冬のファーコートコーデを、ファッション誌『Precious』から抜粋してご紹介します。ショート丈のファーコートや、ファー付きコート、また、ブラウンやピンクなどのキレイ色のファーコートまで、大人の女性にこそ相応しいファーコートコーデをまとめました。とびきり上品に着こなしたコーデはもちろん、カジュアルダウンさせたコーデも必見です。

【目次】

冬のファーコートコーデ


【1】白ファーコート×白ニット×白パンツ

コート・タートルニット・パンツ・エコファーのバッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) グローブ/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・タートルニット・パンツ・エコファーのバッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) グローブ/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

この幸福なボリューム感と愛らしさ…多くの海外セレブリティたちを虜にした、マックスマーラのテディベアコート。もとは1980年代に、高級な子供のおもちゃに使われる、毛足の長いパイル素材を使用してつくられていたコートで、その後、キャメルヘアを毛羽立たせたエコファー素材の開発に成功して以来、毎シーズン、アルパカやカシミヤなどさまざまな高級素材で展開されています。そんなコートを活用するべく、白~アイボリーへのワントーンコーディネートに。甘くなりすぎないよう、パンツでまとめるのが大人らしい。

【2】キャメルファーコート×ベージュニット×ベージュパンツ

コート・ニット・パンツ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(ポメラートブティック 銀座店) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(ポメラートブティック 銀座店) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

元祖「テディベアコート」の人気は2019年も衰え知らず! こちらはキャメルヘアにシルクをブレンドした素材を特殊な加工でけば立たせたエコファーを使用したタイプ。ドロップショルダーから続く、ゆったりとしたコクーンシルエットに、大きめのラペルが上品なきちんと感をプラスします。全身をワントーンで着こなして、コートの存在感を引き立てて。クロコ型押しのロングブーツで、足元に重心をつくると好バランスです。

【3】ブラウンファーコート×キャメルニット×黒パンツ

パンツ・コート・ニット・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(0 TASAK〈I TASAKI 〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年
パンツ・コート・ニット・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(0 TASAK〈I TASAKI 〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年

マックスマーラの「テディベアコート」の着こなし実例、3つ目。流行のフワモコアウターをすっきり着こなすには、「ボトムは細身」が大原則。足元とバッグに白を効かせ、スポーツ気分を満喫しましょう。

【4】ブルーファーコート×ネイビーニット×グレーパンツ

コート・カーディガン・ニット・パンツ・バッグ(三喜商事〈アニオナ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、靴(ヒラオインク〈クレジュリー〉) 撮影/唐澤光也(RED POINT) BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・カーディガン・ニット・パンツ・バッグ(三喜商事〈アニオナ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、靴(ヒラオインク〈クレジュリー〉) 撮影/唐澤光也(RED POINT) BY:『Precious11月号』小学館、2019年

スーリーアルパカを使ったロングコートの中にカーディガンを忍ばせた、防寒対策を施したパンンツルックです。スレートブルー×トープのシックな配色は、都会的な街並みにはもちろん、古都の風景にもなじむので、旅カジュアルとしても最適です。

【5】白ファーコート×白ブラウス×白パンツ

コート・ブラウス・パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)マフラー(リーミルズ エージェンシー〈ジョンストンズ〉)、手袋(エリオポール代官山〈ガラ グローブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロブラニク〉) 撮影/唐澤光也(RED POINT) BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・ブラウス・パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、マフラー(リーミルズ エージェンシー〈ジョンストンズ〉)、手袋(エリオポール代官山〈ガラ グローブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロブラニク〉) 撮影/唐澤光也(RED POINT) BY:『Precious11月号』小学館、2019年

ソフトな白の装いに、ジミー チュウの最新ロゴバッグなど茶系バッグ・チャンキーヒール靴・手袋・マフラーでコクを演出した、白〜ブラウンへのグラデーションコーディネート。

主役のコートは、ボタンを中央に寄せたダブルブレストデザインがかわいらしい雰囲気。シルク混のキャメルヘアを贅沢に使って表現した、ムートンのような風合いは見た目よりも軽やか。身ごろも程よくフィット感のある輪郭で仕上げ、ダーツで縦ラインを強調することで、着ぶくれ感とは無縁の美シルエットに。

