【目次】

「ピンやゴムだけでつくる」簡単なまとめ髪【4選】


【1】ゴムとピンだけで簡単!ラフで上品なお団子ヘア

完成
完成
フロント
フロント
サイド
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「まず、アレンジの前にワックスを髪全体に揉み込んでください。髪の内側につけておくと、ラフさ、無造作な印象がつくりやすくなります。あとはゴムで結ぶ時に毛束が耳にかかるように結びましょう。耳にきっちりとかけてしまうと、一気に老けた印象になりますが、耳を少し出すと、こなれ感、おしゃれな印象になります」(ZACC raffine店長 櫻井小百合さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>髪の内側にワックスを揉み込む
地肌付近や根元は避けて、髪の中間から毛先に揉み込む。
地肌付近や根元は避けて、髪の中間から毛先に揉み込む。
<STEP.2>ねじった毛束をひとつ結びにする
ねじることでトップの立ち上がりが潰れない。
ねじることでトップの立ち上がりが潰れない。
<STEP.3>ひとつ結びを上下に分けて、上の毛束をゴムに巻きつけてピン留めする
巻きつける時は少しゆるめが◎。毛先はゴム付近にピンで留める。
巻きつける時は少しゆるめが◎。毛先はゴム付近にピンで留める。
<STEP.4>下の毛束を上の団子に巻きつけてピンで留める
巻きつける時に後れ毛が出ないように気をつけて。
巻きつける時に後れ毛が出ないように気をつけて。

「このアレンジのポイントはねじりながら毛束をひとつ結びにすることです。ワックスをなじませた毛束をねじると、根元が立ちやすく、正面から見た時に毛流れのあるラフな印象になります。耳にかけたまま結ぶのが難しい時は、結んだ後に耳上の毛束をゆるっとたるませてください。お団子にした後に引き出そうとするとシルエットが崩れてしまいます」(櫻井さん)。

「老け見え」「若つくり」にならない!40代がチャレンジするならラフで上品なお団子ヘア

【2】気になる「あほ毛」をお洒落にカバー! スカーフを使ったヘアアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「ニュアンスがあって、カジュアルな雰囲気を楽しむにはスカーフを使ったアレンジがおすすめです。スカーフを巻くアレンジで注意したいのがサイズ。頭頂部で交差させて二重に巻くので、ある程度の大きさが必要です。正方形であれば90㎝四方は欲しいですね」(kakimoto arms 自由が丘クレオ店 店長 山本真実さん)。

<スタイリング方法>

<STEP.1>カールアイロンで髪の中間から毛先を内巻きにしておく
最初にカールアイロンで髪全体を内巻きにしておく。
最初にカールアイロンで髪全体を内巻きにしておく。
<STEP.2>耳より前の髪と耳の後ろの髪を残してひとつに束ねる
後れ毛として耳より前の髪と耳の後ろの髪を1~2つまみ分だけ残しておく。
後れ毛として耳より前の髪と耳の後ろの髪をふたつまみぶんくらいだけ残しておく。
<STEP.3>結び目からひとつまみずつ毛束を引き出す
後頭部を膨らませるように、放射状にひとつまみずつ毛束を引き出す。
後頭部を膨らませるように、放射状にひとつまみずつ毛束を引き出す。
<STEP.4>束ねたゴムを隠すように、髪をゴムに巻き付ける
巻き付けた毛束の先を毛束の後ろでアメピンで留める。
巻き付けた毛束の先を毛束の後ろでアメピンで留める。
<STEP.5>細長く折りたたんだスカーフを毛束の下に通す
正方形のスカーフを対角線上に折り、細長い帯状にすること。
正方形のスカーフを対角線上に折り、細長い帯状にすること。
<STEP.6>両端を頭頂部あたりで交差させる
頭頂部よりもやや前寄りで生え際が隠れないくらいの位置で交差させること。
頭頂部よりもやや前寄りで生え際が隠れないくらいの位置で交差させること。
<STEP.7>交差した根元部分でスカーフをねじる
ねじった部分がボコッと出っ張るようにするのがポイント。
ねじった部分がボコッと出っ張るようにするのがポイント。
<STEP.8>スカーフの端を毛束の下で結ぶ
しっかり結んだら、結び目が見えないようにスカーフの内側に隠す。
しっかり結んだら、結び目が見えないようにスカーフの内側に隠す。

「スカーフを耳の上に被さるようにかけるとサイドが出っ張るので、全体のシルエットが菱形になります。特に面長な方は横をちょっとだけ膨らませると、顔の長さが気にならなくなります」(山本さん)。

気になる「あほ毛」をお洒落にカバー! スカーフを使ったヘアアレンジ

【3】「ねじり」でつくる!巻かなくてもニュアンスの出るポニーテール

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「毛束を中央で分けるとツイストした時に後頭部がくぼんでしまいますが、斜めに分けてツイストさせることで、後頭部の毛束が盛り上がり、自然と高さが生まれます。結ぶ位置は盆の窪のちょっと下を意識すると頭の型が綺麗に見えます」(ZACC vie 店長 宮川勇人さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
<STEP.1>耳上の毛束を斜めに分ける
耳上の髪を二つに分ける。分ける際に分け目が斜めになるように分けるのがコツ。
耳上の髪をふたつに分ける。分け目が斜めになるようにするのがコツ。
<STEP.2>左右に分けた毛束をツイストさせる
2回くらいツイストさせればOK。
2回くらいツイストさせればOK。
<STEP.3>ツイストさせた毛束をひとつにまとめる
毛束をひとつにまとめてゴムで結ぶ。位置は盆の窪のちょっと下。
毛束をひとつにまとめてゴムで結ぶ。位置は盆の窪のちょっと下。
<STEP.4>襟足の毛束をねじってゴム付近にピンで留める
襟足の毛束を左右に分けたら、右の毛束をねじる。ねじりながら持ち上げてゴム付近にピンで留める。
襟足の毛束を左右に分けたら、右の毛束をねじる。ねじりながら持ち上げてゴム付近にピンで留める。
逆サイドも同様に。
逆サイドも同様に。

