普段の髪の毛セットに使える、ワックスやアイロン、ドライヤーを使ったヘアセット方法や、パーティや結婚式で映えるヘアアレンジ方法をご紹介。どれも、初心者でも簡単にトライできるアレンジやテクニックです。毎日の髪の毛セットや、お呼ばれ時のドレスアップにぜひお役立てください。
【目次】
- 【基本3選】ドライヤーを使った髪の毛のセット方法
- 【長さ別7選】ヘアアイロンを使った髪の毛のセット方法
- 【長さ別12選】ヘアワックスを使った髪の毛のセット方法
- 【アレンジ8選】結婚式にもおすすめの華やかな髪の毛セット方法
【基本3選】ドライヤーを使った髪の毛のセット方法
1.ブローでつくる洗練されたシルエット

<STEP.1>後頭部の髪を手ぐしで前方に流しながらドライヤーを当てる

<STEP.2>髪全体を上下にセクショニングしたら、下段の毛束をブラシでブロー

<STEP.3>ストレートアイロンを毛束の中間から毛先にすべらせる

<STEP.4>髪を振りながらワックスをつける

「ブローでは、ブラシに髪を巻きつけるのではなく、ブラシに髪を乗せて正面から熱風を与えるだけでOK。ブラシのカーブに沿った自然な丸みで、全体のシルエットが綺麗に収まります」(PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクター 神保樹敏さん)。

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2.根元を立ち上げるスタイリング

<STEP.1>分け目の逆方向からドライヤーをあてて髪の根元を起こす

<STEP.2>髪を2ブロックに分け、カールアイロンで内巻きにワンカール

<STEP.3>裾の髪を握りながら首筋に沿わせる

「ツヤ感を出すには、カラー選びにもポイントがあります。濃いめのブラウンでは重たい印象になるので、ブラウンにアッシュを加えた色で染めると、軽やかで艶やかな髪色になります」(natura Aolani 副店長・鈴木みちるさん)。

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3.薄毛をカバーするボリュームアップテク

<STEP.1>ピンで生え際の髪を立たせるように留め、ドライヤーをあてる

<STEP.2>ピンを外して手ぐしで束感をほぐす

<STEP.3>髪の中間から毛先にかけて指でねじってドライヤーをあてる

<STEP.4>ねじった毛束を上下に振りながらほぐす

「このスタイルはクセが強い方でもペタッとなりやすい方でも髪質を選びません。トップと顔まわりにレイヤーを入れているので、髪の重なりができてさらに量感が生まれます。量が減ってきたから、ロングは無理かも…なんて諦めないでくださいね」(DIFINO akasaka スタイリスト・槌田美希さん)。

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【長さ別7選】ヘアアイロンを使った髪の毛のセット方法
1.ショートヘア

<STEP.1>頭頂部のやや前寄りの毛束をとり、根元からストレートアイロンをあてる

<STEP.2>頭頂部の右サイドの毛束をアイロンに挟んだら、根元を起こしながら右に引っ張る

<STEP.3>頭頂部のやや後ろ寄りの毛束を取り、前に引っ張るようにアイロンを動かす

<STEP.4>バームタイプのワックスをハチから上に揉み込む

「このスタイルは分け目をつくらないので白髪が気になる方や、クセやうねりをコントロールしたい方、全体的にボリューム不足の方にも向いています。ボーイッシュにならないよう、短くし過ぎないのがポイントです」(air-GINZA店長・長門政和さん)。

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2.ショートボブ
<STEP.1>根元から乾かす
根元がふんわり立ち上がるように、髪の根元に風を当てて乾かす。前髪は分け目がつかないように左右に振りながら乾かして。
<STEP.2>前髪にマジックカーラーを巻く
38mm(中くらい)のマジックカーラーを、前髪の毛先から根元まで巻き込む。
<STEP.3>ストレートアイロンで表面を巻く
表面の髪をストレートアイロンで巻く。中間から毛先まで滑らせるように内巻きに。
<STEP.4>ヘアオイルをもみこむ
ヘアオイルを手のひらにのばし、下から持ち上げるように全体にもみこむ。整えて完成。
「40代はツヤと潤いがマスト。軽めのヘアオイルなら、ふんわり感をキープしながら、ツヤと潤いをプラスできます。つけすぎるとペタッとしてしまうので注意して」(K-two Esola IKEBUKURO チーフ・藤井ひかるさん)
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3.ボブヘア