【6】キャメルファーコート×ベージュパンツ

コート・パンツ・ショートブーツ(エルメスジャポン) 撮影/下村一喜 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・パンツ・ショートブーツ(エルメスジャポン) 撮影/下村一喜 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ニッティングファーのように見えるラップコートは、シルクジャージーの編み地に、キャメルヘアをあしらったもの。やわらかく、ふわふわとした質感と温もりが楽しめます。

ゆったりとしたオーバーサイズで、広めのスタンドカラーや袖口が、シンプルなデザインにモードなときめきを添えています。

【7】黒ファーコート×白ブラウス×ライトブルーパンツ

ミンクのコート『ルナ』・ブラウス(オールウェーズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、デニム(エドウイン〈ジョーズ・ジーンズ〉)、ピアス・リング(ステディ スタディ〈トムウッド〉)黒のミンクファーコートを白シャツ×デニムで着るさりげなさがエレガント!62 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ミンクのコート『ルナ』・ブラウス(オールウェーズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、デニム(エドウイン〈ジョーズ・ジーンズ〉)、ピアス・リング(ステディ スタディ〈トムウッド〉)黒のミンクファーコートを白シャツ×デニムで着るさりげなさがエレガント!62 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

美しい光沢をもつ黒のミンクファーで仕立てられた、最高に贅沢で飽きのこないノーカラーコート。ファーにも流行があるといわれるなか、この名品シルエットなら永遠。

サイドスリットで軽やかな印象があるので、カジュアルに着て日常的に楽しみたい。白シャツやTシャツ、シルクのドレスなど、中は薄着が断然、こなれてかっこいい。

【8】ライトブルーファーコート×グレーニット×グレーパンツ

コート(クルチアーニ銀座店)、ニット(スローン)、パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)サングラス(アイヴァン PR)、ピアス・ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート(クルチアーニ銀座店)、ニット(スローン)、パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)サングラス(アイヴァン PR)、ピアス・ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

冬のカジュアルシーンで選びたいのは、軽やかなラムファーのコート。スタンドカラーや淡いブルーのカラートーンが、従来のファーコートにはない、フレッシュなムードをつくり出してくれます。シルバーの小物が、キレ味よく仕上げてくれる秘訣です。

【9】黒ファーコート×ブルーニット×黒パンツ

コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット(エミリオ・プッチ ジャパン)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(ハイブリッジ インターナショナル〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット(エミリオ・プッチ ジャパン)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(ハイブリッジ インターナショナル〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

たっぷりとしたムートンコートに、シンプルなスティックパンツと黒レザー小物を合わせたマニッシュな装い。広い空間にも映える、華やかロイヤルブルーのニットには、黒のシンプルパンツを合わせて。

【10】黒ファーコート×白Tシャツ×グレースカート

コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、Tシャツ(ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店)、スカート(サードカルチャー〈マチルダ カシミヤ〉)リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ハイブリッジ インターナショナル〈WAKA TAKAHASHI〉)靴(JIMMY CHOO)その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、Tシャツ(ルシアン ペラフィネ 東京ミッドタウン店)、スカート(サードカルチャー〈マチルダ カシミヤ〉)リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ハイブリッジ インターナショナル〈WAKA TAKAHASHI〉)靴(JIMMY CHOO)その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

たっぷりとしたムートンコートに、シンプルなスティックパンツと黒レザー小物を合わせたマニッシュな装い。広い空間にも映える、華やかロイヤルブルーのニットには、黒のシンプルパンツを合わせて。

【11】黒ファーコート×黒ニット×キャメルスカート

コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット(コロネット〈アバティ〉)スカート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット(コロネット〈アバティ〉)、スカート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

旅先で街歩きをするときを想定したコーディネート。ボトムは程よくカジュアルなキャメルスカートで抜け感を加え、ファーコートで大人の迫力を添えて。ウエストのニットバンドが引き締め役となり、スッキリとした印象に。

【12】黒ファーコート×グレーニット×グレーパンツ

コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット・パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ニット帽(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン)、その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット・パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ニット帽(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン)、その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

飛行機で移動する際、くつろぐことを想定、リブタートル×ジョグパンツのリラックスしたニットスタイル。グレーでIラインをつくり、ボリュームのあるムートンコートを軽快に着こなしたい。ネイビーのムートンコートは、カジュアルななかにも、とびきり贅沢なリラックス感を運んでくれるから、飛行機に乗る前からバカンス気分も高まります。