「少し下めにまとめているので、髪の内側の白髪が目立ちにくく、40代以降の方におすすめです。後れ毛はあえて出さないのが大人のルール。自然と落ちる毛束だけで十分ニュアンスが出ます」(宮川さん)。

ツイストしてピンで留めるだけ!老け見えしない「ポニーテール」のつくり方

【4】カジュアルでラフな「シニヨン・お団子」アレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
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「シニヨンは、一度ヘアゴムで毛束を輪っか状にしてから、さらに上下に分けてピンで留めていくとつくりやすいと思います。簡単にザクザクとした毛束感が生まれるので、カジュアルでラフな印象に仕上がりますよ」(MINX 銀座五丁目店 ディレクター 河野沙耶佳さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>髪全体にバームをもみこむ
固めのバームを手のひらにのばし、全体にもみこむ。
固めのバームを手のひらにのばし、全体にもみこむ。
<STEP.2>耳の高さで結ぶ
耳の高さで髪をまとめてゴムで結ぶ。襟足はタイトになるように意識して。
耳の高さで髪をまとめてゴムで結ぶ。襟足はタイトになるように意識して。
<STEP.3>毛束を輪っか状に結び、上下に分ける
さらにもうひと結びする際、毛先を抜かず毛束を輪っか状にする。輪っかは上下に分けておく。
さらにもうひと結びする際、毛先を抜かず毛束を輪っか状にする。輪っかは上下に分けておく。
<STEP.4>ピンで留めてシニヨンをつくる
上下に分けた輪っかを、ゴムが隠れるようにピンで留めていく。少量の毛束を、ゴムの結びめの根元に押し込むようにピンを隠しながら留めて。
上下に分けた輪っかを、ゴムが隠れるようにピンで留めていく。少量の毛束を、ゴムの結びめの根元に押し込むようにピンを隠しながら留めて。
<STEP.5>後頭部の毛束を引き出す
シニヨンの根元を押さえながら、後頭部に高さが出るように毛束を引き出す。
シニヨンの根元を押さえながら、後頭部に高さが出るように毛束を引き出す。

「今のファッショントレンドはカジュアルなので、どんなスタイルにも抜け感が必須。そんなラフな雰囲気も、ざっくりとしたシニヨンならつくりやすいはず。流行の首元がつまった服にもぴったりです」(河野さん)。

面長を柔らかい印象に!老け見えしない「シニヨン」アレンジ

「ビジネスシーンに合う」きっちり見せるまとめ髪【8選】


【1】「くるりんぱ」でつくる!簡単ハーフアップ

完成
完成
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バック

「頭頂部に分け目がしっかりとついた状態でくるりんぱをすると、トップがどうしても割れてしまうので、アレンジ前に頭頂部の根元をしっかりと立たせ、分け目をつくらないように準備しましょう」(PEEK-A-BOO NEWoMan 新宿店 店長 栗原貴史さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>ハチ上の毛束をゴムで結ぶ
ハチ上の毛束をざっくりと取ってゴムで結ぶ。きっちりと集めるとクルリンパできないので、ゆるっと集めて。
ハチ上の毛束をざっくりと取ってゴムで結ぶ。きっちりと集めるとくるりんぱできないので、ゆるっと集めて。
<STEP.2>結んだ毛束をくるりんぱする
結んだゴムの上に穴を開けるのではなく、横に穴を開けて毛束を通し、逆サイドから引き抜く。
結んだゴムの上に穴を開けるのではなく、横に穴を開けて毛束を通し、逆サイドから引き抜く。
<STEP.3>こめかみの毛束をねじって後頭部にピン止めする
耳前とこめかみの毛束を後頭部に向けてねじる。ねじったらゴム付近にピンで止める。逆サイドも同じようにねじってピン止め。
耳前とこめかみの毛束を後頭部に向けてねじる。ねじったらゴム付近にピンで止める。逆サイドも同じようにねじってピン止め。
<STEP.4>最後にヘアカフをゴムに差し込めば完成
アクセサリーは差し込むタイプのものが便利。
アクセサリーは差し込むタイプのものが便利。

「ねじった髪から毛束を引き出すと若づくりで気張った印象に。ねじった毛束は崩さない方が品よく仕上がります。アレンジはシンプルが一番。やりすぎると抜け感が出ないので注意して」(栗原さん)。

40代が似合う「くるりんぱ」アレンジ|頭頂部のボリューム不足もカバーできるハーフアップは鉄板!

