ロイヤルファミリー&セレブリティの人生には、ドラマティックに輝くダイヤモンドがいつもそばに!

多くの人を惹きつけ、注目される女性の人生には、圧倒的なオーラのダイヤモンドが寄り添い、輝いています。代々受け継がれてきた貴重な逸品や、大切な人からの贈り物は、ドラマも煌きも格別。ダイヤモンドジュエリーを装ったときの気品あふれるお姿を、拝見していきましょう。

■1:エリザベス女王×ハリー・ウィンストンのネックレス

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ペアシェイプとラウンドのダイヤモンドが、小さな滝のように並ぶ「カスケード・ネックレス」は、1979年、サウジアラビア公式訪問時に、ハリド国王から贈られたもの。2004年のフランス訪問時の公式晩さん会で、白いドレスに装う姿には品格があふれ、眩しいほど。

■2:エリザベス女王×ロイヤル・アッシャーがカットしたブローチ

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1905年に発見された、世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」。それをカットした複数のダイヤモンドのうちのふたつを組み合わせた、光輝あふれるブローチ「グラニーズ・チップス」。国宝として保存されていますが、時折、着用されています。このときは、即位60周年の祝賀。

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上が63.60ct、下が94.40ct。世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」(3,106ct)のカットは、当時、世界一のカット職人と謳われたジョセフ・アッシャーが担当。写真:ロイヤル・アッシャー

■3:故ダイアナ元妃×ガラードのネックレス

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178個のダイヤモンドに、大粒の南洋真珠が下がるネックレスは、英国王室御用達、ガラード製。1997年、バレエ「スワンレイク」を観る際につけていたが、これが生涯最後の公式行事になった。ネックレスは「スワンレイク」と呼ばれ、競売時、話題に。

■4:キャサリン妃×カルティエのティアラ

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英国のキャサリン妃が結婚式でつけていたティアラは、エリザベス女王が貸与したカルティエのもの。エリザベス女王の父親、ジョージ6世が1936年、妻に贈り、それを女王が18歳で譲り受けたという由緒正しいもの。その名「Halo(光輪)」のとおり、ダイヤモンドが燦然と光り輝き、晴れやか。

■5:マキシマ オランダ王妃×ロイヤル・アッシャーのオレンジダイヤモンド

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アルゼンチン出身のマキシマ王妃は、N.Y.のキャリアウーマン時代に、皇太子時代の現国王と出会い、困難を乗り越え結婚をしたことで知られます。結婚の際は、前女王から、この希少なオレンジダイヤモンドを贈られ、婚約指輪に。気品あふれる煌きは、圧倒的。

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夫の母であるベアトリクス王女が、いつか嫁いでくる未来の王妃のために“ロイヤル・アッシャー”に依頼し用意をしていたオレンジダイヤモンド。写真:ロイヤル・アッシャー

【関連記事:マキシマ王妃のファッションに学ぶ!華やかな「色使い」と「品格」の好バランス】

■6:エリザベス・テイラー×ティファニーのブローチ

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エリザベス・テイラーは、その美貌で、さまざまなゴージャスなダイヤモンドをつけこなしました。ティファニーの独創的なブローチは、夫リチャード・バートンからの贈り物。個性的なデザインを、さらりとノースリーブトップスに効かせる様子は、真似したい小粋さ。

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ダイヤモンドとサファイアの贅沢な共演。天才デザイナー、ジャン・シュランバージェのブローチ「海の花」。彼の芸術的なジュエリーは、同時代の女優やセレブリティも熱狂させた。©Tiffany & Co.

以上、世界のロイヤルファミリーやセレブリティが身につけたダイヤモンド・ジュエリーから、その魅力の一端をお伝えしました。

EDIT&WRITING :
下村葉月、長瀬裕起子、中村絵里子(Precious)