全国に店舗を持つ人気のカフェ「スターバックスコーヒー」。種類の多いコーヒーはシロップやクリームを追加して、お好みの味にカスタマイズして楽しんでいる方も多いのではないでしょうか? 季節ごとのフラペチーノも新作が出るたびに話題になり、ファンの多いお店です。

そんなスタバの新業態店舗「スターバックス リザーブ® ストア 銀座マロニエ通り」が東京・銀座にオープンしました。

「スターバックス リザーブ® ストア 銀座マロニエ通り」外観
銀座マロニエ通り沿いのスターバックスを全面改装してできた新店舗。

「コーヒーの可能性を広げる」お店として、2019年2月に中目黒にオープンした「スターバックス リザーブ®  ロースタリー 東京」も、開店してしばらくは行列ができるなど大きな話題となりましたが、こちらの店舗では、そのロースタリー東京のビバレッジを提供しています。

さらに、7月に単独1号店を代官山にオープンし、やはり行列ができる人気店となっているイタリアンベーカリー「プリンチ®」の、本格イタリアンスタイルのメニューをも楽しめるお店なんです。

そんな「スターバックス リザーブ® ストア 銀座マロニエ通り」の現地レポートをお届けします。

2階建ての開放感あふれる店内は、親しい人と過ごしたい空間

1Fには持ち帰り専用のメニューが並ぶ。
1Fには持ち帰り専用のメニューが並ぶ。

「スターバックス リザーブ® ストア」は、もともと銀座にあった「スターバックス コーヒー 銀座マロニエ通り店」を全面改修し、新しく生まれ変わった店舗。店舗面積はこれまでと変わりませんが、新たに2Fに人員を配置してコーヒーやビバレッジ、プリンチ®のメニューを注文できるようになりました。

店内は、天井が高く開放感にあふれています。1Fでは持ち帰り専用のプリンチ®の商品がズラリと並んだショーケースがお出迎え。その多彩なベーカリーメニューを前に、思わずワクワクしてしまいます。

ランチプレート「タボラ」の画像
今までのスターバックスにはなかったランチメニューも。

2Fの席は、「店内での時間をゆっくり過ごしてもらいたい」という思いから、複数人で利用できる客席レイアウトに変更されたそう。

今までのスターバックスはひとりでカフェタイムを過ごすイメージも強かったですが、今回の店舗は「誰かを誘って行きたくなるスタバ」がコンセプト。まさに、親しい誰かを誘って行ってみたくなる魅力にあふれています。

「スターバックス リザーブ® ストア」で味わえる多彩なビバレッジ

■1:ロースタリー東京と同様、高品質なコーヒーの数々

コーヒーを抽出している画像
さまざまな抽出方法でコーヒーを楽しめる。

こちらで味わえるコーヒーのラインナップは、「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」で提供しているもの。「スターバックス リザーブ®」とは、「それぞれにストーリーを持った個性的で希少で高品質なコーヒー」だと定義されています。

そんな個性豊かな風味を持つ希少なコーヒーを、2Fのメインバーにてさまざまな抽出方法で楽しむことができます。抽出の様子を見られるのもうれしいですね。

アメリカーノ コン クレマの画像
「アメリカーノ コン クレマ」¥750~(税抜)

ほのかにオレンジが香るアメリカーノにシナモンがきいたクリーミーなフォームが乗った「アメリカーノ コン クレマ」や、ジンジャーエールにシェイクしたバーントシナモンシロップとコールドブリュー コーヒーを注いだ「ジンジャー エール クラウド」など、他ではなかなか味わえない、個性的なコーヒーの数々が提供されています。

■2:ティバーナ™の風味豊かな茶葉を使ったティーメニュー

また、ロースタリー東京で取り扱う「ティバーナ™」の茶葉も用意しています。ティバーナ™とは、さまざなま種類の茶葉にフルーツや花、ハーブやスパイスなどをブレンドし、これまでとは違った抽出方法、素材の合わせ方でつくり上げるビバレッジを提供するティーブランド。

そんなティバーナの多彩なティーメニューも魅力的なんです。

シトラスラベンダーティーをベースに、ライムとミントをシェイクして、トニックウォーターを注いだモヒートのようにさわやかな「シトラス ミント トニック」は、ティバーナ™を象徴するビバレッジ。

その他、ハイビスカスティーにマンゴージュースとジンジャーエールを組み合わせたトロピカルな味わいに、唐辛子をブレンドしたアンチョチリシュガーでぴりっとした辛みを加えた「ハイビスカス マンゴリータ」など、個性豊かなお茶の数々が味わえます。

■3:ワインやビールなどのアルコールメニューも

テラスラガーの画像
「テラスラガー」¥950(税抜)

