毎回、放送中にTwitterのトレンド入りを果たしている、TBS日曜劇場で放送中の『グランメゾン東京』。木村拓哉さんが天才的な才能を持つ型破りなフレンチシェフを演じ、話題になっています。

第5話の放送も視聴率12.6%と、放送開始からすべての回で2桁をキープ。ドラマファンの関心の高さがうかがえます。

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第6話での早見倫子(鈴木京香さん)と尾花夏樹(木村拓哉さん) ©TBS

木村拓哉さん演じる天才シェフ・尾花夏樹は、かつてはパリで2つ星のレストラン「エスコフィユ」を持っていましたが、重要な会食の場でアレルギー事故と傷害事件を起こし、転落。店も仲間も失ってしまいます。職人気質の強い尾花は味には定評があったものの、人格的には評価が低かったのです。

3年後、パリで出会ったシェフの早見倫子(鈴木京香さん)は3つ星レストランをつくることを夢見るアラフィフ。かつては自分の店を持っていたものの、星は取れなかったとなげく倫子に、尾花は、東京で世界最高の3つ星レストラン「グランメゾン東京」をつくり上げようと持ち掛けます。

何も持たない大人たちが、自分たちの夢をかなえるために奮闘する、大人の青春をかけたヒューマンストーリーです。

 開店したものの、閑古鳥が鳴いた第5話をおさらい

*ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。

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第6話での相沢瓶人(及川光博さん)。娘のお迎えに行くシーンはすっかり定番に ©TBS

心配していた通り、「マリ・クレール ダイニング」編集長のリンダ・真知子・リシャール(冨永愛さん)が書いた記事が元で、尾花の3年前のナッツ混入事件が雑誌やネットなどに大きく取り上げられ、いわゆる「炎上」状態になった「グランメゾン東京」。

ようやくオープンの日を迎えるものの、前日までいっぱいだった予約の多くはキャンセル。開店早々に閉店の危機に陥ります。厨房には提供できなかった食材が山のように……。

尾花は余った食材を使ったカレーをつくり、フードフェスに出店することを提案します。自ら外に売り出し、お客さんに知ってもらおうと考えたのです。パリ時代にはかたくなにランチ営業をしなかったという尾花ですが、彼なりに炎上の責任を重く感じていると相沢瓶人(及川光博さん)は言います。

一方、以前ジビエを仕入れるときに、こっそり便宜を図っていた平古祥平(玉森裕太さん)。実は融資を受けるときにも、婚約者の父である都議会議員の蛯名西堂(岩下尚史さん)のツテで銀行へ手を回していたことが判明します。

その店が尾花の関わる店だと伏せていたことを蛯名に咎められると、祥平はホテルのレストランも婚約も辞めると言い出し、婚約者の蛯名美優(朝倉あきさん)を慌てさせます。なんでも、フレンチシェフを辞め、実家の餃子工場を手伝うのだとか。

そんな状態の祥平に尾花は、フードフェスでカレーを提供するのを手伝うよう提案し、ふたりでレシピ開発に励みます。パリのレストラン「エスコフィユ」時代の子弟関係から、息がぴったりのふたり。

フードフェスに出店しながら、ボチボチ予約が入っている通常営業もこなすという、かなり多忙な状況に。「グランメゾン東京」の名前は出さず、覆面で出していたフードフェス店舗ですが、SNSなどを通じて、大人気店になっていきます。

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6話での丹後学(尾上菊之助さん)。ライバル店「gaku」のシェフです ©TBS

が、すかさず入るのが、ライバル店「gaku」のオーナー・江藤不三男(手塚とおるさん)の妨害。フェスでの出店も取りやめになり、「すべて尾花のせいなのでは?」と不信感を募らせるパティシエの松井萌絵(吉谷彩子さん)。険悪になった店内で京野陸太郎(沢村一樹さん)が、「実は俺が事故を起こしたんだ」と言い出します。

そのことを雑誌に書いてもらって、自分が店を辞めれば、店は持ち直すはずだと言うのです。怒り出す尾花と、言い張る京野が喧嘩を始めますが、過労で倒れていた倫子が起き上がり「オーナーは私。食べたくない人は食べなければいい。うちはおいしいものを出すのみ」と一喝します。 

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6話での京野陸太郎(沢村一樹さん)  ©TBS

まかないとして「栗とキノコのアッシパルマンティエ」をふるまう尾花。それはパリ時代に祥平がつくった料理でした。でも、祥平がつくったものとは少し違いました。祥平は、尾花のアッシパルマンティエには、ナッツオイルが入っていることに気づきます。

そして、3年前の事故は実は自分のミスで、ナッツオイルが混入してしまったことが原因だと告白します。

しかし、そんなことはお構いなしに、3つ星がとれずつらかったときに祥平の料理を食べて力をもらったと話す尾花。尾花は事故発生時に祥平のミスに気づいており、その上で、すべて自分の責任であると公言していたのでした。そして尾花は、祥平に「フレンチ、辞めんなよ」と言い放ちます。祥平の目には涙が……。

そうこうしているうちに「トップレストラン50」に日本では「gaku」と「グランメゾン東京」が選出され、予約がいっぱいに。トップレストラン50はミシュランの前哨戦ですが、店のランク付けが明確になるので、どちらの店が上になるのか、勝負が明確になるというリストなのです。

そして、ラストシーンでは祥平が「gaku」に入店していたことが判明し……。

SNSでは尾花と祥平の師弟愛に涙する視聴者が続出!

