ぐっと秋らしい気候になり、ファッションやメイク同様、髪型もチェンジしたくなる季節ではないでしょうか。

今回は、2019年10月に「Precious.jp」でご紹介したヘアスタイルの中で、人気を集めた上位5つの髪型をご紹介いたします。

それぞれご提案いただいた、ヘアスタイリストの方たちのアドバイスとともにお届けしますので、ぜひご覧ください。それでは、5位からどうぞ!

40代女性に人気の「秋髪」ベスト5を発表!

【第5位】白髪カバーと小顔見せが同時に叶う!毛先を遊ばせた「くびれショートヘア」

完成
トップにレイヤーを入れて動きを出しつつ重さを残す。

40代ともなると、トップの髪がペタッとして、ハチのあたりが膨らみやすくなるもの。そんな髪悩みに応えてくれるのが、suiのヘアデザイナー、中村育美さん。

「ハチのあたりが膨らむと、余計にトップがつぶれて見えるんです。ご自身でスタイリングするときは、ハチのあたりをつぶしながら、毛先に丸みをつけるのがポイントです」(中村さん)

ボリュームがほしい部分は、根元を立ち上げるように、ボリュームを削りたい部分はつぶしながらスタイリングをするのがポイント。「特に、襟足をキュッと引き締めたいので、襟足の髪は首のラインに沿わせながら、毛先だけ外はねにさせます。メリハリがつくので、小顔効果もあるんですよ」(中村さん)

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

【第4位】流して留める「前髪アレンジ」で、ひとつ結びがおしゃれに見える!

完成
「流し前髪」で分け目を目立たせない!ラフに決まるひとつ結び。
サイド
サイド
バック
バック

長めの前髪、アレンジの際にどうしていますか?

オールバックにして後ろでまとめるか、センターで分けて耳にかけるか、まとめてサイドに流すか…、思いつくのはこのくらいですよね。

ですが、いざチャレンジしようとすると、普段の分け癖が邪魔をして思い通りにスタイリングできない、ということもしばしば…。

そんな悩みに今回答えてくれるのは、ROIのデザイナー関田康司さん。前髪の分け癖を直す方法と、長めの前髪が素敵に決まるミディアムヘアのひとつ結びを教えてくださいました。

「ドライヤーだけで分け癖を直しても、時間が経つとまた割れてしまいます。分け癖がついてしまっているときは、潔く根元を濡らし、ドライし直すことが大切です。濡らした前髪をすべて正面に流し、根元を指でこすりながらドライヤーを当てる。この一手間で分け癖がしっかりと直ります」(関田さん)

「後ろは素敵にアレンジできても、前髪だけ決まらない!」という悩みを解消できる、とっておきのアレンジ術。普段、前髪を分けている方や雰囲気を変えたいという時にぜひ活用してみてください。

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

【第3位】面長顔が劇的に小さくなる!前髪ありの「外ハネ・ミディアムヘア」

完成
ラフに動くカールと透け感が魅力。カジュアルな装いにもピッタリ!

肩ラインまで伸びたミディアムヘア。毛先がハネやすく自在に動くため、スタイリングに悪戦苦闘している方も多いのでは?

「肩ラインのミディアムヘアの場合、ハネるという悩みだけでなく、片側は外にハネて片側は内巻きになる、という悩みもよく聞きます」と話すのは、ZACC vieのスタイリスト・宮川勇人さん。「内巻きにスタイリングするよりも外ハネにする方が簡単なので、今回はあえて毛先をハネさせるスタイルをご提案します」(宮川さん)

肩ラインの毛先をあえて外ハネにするスタイル。長め前髪の面長顔さんにも似合うのでしょうか?

「長めの前髪を分けると額があらわになり、より間延びした印象になってしまいます。前髪は薄くつくって額を隠し、顔が縦長に見えないよう調整。リバース巻きで顔まわりにボリュームをつくれば、輪郭に丸みが生まれ小顔効果も期待できます」(宮川さん)

軽やかにハネる毛先と優雅な毛流れで、面長顔がキュッと小顔に!

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

【第2位】貧相に見えない、40代にふさわしい長さのミディアムヘア

完成
ベースはワンレングス。トップにのみレイヤーを入れて軽さを出す。

年齢を重ねるごとに、髪が細くなり、毛量も減ってくるもの。「髪には生え替わるサイクルがありますが、加齢とともに、髪が抜けて次に生えてくる間の休止期が長くなってしまうんです」と、air-GINZA店長の長門政和さん。

一般的に、肩から鎖骨にかかる髪がミディアムと言われる長さ。同じミディアムでも貧相に見える丈とバランスのいい丈があるとか。丈のバランスがよければ、「毛先を内巻きにワンカール」、「前髪の毛束を縦にリバース巻き」、「頭頂部の毛束をカールアイロンで立たせる」だけで、見栄えのいいスタイルに仕上がるのです。

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

【第1位】「縦巻き」をやめるだけで若返る!老け見えしないロングヘア

完成
細い毛束がふわっと動く、柔らかい印象の内巻きスタイル。

40代のロングヘア。髪の巻き方を間違えると、一昔前のおばさんスタイルへ直結してしまうことも。

今回、おばさんっぽくならない巻き方を教えてくれるのは、表参道にある美容院・ABBEYスタイリストの小口瑛李奈さん。

「今回ご提案するのは、毛先と表面の毛束に動きをつけた、ラフな印象の巻き髪スタイル。ウェーブをつけるように巻いてしまうと古臭い印象になってしまうので、毛先はワンカール、表面の細い毛束を数カ所だけ巻いています」(小口さん)

この巻き方は、輪郭や頭の型をカバーすることも可能なのだそう。

「髪の表面を巻くことで、トップ、サイド、顔まわりに動きが出ます。毛束がふんわりと動くことで輪郭が強調されにくくなる効果が。頭の型も綺麗に見えるのでハチ張り、絶壁の方にもおすすめです」(小口さん)

ヘアスタイルの詳細はこちら>>

***

若々しく見えるロングヘアや、髪のお悩みをカバーする似合わせミディアムヘアなど、40代女性をより美しく見せる髪型がランクイン。ヘアサロンに行く前にぜひ、参考にしてみてくださいね。

*2019年10月1日~31日現在の集計
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。