コーヒーやティーなどのノンアルコールメニューだけでなく、アルコールメニューも用意されているのが「スターバックス リザーブ® ストア」の魅力。22時まで営業していることもあり、仕事帰りの一杯や、本格的に飲みに行く前の前哨戦として、アルコールメニューを楽しむことができます。

「テラス ラガー」はまさにプリンチ®のパンを食べながら飲みたい、のど越しさわやかなラガービール。トマトやオリーブ、生ハム、チーズとの相性がいいとのこと。本格イタリアンスタイルのプリンチ®のパンはアルコールにも合うため、「パン飲み」もおすすめですよ。

プリンチ®同様時間帯によって、さまざまなベーカリーメニューが楽しめる

■1:「スターバックス リザーブ® ストア」先行販売のランチプレート「TAVOLA(タボラ)」

ランチプレート「タボラ」¥1,180(税抜)※全日11:00~14:00の提供、14:00以降はサラダ、ラザニアの単品でも購入可能。専用BOXでの持ち帰りも。
ランチプレート「タボラ」¥1,180(税抜)※全日11:00~14:00の提供、14:00以降はサラダ、ラザニアの単品でも購入可能。専用BOXでの持ち帰りも。

今回、「スターバックス リザーブ® ストア」の主力商品として先行販売されるのが、「TAVOLA(タボラ)」というランチプレート。タボラとはイタリア語で食卓を意味しています。

タボラには、リーフサラダとフォカッチャ、ラザニアにデリ1種の「CALDA」と、リーフサラダとフォカッチャにデリ2種の「FREDDA」の2種類がある。
タボラには、リーフサラダとフォカッチャ、ラザニアにデリ1種の「CALDA」と、リーフサラダとフォカッチャにデリ2種の「FREDDA」の2種類がある。

プリンチ®を代表するフォカッチャのスティックに、サラダやラザニアが選べます。ショーケースで見ることができるバラエティに富んだサラダはどれもおいしそうで、選ぶときに目移りしてしまいそう。

いろいろ選べて自由な組み合わせにできるので、行くたびに違った味わいが楽しめますね。

■2:プリンチ®定番商品の「コルネッティ」や「プリンチーナ」などのデザートメニューも充実

本場のイタリアを感じられるプリンチ®のベーカリーメニュー。
本場のイタリアを感じられるプリンチ®のベーカリーメニュー。

本場イタリアの味わいを届けるプリンチ®のベーカリーメニュー。定番商品である「コルネッティ」は、発酵バターをたっぷりと生地に練り込んで焼き上げた、サクサクの食感が楽しいイタリアで広く愛されているパンです。

プレーンはもちろん、ランポーネ(ラズベリー)、ミルティッロ(ブルーベリー)、クレマ(カスタード)、ノッチョーラ(ヘーゼルナッツチョコレートクリーム)、チョコラート(チョコレート)の全6種類が用意されています。

コルネッティの画像
6種類のコルネッティは「プレーン」¥270、「ランポーネ」「ミルティッロ」「クレマ」「ノッチョーラ」各¥340、「チョコラート」¥320(すべて税抜)

パンだけでも多くのラインナップがありますが、イタリアの伝統菓子を取りそろえたデザートメニューもチェックしたいところ。

「プリンチーナ」¥650(税抜)
「プリンチーナ」¥650(税抜)

カカオタルトの上にプリンチ®オリジナルのチョコレートガナッシュを流し入れ、チョコレートソースでコーティングしてココアパウダーで仕上げた美しいタルト「プリンチーナ」や、濃厚なクリームチーズに、ラズベリージャムの酸味がきいた「チーズケーキ ランポーネ」など、食べる芸術とも言えるような見た目も美しい、かつ味もおいしいデザートの数々は、ランチのあとでも食べたくなるものばかりです。

スターバックス初の座席予約システムも

店内2Fの画像
2Fの座席の一部は予約が可能に。

また、スターバックス リザーブ® ストアでは座席の予約システムを導入。店舗の座席の一部をオンラインにて事前予約することができます。

予約受付はすでに始まっており、予約座席の利用開始日は9月9日(月)から。予約可能時間は18:00~21:30(最大90分)、予約可能人数は2~12名、予約可能隻数は最大12席です。予約の際には、ひとりあたり1ドリンク+1フードの注文が必須となっています。

確実に席をとっておきたいときにはうれしいサービスですね。


ロースタリーのコーヒー体験と、プリンチ®の本格イタリアンスタイルのベーカリー体験、ふたつの店舗の“おいしいとこ取り”ができる新しいスターバックスに、ぜひ親しい友人や恋人、家族を誘って訪れてみてはいかがでしょうか?

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2020.3.9 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
小林麻美