【2】残すべき「後れ毛」を見極めた、お疲れ見えしないひとつ結び

完成
完成
サイド
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「髪を束ねたら、結び目から毛束をひとつまみずつ引き出しておくと、頭頂部がふっくらしてボリュームアップできます」(MINX 銀座二丁目店 ディレクター 徳永利彦さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>襟足のあたりで髪を束ね、耳のうしろからひとつまみの毛束を戻す
後れ毛になる毛束を、両サイドのもみあげと耳の後ろからひとつまみずつ残しておく。
後れ毛になる毛束を、両サイドのもみあげと耳のうしろからひとつまみずつ残しておく。
<STEP.2>襟足のやや上あたりで髪を束ねる
もみあげ、耳の後ろのひとつまみ分の毛束を残して髪を束ねる。
もみあげ、耳のうしろのひとつまみ分の毛束を残して髪を束ねる。
<STEP.3>束ねたゴムを抑えながら頭頂部からひとつまみずつ毛束を引き出す
頭頂部がふんわり丸くなるように、毛束をひとつまみずつ引き出す。
頭頂部がふんわり丸くなるように、毛束をひとつまみずつ引き出す。
<STEP.4>側面も毛束をひとつまみずつ引き出す
頭頂部とのバランスを見ながら毛束を引き出すこと。
頭頂部とのバランスを見ながら毛束を引き出すこと。
<STEP.5>後れ毛をカールアイロンでリバース巻きに
後れ毛の中央から毛先にかけて、顔まわりの後れ毛を巻く。
後れ毛の中央から毛先にかけて、顔まわりの後れ毛を巻く。

「後れ毛をカールアイロンで巻いておくと毛束感だけでなく、ツヤも出るので大人のまとめ髪の仕上げには欠かせません」(徳永さん)。

残すべき「後れ毛」を見極めれば、ひとつ結びが老け見えしない!

【3】オバ見えしない、ルーズで崩れにくい「お団子ヘア」

完成
完成
サイド
サイド
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バック

「毛先に動きが出やすいように、デジタルパーマがかかっています。ただ束ねるだけで、後れ毛にも表情が生まれやすくなります」(Double ヘアスタイリスト 西川綾さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>髪をひとつに束ね、ゴムで留める
襟足付近の低い位置で束ねるのがポイント。
襟足付近の低い位置で束ねるのがポイント。
<STEP.2>束ねたゴムを抑えながら、後頭部から毛束をひとつまみずつ引き出す
後頭部に丸みをつくるイメージで、全体的にバランスよく引き出すこと。
後頭部に丸みをつくるイメージで、全体的にバランスよく引き出すこと。
<STEP.3>束ねたゴムを抑えながら、毛束を毛先からねじる
毛束の毛先を持ってねじっていくと、毛束がまとまってお団子になる。
毛束の毛先を持ってねじっていくと、毛束がまとまってお団子になる。
<STEP.4>束ねたお団子の根元をゴムで固定
お団子を最初に固定するのはピンではなくゴム。お団子の根元を束ねるようにゴムで固定。
お団子を最初に固定するのはピンではなくゴム。お団子の根元を束ねるようにゴムで固定。
<STEP.5>お団子と後頭部の髪をすくいながら、ピンで留める
お団子の根元にピンを通すと、崩れにくくなる。
お団子の根元にピンを通すと、崩れにくくなる。

「ストレートな髪の方は、アレンジの前にカールアイロンで毛先をランダムに巻いておくと、ニュアンスのある後れ毛がつくれますよ」(西川さん)。

崩れない「お団子ヘア」のつくりかた|オバ見えしないポイントとは?

【4】お団子がポイントの、こなれ感ある簡単「ハーフアップ」

完成
完成
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ボリュームはあるものの、トップがペタッとなりやすいモデルさんの髪。「頭頂部の髪を引き出すと、高さが出ます。頭頂部だけでなくお団子にした毛束からも髪を引き出すと、こなれ感が演出できます」(sui店長 ヘアデザイナー 坂口勝俊さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>ヘアアイロンで毛先を外巻きに
髪全体の毛先を外巻きに1カールさせる。
髪全体の毛先を外巻きに1カールさせる。
<STEP.2>バームタイプのワックスを髪全体になじませる
ワックスを両手のひらに広げ髪を揉み込むようにしてなじませる。
ワックスを両手のひらに広げ髪を揉み込むようにしてなじませる。
<STEP.3>根元にはドライワックスタイプのスプレーを吹きつける
スプレーはそれほどスタイリング力がなくてOK。頭頂部の根元を中心にスプレーして。
スプレーはそれほどスタイリング力がなくてOK。頭頂部の根元を中心にスプレーして。
<STEP.4>両耳の先端を結んだ高さに髪を束ねる
耳より上の髪を束ねてハーフアップに。
耳より上の髪を束ねてハーフアップに。
<STEP.5>結び目を抑えながら、髪をひとつまみずつ引き出す
トップがつぶれやすい人は中央、面長な人はサイドと、ボリュームが欲しい部分を中心に毛束をひとつまみずつ引き出す。
トップがつぶれやすい人は中央、面長な人はサイドと、ボリュームが欲しい部分を中心に毛束をひとつまみずつ引き出す。
<STEP.6>髪を束ねているゴムに、毛束の先だけを通して団子をつくる
団子の大きさを調整しながら、毛先をゴムに通して。
団子の大きさを調整しながら、毛先をゴムに通して。
こちらが毛先がゴムに通った状態。
こちらが毛先がゴムに通った状態。
<STEP.7>ゴムを抑えながら、団子にした毛束からひとつまみずつ髪を引き出す
あまり引っ張りすぎると団子が崩れてしまうので、引っ張りすぎに注意して。
あまり引っ張りすぎると団子が崩れてしまうので、引っ張りすぎに注意して。
<STEP.8>団子の毛先を毛束のゴムに巻き付け、ピンで留める
ゴムを隠すように毛先を巻き付け、ピンを髪で隠すように留めれば完成。
ゴムを隠すように毛先を巻き付け、ピンを髪で隠すように留めれば完成。

「このスタイルは、毛先の軽さやお団子のやわらかさが表現できるので、ボリュームを出したい人はもちろんですが、抑えたい人にも向いています」(sui店長 ヘアデザイナー 坂口勝俊さん)。うねりや広がりもコントロールできる、まさに万能アレンジなのです。

