神戸というパン屋激戦区の地において、20年前に誕生したトミーズの「あん食」。普通の食パンにあんが入っている、特徴的なパンです。

あん食がすごいのは、ネット上のお取り寄せパンのなかでも1、2位を争うほどの人気であること。

その人気の秘密を探ります。

トミーズの「あん食」とはどんなパン?

「あん食」1.5斤 ¥650(税込)
「あん食」1.5斤 ¥650(税込)

トミーズは、1978年に設立された神戸市東灘区に本社をもつ会社で、看板商品は「あん食」という食パンです。

食パンを切り開くと、中にはあんこが入っており、それだけでなんだか得したような、プレミア感があります。

このあん食は、ネット上のお取り寄せパンのなかでもかなりの人気商品であるのをご存知でしょうか。

トミーズ魚崎本店の外観
トミーズ魚崎本店の外観

あん食が人気になった背景を、トミーズの取締役営業部長 菊池隆史さんに教えていただきました。

「あん食は、20年位前に父親である先代がつくったもので、ちょうどその3年後にテレビ番組で取り上げられました。また去年も人気の番組で取り上げられ、注目いただいております。

当時から、食パンを売る店はたくさんありましたが、付加価値をつけるために、食パンにあんを入れることを検討しました。しかし、あんを食パンに包むと重くなってしまうので、試行錯誤の末、焼く前に生地にあんを塗って巻くことにしました。渦を巻くような生地です。これにより、あんを包むよりも、軽い仕上がりになっています。またパンの耳だけ残すお子様がいるという親御さんのお悩みを聞いていたため、あんと一緒に食べれば食べられるのではないかというのもあん食をつくった理由です」

あん食は、あんと食パンとの組み合わせで、これまでになかった“軽さ”を実現しているうえに、子どもも食べやすい食パンという特徴があるようですね。

シンプルなようで考えられた、あん食のこだわり

あん食づくりのこだわりについて
あん食づくりのこだわりについて

あん食は、その材料や作り方、味にもこだわりがあります。菊池さんは次のように話します。

小豆は北海道産で甘さ控えめ

「あんの小豆は北海道産で、粒あんは特注でつくっています。パンを焼くと特にあんの甘みを感じるため、食パン自体は甘さ控えめにしています。」

あんに合うように生クリームを生地に入れている

「パン生地には、あんに合うよう生クリームを入れており、甘すぎないようにしています。」

もっとおいしく!あん食のおすすめの食べ方

あん食をよりおいしくいただく方法とは?
あん食をよりおいしくいただく方法とは?

甘さや生クリームなど、細かなこだわりのあるあん食。最もおいしくいただく方法も気になるところです。

「そのまま食べてもおいしいですが、最終的にトーストしたほうがよりおいしいと思います。焼いてからバターを塗っていただくのが一番のおすすめです。皆さん、思ったより甘くないとおっしゃられます」

まずはそのまま、そしてトーストにしてバターを塗るのが一番おいしいようですね。

ほかにはおいしい食べ方はあるのでしょうか?

「ハチミツを塗るのもおすすめです。あんと合います。生クリームやアイスクリームを乗せて召し上がるのも贅沢ですよ」

抹茶あん食(黒豆入り)はあっさり系

「抹茶あん食(黒豆入り)」500g ¥650(税込)
「抹茶あん食(黒豆入り)」500g ¥650(税込)

あん食には、抹茶あん食(黒豆入り)というバリエーションも。どんな特徴があるパンなのでしょうか?

「抹茶あん食(黒豆入り)は、あんに抹茶ベースも合うのではないかと思い、生まれたものです。抹茶ペーストをパン生地の中に入れています。そして小豆には丹波の黒豆を入れています。抹茶あん食(黒豆入り)はあん食と比べて少し小ぶりで、味もあっさりしているので、年配の方に人気です」

あん食は1日2,000本製造されている一方、抹茶あん食(黒豆入り)は1日100本製造だそうですが、抹茶あん食(黒豆入り)のほうも隠れた人気商品だそうですよ。


あん食や抹茶あん食(黒豆入り)は、神戸にある4店舗での販売のほか、ネット上での通信販売も行っています。関東在住の方でも、お取り寄せは可能。気になる方は、このヒット商品をぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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WRITING :
石原亜香利
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