英国のアイコンとして関心が集まるキャサリン妃。メイクも世界中の女性から注目の的に。そんなキャサリン妃のロイヤルメイクのポイントをPrecious.jp内の「美人見えエイジレスメイク」の連載も大人気、ヘア&メイク長井かおりさんが分析。定番のツヤ系コーラルリップから、この秋はセミマットなヌードピンクにシフトして、より抜け感のある仕上がりに。

そんなキャサリン妃のリップメイクのポイントと、おすすめアイテムをご紹介します。

セミマットなヌードピンクでこなれた旬顔に!

キャサリン妃といえば、上品なツヤ系コーラルリップが定番でしたが、この秋はツヤを抑えたセミマットなヌードピンクのリップへシフト。

長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト
多くの女優やモデルからの指名を受ける人気ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌や広告など第一線で活躍する傍ら、メイクレッスン講師としても活躍。ひとりひとりの個性や魅力を引き出す、上品なメイクテクニックにファン多数。大人のリアルな肌や骨格の悩みをメイクで解決する「Precious.jp」の企画も大人気。今回はキャサリン妃のリップメイクを鋭い視点で分析。

「秋のエレガントな装いに、肌なじみのよいヌードピンクのセミマットリップを合わせて、フェミニンさを引き算しているところにキャサリン妃のセンスを感じます」と長井さん。

そんなキャサリン妃のリップメイクは、大人世代のオフィスメイクにもぜひ取り入れたいところ。長井さんに押さえるべきポイントを教えてもらいました。

【キャサリン妃のセミマットリップのポイント】

ドットブラウスにも主張しすぎない、ヌーディなリップがマッチ。
ドットブラウスにも主張しすぎない、ヌーディなリップがマッチ。

■1:唇そのものに潤いを感じるセミマットな質感

この秋冬のリップはマットな質感が人気ですが、キャサリン妃のようなノーブルな印象を目ざすのであれば、カサついて見える可能性のあるマットすぎる質感は避けたいところ。

最新のマットリップは、唇そのものにほんのり潤いを感じさせるセミマットな仕上がりのものが主流になっているので、キャサリン妃のような上品な仕上がりを目ざすのであれば、リップのアップデートおすすめします。

■2:ほんのり血色感をもたらす色選び

キャサリン妃は、主張しすぎないヌーディカラーでありながら、唇にほんのり血色感をもたらすヌードピンクをセレクトして、甘すぎず上品な仕上がりを実現。

キャサリン妃同様にヌードピンクを選ぶのもありですが、肌のくすみが気になる人は、より赤みが強いカラーをセレクトして血色感を強めてくすみを飛ばすのも手です。

また、ブラシやリップペンシルを使わず、直塗りでラフに仕上げるのがこなれた感を醸し出す鍵に。

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PHOTO :
永谷知也(will creative)、Getty Images
EDIT&WRITING :
新田晃与