白髪と薄毛が目立たなくなる!「ゆるふわ」ハーフアップのつくり方

【5】「くるりんぱ」でつくる!顔周りに残した髪がおしゃれなハーフアップ

完成
完成
サイド
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バック
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うるおいが足りず、乾燥しやすいモデルさんの髪。「髪が太く、ボリュームを抑えたい方にも、このアレンジは向いています」(六本木美容室 西麻布店 スタイリスト 西家直志さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>ミルクタイプのスタイリング剤を、髪の毛全体になじませる
 
髪の根元から毛先にかけて、まんべんなくなじませる。
髪の根元から毛先にかけて、まんべんなくなじませる。
<STEP.2>顔周りの髪を残し、耳から上の髪を束ねてゴムで結ぶ
両耳の先端を結んだ位置に結び目がくるように束ねる。
両耳の先端を結んだ位置に結び目がくるように束ねる。
<STEP.3>結び目をもちながら毛束を引き出す
ひとつまみの毛束を結び目の中央、右、左と放射線状にバランスよく引き出す。
ひとつまみの毛束を結び目の中央、右、左と放射線状にバランスよく引き出す。
<STEP.4>ハーフアップに結んだゴムの上に、穴をつくる
毛束が左右均等に分かれるように穴をつくること。
毛束が左右均等に分かれるように穴をつくること。
<STEP.5>STEP.4の穴に毛束を通す
穴の上から毛束を通せば「クルリンパ」は完成。
穴の上から毛束を通せば「くるりんぱ」は完成。
<STEP.6>毛束を左右に引っ張り結び目を引き締める
ゴムの結び目が崩れないように根元あたりを引っ張ること。
ゴムの結び目が崩れないように根元あたりを引っ張ること。
<STEP.7>結び目をもちながら、毛束を引き出す
3で引き出した場所以外で、全体のバランスを見ながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す。
3で引き出した場所以外で、全体のバランスを見ながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す。
<STEP.8>髪の中間~毛先にかけて外巻きに1カール
カールアイロンで外巻きにする。
カールアイロンで外巻きにする。

以上、秋冬の乾燥シーズンに、髪の毛のパサつきやうねりを感じさせずにセットするミディアムヘアのアレンジ術をお伝えしました。「髪をすべて束ねると老けた印象になってしまうので、顔にかかる髪は残すのがポイントです。最後にカールアイロンで巻くとうねりが目立たなくなりますし、ツヤ感もアップします」(西家さん)。

乾燥シーズンでもエアリーにまとまる!華やかハーフアップ

【6】フレッシュさと洗練感がグッと高まる「まとめ髪ウエット」

シャツ_1,トップス_1,ピアス_1,ヘアアレンジ_1,ミディアムヘア_1,40代 髪型_1
完成

髪にまとまりやツヤ感、おしゃれな雰囲気をもたらす「ウエットヘア」こそ、白髪やパサつきなどのエイジングサインが現れる40代以降の女性におすすめしたいテクニック。フレッシュさと洗練感を高める「まとめ髪ウエット」ヘアです。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>オイルを10滴ほど手にとる
ヘアアレンジ_2,ミディアムヘア_2,40代 髪型_2
スタイリング剤を根元からつけてもいいのはまとめ髪の場合のみ。髪全体にオイルをなじませたあと、両手でトップをタイトに抑える。
<STEP.2>髪全体にオイルをなじませる
ヘアアレンジ_3,ミディアムヘア_3,40代 髪型_3
スタイリング剤を根元からつけてもいいのはまとめ髪の場合のみ。髪全体にオイルをなじませたあと、両手でトップをタイトに抑える。
<STEP.3>コームを使ってタイトにまとめる
ヘアアレンジ_4,ミディアムヘア_4,40代 髪型_4
コームでとかしながら、髪全体を襟足に集めてひとつ結びに。「まとめ髪ウエット」はとことんタイトに仕上げるのが洗練の秘訣。
<STEP.4>後れ毛をつまんで毛束感を出す
ヘアアレンジ_5,ミディアムヘア_5,40代 髪型_5
額やこめかみなどの後れ毛をオイルが残った指先でつまんでごく細い毛束感を出し、タイトさのなかに柔らかなニュアンスをひとさじ。

髪全体にウエット感を出して束ねる「まとめ髪ウエット」は、シンプルなのにきちんと感とモード感を両立。ノーセットのままオイルをつけて束ねるだけなので、時間がない忙しい朝の切り札にもなります。

忙しい朝に最適!大人女性に似合う髪型【フレッシュさと洗練感がグッと高まる「まとめ髪ウエット」】

【7】うねりやくせ毛も解消!きっちりとした印象とこなれた雰囲気を楽しむアップスタイル

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「クセのある方はとくにスタイリング剤をつけないでアレンジしてしまうと、ホワつき、広がりの原因になります。しっかりと髪全体に馴染ませてからアレンジをスタートしてみてください」(MAGNOLiA Omotesando デザイナー KAYOさん)。

