ドイツの家電メーカー「Miele（ミーレ）」。「デザインがおしゃれ！」と話題にあがることが多いですが、実は耐久性にもすぐれていて、高機能。
長く使うことを想定し、環境のことも考えられてつくられたプレミアム家電を通して、豊かで上質なライフスタイルを提案しているメーカーなんです。
そんなミーレの日本法人であるミーレ・ジャパン株式会社マーケティング部の原紅希子さんに、ミーレ製品の魅力についてお伺いしました。
創業120周年を迎えたミーレ
ミーレの創業は1899年。歴史あるメーカーです。
「現在本社のあるドイツ・ギュータスローに程近いヘルツェブロックという街で、カール・ミーレとラインハルト・ツィンカンというふたりの青年が、クリーム分離器を製造したのが始まりです。
『人々のより豊かで快適な暮らしを目指すこと』を原点とし、『常により良いものを（Immer Besser）』の精神を掲げて製品製造を始めました。そして、その精神を脈々と受け継ぎ、技術開発への情熱とイノベーションを追及し続け、2019年7月に120周年を迎えました」（原さん）
1901年には家庭用洗濯機を、1929年にはヨーロッパで初めての家庭用食器洗い機を発売するなど、革新的な製品を次々とつくっていきます。過去には自動車や自転車を製造したこともあるそうですが、それも「人々のより豊かで快適な暮らしを目指す」ためなのですね。
「ミーレの製品を通じ、美しくデザインされた住空間で過ごす満ち足りたひとときや、家事の負担軽減によりもたらされる、自分や家族との大切な時間をつくり出します。そこから得られる心の充足感、そして大切なものを長く使い続ける喜びなど、より豊かで上質なライフスタイルを提案していきます」（原さん）
良い家電で家事をなるべく早く終わらせて、自分の時間や家族との時間にあてるというのは、現代日本の生活スタイルにもマッチするコンセプトですね。そのあたりも根強い人気の秘密なのかもしれません。
広報担当者おすすめ！買って損はしないミーレの製品３選
■１：最適な洗濯プログラムをアプリが選択する洗濯機
ひとつめのおすすめは、2019年7月に新発売されたばかりの最新の洗濯機「W1洗濯機 WCI660 WPS」。洗濯機は試しに洗ってみたり、いくつも買ったりできないので、違いを比べにくいのですが、おすすめのポイントはどこにあるのでしょうか。
「大きな魅力は、衣類の素材や色、汚れの内容に応じて、時間、温度、水量、脱水回転数などを調節するプログラムを20種類搭載していること。これにより、衣類や素材にとって最適な洗い上がりを実現します。
また、高温での洗浄もストレスなくできるため、タオルやシーツ、下着等も清潔に保つことができ、生乾きの匂いや衛生等が気になる方には大変好評です」（原さん）
シャツ、アウトドア用衣類、枕、ダウン、カーテンなど幅広い材質の衣類を、それぞれの材質にあった洗濯ができるのだとか。でも、それって操作をするのが大変なのでは？ という疑問がわきますよね。
「スマホやタブレットからアプリ・Miele@mobile（ミーレ＠モバイル）を使って操作をすることもできます。アプリのアシスタント機能が、衣類にあった最適な洗濯プログラムを選びます。また、外出先などから遠隔での操作もできますよ」（原さん）
最先端のIoT搭載洗濯機なのですね。帰宅前の電車内でアプリを操作して洗濯機を回し、帰宅したらすぐに干すこともできるので、家事の時短につながります。
「また、液体洗剤自動投入システム『ツインドス（TwinDos）』が搭載されています。これは、専用のカートリッジ式洗剤2種類をセットしておけば、洗濯機が正確な量の洗剤を測り、自動で適切なタイミングに洗濯槽に投入するシステムで、理想的な洗いあがりになります。
1回ごとに洗剤を投入する必要がなく、手間が省け、洗剤の使い過ぎを防ぐこともできますし、遠隔操作でも洗濯機が自動で洗剤を投入してくれます」（原さん）
まるでプリンタのインクカートリッジのような洗剤カートリッジは1.4Lの大容量。1日1回の洗濯なら1か月以上交換不要だそう。また、シリーズ初の9㎏と大容量で、一度にたくさんの洗濯物を洗うことができますよ。
■２：驚きの吸引力とクリーンな排気の掃除機
ふたつめのおすすめは掃除機。絨毯の中の細かなごみも残さずに吸い取ると評判なんだそう。
「高性能のモーターとスムーズな空気の流れを兼ね備え、吸引効率を最大化するよう設計製造されています。そのため、低いパワーでも高い吸引性能になっており、お客様から評価していただいています。
吸引された空気はハイクリーン3Dダストバッグから、モーター保護フィルターを通り排気フィルターへと徹底的にろ過されます。そのため、とてもクリーンな排気になっています。
さらに、CLEANMEISTERモデルに標準装着されているHEPAエアクリーンフィルターは微粒子を99.999％以上集塵し、アレルギーやハウスダストにお困りの方にも最適です」（原さん）