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6話での倫子。倫子の一喝も「かっこいい」と、評判でした ©TBS

放送中に毎回、「グランメゾン東京」がTwitterのトレンドに入るほど、盛り上がりを見せるSNS。今回はとにかく平古祥平に関する投稿が多く、玉森さんへの関心の高さがうかがえました。さらにナッツ混入事故の真相が意外な形で暴かれた回だっただけに、視聴者の熱量も大きかったようです。

事実が判明したあたりでは「嘘だー!」「そんなことないでしょ?」といった、祥平を擁護する声が多く聞かれました。祥平の涙に「美しい涙」「そんな顔で泣かないで(涙)」などの声も。

そして、「ミスをわかって祥平をかばってた尾花。泣いちゃう」「京野も、もしかして気づいていて、祥平をかばっていたのか」と、大人たちが未来ある祥平を守ろうとしていたことに涙する人が続出。

最後に祥平が「gaku」に入店していたシーンでは「そんな!でも、黒服も素敵!」「すっきりしてgakuへ行って、顔が全然違う。玉森さんの演技すごい」など、みなさん、すっかり祥平に感情を持っていかれた1時間だったようです。

 劇中のまかない「アッシパルマンティエ」が食べられる!

毎回、「おいしそう」「どんな味なのか気になる」「見てたら、お腹がすいてきた」と大絶賛されている劇中の料理の数々。実はリーズナブルにフレンチを楽しめる「俺のフレンチ」各店で食べることができるんです。

祥平と尾花が5話でつくったまかない「アッシパルマンティエ」(¥1,480/税抜)は、11月18日(月)から期間限定の特別コラボメニューとして提供されています。劇中では涙味の料理になってしまった「アッシパルマンティエ」ですが、ドラマに思いを馳せながら、味わってみてはいかがでしょうか?

問い合わせ先

  • 俺のフレンチ 
  • 提供店/「俺のフレンチ」TOKYO、銀座コリドー街、神楽坂、人形町、横浜、梅田、博多
        「俺のフレンチ・イタリアン」赤坂、青山
        「俺のビストロ&Bakery」心斎橋
    提供期間/11月18日(月)~12月初頭まで
     

それでは、TBSさんの協力のもと、気になる第6話のあらすじをご紹介します!

11月24日(日)放送 TBS系ドラマ『グランメゾン東京』第6話あらすじ

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平古祥平(玉森裕太さん)、丹後丹後(尾上菊之助さん)、江藤不三男(手塚とおるさん)。平古の事情に気づきながらも、スーシェフとして受け入れた丹後の思惑は……? ©TBS

第5話の終わりで、丹後学(尾上菊之助さん)がシェフを務める「gaku」にスーシェフとして入ることになった平古祥平(玉森裕太さん)。他のグランメゾンメンバーは驚きますが、尾花は新しいライバルの出現を楽しんでいるかのような笑みを浮かべるのでした。

そんな中、今年の世界のレストランの格付けランキングである「トップレストラン50」の表彰式が東京で行われることに決まります。尾花は日本が誇る食資源である、魚料理のレシピを開発し直すことを決めます。その頃、丹後と祥平も魚料理の新メニューに取り組みはじめていました。

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久住栞奈(中村アンさん)にも何やら思惑がありそう ©TBS

一方、店の成り行きを気にしていた雑誌記者の久住栞奈(中村アンさん)がグランメゾン東京のスタッフに志願し、加わることになります。

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芹田公一(寛一郎さん)と尾花、新たな子弟コンビの行方は…… ©TBS

グランメゾン東京もgakuも、着々とチームワークができていく中、江藤から金をもらって、内部情報を流していた見習いの芹田公一(寛一郎さん)は疎外感たっぷり。マイナイフを買ってもらったものの、いつまでも料理をつくらせてもらえない苛立ちから、芹田は店を辞めると言い出します。

またもや暗雲漂うグランメゾン東京。果たして新メニューを完成させることができるのでしょうか?


アレルギー事故の真相がわかり、ようやく料理対決に力を注げそうな第6話。尾花と仲間たちの3つ星レストランへの道のりはどうなっていくのでしょうか?

気になる物語の詳細は、本放送でチェックしてくださいね。

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