<スタイリング方法>

Before
アレンジ前
<STEP.1>まず髪全体にヘアクリームをなじませる
アレンジの前に髪のボワつきを抑えるため、全体的にヘアクリームをつけていく。髪の内側を中心にしっかりとなじませて。
アレンジの前に髪のボワつきを抑えるため、全体的にヘアクリームをつけていく。髪の内側を中心にしっかりとなじませて。
<STEP.2>後頭部の毛束を左右ふたつに分け取る
斜めに分けるのがコツ。分け目をギザギザにすることで、白髪が目立たない効果も。
斜めに分けるのがコツ。分け目をギザギザにすることで、白髪が目立たない効果も。
<STEP.3>左右ふたつに分けた毛束をそれぞれねじってゴムでまとめる
二つ結びの状態に。その際に耳が半分隠れるように結ぶのがポイント
ふたつ結びの状態に。その際に耳が半分隠れるように結ぶのがポイント
<STEP.4>片方ずつ耳の後ろでねじってまとめ、ピンで留める
毛先をくるっと丸めるようにねじりながらまとめる。毛先のゴムが隠れるようにピンで留めて。もう片方も同様に。
毛先をくるっと丸めるようにねじりながらまとめる。毛先のゴムが隠れるようにピンで留めて。もう片方も同様に。
<STEP.5>最後に後頭部の髪をつまんで引き出し、バランスを整えたら完成
ピンで留めた部分を片手で押さえながら引き出すとバランスが取りやすい。
ピンで留めた部分を片手で押さえながら引き出すとバランスが取りやすい。

「アレンジの前に、トップの分け目をつけないようにドライヤーで根本を立ち上げましょう。この一手間が若々しい印象をつくります。クセがなく、ペタンとした髪質の方は、コテで軽く巻いておくと一気にこなれた印象へ。ぜひ試してみてください」(KAYOさん)。

きっちりまとめても老け見えしない!うねりやくせ毛も解消できる、梅雨対策アップスタイル

【8】『無造作風』に見せる「大人のポニーテール」

サイド
完成

「白髪が目立つ生え際や分け目を見せないように、後れ毛でひと工夫すれば大丈夫。ただし、何も手を加えない後れ毛は疲れた印象に見えてしまうので、カールアイロンやスタイリング剤で形を整えて『無造作風』に見せるのがポイントです」(FIX-UP銀座店 ヘア&メイクアップ アーティスト 高橋紀衣さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳の先端より下の毛束をひとつに束ねる
耳を堺にして上下の毛束に分け、まず、耳より下の毛束を1つにまとめる
耳を堺にして上下の毛束に分け、まず、耳より下の毛束をひとつにまとめる
<STEP.2>耳の先端より上の毛束と下の毛束をひとつにまとめる
耳より上の毛束を束ねるとき、下の毛束と一緒にゴムでまとめる。
耳より上の毛束を束ねるとき、下の毛束と一緒にゴムでまとめる。
<STEP.3>結び目を抑えながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す
後頭部から7~8か所を目安に、毛束をひとつまみずつ引き出す。
後頭部から7~8か所を目安に、毛束をひとつまみずつ引き出す。
<STEP.4>生え際が隠れるように耳より前の髪を引き出す
特に白髪が目立つこめかみ付近の髪を引き出すのを忘れずに。
特に白髪が目立つこめかみ付近の髪を引き出すのを忘れずに。
<STEP.5>耳より前の髪は中間から毛先にかけて内巻きに
毛束をひとつまみずつ、カールアイロンで内巻きにする。
毛束をひとつまみずつ、カールアイロンで内巻きにする。
<STEP.6>巻いた毛束にヘアオイルをなじませる
毛束の中間から毛先にかけてオイルをなじませる。
毛束の中間から毛先にかけてオイルをなじませる。
<STEP.7>ゴムを隠すように結び目にヘアアクセサリーを装着
お好みのヘアアクセサリーを結び目につけてゴムを隠す。
お好みのヘアアクセサリーを結び目につけてゴムを隠す。

「顔周りの生え際を隠すだけで、白髪はまったく気にならなくなります。こめかみあたりを隠しておくと、白髪カバーだけでなくフェイスラインをキュッと引き締める効果もあるので、ぜひお試しください!」(高橋さん)。

白髪が目立たない「大人のポニーテール」のコツとは?

「フォーマルシーンで映える」華やかなまとめ髪【8選】


【1】うねった毛束がおしゃれニュアンスに! 後れ毛ありのままのまとめ髪

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「うねりが目立たないようにキツく束ねると、ただの引っ詰め髪になってしまいます。ちょっと多めに後れ毛をつくって、顔まわりに遊ばせるだけで、表情のある大人のアレンジになります」(kakimoto arms 自由が丘クレオ店 店長 山本真実さん)。

<スタイリング方法>

<STEP.1>カールアイロンで髪の中間から毛先にかけて巻いておく
カールアイロンで顔にかかる髪は外巻き、そのほか全体を内巻きに巻いておく。
カールアイロンで顔にかかる髪は外巻き、そのほか全体を内巻きに巻いておく。
<STEP.2>パール1粒大のバームを髪全体になじませる
使用量はパール1粒大。
使用量はパール1粒大。
両手のひらにバームを広げ、髪の表面と毛先を中心なじませる。
両手のひらにバームを広げ、髪の表面と毛先を中心なじませる。
<STEP.3>耳より前の髪と耳の後ろの髪を残してひとつに束ねる
耳より後ろの髪は1~2つまみ分の毛束を残す。束ねるときは襟足よりやや上を目安に。
耳より後ろの髪は1~2つまみ分の毛束を残す。束ねるときは襟足よりやや上を目安に。
<STEP.4>ひとつまみずつ、放射状に毛束を引き出す
片手で結び目を抑えながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す。
片手で結び目を抑えながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す。
<STEP.5>後れ毛を束ねるようにバームをなじませる
手指に残っているバームで後れ毛をつまみ、束感をつくる。
手指に残っているバームで後れ毛をつまみ、束感をつくる。

アレンジ前と仕上げに使っているのは、productの『ザ・プロダクト ヘアワックス』(¥2,178)。「これはハンドクリームにもなる万能バームで、サロンのスタッフたちも愛用しています。アレンジ前になじませておくとパサつきが抑えられて、自然なツヤも出せます。ただ、つけすぎるとペタ~っとして重たい仕上がりになるので、後れ毛になじませるときは手に残った量で十分です」(山本さん)。

