ふと客観的に見る写真や動画で、なんか顔が大きくなった気がする…なんて感じることはありませんか? 年齢とともに、顔筋の衰えや肌のたるみなどによって、顔はどうしても四角くのっぺりと間延びしてくるもの。

でも、顔にできるそんな「余白」は、メイクで埋めることができるのです。7歳若返って見えるテクニックをご紹介します。今回は、「余白」埋めテク6【リップ編】です。

「余白」埋めテク6:【リップ編】自然なオーバーリップで薄くなった唇をふっくらと

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ふっくら唇の作り方とは?

加齢で薄くなっていく唇は肌なじみ色でオーバーに

老化とともに唇、特に上唇は薄くなっていきます。にもかかわらず、秋冬に気になる赤みブラウンなどの濃いリップをそのまま塗ってしまうと、唇の薄さが悪目立ちする可能性が。

かといって、濃いカラーでオーパーリップに描くのは、なかなか加減が難しいもの。そこでオススメなのが、唇の色に近いベージュピンクでオーバーリップに描くこと。唇全体をオーバーにするのではなく、ポイントをおさえてオーバーめに描くのがコツに。

すると、やりすぎ感のない自然な仕上がりが実現。太めのリップライナーなら、ライナーとリップの1本2役になり、便利です。

使うのは「ベージュピンク系の太リップペンシル」

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左から/なめらかでスルスルと描きやすく、艶やかな仕上がりになるリップペンシル。究極のヌードカラー。モデル使用色。シャネル ル ルージュ クレイヨン ドゥ クルール 1 ¥4,000、保湿性に優れたクリーミーな仕上がりのリップペンシル。唇に少しピンクみを足したいときにオススメのピンクライラックな色味。NARS サテンリップペンシル 9249 ¥3,300、クリーミーでコクのあるややマットな質感の上質なローズブラウン。唇の地色が濃いめの人にぴったりのカラー。落ち着いた印象に。ボビイ ブラウン アート スティック 01 ¥3,900

【余白を埋めるリッププロセス】 

■1:上唇はペンシル先1本分オーバーめに引く

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口角から山部分に向かって、ペンシル先1本分出るようなイメージでオーバーめにラインを引く。谷の部分は唇の輪郭に沿ってでOK。ペンシルでそのままラインの内側を塗りつぶす。

■2:下唇は中央のみ少しオーバーめに

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下唇は中央から描く。ペンシル先を寝かせ、ふっくらとしている輪郭の下から当て、少しオーバーめにラインを引き、口角へつなげる。上唇と同様、ラインの内側を塗りつぶす。

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いかがでしたでしょうか? 次回は、「さらに余白を埋めるための上級テク厳選3」をお届けします。お楽しみに!

※掲載した商品はすべて税抜です。

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PHOTO :
鈴木 宏(人物)、宗髙聡子(静物)
HAIR MAKE :
尾花ケイコ
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真樹麗子(Precious専属)
EDIT&WRITING :
長田和歌子、佐藤友貴絵(Precious)