近年のファンデーションは、薄づきシアーが主流で、肌トラブル満載の大人には物足りないものが多かったけれど、今季はカバー効果に優れたタイプが大豊作!

カバーする機能が進化したのが特徴で、なかでも賢者が選んだのはシミ、シワが消えるのに、キメはつぶすことなく自然に美しさが増す秀逸品ぞろい。

今回は、そんなカバー機能に優れたファンデーションを使い、ベースメイクをより美しく仕上げる優秀サポートアイテムの使い方を紹介します。

 濁らない 、ヨレない 、艶美肌を 長時間キープ!ベースメイクをより美しく仕上げる優秀サポートアイテムの使い方

進化したカバー機能で厚塗り感が起こらない。トラブルを消しながら、素肌印象の美肌に。

頻繁にリタッチをする時間がない、でも若々しいハリのある艶美肌を夜まで継続させたいならば、ゴールドラメをたっぷりと含んだ「ランコム」の下地を、目頭下から頬骨の広い範囲に仕込みましょう。大粒のゴールドラメ入りですが、肌にのせるとくずれてなじみ、上品な艶に変わるところが大人向き。

そして今季のファンデーションは、カバー効果が優秀なだけにつきがよく、指の腹でちまちま塗るとムラづきすることも。ブラシ塗りをするほうが少量を手早くのばせて、失敗なく薄膜に仕上がります。

さらに、つけたて状態を長時間継続させるには、汗&皮脂くずれを防ぐフェースパウダーは必須ですが、塗る範囲に要注意。顔全体にパタパタと塗布してしまうと、せっかくファンデーションでつくった艶が消えてしまうので、「目の下から頬部分にはのせない」のが鉄則です。

【Step1】目頭下から頬骨へ、ほうれい線にも艶を!

線で示した範囲に艶があるとイキイキとした印象に映るので、強い艶を生むメイク下地を。ほうれい線にも塗れば凹みの影が目立たない。

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化粧下地_1,オイル_1
大きめのゴールドラメがたっぷり入った、みずみずしいオイル状下地。ゴールドラメは肌になじんで自然な艶に変わる。ランコム アプソリュ ゴールデン プライマー 15ml ¥10,000

【Step2】ムラなく薄い膜に仕上げるブラシ塗りを

ブラシにまんべんなくファンデーションを含ませ、中心から外に向かって塗布。毛穴が目立つところはクルクルと動かし凹みを埋めて。

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ファンデーション_1
左/薄く重ねづけしやすい平筆タイプ。シミカバーに向いている。シスレー フリュイド ファンデーション ブラシ ¥5,600、右/毛先側の面が大きく、毛穴埋めが得意なタイプ。SHISEIDO HASU FUDE ファンデーションブラシ ¥2,000

【Step3】パウダーは額、Tゾーン、フェースラインに塗布を

線で示したところは艶を残しておきたいので、パウダーはのせないこと。力は入れずに、スッスッとなでるようにスポンジを動かして。

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パウダー_1
左/力が入りすぎないように、スポンジは端っこを持つこと。右/毛穴、小ジワを隠すヴェールを形成するパウダー。イヴ・サンローラン・ボーテ アンクル ド ポー オール アワーズ セッティングパウダー B20 ¥6,500

【Step4】仕上げにも、リタッチの際にも艶を高めるミストを投入

ゲラン パリュール ゴールド セッティング ミスト 30ml ¥5,300
ゲラン パリュール ゴールド セッティング ミスト 30ml ¥5,300

肌の内側には潤いを送り込み、表面はサラスべの艶肌に整える高機能ミスト。特に乾燥やくすみが気になるときは顔から20cmほど離し2~3回スプレーを。ファンデーションの粉浮きが落ち着き、艶、潤いを高めるし、毛穴&シワ落ち予防にも。

※掲載した商品はすべて税抜です。

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Precious.jp編集部 
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『Precious10月号』小学館、2019年
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EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)