うねった毛束がおしゃれニュアンスに! 後れ毛ありのままのまとめ髪のつくり方

【2】くるりんぱ2回で完成!後れ毛が色っぽい「アップスタイル」

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「顔まわりと前髪の毛束はコテで軽く巻いてあげると華やかな印象に仕上がります。髪の毛が短くて落ちてしまった後れ毛にはバームを。パサついていると疲れた印象に見えてしまうので、まとまりとツヤの出るものをなじませて。たくさんつけるとベタベタしてしまうので、米粒程度をなじませるのがポイントです」(ROI デザイナー 亀井明日香さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳上の毛束をゴムで結ぶ
ざっくりと集めて根本から離した位置で結ぶ。
ざっくりと集めて根本から離した位置で結ぶ。
<STEP.2>くるりんぱする
結んだ毛束の中央を割いて毛先を上から通す。
結んだ毛束の中央を割いて毛先を上から通す。
<STEP.3>耳横の毛束をまとめて結ぶ
2でくるりんぱした毛束の上から結ぶ。結び目は少し右に寄せるのがポイント。
2でくるりんぱした毛束の上から結ぶ。結び目は少し右に寄せるのがポイント。
<STEP.4>結んだ毛束をくるりんぱする
毛束の中央に毛先を通してくるりんぱ。
毛束の中央に毛先を通してくるりんぱ。
結び目をズラすことで、結び目が重ならずスッキリとした印象に仕上がる。
結び目をズラすことで、結び目が重ならずスッキリとした印象に仕上がる。
<STEP.5>襟足とくるりんぱした毛先をまとめてねじる
襟足とくるりんぱの毛先をひとつにまとめたら、毛束をふたつに分けて編む。
襟足とくるりんぱの毛先をひとつにまとめたら、毛束をふたつに分けて編む。
まとめたらゴムで毛先を結ぶ。
まとめたらゴムで毛先を結ぶ。
<STEP.6>ねじった毛束をピンで止める
毛束は左にまとめてピンで固定する。ピンは上から毛束を救うように止めるのがコツ。
毛束は左にまとめてピンで固定する。ピンは上から毛束を救うように止めるのがコツ。
<STEP.7>こめかみの後毛を出す
爪の先でこめかみの毛束を少しだけつまみ、引き出す。
爪の先でこめかみの毛束を少しだけつまみ、引き出す。

「分け目ができていると頭頂部が寂しい印象になってしまうので、アレンジの前に、ドライヤーで左右両方から風を当てて根本を起こし、分け目のない状態に戻してあげると見栄えが良くなります」(亀井さん)。

くるりんぱ2回で完成!後れ毛が色っぽい上品アップスタイル

【3】毛量が多くても「巻き」が映える、大人のポニーテール

完成
完成
サイド
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ただでさえ膨らみやすい毛量の多い髪を束ねるとき「巻きテクニック」を加えたら、頭でっかちになるのは必然…と思っていませんか? 髪の量が多くても、髪が太くて硬くても、パサついて広がりやすい髪でも大丈夫。「巻き方向さえ間違えなければ頭でっかちにはなりません」(KAYAK by HONEY スタイリスト 小室里奈さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳から下の髪を毛先だけ内巻きに1カール
耳から下の髪はすべて、毛先だけ内巻きに1カール。
耳から下の髪はすべて、毛先だけ内巻きに1カール。
<STEP.2>耳から上の髪は外巻きに
根元から巻き込むように中間まで外巻きにする。
根元から巻き込むように中間まで外巻きにする。
<STEP.3>髪をひとつに束ねる
束ねる位置は耳の下あたりを目安に。
束ねる位置は耳の下あたりを目安に。
<STEP.4>顔周りともみあげは毛束の中間から毛先にかけて内巻きに
もみあげは巻き終わったら、耳にかける。
もみあげは巻き終わったら、耳にかける。
<STEP.5>結び目にヘアカフを引っかける
結び目のゴムが隠れるように、ヘアカフを結び目に刺して固定。
結び目のゴムが隠れるように、ヘアカフを結び目に刺して固定。

「結び目のゴムを隠すのに、毛束を巻き付けたりクルリンパをしたりしますよね? でもそのひと手間が意外と難しい。ヘアカフは毛束に引っかけるだけなので、ぶきっちょさんでも簡単にゴムを隠せます。毛量が少なくて寂しいポニーテールになってしまう方も、このヘアカフを使うと印象が変わりますよ」(小室さん)。