<STEP.1>毛先をすべて内巻きにする

<STEP.2>トップ、前髪、表面の毛束を巻く

<STEP.3>分け目と逆方向から乾かす

「分け目にドライヤーを当てることで根元が立ち上がり、ペタッとした寂しい印象になりません。いつもの分け目と逆から乾かすことでよりふんわりとした印象になります」(ZACC raffineスタイリスト 伊藤塁さん)。

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4.前髪ありボブヘア
<STEP.1>サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる
<STEP.2>バックの毛先も外ハネにする
<STEP.3>スタイリング剤を毛先につける
<STEP.4>サイドにも揉み込む
「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(GARDEN Tokyoトップスタイリスト・本木亜美さん)。
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5.前髪なしボブヘア
<STEP.1>根元から乾かす
<STEP.2>顔周りをフォワードに巻く
<STEP.3>トップを毛先からワンカール
<STEP.4>スタイリング剤を塗布
<STEP.5>耳後ろはタイトに
「顔周りは、根元を前に、毛流れを後ろに動かすイメージ。耳後ろは、根元が後ろにむかいつつ毛流れは前へ。根元が一度逆方向に動くことで、もたつきが解消できます」(GARDEN aoyama スタイリスト・塩見 勇さん)。
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6.ミディアムヘア

<STEP.1>毛先をすべて内巻きにする

<STEP.2>顔周りの毛束を外巻きにする

<STEP.3>前髪をサイドに引っ張りながら巻く

「髪の巻き過ぎには注意してください。巻きが細かく癖が強いと若づくり、古臭い印象になってしまいます。毛先、顔周り、前髪など、見えるところだけ巻けば大丈夫。毛先を巻いてしまえば、ある程度動きが出るので、まず毛先を巻くと巻き過ぎ防止になりますよ。仕上げに、艶感や束感の出るワックスをもみ込むのもおすすめです」(GARDEN Tokyoのトップスタイリスト・本木亜美さん)。

7.ロングヘア

<STEP.1>毛先をすべて内側にワンカールする

<STEP.2>表面の毛束をランダムに巻く

「仕上げにオイルなどのスタイリング剤をつけるとみずみずしい毛束感に仕上がります。髪につける時は根元につけないこと。ボリュームが潰れてしまうので、毛先を中心になじませてください」(ABBEYスタイリスト・小口瑛李奈さん)。

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【長さ別12選】ヘアワックスを使った髪の毛のセット方法
ショートヘア【3選】
1.クシュクシュと握るようにつけて空気感を出す

<STEP.1>カーラーで頭頂部にボリュームをプラス

<STEP.2>前髪もカーラーで巻く

<STEP.3>ワックスを全体に揉み込む

<STEP.4>襟足を抑えてメリハリを

「スタイリング剤をなで下ろすようにつけると、ペタッと感が強調されてしまいます。つけるときは髪をクシュクシュと握るように。空気感のあるふんわりとした印象に仕上がります。スタイリングの前に、髪の根元を起こすように乾かしておくと、よりふわっとした印象に。襟足を抑えたときに、よりメリハリが生まれます」(ZACC raffineスタイリスト・賀山博之さん)。

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2.髪が細く柔らかい人は、ワックスの付けすぎに注意

<STEP.1>根元を起こしてドライ

<STEP.2>ワックスを根元からなじませる


<STEP.3>ふんわりと整える

「とくに髪が細く柔らかい人は、ワックスをつけすぎるとそれだけでボリュームダウンしてしまいます。あくまで根元を起こすことを意識して、毛先にはあまりつけなくてOKです」(Cocoon 銀座店 スタイリスト・SHUNさん)。

3.ウェットワックスでいつものヘアスタイルをアレンジ

<STEP.1> ワックスを根元から全体に揉み込む


<STEP.2> 前髪をかき上げる

<STEP.3>バランスを見て整える

「スタイリングするときは、ある程度ラフさを残すように心がけて。濡れた髪質でビシッと整えてしまうと、強い印象になるだけでなく古臭い感じになることも」(Cocoonスタイリスト・泰斗さん)。

