日本でも近年、存在感を増し続けているイタリアのスパークリングワインがフランチャコルタだ。イタリア料理店での食前酒「アペリティーヴォ」あるいは食中酒としてすでにご存知の方もあるかもしれない。

フランチャコルタは北イタリア、イセオ湖周辺で作られるスパークリングワインで一本一本瓶内二次発酵させるメトド・クラッシコが採用されている。シャルドネのフレッシュな酸味とピノ・ノワールのふくよかさのブレンドはイタリアで最もエレガントはスパークリングワインであり、その実力はシャンパーニュに匹敵するともいわれている。

阪急メンズ東京にOPENした日本初のフランチャコルタ・バー

日本初となるフランチャコルタのみを扱うワインバー
日本初となるフランチャコルタのみを扱うワインバー

ベースラインはノン・ヴィンテージだが、収穫年を記載した「ミッレジマート」、白ぶどうのみで作るブラン・ド・ブランに相当する「サテン」、無補糖の「ドサージュ・ゼロ」などバリエーションもさまざま。イタリアでも最も注目されているワインであることは間違いない。

今回、日本初となるフランチャコルタのみを扱うワインバー「フランチャコルタ・バー」が東京・銀座の「阪急メンズ東京」にOPENした。これはフランチャコルタ協会初の直営店で、もっとフランチャコルタを身近に知ってもらおうという試みだ。一方の「阪急メンズ東京」はファッションやカルチャーの起点となりうる新しいスタイルのデパートメントストアを目指し、3月にリニューアルを開始。「フランチャコルタ・バー」がその新たな魅力となることが期待されている。

スパークリングワインだけでなく、フードメニューも用意されている。
スパークリングワインだけでなく、フードメニューも用意されている。

まずオープニング期間は、今回特別にセレクトした9社からブリュット、ロゼ、サテン、ドサージュ・ゼロ、リゼルヴァといった各カテゴリーが10種類バイ・ザ・グラスでラインナップ。

以後はフランチャコルタ協会に所属する115社からローテーションで登場する予定。生ハムグリッシーニやクロスティーニなどフランチャコルタにあう軽食も用意しているのでアペリティーヴォ・タイムはもちろん、ライトランチやショッピング途中にも使えるはずだ。当面バイ・ザ・グラスで飲めるフランチャコルタは以下の通り。

バイ・ザ・グラスで飲める10銘柄のフランチャコルタ。
バイ・ザ・グラスで飲める10銘柄のフランチャコルタ。

<フランチャコルタリスト>

Ca’ del Bosco / Franciacorta Brut Cuvèe Prestige NV ¥1200
Ferghettina / Franciacorta Brut ¥1200
Castel Faglia Monogram / Franciacorta Brut ¥1200
Contadi Castaldi / Franciacorta Saten Vintage ¥1500
Barone Pizzini / Francoacorta DOCG Saten 2014 ¥1800
Ferghettina / Franciacorta Rose Brut ¥1800
Lo Sparviere / Franciacorta Rose “Monic” ¥1800
Majolini / Pa Dose M rabel 2014 ¥1800
Vezzoli Giuseppe / Franciacorta Dosage Zero ¥1800
Villa Crespia / Franciacorta Riserva Millesimato “Mille” Brut ¥2500

一種類づつ試してフランチャコルタの奥深さを体験してはいかがか。

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この記事の執筆者
1998年よりフィレンツェ在住、イタリア国立ジャーナリスト協会会員。旅、料理、ワインの取材、撮影を多く手がけ「シチリア美食の王国へ」「ローマ美食散歩」「フィレンツェ美食散歩」など著書多数。イタリアで行われた「ジロトンノ」「クスクスフェスタ」などの国際イタリア料理コンテストで日本人として初めて審査員を務める。2017年5月、日本におけるイタリア食文化発展に貢献した「レポーター・デル・グスト賞」受賞。イタリアを味わうWEBマガジン「サポリタ」主宰。2017年11月には「世界一のレストラン、オステリア・フランチェスカーナ」を刊行。