【13】黒ファーコート×黒ワンピース

コート(サードカルチャー〈ブランカ〉)、ニット(トラデュイール)、パンツ(東レ・ディプロモード〈ナインティーン セブンティ〉)、グローブ(アマン〈アルポ〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、靴(ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(サードカルチャー〈ブランカ〉)、ニット(トラデュイール)、パンツ(東レ・ディプロモード〈ナインティーン セブンティ〉)、グローブ(アマン〈アルポ〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、靴(ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

レースワンピースにファーコートをまとい、大人の迫力を演出したエレガントな装い。お洋服に甘さがあるぶん、靴やバッグで辛口に仕上げましょう。

【14】黒ファーコート×白ブラウス×ライトグレーパンツ

コート(サードカルチャー〈ブランカ〉)、ブラウス(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ストール(ebure〈ebure〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(サードカルチャー〈ブランカ〉)、ブラウス(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ストール(ebure〈ebure〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

3種類のファーを組み合わせたコートはそれだけで絵になる存在。ふんわりと肩にはおり、冬枯れた街を颯爽と歩きたい。合わせるアイテムは白ブラウスとエクリュのストレートパンツ、白のバッグというクリーミートーンで、清潔感を意識。

【15】グレーファーコート×ライトブルーシャツ×グレーパンツ

撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

どんな寒波もしのげるストラネスのムートンコートは、冬旅になくてはならない存在。グレージュ×黒のコンビネーションや、軽快なジップデザインもポイント。コートのインナーは、ジェイ・クルーのデニムシャツとヴィンスのタンクトップで、温度調整がしやすいようにあえて薄手のものを選びます。京都のお寺巡りなど、たくさん歩くシーンでも忘れたくないのは品のよさ。インコテックスのウールカシミアパンツやセリーヌのスリッポンで、上品なカジュアルを目指します。冬の足元はグレージュのモヘアソックスが活躍。

【16】キャメルファーコート×ベージュジレ×黒パンツ

コート(マッキントッシュ青山店)、ジレ(CHIE IMAI)、パンツ(スリードッツ青山店)、グローブ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ガラグローブ〉)、靴(ビルケンシュトック・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(マッキントッシュ青山店)、ジレ(CHIE IMAI)、パンツ(スリードッツ青山店)、グローブ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ガラグローブ〉)、靴(ビルケンシュトック・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

明るいキャメルが華やかな印象を与えるムートンコートの中に、フォックスファーのジレを重ねた贅を極める装い。都会の気候では、ファーをレイヤードする機会がほぼないだけに、極寒のリゾート地ではぜひ。スエットパンツもブーツも、ニュアンスのあるチャコールで優しい配色に。

【17】ライトグレーファーコート×黒ワンピース×黒パンツ

コート(CHIE IMAI)、ミニワンピース・パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ピアス(髙會堂六本木〈フェデリーコ・ブチェラッティ〉)、リング(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
コート(CHIE IMAI)、ミニワンピース・パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ピアス(髙會堂六本木〈フェデリーコ・ブチェラッティ〉)、リング(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

黒のミニワンピースとワイドパンツで内側をミニマルにまとめ、フードの裏にまでファーを使った贅沢なコートをはおって。真冬らしいリッチでシンプルな装いです。

【18】グレーファーコート×白ニット×グレーパンツ

コート・バッグ『バイ ザ ウェイ』・別売りのFFロゴのショルダーストラップ・パンツ・靴・ニット(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
コート・バッグ『バイ ザ ウェイ』・別売りのFFロゴのショルダーストラップ・パンツ・靴・ニット(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

暖かなミンクコートとスニーカーをチョイスした旅行にも◎なきれいめコーデ。コートとデニムのグレーでまとめたワントーン着こなしに。カーキバッグも、パウダリーな色調を選ぶとなじみます。

【19】ネイビーファーコート×ネイビーブラウス×ライトグレーパンツ

コート・ブラウス・パンツ・バッグ(フェンディ ジャパン〈フェンディ〉)、ピアス・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
コート・ブラウス・パンツ・バッグ(フェンディ ジャパン〈フェンディ〉)、ピアス・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

成熟した女性にこそふさわしい、落ち着いたネイビーのファーは、顔色をフレッシュに見せる力も。バッグも同色でそろえれば、澄んだ冬の空気に溶け込むような着こなしが楽しめます。

