親子で死因を究明! フジテレビ系月9ドラマ『監察医朝顔』とは?

朝顔(上野樹里さん) ©フジテレビ
朝顔(上野樹里さん) ©フジテレビ

女優の上野樹里さん演じる法医学者・朝顔と、朝顔の父であるべテラン刑事・平(時任三郎さん)が、共に遺体の死因の謎を解き明かすだけでなく、遺体から見つけ出された「生きた証」を通じて、残された人たちの心を救っていくさまを描く、フジテレビ系ドラマ『監察医朝顔』。

新米法医学者の女性・朝顔は、解剖を通し、その父・平は捜査を通して、遺体の死因の謎に迫るドラマとなっています。原作は、2006年から『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載された同タイトルの医療漫画。設定にアレンジが加えられ、親子には東日本大震災で行方不明になった母(妻)がいる設定となっています。

白骨遺体の死因の原因とは……?第5話のあらすじをおさらい!

先週放送の第5話では、心霊スポットとして知られる場所で、白骨化した遺体が発見されました。朝顔たちが遺骨を調べると、小さな骨が混じっていることが判明します。

第一発見者に事情を聞くと、彼らが1年半ほど前に、動画サイトに投稿された映像を見て、現場を訪れていたことがわかります。その動画には、白い服を着た男が映っており、行方不明者の照合と現場周辺の捜索が開始されます。

そんな中、朝顔は、遺体の左腓骨と左脛骨がはく離骨折していることに気づき……。最終的に、遺体の身元は判明するも、詳しい死因を特定することは難しく、遺族も遺骨の受け取りを拒否するという結末が描かれました。

細かな描写からも目が離せない。思わず見入ってしまう展開も魅力

この展開に視聴者からは「遺体が見つからない(朝顔)親子、遺体の受け取りを拒否する家族。ふとしたシーンに切なくなる」「シビアな対比が効く……」と、細かい描写に思わず見入ってしまう視聴者も多くいたようです。

家族シーンも見どころ。朝顔親子の想いがぶつかりあう展開に、涙する視聴者が続出!

第5話での朝顔(上野樹里さん)と父・平(時任三郎さん) ©フジテレビ
第5話での朝顔(上野樹里さん)と父・平(時任三郎さん) ©フジテレビ

また、風間俊介さん演じる刑事の桑原と結婚することになった朝顔の「桑原くんと一緒に暮らしたい気持ちもあるものの、父と離れるのも寂しい」という気持ちに気づいた桑原は「みんなで一緒に暮らさない?」と提案します。この展開に、SNSでは「桑原くん、素敵すぎる!」などの声があふれていました。

一方、朝顔のことを思っている父・平は「甘えるな」「俺は一人で大丈夫だ心配するな」「とにかく出て行きなさい」など、朝顔に向け言葉を放ちますが、「私が寂しいから、ここに一緒に住みたいんだよ」と自分の気持ちを素直に打ち明けます。

さらに母の写真を持ち「今まで30年間、大切に育ててくれてありがとうございました。お父さんとお母さんみたいないい夫婦になります。みんなでここに住んでも良いよね」とお願いすると、平が「もう好きにしていいから」と泣きながら返答するのでした。

この親子シーンでは、「泣かされた」「感動した」などの声が多く寄せられ、家族の熱い想いがぶつかり合うシーンに、思わず涙がこぼれる方が続出したようです。

事件だけでなく、日常を大切に描いている部分もあるドラマとあって、「それぞれが(事件を追うシーンと日常シーン)が絶妙なバランスで成立していて、素晴らしい!」との声も見られました。

第5話の終わりでは、5年の時が経ち、朝顔夫婦の娘も4歳になっていることが描かれました。今回はどんな事件が起き、母となった朝顔は解剖を通して、どのように事件を解決に導いてゆくのでしょうか? 気になる第6話のあらすじを、フジテレビさんご協力のもと、ご紹介します。

男女の変死体が発見される!『監察医朝顔』第6話、遺体が教えてくれる真実とは?

平(時任三郎さん)とつぐみ(加藤柚凪さん) ©フジテレビ
平(時任三郎さん)とつぐみ(加藤柚凪さん) ©フジテレビ

朝顔(上野樹里さん)は、夫の真也(風間俊介さん)、4歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪さん)とともに、朝顔の実家・万木家で幸せな日々を送っています。朝顔の父・平(時任三郎さん)も、目に入れても痛くないほど孫娘のつぐみをかわいがっていました。

左から:藤堂(板尾創路さん)、熊田祥太(田川隼嗣さん)、光子(志田未来さん)、高橋(中尾明慶さん)、絵美(平岩紙さん) ©フジテレビ
左から:藤堂(板尾創路さん)、熊田祥太(田川隼嗣さん)、光子(志田未来さん)、高橋(中尾明慶さん)、絵美(平岩紙さん) ©フジテレビ

この5年の間に、茶子(山口智子さん)が主任教授を務める興雲大学法医学教室にも、いくつかの変化がありました。ベテラン法医学者の藤堂(板尾創路さん)は、著書がベストセラーになったことで、世界中を飛び回るようになった法歯学者の妻・絵美(平岩 紙さん)との夫婦格差を嘆いているようです。

医学部生だった光子(志田未来さん)は医師になり、朝顔たちの影響で法医学の道へと進んでいます。立場が逆転してしまった検査技師の高橋(中尾明慶さん)は、そんな光子を「光子先生」と呼ぶように。

また、アルバイトとして、歯科医院の跡取りでもある医学部生の熊田祥太(田川隼嗣さん)も加わりました。

第一発見者である次女の友里(小林星蘭さん/左)と長女の美咲(恒松祐里さん) ©フジテレビ
第一発見者である次女の友里(小林星蘭さん/左)と長女の美咲(恒松祐里さん) ©フジテレビ

絵美が海外出張から戻った日、野毛山署管内の一軒家で男女の変死事件が起きます。依頼を受け、朝顔が現場へと向かうと、この家の主人・黒岩雅樹(岡部光祐さん)が居間で首を吊って死んでおり、妻の多江(片岡礼子さん)が寝室で死んでいました。

第一発見者は次女の友里(小林星蘭さん)。長女の美咲(恒松祐里さん)は、看護学生で寮生活を送っています。

左から:丸屋(杉本哲太さん)、光子(志田未来さん)、高橋(中尾明慶さん)、朝顔(上野樹里さん)©フジテレビ
左から:丸屋(杉本哲太さん)、光子(志田未来さん)、高橋(中尾明慶さん)、朝顔(上野樹里さん)©フジテレビ

多江の姿に違和感を抱いた朝顔は、彼女の体を触ろうとします。ところがその瞬間、検視官の丸屋大作(杉本哲太さん)から、「触るな」と制止されてしまい……。

朝顔(上野樹里さん)©フジテレビ
朝顔(上野樹里さん)©フジテレビ

5年の月日が経ち、朝顔を取り巻く環境にも多くの変化が見られるようです。監察医としての経験も積み、新人ではなくなった朝顔。今回の変死体の謎は、どのようにして明かされるのでしょうか?

また、同居して暮らしている、朝顔夫婦と娘のつぐみ、そして祖父となった平の家族シーンも見どころとなりそうです!

気になる物語の詳細はぜひ、8月19日(月)9時からの放送でチェックしていただければと思います。

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番組詳細

  • 監察医 朝顔
  • 8月19日(月)午後9時スタート、フジテレビ系