部屋を暖めるだけでなく、揺らめく炎の動きも楽しめる暖炉。でも、現代日本のリビングに置くには、煙突の設置や近隣への配慮など、手間暇がかかるためハードルが高い印象です。

今回、そんな印象を覆すような暖炉が登場しました。それが、家具やインテリア用品の輸入販売などをおこなうメルクマールが発売するバイオエタノール暖炉「エコスマートファイヤー」のアウトドアシリーズ「FUSION CONCRETE COLOR」です。

これは、煙突不要で置くだけで設置が完了するというもの。どうしてこんな簡単に「暖炉が設置」できるのでしょうか?

炎があるのに煙が出ない?そのワケは燃料にアリ!

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箱型のシンプルなデザインで煙突や配管は不要。FUSION.SS CO

通常、暖炉と言えば、火をおこすために薪をくべる必要があります。でも、この暖炉には薪が不要。「バイオエタノール」を燃料としているため、煙や煤がでないのです。バイオエタノールとは、サトウキビやトウモロコシといったバイオマス(植物由来の資源)を発酵・蒸留してつくられたエタノールのこと。燃焼しても有害物質がでない上に、暖炉周りがすすで汚れる心配もないんです。

バイオエタノールを燃料とする暖炉には煙突も配管もいらないので、このようにすっきりとしたデザインになっているのですね。

高い安全性と自由度。さらに暖房としてもしっかり使える

炎を扱うとなると、安全性が気になるところです。でもこの「エコスマートファイヤー」ブランドは、数多くの安全規格を取得済み。その安全性の高さから住宅だけでなく、高級ホテルでも採用されているそうです。

さらに気になるのが、配置の自由度。

この暖炉の一番の魅力は、なんと言っても部屋のどこに配置してもOKという自由な仕様。新築時に設計に組み込む必要もなく、簡単に部屋に後付けできます。

シースルーの耐火強化ガラスで背面も覆われているので、部屋の中央に置いて炎をみんなで囲むようにくつろぐスタイルも実現できますよ。

外枠のカラーも黒・茶・オレンジ・紫・赤・白から選べるので、インテリアに合わせた配色が可能です。

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部屋の中央に置いても違和感のないスタイリッシュさもポイント。

もちろん暖房器具としても、しっかり機能します。内部には、およそ25帖ほど暖められるバーナーを搭載。火力も調整できるようになっています。


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FUSION CONCRETE COLOR(写真FUSION.BL CO)¥810,000/W945 D452 H996mm/燃焼継続時間:約7~11時間

暖炉には「目でも炎が楽しめる」という、エアコンにはない大きな魅力があります。今年の冬は簡単に設置できる暖炉でちょっと贅沢なおうち時間を過ごしてみては。

※商品の価格はすべて税抜です。

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