冬のショートファーコートコーデ


【1】ネイビーショートファーコート×白ブラウス×ネイビーパンツ

ショートコート(CHIE IMAI)、ソフィエのブラウス・ステファノのパンツ(チェルキ)、ピアス・ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、ネックレス(ボンマジック)グローブ/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ショートコート(CHIE IMAI)、ソフィエのブラウス・ステファノのパンツ(チェルキ)、ピアス・ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、ネックレス(ボンマジック)グローブ/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

透明感のある艶と「究極のシルキータッチ」と称えられる肌触りで、おしゃれ通を魅了するチンチラ。その繊細な美しさを生かしつつ深いネイビーに染め上げた一着は、ファーへの造詣の深さと高度な技術、先鋭的な美意識を感じさせる逸品。たっぷりと優雅なボリュームを重く見せないショート丈も今の気分! リッチなファーにはとろみ感のある白ブラウスと、ストライプのパンツを合わせて、凛とした表情で着こなすのが甘すぎず見せるコツです。

【2】黒ショートファーコート×白Tシャツ×黒スカート

コート・Tシャツ・スカート・ベルト(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・Tシャツ・スカート・ベルト(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

フェイクファー仕立てのピーコートは、思いのほか活躍の幅が広いアウター。デニムに合わせてカジュアルに、スティックパンツにハイヒールでモードに。写真のようなレザーのフリルスカートには、あえてTシャツでさりげなく。本物ではないという気負いのなさが、大人の女性の瑞々しい感性を引き出してくれます。

【3】ベージュショートファーコート×白ブラウス×白スカート

コート(ドゥロワー 日本橋店〈ドゥロワー〉)、ブラウス(Vince 表参道店)、スカート・ガライズ ラブのピアス(エストネーション)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ銀座店〈ジャンニ キアリーニ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
コート(ドゥロワー 日本橋店〈ドゥロワー〉)、ブラウス(Vince 表参道店)、スカート・ガライズ ラブのピアス(エストネーション)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ銀座店〈ジャンニ キアリーニ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

淡い色調のショート丈のミンクファーは、アシメトリーのプリーツスカートなどの、フェミニンスタイルによく似合う冬アウター。洗練されたクリーム配色でまとめたら、モードな香りが漂う大ぶりピアスで、旬のアクセントを。

【4】ベージュショートファーコート×白シャツ×デニムパンツ

デニム・コート・シャツ・バングル・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年
デニム・コート・シャツ・バングル・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

フレアデニムの旬の抜け感を生かして、ラムファーのジャケットコートを先取りしたきれいめコーデ。インは白のとろみブラウスで軽やかに。足元はエレガントなパンプスを選ぶと、クロップド丈の女らしい肌見せが引き立ちます。

冬のファー付きコートコーデ


【1】黒ファー付きコート×ゴールドブラウス×ライトグレーパンツ

コート(CHIE IMAI)、アントネッロ セリオのブラウス・トモウミ オノのパンツ(チェルキ)、1DKジュエリーワークスのピアス・ネックレス・A.T.C.Sのリング(ドレスアンレーヴ)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(CHIE IMAI)、アントネッロ セリオのブラウス・トモウミ オノのパンツ(チェルキ)、1DKジュエリーワークスのピアス・ネックレス・A.T.C.Sのリング(ドレスアンレーヴ)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

「ファーの王様」ロシアンセーブルと、漆黒に艶めくシアード(刈り毛)ミンクが調和したコートに、光沢感のあるブラウスと白パンツを合わせて。知性もエレガンスもクラス感も表現できます。

【2】グレーファー付きコート×白ブラウス×カーキパンツ

コート(フェンディ ジャパン)、ブラウス(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、パンツ(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、スカーフ・バッグ(フェンディ ジャパン)、ピアス(TASAKI〈TASAKI〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2018年
コート(フェンディ ジャパン)、ブラウス(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、パンツ(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、スカーフ・バッグ(フェンディ ジャパン)、ピアス(TASAKI〈TASAKI〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

華やかな場を訪れるときには、フォックスファーのコートをまとって。顔周りを明るく照らす、パウダーブルーのスカーフをネックレス代わりにひと巻き。片方が長くなるように結ぶと、上半身をすっきり見せる効果もあります。

【3】ベージュファー付きコート×黒ニット×黒パンツ

パンツ(ブラミンク)、コート(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ニット(スローン)、ピアス(TASAK〈I M/G TASAKI〉)、サングラス(プロポデザイン〈propo〉)、グローブ(デミルクス ビームス 新宿〈ジリオ・フィオレンティーノ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ニット(スローン)、パンツ(ブラミンク)、ピアス(TASAK〈I M/G TASAKI〉)、サングラス(プロポデザイン〈propo〉)、グローブ(デミルクス ビームス 新宿〈ジリオ・フィオレンティーノ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年