ボブヘア【3選】
1.バームタイプのワックスでラフに仕上げる

<STEP.1>ヘアアイロンで全体に動きをつける


<STEP.2>前髪をサイドパートにする

<STEP.3>ワックスをもみ込む

「前髪は逆サイドから思い切り持ってくることで、クールなかき上げ前髪にチェンジ。毛先にアイロンで外ハネをプラスすることで、内巻きシルエットからラフで動きのあるフォルムになり、抜け感のあるこなれた印象に仕上がります」(BEAUTRIUM南青山店のマネージャー・相沢美沙さん)。

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2.中間から毛先を握るように揉み込む

<STEP.1>毛先をすべて内巻きにする

<STEP.2>ワックスを揉み込む

「握るように揉み込むことで表面や毛先に動きが出ます。ツヤの出るスタイリング剤を使うとよりまとまりのあるみずみずしい印象に。髪の根元から付けすぎるとベタッとした印象になってしまうので、中間から毛先に揉み込んで」(ABBEY店長・菊地佑太さん)。

3.ワックススプレーは根元を持ち上げながらセット

<STEP.1>頭頂部の真ん中の毛束をとり、カーラーで毛先から巻く

<STEP.2>中央のカーラーを挟むように、前と後ろを横向きにしたカーラーで毛先から巻く

<STEP.3>カーラーを外したら頭頂部の髪の根元を持ち上げスタイリング剤をスプレー

「根元を立たせるときに使うスタイリング剤は、セット力がそれほど強くない資生堂のワックススプレー『ステージワークス マルチモーションスプレー』がおすすめです。髪に自然なツヤが出て、仕上がりも自然です」(DIFINO akasaka スタイリスト・槌田美希さん)。

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ミディアムヘア【3選】
1.手のひらを合わせて擦り合わせ、束感をつくる

<STEP.1>根元を立ち上げるようにドライ

<STEP.2>毛先全体にヘアアイロンでワンカールをつける

<STEP.3>毛先中心にワックスをもみこむ

<STEP.4>高い位置から振り落として巻きを崩す

「最後に毛束を崩すことで、自然な束感が生まれておしゃれに仕上がります」(Rougy スタイリスト・二階堂雪さん)。

2.ワックスをつける時は前髪からつけないこと

<STEP.1> 前髪をかきあげながらドライヤーを当てる

<STEP.2>前髪と顔まわりの毛束の中間をリバース巻きに

<STEP.3>ワックスを髪全体の根元につける

「ワックスをつけるときは前髪からつけないこと。やりがちですが、かき上げた前髪にワックスがつきすぎると時間とともに潰れてしまいます。ワックスは髪の内側、襟足、耳の上の根元に重点的につけて。少し硬めでキープ力のあるものを使用すると根元からふわっとした印象に仕上がります」(ROI デザイナー・関田康司さん)。

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3.大人っぽくクールな「センターパート」のミディアムスタイル

<STEP.1>ベース剤をつけて乾かす

<STEP.2>表面と顔周りをブロー

<STEP.3>全体の毛先を内巻きにする

<STEP.4>ワックスをもみ込む

「前髪と表面をブローすることで、トップにふんわり感も出せるので、キレイな菱形シルエットに仕上がります。表面だけ動かすのがポイントです。軽やかさが残るように、仕上げのスタイリング剤はつけすぎないで」(林さん)。


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ロングヘア【3選】
1.バーム系のワックスなら、時間が経ってもツヤ感キープ

<STEP.1>前髪は毛先だけ外巻きにワンカールさせる

<STEP.2>肩にかかる毛先はすべて内巻きにワンカールさせる

<STEP.3>はち周りの髪を中間から毛先に向かってフォワード巻きに

<STEP.4>フォワード巻きにした毛束の隣をリバース巻きに。これを交互に繰り返す。

<STEP.5>毛先を中心にバームタイプのワックスをなじませる

「オイルは時間が経つとパサつく…という方にはバームがおすすめです。apishの『ココロガミ ボタニカルバーム』(¥1,980)は広がる髪を抑えながら保湿もするので、納まりがよくなりますよ」(apish AOYAMA 副店長・黒山慶司さん)。

2.下から上に向かって、毛束を握るように揉み込む

<STEP.1> 前髪をマジックカーラーで巻く

大きめのカーラーを使用。毛先から根元までしっかりと巻き込む。このままドライヤーで熱を当てて1〜2分間放置して。
<STEP.2>毛束の中間をコテで巻く

<STEP.3>毛先にワックスをなじませる

「なじませるワックスはファイバー系の柔らかいテクスチャーが理想です。巻きが取れやすい方は巻き髪ローションをなじませてから巻いて」(ROI 代表・野口尊さん)。

3.パーマのボリュームを出すには、毛束を持ち上げながら握るのがコツ

<STEP.1>水分を含ませてパーマを出す

<STEP.2>ワックスを揉み込む

「ワックスをつけるときは『持ち上げながら握る』のがコツ。毛束の重心が上がり、顔まわりが華やかに。重心が下がると、リフトダウンにつながるので注意して」(MAGNOLiA Aoyama店 デザイナー・CHINATSUさん)。

