世の中なんて理不尽なことばかり。自分の思い通りにモノゴトなんて運びやしない。でも、そんなピンチに出会ったときに、男性にどんな反応を望みますか?キレる人がいい?平然と対処する人がいい?ラグビーはルールからして理不尽の塊。そしてボクシングのように体重でクラスわけされているわけでもない(一部にはあるようですが)。

つまり、いかに理不尽なことをうまくできるか練習し、いざピッチに出たら、理不尽にいかに対応するかが問われるわけです。そんなラグビー部出身の男の魅力を考えてみました。

ラグビーは理不尽の塊。だから男をあげるのです。

「あの練習よりまし」で鍛えられてきた男は頼りになる!

ラグビー選手がスクラムを組んでいる様子
写真:アフロ

このコーナーのタイトルはなぜ「結婚するならラガーマン」ではなく「結婚するならラグビー部」なのか?っていう素朴な疑問を感じておられる方がいるかもしれないので、お答えしておきましょう。

これは私の勝手なイメージですが、「ラガーマン」って聞くと、なんとなくプロっぽい。なんとなく「ラグビーが仕事です」みたいなイメージがしませんか?世界でも有名なクルマや洋酒やビール、家電メーカーなどの有力企業の社員でガンガン戦ってそうなイメージ。

屈強でムキムキでスポーツマンで大手企業に勤めてて……って、そんなの女なら誰でも結婚したいに決まってるわアホか!

失礼しました……つい興奮してしまいました(汗)。そんなラガーマンだとあまりにも当たり前すぎるので、ここではあくまで「ラグビー部」です。

地味でダサくて、ビニテ(ビニールテープの略ね)ぐるぐる巻きの、あのラグビー部に入っている彼らを『結婚相手』として見たときにどうか?って話をしていきたいなと思っています。

しかし、ここで声を大にしてお伝えしておきたいのは、「ラガーマン」も「ラグビー部」も基本構造は一緒ということです。体のデカさや鍛え方にはどうしても差がありますが、ラグビーというスポーツをやる人には共通する特殊なメンタルがあり、それはプロ・アマチュア、社会人・学生関係なくみんな同じ。そしてその特殊なメンタルこそが、結婚相手にもってこいだということなんですね。

って言うのは、皆さんもラグビーW杯の番組なんかを見ていて気づくと思うのですが、

ラグビーって、尋常じゃないぐらい『理不尽』なスポーツじゃないですか?

前に進まなきゃいけないのに、後ろにしかパスを投げられない。

怪物みたいなのがタックルに来て、ボールをもぎ取られる。

球技のカテゴリーにしては、血を見る回数が多い。

格闘技の要素が強い割に、重量別という慈悲がない。

これって、並大抵の覚悟じゃできない。っていうか、普通の感覚してたらできないですよね。でも、この理不尽極まりないスポーツを、誰に強制されるわけでもなく、自ら進んでやる変わった集団「ラグビー部」は、やはり男として肝が座ってますし、我慢強いなあと思うわけです。

練習もだいぶ理不尽です。「昔は倒れるまで水も飲ませてもらえなかった」という話もあるようですが、今は科学的になっていて、水はもちろん飲めますし、ムダな練習をやめて集中して精度をあげたり、効率的な練習メニューが組まれたりします。しかし、そうはいってもラグビー部。いつの時代も変わらず、とにかくきつい筋トレをさせられ、練習後、もうボロボロなのにシメの長距離ランをさせられます。

しかし皆さんご存知の通り、世の中なんて理不尽なことばかりです。会社に入れば、莫大な残業を押し付けられたり、責任をなすりつけられたり、飲み会に行けば、面倒くさい上司の隣に座らされたり、滑ること100%の状況で一発芸をさせられたりします。その現実に、ギブアップする人、弱音を吐く人はたくさんいるのですが、そこで鬼のメンタルを発揮できるのがラグビー部。

「あの練習よりはマシ」

この合言葉を胸に、どんなに納得いかない理不尽な状況もすんなりとこなしてしまうのがラグビー部なのです。そしてこれは、結婚生活においても良さを発揮します。出勤時は重いカバンを持っているのにゴミを持たされる。両手がふさがれば、脇に段ボールやペットボトルを挟まされる。二人の記念日なのになぜか奥さん用のプレゼントだけ買わされる。デート中、店内が寒い時は必ず上着を強奪される。だからと言って、不満を言うわけでもない。

このように、彼らは女性の自分勝手な行動やわがままをすでに受け止める器が備わっています。

「男は黙ってやせ我慢」の精神がハンパなく、そして、それを嫌がるわけでもなく、「耐震ではなく免震」の要領で、「忍耐ではなく常識」と捉えられる。若干悟りの領域に達しているのが、彼らのまたすごいところなんですね。

これが理不尽を経験した人の強みです。今、世界のスーパーラガーマン達が日本に大集結していますが、試合では大暴れしている屈強な彼らが、奥さんやパートナーの前では小さくまとまっているのを想像すると、可愛いですよね。

結婚に適した男の条件【2】

「”男は黙ってやせ我慢”できる男」