そで口にたっぷりとファーをあしらったエレガントなコートには、つま先までまっすぐ伸びるストレートラインをつくる黒のスティックパンツを。その緊張感がかっこいい! 黒&ベージュと相性のいい、アニマル柄のトッズのバッグで立体感を加えて。

【4】ネイビーファー付きコート×ネイビースカート

コート・スカート(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・スカート(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

中綿を入れたカシミアダブルフェースの暖かく軽やかで機能的なコートに、ニットスカートを合わせた、カジュアル感とスタイルアップが同居したスタイリング。

【5】黒ファー付きコート×白ブラウス×白スカート

コート・ブラウス・スカート・バッグ・靴(フェンディ ジャパン)、ピアス(フレッド) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・ブラウス・スカート・バッグ・靴(フェンディ ジャパン)、ピアス(フレッド) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

一枚仕立てのウールコートは、襟の片側をショールカラーに、もう一方をテーラードカラーにしたアシメトリーデザインが特徴的。シルクブラウスとテクニカル素材のプリーツスカートで質感を変えた白の装いにリッチなブラックが映える、冬の大人フェミニンコーデです。

【6】グレーファー付きコート×白シャツ×黒パンツ

コート(コロネット〈ムーレー〉)、シャツ(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、ピアス・リング(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、靴(J.M.WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート(コロネット〈ムーレー〉)、シャツ(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、ピアス・リング(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、靴(J.M.WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年

イタリアのアウターブランド・ムーレーのインナーダウン付きカシミヤコートを主役に。防寒とリュクスな着こなしが両立する一着で、湖畔の散歩もおしゃれに、快適に過ごせます。

【7】グレーファー付きコート×ライトグレーパンツ

Olivia Palermo(オリヴィア・パレルモ) 撮影/©Afro BY:『Precious1月号』小学館、2019年
Olivia Palermo(オリヴィア・パレルモ) 撮影/©Afro BY:『Precious1月号』小学館、2019年

モデルの夫とともに、スイスでウィンターリゾートを楽しむオリヴィア・パレルモの真冬コーディネート。ファー付きのモッズコートを主役にしながら、テクニカのスノーブーツはあえてネオンカラーを選んで、旅先らしい遊び心を取り入れて。ディオールのサングラスやふんわりとしたファーが、顔周りに華やぎをもたらしています。

【8】グレーファー付きコート×白ニット×グレーパンツ

和光のコート・クルチアーニのニット・ペセリコのパンツ・リンドバーグのサングラス・ブチェラッティのイヤリング・リング・マウロ・ゴベルナのバッグ(和光)、靴/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年
和光のコート・クルチアーニのニット・ペセリコのパンツ・リンドバーグのサングラス・ブチェラッティのイヤリング・リング・マウロ・ゴベルナのバッグ(和光)、靴/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

高級感あふれるグレージュのコートは、肌映りがいいアイボリーのタートルニットを合わせて、女性らしく清潔感が香る着こなしに。取り外し可能で便利なボリューム感あるフォックスファーが、顔周りを華やかに演出。

【9】黒ファー付きコート×黒ニット×黒パンツ

ニット・パンツ・バッグ『ミニ ピーカブー』・サングラス・靴・ニット(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
ニット・パンツ・バッグ『ミニ ピーカブー』・サングラス・靴・ニット(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

バッグのリッチなブラウンが映える、素材感の異なるオールブラックの装い。足元は品格の宿るブラックパンプスで、きちんと感をアピールしましょう。

【10】ネイビーファー付きコート×黒スカート

コート・バッグ『ラナウェイ』・別売りのブルーのハンドルストラップ・スカート・サングラス・ニット(フェンディ ジャパン)、ピアス・手袋/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
コート・バッグ『ラナウェイ』・別売りのブルーのハンドルストラップ・スカート・サングラス・ニット(フェンディ ジャパン)、ピアス・手袋/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

きちんと感を備えたネイビーコートをONのスカートスタイルにはおった、真冬の通勤スタイル。底冷えする寒さの夜も、なめらかな肌触りのミンクファーの襟を立てれば、巻き物いらずの暖かさ。軽量で、アウトポケットなど機能性も満載のフェンディのバッグ『ラナウェイ』で、スマートな洗練を印象づけて。

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