毛量が多くても「巻き」が映える、大人のポニーテール

【4】フォーマルな装いに似合う、大人の「お団子ヘア」

 
完成
完成
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さり気なく、シンプル。このふたつの条件を満たす大人のお団子ヘアのポイントは3つ。「お団子をくずしすぎない」「耳の半分を出して色気を誘う」「後頭部に適度なボリュームがある」です。「40代以降は、髪がヘタってしまったりパサつきも気になると思うので、適度なボリュームと毛束の艶を出すために、頭頂部の髪を巻いておくといいですよ。この仕込みをするかしないかで、印象がガラッと変わります。頭の型もきれいに見えますよ」(GARDEN Tokyo トップスタイリスト 本木亜美さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>頭頂部の髪をアイロンで巻く
アイロンは32mmを使用。トップの髪をざっくりと取って根元をランダムに巻く。
アイロンは32mmを使用。トップの髪をざっくりと取って根元をランダムに巻く。
<STEP.2>髪をうしろにまとめて後れ毛を出す
髪をまとめる時は手グシでザックリと。耳は半分だけ隠すのがポイント! 後れ毛はもみあげの少し上を、ひとつまみだけ引き出して。
髪をまとめる時は手グシでザックリと。耳は半分だけ隠すのがポイント! 後れ毛はもみあげの少し上を、ひとつまみだけ引き出して。
<STEP.3>ゴムでひとつ結びにする
きっちりまとめすぎないように注意!
きっちりまとめすぎないように注意!
<STEP.4>ゴムを持って左右前後の毛束を引き出す
全方位少しずつ引き出して。
全方位少しずつ引き出して。
<STEP.5>後頭部の髪を引き出して高さを出す
ゴムを持つと引き出しやすい。高さを出すことで頭の型がよく見える効果も。
ゴムを持つと引き出しやすい。高さを出すことで頭の型がよく見える効果も。
<STEP.6>結んだ毛束の毛先をピンで数回に分けて固定する
お団子になるよう、数回に分けて毛束をゴム付近にピン留めする。
お団子になるよう、数回に分けて毛束をゴム付近にピン留めする。

「お団子の位置は、下過ぎず上過ぎない、耳裏あたりを意識しましょう。後れ毛は出しすぎると〝疲れたおばさん風〟になるので、こめかみの上をひとつまみ分だけ出して。後れ毛の広がりやパサつきが気になるときは、ワックスなどをつけましょう」(本木さん)。

「若つくりなお団子ヘア」に見えない!大人のシニヨンのつくり方6ステップ

【5】上品ヘアの定番!「ギブソンタック」(低めの位置で髪をまとめるアップスタイル)

完成
完成
フロント
フロント
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「全体的にきっちりとした印象に仕上げること。後れ毛を出しすぎたり、トップの髪をたくさん引き出してしまうと、一気に若つくりなアレンジになってしまいます。きちんとまとめることが、大人の余裕、清潔感、上品さ、優雅さを表現する鍵です」(Cocoon ディレクター 泰斗さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>髪全体を低い位置でひとつ結びにする
髪の毛は手ぐしでざっくりと集めて。まとめたらゴムで結びます。
髪の毛は手ぐしでざっくりと集めて。まとめたらゴムで結びます。
<STEP.2>ひとつ結びをくるりんぱする
ひとつ結びの中央に穴を作り、結んだ毛先を穴に通してくるりんぱする。
ひとつ結びの中央に穴をつくり、結んだ毛先を穴に通してくるりんぱする。
<STEP.3>くるりんぱした毛先を、2と同じ穴にもう一度通してピンで留める
くるりんぱした毛先を2と同じ穴にもう一度通して、ゴムの付近にピンで留める。
くるりんぱした毛先を2と同じ穴にもう一度通して、ゴムの付近にピンで留める。
<STEP.4>まとめた髪から毛束を引き出す
お団子にした毛束から細かく毛束を引き出す。引き出しすぎると崩れるので、少しゆるっとさせる程度に出すのがポイント。
お団子にした毛束から細かく毛束を引き出す。引き出しすぎると崩れるので、少しゆるっとさせる程度に出すのがポイント。
<STEP.5>こめかみに後れ毛をつくる
こめかみの髪をひとつまみして引き出せば完成。
こめかみの髪をひとつまみして引き出せば完成。

「後れ毛はこめかみ部分にだけつくるのがおすすめ。さりげなく上品で、色っぽい印象にも繋がります。後れ毛がパサついたり広がっていると、疲れた印象に直結してしまうので、オイルやシアバターをなじませて、みずみずしく仕上げてください」(泰斗さん)。

上品ヘアの定番!若つくりに見えない「ギブソンタック」の簡単やり方5ステップ

【6】上品と色気を併せ持つ「メッシーバン」(くずれかけたお団子ヘア)

 
完成
完成
サイド
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「このアレンジでいちばん大切なのは、後頭部の丸みです。お団子をつくったら後頭部の毛束をしっかりと引き出して、ゴムまわりをふわっと仕上げてください。後頭部に膨らみがないと、ルーズなお団子が貧相でだらしなく見えてしまうことも。後頭部にボリュームがあると、横から見たときに、頭の型がきれいに見えます」(BEAUTRIUM PENINSULA店 副店長 小山 貴さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳半分から上の髪の毛を結ぶ
耳半分の上の髪の毛をざっくりと取ってゴムで結ぶ。
耳半分の上の髪の毛をざっくりと取ってゴムで結ぶ。
<STEP.2>襟足を左右に分けて1の上で結ぶ
襟足は左右に分けてプロセス1で結んだ髪の上でひとつ結びにする。
襟足は左右に分けてプロセス1で結んだ髪の上でひとつ結びにする。
結んだ後にキュッと左右に引っ張ると崩れにくくなる。
結んだ後にキュッと左右に引っ張ると崩れにくくなる。
<STEP.3>STEP.1と2のゴム回りの毛を引き出す
結んだゴムを片手で抑えて後頭部の髪を引き出す。後頭部が丸いシルエットになるようしっかりと引き出して。
結んだゴムを片手で抑えて後頭部の髪を引き出す。後頭部が丸いシルエットになるようしっかりと引き出して。
<STEP.4>頭頂部の髪を引き出す
ゴムを持ったまま頭頂部の髪も引き出す。頭頂部に高さとボリュームを出す。
ゴムを持ったまま頭頂部の髪も引き出す。頭頂部に高さとボリュームを出す。
<STEP.5>STEP.2で結んだ毛束をねじりながら、お団子にしてピンで留める
毛束をねじり、毛先をゴムの根元にピンで固定。毛束は2〜3つに分けて、数回繰り返す。
毛束をねじり、毛先をゴムの根元にピンで固定。毛束は2〜33つに分けて、数回繰り返す。
<STEP.6>STEP.1で結んだ毛束もねじってお団子にする
毛束をねじり、毛先をゴムの根元にピンで固定。毛束は2〜3つに分けて、数回繰り返す。
毛束をねじり、毛先をゴムの根元にピンで固定。毛束は2〜3つに分けて、数回繰り返す。
<STEP.7>前髪をアイロンで細かく巻く
アイロンは26mmを使用。前髪が割れないように細かく毛束を取ってワンカールする。
アイロンは26mmを使用。前髪が割れないように細かく毛束を取って1カールする。

