スタイリスト戸野塚かおるさんが太鼓判!大人の仕事シーンに相応しい「ニュータンクワンピース」5選

仕事のシーンで着る「ビジネス・ワンピース」は、スーツに匹敵する風格とワンピースらしい女らしさを適度に備えていることが理想です。今、それを満たし、パワーも授けてくれる「ニュータンク」ワンピの実力に迫ります!

「ニュータンクワンピース」とは…袖や襟のないシンプルな「タンクワンピース」に、今の流行や着心地を取り入れたデザインのワンピのこと。ピタピタしすぎない、長めの丈から選びましょう。

仕事の内容や会う人、注目度…目指す方向性によって、上手に使い分けてみませんか?

■1:優美でキレのいいIラインは、颯爽として遠目からでも知的!

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ワンピース¥56,000(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、バッグ¥198,000(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ))、靴¥77,000(セルジオ ロッシ)、時計¥1,400,000(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、ピアス¥100,000・リング¥250,000(アルテミス・ジョイエリ) [Precious2019年12月号102ページ]

クラシックなツイード柄や、女性の首元、手元をきれいに際立たせるカッティングが、装飾を省いたシンプルなタンクワンピースに知的な洗練を授けてくれます。しっかりとした肉厚のストレッチ地が、快適さと心地いいフィット感を約束します。

■2:機能性をしなやかに備えたネイビータンクは最強

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ワンピース¥97,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、コート¥164,000(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、バッグ¥397,000(デルヴォー・ジャパン)、靴¥80,000(JIMMY CHOO)、ピアス¥440,000・バングル¥2,548,000(ポメラートブティック 銀座店) [Precious2019年12月号104ページ]

シワになりにくいハイテク素材や、丁寧に内側まで布地が重なったラップ風スカートなど、ビジネスシーンで必要な機能を旬デザインで満たします。襟元の白のトリミングも爽やかで、大切な商談や顔合わせにも安心の完成度です。

■3:タスクの多い一日も秀逸素材で、リュクスに美しく!

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ワンピース¥279,000(三喜商事〈アニオナ〉)、バッグ¥343,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴¥92,000(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、時計¥1,816,000(ピアジェ)、メガネ¥31,000(ルックスオティカジャパン〈プラダ〉) [Precious2019年12月号106ページ]

スムーズなジャージーと、袖や身ごろ脇に配されたニットのコンビネーションが、抜群の着心地をかなえるウールワンピース。ミニマムデザインと上質素材が、凛とした女らしさを引き立てます。これで多様な予定をこなす日も、ストレスなく大人の気品をキープできます。

また、シンプルなアイテムだからこそ、地味にならない小物合わせが大切。足元を女らしく引き締めるパンプスや、かっちりエレガントなバッグなどで、完成された洗練スタイルを目指します。

■4:エレガンスを失わない、大人のニットワンピース

ワンピース_4,バッグ_3,靴_3,高級時計_2,ピアス_2
ワンピース¥70,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオアルマーニ〉)、バッグ¥375,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴¥76,000(JIMMY CHOO) 時計¥2,970,000(パテック フィリップ)、ピアス¥1,350,000(シャンテクレール 東京店) [Precious2019年12月号107ページ]

ミニマルなタンクシルエットを、密に編んだカーキのニットで表現し、優美かつ快適なスタイルに仕上がります。計算された編み地のパターンですっきり見せも。バッグと靴はベージュで上品な配色を奏でます。

また、脇から斜めに入ったモダンな切り替えが、着やせ効果を発揮し、旬のひざ下丈のタイトシルエットも、ニット素材で足さばきを良くしてくれます。

■5:辛口にこだわった黒タンクで、華やかさと知性美を両立

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ワンピース¥49,800(Vince 表参道店〈ヴィンス〉)、バッグ¥438,000(JIMMY CHOO)、靴¥79,000(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)、ピアス¥30,000・バングル/手首側から¥38,000・¥57,000(ジョージ ジェンセン ジャパン) [Precious2019年12月号107ページ]

選びによっては妖艶すぎてしまう、とろみ素材の黒タンク。キレのいい襟開きや、肩を覆うスリーブ、ウエストの巧みなシェイプのデザインなどが、ビジネスにふさわしいキレ味をかなえます。シワがつきにくい素材も、多忙なキャリアにうれしいです。

また、深めの襟開きでも、シャープなカッティングが理知的な印象です。さらに、バックスタイルのウエスト切り替えが、しなやかにくびれを描いてくれます。

以上、スーツと同格のきちんと感を演出できる「ビジネス・ワンピース」であるニュータンクワンピをご紹介しました。端正なそのビジュアルは、会議や商談、講演、レセプション…など、さまざまな場でその役目を果たします。年末年始のお仕事シーンに取り入れて頂ければ幸いです。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious12月号』小学館、2019年
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PHOTO :
熊澤 透(人物)
STYLIST :
戸野塚かおる(ファッション)
HAIR MAKE :
川原文洋(UM)
MODEL :
RINA