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1.フェミニンで大人かわいい「フレンチシニヨン」

<STEP.1>アイロンで毛先にニュアンスを出し、髪を上下に分けブロッキング

・まとめた毛先にニュアンスを出すため、アイロンをかけてカールをつけます。
・あごと耳上を結んだ延長線上で、髪を上下に分けてブロッキング。
・下の部分の髪をひとつにまとめ、時計回りに毛先までねじり上げていきます。
<STEP.2>ピンをうまく利用して、上下左右の髪を固定&ねじる

・シニヨンを固定するように、周りからピンを差す。ここではアメリカピンを3本使用します。
・ブロッキングしていたトップの髪を下ろし、左右を交差させながら矢印の方向にねじり、上部をピンで留めます。
・トップの髪の左右を交差させてピンで留めた状態は、右端の画像のようなイメージです。
<STEP.3>ねじった毛先を束に入れ、残りはラフに留めて仕上げる

・トップの髪をピンで合わせた位置から、ねじりながら写真のように上に持ち上げます。
・中央は、右手をくるっと反転させ円を描いた状能(その後毛先をねじった束の中に入れ込む)。
・ねじって円を描いた部分をピンで留めて固定し、残った毛先をシニヨンに絡めながらラフに留めたら完成です。
2.上品でエレガントな「ギブソンタック」

<STEP.1> 髪全体を低い位置でひとつ結びにする

<STEP.2> ひとつ結びをくるりんぱする

<STEP.3>くるりんぱした毛先を、2と同じ穴にもう一度通してピンで留める

<STEP.4>まとめた髪から毛束を引き出す

<STEP.5>こめかみに後れ毛をつくる

「後れ毛はこめかみ部分にだけつくるのがおすすめ。さりげなく上品で、色っぽい印象にも繋がります。後れ毛がパサついたり広がっていると、疲れた印象に直結してしまうので、オイルやシアバターをなじませて、みずみずしく仕上げてください」(Cocoonスタイリスト 泰斗さん)。

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3.品のあるコームでエレガントに「くるりんぱアレンジ」

<STEP.1>耳上ラインの髪をひとつにまとめてゴムで結ぶ

<STEP.2>結んだ毛束に穴を開けて毛先を通す

<STEP.3> ゴムを持ちながらトップの毛束を引き出す

<STEP.4>残りの髪をひとつ結びにして、2と同様にくるりんぱする

<STEP.5>くるりんぱした耳下の毛束の穴に、上の毛束の毛先を入れる


<STEP.6>上の毛束と下の毛束の毛先をまとめてゴムで結ぶ

<STEP.7>結んだ毛先を上のくるりんぱの穴に収める

<STEP.8>収めた毛先をピンで留める


<STEP.9>最後にコームを上から差し込む

「髪を上下に分けて作ったダブルくるりんぱをひとつにまとめてお団子にし、その上からコームを差し込むだけ。お団子にしただけでも様になりますが、品のあるコームを差し込むだけで印象がエレガントに。こなれ感のあるアレンジ上級者風の仕上がりになります」(Ramie GINZA副店長・寺尾拓巳さん)。

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4.フォーマルなシーンにも映える「リフトアップまとめ髪」

<STEP.1>両耳の上端で髪を上下に分けて、ピンで仮止めする


<STEP.2>下段の髪をきつめにゴムで束ねる

<STEP.3>上段のピンを外し、トップの髪を2つに分ける

<STEP.4>それぞれの毛束を時計方向にねじり、毛束の根元の髪をすくって持っている毛束に加える

<STEP.5>左右の毛束を交差させる

<STEP.6>下段の髪を束ねたあたりまで編み込み、ピンで仮止めする

<STEP.7>最初に編み込み始めた部分の両サイド2㎝ほど毛束を取り、時計回りにねじる

<STEP.8>残ったサイドの髪を、左右それぞれ時計回りにねじる

<STEP.9>「7」の毛束と「8」の毛束を1つのピンで仮止めする

<STEP.10>ゴムとピンを外し、三つ編みにする


「頭皮全体を引っ張るように、髪の根元から編んだり巻きこんだりしているので、緩んだフェイスラインがキリッと引き締まるフェイスリフト効果もあります。きちんと感をアピールしたい、フォーマルな席にもおすすめしたいアレンジです」(FIX-UPメイクアップアーティスト 高橋紀衣さん)。