「お団子をきっちり、きれいにまとめようとすると、ルーズな動きが出にくくお団子も小さくなってしまいます。ある程度ラフに、ザクザクとピンで留めることが成功の鍵です。髪のパサつきが気になるときは、下準備でワックスやトリートメントをなじませると、アレンジしやすくなります」(小山さん)。

40代でも似合うお団子ヘアって?「メッシーバン」のやり方7ステップ

【7】うねりを効かせたアンニュイ「大人ひとつ結び」

完成
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サイド
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うねりがあって丈も中途半端で、束ねたくてもまとまらない…そんなお悩み髪に「うねりはカールアイロンで方向を整えてしまえば、あとは束ねるだけ。毛先に表情があるので、下準備だけしっかりしておけば、アレンジは簡単です」(kakimoto arms 新宿店 スタイリスト 野村友理香さん)。

<スタイリング方法>

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>毛先は平巻きで1カール外巻きに
カールアイロンで毛先だけ1カール外巻きに。
カールアイロンで毛先だけ1カール外巻きに。
<STEP.2>もみあげより前にある髪は縦方向にリバース巻き
毛束の中間あたりから、毛先に向かってリバース巻きに。
毛束の中間あたりから、毛先に向かってリバース巻きに。
<STEP.3>髪を後ろにまとめたら、束ねる前にもみ上げ部分の髪を引き出しておく
ゴムで結ぶ前に、耳より前に生えている髪を引き出しておくこと。
ゴムで結ぶ前に、耳より前に生えている髪を引き出しておくこと。
<STEP.4>襟足ぎりぎりのところで毛束をひとつに束ねる
もみあげを引き出したら、髪をひとまとめにして、なるべく低い位置でゴムで結ぶ。
もみあげを引き出したら、髪をひとまとめにして、なるべく低い位置でゴムで結ぶ。
<STEP.5>束ねた中からひとつまみ分の毛束でゴムを隠すように巻き付ける
ゴムを隠すように毛束を巻き付けたらアメピンで固定。
ゴムを隠すように毛束を巻き付けたらアメピンで固定。
<STEP.6>片手でゴムを押さえ、もう片方の手で後頭部の髪を握り少しだけ引き出す
後頭部の丸みをつくるように、髪を引き出す。
後頭部の丸みをつくるように、髪を引き出す。

「カールアイロンで毛先と顔にかかる髪を巻いておくと、元々のうねりが目立たなくなり、まとまりやすくなります。束ねた部分とふんわりさせた部分とでシルエットにメリハリをつけると小顔に見えるんですよ。ぜひ、お試しください」(野村さん)。

短くても映える!うねりを効かせた「大人ひとつ結び」

【8】カジュアルにもフォーマルにもなるシニヨンスタイル

完成
完成
サイド
サイド
バック
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「毛量があって、うねりやすい方には【シニヨンスタイル】がぴったりです。ピンを使わずにアレンジできるので、まとめ髪が苦手…という方でも気軽に楽しめると思います」(KAYAK by HONEY スタイリスト 小室里奈さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>カールアイロンで前髪の中間あたりを外巻きにする
このときアイロンを寝かせず、立てて巻くこと。
<STEP.2>サイドから後頭部にかけて髪の毛先を内巻きにするす
毛先を1カール内巻きにする。
<STEP.3>髪の中間から毛先にかけてヘアクリームをなじませるす
両手のひらにヘアクリームを広げ、2等分した毛束をねじると、なじませやすい。
<STEP.4>耳たぶあたりにゴムがくるようにひとつに束ねる
ゴムをきつく留めず、最後のひと巻き分のゆとりを残しておく。
<STEP.5>毛束で輪っかをつくり、その毛先をゴムに通す
ひとつに束ねたゴムを広げ、そこに毛束の毛先10cmほどを通す。
<STEP.6>ゴムで束ねた毛先が下になるように、束ねた部分の向きを調整する
束ねた部分を半回転させて、毛先が結び目の下になるようにする。
<STEP.7>毛先を2等分にする
2つに分けた毛束の毛先を左右それぞれの手に持つ。
<STEP.8>交差した毛先を留めるようにゴムで巻く
ちょうど結び目の上で交差させること。
<STEP.9>最後にコームを上から差し込む
毛先がばらけないようにゴムで留めること。
<STEP.10>デフトバンの中央の穴にお団子を通す
布にワイヤーが入ったデフトバンにお団子を通して、デフトバンの端を持つ。
<STEP.11>デフトバンで結び目を交差させて、布の形を整える
お団子を留めたゴムを隠すように、デフトバンを巻き付けること。

「ご自身でアレンジをすると、どこにピンを留めればいいのか分からない…というお声をよく耳にします。ゴムを使えば束ねたい部分、まとめたい髪を狙って留められるので便利です」(小室さん)。

【大人のシニヨンスタイル】ピンを使わない&野暮ったくならないアレンジをご紹介!

この記事の執筆者
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