まわりの髪に束感を出す。
指に残ったワックスで顔まわりの髪に束感を出す。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 分け目をつけないようにドライする
  2. ワックスは髪の内側に!外から撫で付けない
  3. つくり込みすぎない。大胆にワックスをなじませて

「全体のシルエットを作り込もうとすると、逆に失敗することも。タオルドライするみたいに、バサバサって感じでドライしつつ、ワックスも髪の内側から勢いよくガシガシつけちゃってください!」(泰斗さん)

マスクをつけても野暮ったくならない! スッキリ小顔に見える「大人のショートヘア」

韓国風前髪【2選】


【1】太めのカーラーでつくる、韓国風前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「前髪とトップをつなげるように、前髪の根元を立ち上げるようにカーラーで巻きます。顔まわりだけレイヤーを入れているので、ワンレングスがベースでも動きが出て、スタイルに華やかさが生まれます」(冬木さん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:前髪の根元を立ち上げるようにカーラーで巻く

直径3~4㎝のカーラーで分け目をまたぐようにしてリバース巻きにする。
直径3~4㎝のカーラーで分け目をまたぐようにしてリバース巻きにする。

STEP2:カールアイロンで顔まわりの髪を毛先だけ内巻きにする

前髪のカーラーはそのままで、ほぼ毛先だけ内巻きにする。
前髪のカーラーはそのままで、ほぼ毛先だけ内巻きにする。

STEP3:ところどころひとつまみずつ毛先を外巻きに

バランスを見ながらひとつまみずつ毛先を外巻きにする。
バランスを見ながらひとつまみずつ毛先を外巻きにする。

STEP4:手のひらに広げたワックスを毛先から揉み込むようになじませる

毛束感を出すように髪全体を揉み込むようにしてワックスをなじませる。
毛束感を出すように髪全体を揉み込むようにしてワックスをなじませる。

STEP5:ひとつまみずつ毛束をつまんでワックスをなじませる

手に残ったワックスで十分。バランスを見ながらところどころ毛束感をつくるイメージで。
手に残ったワックスで十分。バランスを見ながらところどころ毛束感をつくるイメージで。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 前髪を根元から立たせてトップのふんわり感をつくる
  2. 毛束感をつくってまとまりのあるスタイルを演出する
  3. 前髪は薄くし過ぎない

「薄い前髪にするなど流行を追いすぎると『若づくり』な印象になってしまうので、大人はほどほどで。毛束感と毛流れを出すだけで、今風の韓流系スタイルになります」(冬木さん)

ボリュームもツヤも出にくい大人髪は、今注目の韓流系ボブで解決!

【2】S字カールでつくるアンニュイな韓国風前髪

完成
完成

■:スタイリング方法

「寝起きはパーマがあまり出ていないので、水分を含ませてカールをしっかりと出してください。水分を含ませることでみずみずしい質感になり、髪のまとまり、束感もアップします」(CHINATSUさん)

スタイリング前
スタイリング前

STEP1:水分を含ませてパーマを出す

水分を含ませることでウェーブがより出る。
水分を含ませることでウェーブがより出る。

STEP2:ワックスを揉み込む

パール粒大のワックスを手のひらになじませて、握るように揉み込む。
パール粒大のワックスを手のひらになじませて、握るように揉み込む。

〈まとめ!スタイリングのコツ〉

  1. 水分をしっかりと与えてカールを蘇らせる
  2. 毛束を持ち上げながらワックスを揉み込む
  3. ワックスにオイルを少し混ぜるとツヤやかに仕上がる!

「ワックスをつける時は『持ち上げながら握る』のがコツ。毛束の重心が上がり、顔まわりが華やかに。重心が下がると、リフトダウンにつながるので注意して」(CHINATSUさん)

古臭いウェーブパーマは老け見えに!若々しい印象を叶える「S字カール」のパーマヘアとは?

この記事の執筆者
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