フィジカルモンスターは、優しげな瞳の持ち主!

ギャップ萌えという言葉がぴったりなアスリートといえば、この選手。9月20日~日本で初開催となるラグビーワールドカップで、大ブレーク必至といわれる日本代表のホープ、姫野和樹選手です。

姫野 和樹さん
ラグビー選手
(ひめの かずき)1994年7月27日、愛知県名古屋市出身の25歳。名古屋市立御田中学校でラグビーを始め、中部大学春日丘高校時代は花園に2度出場。帝京大学(医療技術学部スポーツ医療学科)で大学選手権4連覇を果たし、2017年にトヨタ自動車ヴェルブリッツに加入。身長187cm、体重112kg。血液型はB。羽生結弦選手や大谷翔平選手と同い年。あこがれはラグビー日本代表リーチ・マイケル主将。

まず、身長187cm、体重112kgという大味な数字に惑わされることのないように。鍛え抜かれた上半身はしっかりと逆三角形のフォルムを描き、見た目にも均整がとれています。

日本人離れしていると評判のフィジカルは握力80kg、ベンチプレス180kgとパワフルで、胸囲は116cm、首の太さは44cm、太腿の周囲は67cm、上腕の周囲は42cmあるそう。

そしてなにより魅力なのは、この迫力ボディにして優しげな顔立ちという意外性です。’80年代後半から’90年代にかけてのラグビーブームを知る、目の肥えたラグビーファンの女性たちにもすんなり受け入れられるであろう、本格的かつ現代的なさわやかさを兼ね備えた、ラガーマンなのです。

姫野和樹選手
姫野和樹選手

エリート街道まっしぐらの"にくい奴"でもあります。高校1年生から聖地・花園ラグビー場に出場し、3年のときには高校ジャパンからU20日本代表に飛び級。帝京大学在学中は大学選手権で4連覇し、トヨタ自動車では入社1年目からチームのキャプテンに大抜擢されています。

現在、日本代表でもトントン拍子に出世中。巧みなステップとパワフルな走りでボールをトライ(ゴール)へともち込む技術、コースがズレたパスにも対応できる柔軟さと器用さ、タックルをかけるときも受けるときも、体を張ることのできる闘志。

それらが評価され、日本人には難しいといわれる、フォワード第3列のフランカーやナンバーエイト、あるいは第2列のロックというポジションを任されています。

’15年に英国で開催されたワールドカップでは、日本代表が強豪の南アフリカを破って、世界を驚かせました。このとき、胸の前で両手を合わせるポーズが印象的な、五郎丸歩選手が時の人に。

それから4年が経ち、「今回のスター候補は姫野選手が一番手」というのが、ツウな人々の見立てです。今のうちに姫野選手のことを知っておけば、いずれ鼻高々になっていくこと間違いありません。

矢内 由美子さん
スポーツライター
(やない ゆみこ)取材歴25年のスポーツライター。オリンピック種目などをカバー。日本スポーツプレス協会会員。「スケートボード取材でカリフォルニア、サッカー取材でブラジルへ。帰りはドイツ経由で世界一周チケットをフル活用しました」

※本記事は2019年8月7日時点での情報です。

PHOTO :
ロイター/アフロ、つのだよしお/アフロ
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