ホテル雅叙園東京の2019年クリスマスケーキ8選

昨年の12月に創業90周年を迎えたホテル雅叙園東京。日本美のミュージアムホテルとしても唯一無二の存在感を放っています。そんなホテル雅叙園東京が2019年のクリスマスケーキを発表しました。提案するのは「シンプル」で「素材を味わう」ケーキの数々です。

「雅叙園にいらしたお客様が家に帰ったあとにケーキを見て、1日の様子を思い出してくださるようなケーキを目指した」と雅叙園ペストリー料理長の生野剛哉氏。

定番のショートケーキはもちろん、組子細工からヒントを得たケーキなど全8種類をご紹介します。

■1:色とりどりのスイーツが詰まった「玉手箱」

「玉手箱」14×14×14cm ¥30,000(税抜)
「玉手箱」14×14×14cm ¥30,000(税抜)

ホワイトチョコレートで覆われた2段の玉手箱のケーキ。なんと箱ごとすべて食べられるのだそう。赤と白の組み合わせがパーティーにはぴったりです。

蓋を開けると色とりどりのスイーツが並ぶ
蓋を開けると色とりどりのスイーツが並ぶ

上段にはホテル内のPATISSERIE「栞杏1928」で人気のシシリアン、フルリール、栞杏といったガトー3種類のほか、手毬チョコ、木いちごのボンボンショコラ、天井画ショコラ、チョコレートブラウニーなどが、下段には格子模様のショートケーキが詰まっています。

「昭和の竜宮城」といわれた雅叙園でしかいただけない「玉手箱」。高い人気を誇っており、毎年、販売を期待されているお客様も多いのだとか。

こちらは限定10台の販売となっています。

■2:香り高いいちごを楽しむ「嘉山農園の苺ショートケーキ」

「嘉山農園の苺ショートケーキ」4号(12×5cm)¥3,800/5号(15×5cm)¥4,500(ともに税抜)
「嘉山農園の苺ショートケーキ」4号(12×5cm)¥3,800/5号(15×5cm)¥4,500(ともに税抜)

横須賀の長井にある嘉山農園のとちおとめを使用した雅叙園定番のショートケーキです。

こちらのいちごは収穫の時期から逆算し、最もおいしい完熟のタイミングで食べてもらえるようにつくられているのだそう。しっかりとした果肉の歯ごたえと酸味、香りが味わえます。特に香りはケーキの箱を開けたときにしっかりと感じられるほどのもの。

パティシエ指名買いのいちごと計算されたスポンジの弾力、すっきりとした甘さの生クリームによるこだわりの逸品です。

■3:キュートで大人っぽいデザイン「ぺール・ノエル」

「ペール・ノエル」13×18×5cm ¥4,300(税抜)
「ペール・ノエル」13×18×5cm ¥4,300(税抜)

 サブレをベースにチーズとワインのスフレ、ドライフルーツ、フランボワーズのムースが重ねられ、その上にはマスカルポーネのムースが。

マスカルポーネムースと木苺のムースがサンタの帽子に見立てられたキュートなケーキです。ただ、見る角度によってはサンタの帽子が見えないこともあります。ある瞬間だけに見える景色を楽しんでみてください。

■4:繊細なデザインと遊び心が感じられる「KUMIKO・柚子」

「KUMIKO・柚子」13.5×14.5×7cm ¥4,700(税抜)
「KUMIKO・柚子」13.5×14.5×7cm ¥4,700(税抜)

 ベースにはザッハマッセ(アーモンドパウダー入りのチョコレートスポンジ)、その上にはガナッシュ&クランブル、オレンジのダックワーズ、柚子のクリーム、ミルクチョコレートのムースが重ねられています。組子細工を参考にしたということで、四方を囲うチョコレートには繊細なデザインが施されています。

真ん中にはチョコレートとクルミで作ったキャンドルが。火をつけると、組子行燈の趣に変身します。油脂分の多いクルミは1~2分ほど美しい灯りをともしてくれます。

■5:濃厚な味わいの「マロンカシス」

「マロンカシス」8×16×6cm¥4,500(税抜)
「マロンカシス」8×16×6cm¥4,500(税抜)

 くるみのビスキュイ、クレームシャンティをフランス産の栗のペーストを使ったムースと酸味の強いカシスのムースでサンド。隠し味としてスパイシーなパ・タ・リンツァーという生地が底に敷かれているのがポイントです。

尖ったカシスの酸味を栗の甘さで受け止めるような濃厚なケーキ。3本並んだチョコレートのツリーがビジュアルのアクセントになっています。

■6:抹茶の味わいを感じる「ブッシュ・ド・ノエル・ジャポネ」

「ブッシュ・ド・ノエル・ジャポネ」8.5×17×6cm ¥4,300(税抜)
「ブッシュ・ド・ノエル・ジャポネ」8.5×17×6cm ¥4,300(税抜)

PATISSERIE「栞杏1928」で人気のスイーツ「栞杏」をクリスマスバージョンでお届け。抹茶と黒胡麻でガトーオペラを作り、ホワイトチョコレートのムースで包み込んであります。

周りを覆うのはホワイトチョコレートと抹茶です。チョコレート用の色素が一切入っていないので、翌日になるとほんの少し色が変わっていきますが、抹茶本来の苦みを感じることができます。アクセントに飾られたのは赤い椿のチョコレートです。

■7:クリスマスにあえて食べたい「ピティヴィエ・ノエル」

「ピティヴィエ・ノエル」14×14×5cm ¥3,800(税抜)
「ピティヴィエ・ノエル」14×14×5cm ¥3,800(税抜)

和栗のアーモンドクリームをフィユタージュ・アンヴェルセ(逆折り込みパイ生地)で包み込んで焼き上げています。丁寧に織り込まれた生地の繊細な食感と、マロンの香りが味わい深い一品です。口どけの良いパイ生地をぜひ楽しんでみてください。

聖夜をイメージしたアイシングクッキーと一緒にいただけます。

■8:定番も忘れず味わいたい「シュトーレン」

「シュトレーン」320g ¥2,700(税抜)
「シュトレーン」320g ¥2,700(税抜)

洋酒に漬けたナッツやフルーツがたっぷりと入ったアルザス風のシュトーレン。重厚な味わいながら口どけの良いものとなっています。


クリスマスケーキの予約受付期間は2019年10月1日(火)~12月16日(月)、お受渡し期間は12月21日(土)~12月25日(水)です。予約方法は電話または店頭、ウェブにて。

販売店舗はホテル雅叙園東京内のPATISSERIE「栞杏1928」(1F)です。

こだわりぬいたケーキの数々は、きっとクリスマスの主役となってくれるはず。ぜひ、一緒に過ごしたい人の顔を思い浮かべながら購入してみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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WRITING :
ふくだりょうこ