微粒子を99.999％以上集塵するとは、まるで空気清浄機のようなクリーンさ！ でも、吸引力が強いと、ソファカバーやフロアマットなどはかけにくいこともありますよね。
「床や布地等のタイプに合わせて、吸引力を6段階で調整できるようになっています。本体についている回転式のパワーセレクターによって、カーテンからフローリングまで、簡単に選ぶことができます」（原さん）
ミーレの製品は、耐久性にも優れていると評判です。実際に、ミーレでは製品の耐久性を高めるためのテストを行っているそう。
「より長くご使用いただけるよう、ミーレでは20年間の使用を想定した数々のテストを行っています。その結果、耐久性だけでなく、吸引力も落ちにくくなっています。また、床用ノズルテストでは、様々な素材の上を2,000km走行させるテストも行っているんです」（原さん）
2,000㎞といったら、東京～鹿児島を往復する直線距離。品質へのこだわりがすごいですね。
■３：時短調理に最適な単独置きスチームクッカーはキャンペーン中！
最後のおすすめは、素材のおいしさや栄養素を逃さないという、単独置きスチームクッカー。乾いた熱を一切使わず、純粋な蒸気だけを使った調理が可能なのだそう。
「スチーム調理は茹でたり焼いたりした場合と比べて、素材の栄養素を逃がしにくく、食材の色、香り、味わい、触感などが優れた料理を手軽につくることができると、近年注目されています。
ミーレのスチームクッカーなら、ピュアスチームの力で調理中に食材が酸化する心配もありません。水溶性のビタミンやミネラルの溶出を最小限に抑えるため、素材の持つ栄養・色・風味を保つことができます。天然の凝縮した味わいを楽しめる上に、低カロリーで低塩な、健康的でおいしい調理ができるんですよ」（原さん）
オーブンは乾いた熱風で調理しますが、スチームクッカーは熱い蒸気で加熱するのですね。
「庫内最大で3段まで同時調理ができるので、主食（ごはん、パン、麺）、主菜（肉・魚・卵等）、副菜（野菜、きのこ、いも）等を同時に調理可能でき、匂い移りもありません。
バランスの取れた食事やデザートも簡単に準備できて、お鍋やフライパン等の調理器具を洗う必要もありません」（原さん）
ガスでの調理と違って、火加減をこまめに見る必要がなく、温度、時間を設定すれば、あとはお任せ。複数のメニューを同時に調理ができるということで、時短にとても役立つスチームクッカーなんです。まるでレストランのような調理風景が家庭で再現できそうですね。
また、ビルトインタイプではないのも大きなポイント。棚の上などに置くことができるので、インテリアの自由度が高くなりますね。
修理時の対応は？
製品がとても優れているとしても、気になってくるのが、使っている間の疑問や、故障した場合の修理について。ドイツ発のメーカーということで、そうしたコミュニケーションはどうなっているのでしょうか。
「ミーレ・ジャパン コンタクトセンターでは、購入前のご質問、使い方やアフターサービスなど、さまざまなお問い合わせを受け付けています。
修理などの際には自社エンジニアや、トレーニングを受けたサービス店のエンジニアがすばやく対応できる体制をつくっています。
そして、基本的に、ミーレの製品は2年間の保証が付いております」（原さん）
コンタクトセンターがあるということで、安心して購入できますね。また、「平成24年 第6回経済産業省 製品安全対策優良企業表彰」にて「優良賞」を受賞されているそうですよ。製品安全に向けた取り組みもきちんとしていることがわかります。
製品に触れられる直営店が国内に３店舗
さらに、東京の表参道と目黒、そして神戸に直営店があるそう。こちらの店舗では、いったい何ができるのでしょうか？
「直営店であるミーレ エクスペリエンス センター（Miele Experience Center）では、ゆったりとくつろいだ雰囲気の中でミーレ製品やブランドの世界観を心ゆくまでご体験いただけます。
オーブンや食器洗い機、ランドリー機器、掃除機など実際の製品に触れていただけるので、操作性や運転音等もお確かめの上でご購入いただくことができます。豊富な知識を持つ専任スタッフがお客様ひとりひとりをおもてなしの心で大切にお迎えします」（原さん）
ラグジュアリーな空間で、専任スタッフから説明を受けられるのが直営店最大の魅力。訪れた際は、気になる点を質問したり、実際に動かしてみたりしてくださいね。
デザイン性や耐久性だけでなく、機能面でも優れていて、生活を豊かにしてくれるプレミアムなミーレの家電。ワンランク上の家電で、上質な暮らしを演出してみませんか。
※価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 田中いつき