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5.短めボブでもできる!ねじってつくる、上品「ハーフアップ」

<STEP.1>頭頂部の髪をストレートアイロンで波巻きにする

<STEP.2>頭頂部の髪をギザギザに取る

<STEP.3> まとめた髪をねじる

<STEP.4> ねじった毛束をピンで留める

<STEP.5>頭頂部の毛束を引き出す

<STEP.6>ハチ部分の毛束をねじりながら後頭部へ

<STEP.7> ねじった毛束をゴムで結ぶ


<STEP.8> Uピンを使ってゴムを隠す

\Uピンの留め方はGIFアニメーションでチェック!/

<STEP.9> 頭頂部とハチ以外の毛束を波巻きにする

「頭頂部を波巻きにしておくことでニュアンスが出て、ねじって留めたときに高さもできます。頭頂部を引き出すときは『程よく』。引き出しすぎると頭が膨張して見えるので、正面から見たときに綺麗な扇型になるように意識してみてください」(PEEK-A-BOO AVEDAアトレ恵比寿・店長兼ディレクター 神保樹敏さん)。

ねじってピン留め!短めボブの上品ハーフアップ【プロセスアニメ付き】
6.カールがポイントの「ねじって束ねるアレンジ」
<STEP.1>毛束を左右の側頭部と後頭部の3つに分ける
<STEP.2>左右の毛束を握り、それぞれを内側に向かってねじる
<STEP.3>3つの毛束を1つにまとめ、ゴムで根元を束ねる
<STEP.4>束ねた部分を隠すように飾りピンをつける
<STEP.5>後頭部から3~4mm毛束をつまみ上げて、ゆるみをつくる
<STEP.6>こめかみ、もみあげはストレートアイロンで根元から内巻きにする
「襟足部分の後れ毛にポイントケアスティックを使うと、きれいにまとまります」(kakimoto arms GINZA スタイリスト友原由維さん)。
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7.ミディアムヘアでもできる「シニヨン」
<STEP.1>髪全体にバームをもみこむ
<STEP.2>耳の高さで結ぶ
<STEP.3>毛束を輪っか状に結び、上下に分ける
<STEP.4>ピンで留めてシニヨンをつくる
<STEP.5>後頭部の毛束を引き出す
「今のファッショントレンドはカジュアルなので、どんなスタイルにも抜け感が必須。そんなラフな雰囲気も、ざっくりとしたシニヨンならつくりやすいはず。流行の首元がつまった服にもぴったりです。」(MINX銀座五丁目店 店長/ディレクター・河野沙耶佳さん)。
8.ボブでもゴムだけでできる「くるりんぱ」
<STEP.1>ハチ上の毛束をとってゴムで結ぶ
<STEP.2> 結んだ毛束でくるりんぱ
<STEP.3> ハチ下とこめかみの毛束をとってゴムで結ぶ
<STEP.4>結んだ毛束を2と同じようにくるりんぱ
<STEP.5>頭頂部の毛束をつまんで引き出す
「くるりんぱの結び目は、ふたつとも同じ高さにするのがポイント。きっちりと結び過ぎてしまうと古臭い印象になってしまうので、程よくゆるく、ざっくりとまとめてください。下準備として、アレンジ前にヘアクリームをなじませるのもおすすめ。髪の内側、根本にもなじませれば、ツヤとまとまりのある印象に仕上がります」(LANVERY代表の菅野太一朗さん)。
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\【前髪】ヘアワックスの付け方/

ワックスをつけたコームでとかし、繊細な毛束感をつくる

「ウェットな質感に仕上がるヘアワックスを少量手のひらに出し、コームの先端に薄くなじませます。そのまま前髪など顔まわりの髪をさっととかすと、今っぽい繊細な毛束感を簡単につくれますよ」(小田切さん)。
空間映え、写真映えまで叶う!綺麗に差がつく「大人の洗練パーティーヘア&メイク」
- TEXT :
- Precious.jp編集部