配役も話題に!フジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』とは?

フジテレビで放送中の月9ドラマ『シャーロック』は、世界中で愛されているミステリー小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ(アーサー・コナン・ドイル 著)を原作とする、ミステリーエンターテイメントです。

舞台を令和の日本に置き換えてドラマ化されており、原作の名探偵・シャーロックにあたる犯罪捜査専門のコンサルタント・誉獅子雄(ほまれししお)をディーン・フジオカさんが演じ、彼の相棒となる原作の医師ワトソンにあたる、精神科医の若宮潤一(わかみやじゅんいち)を岩田剛典さんが演じています。

ストーリーの軸となるのは、原作シリーズで“語られざる事件(=アントールドストーリーズ)”と呼ばれている事件。実は原作には、本文中で少しだけ言及されながらも詳細は明記されていない事件が複数あり、その“語られざる事件”にスポットライトを当てたストーリーが展開されています。

また2018年4月期のディーンさん主演作「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」と同じスタッフが演出を務めており、“モンクリ”ファンも喜ぶ配役も密かに話題となっています。

第8話では刺激的なストーリーが展開され、視聴者からも続々と感想が集まっていましたよ。まずは第8話のあらすじをおさらいしてみてはいかがでしょうか?

エリート心中事件の動機とは?シャーロック8話あらすじをおさらい

*ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。

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第8話で写真の暗号を見る若宮潤一(岩田剛典さん)と誉獅子雄(ディーン・フジオカさん/右) ©フジテレビ

刑事の江藤礼二(佐々木蔵之介さん)が、心中事件の動機解明を誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)に依頼にきます。薬物の摂取により男性ふたりが死亡、現場には2枚のライオンの写真が。1枚は吠えているライオン、もう1枚は死んでいるライオンの写真でした。さらに写真の裏には暗号のようなものが書かれていたと言うのです。

遺体は、経産省勤務の柴田雅樹(久保田悠来さん)と、永田町のテーラーに勤めている三崎雄一(佐伯大地さん)で、ふたりの死亡推定時刻には2時間の差があると判明。

写真の暗号を読み解いた獅子雄と若宮潤一(岩田剛典さん)は、サットンビジネススクールでカリスマ的に人気のある、校長・安蘭世津子(長谷川京子さん)を訪ねます。死んだ柴田と三崎のことを聞く獅子雄。安蘭は、ふたりはスクールの生徒だったが、心中に至った動機についてはわからないと答えます。

獅子雄が「まだ心中がどうかわからない」と言うと「殺人と自殺とでもおっしゃる?」と返しますが、ふたりの冥福を祈り、獅子雄に退席を促します。

安蘭の秘書の北山彩(谷村美月さん)に「(北山は)柴田と三崎と同期だったか?」と聞くと、「(ふたりの事は)よく知りません」と返答が。柴田は経産省に務めていたことを隠しており、さらにふたりは恋愛関係ではなかったと思うと話します。

スクールを後にした若宮は、三崎の務めていたテーラーで「柴田は店によく来ており、時には女性といた」との情報を得ます。

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第8話で兄の万亀雄(高橋克典さん)に話を聞く誉獅子雄(ディーン・フジオカさん) ©フジテレビ

一方の獅子雄は、柴田の告別式で、獅子雄の兄でトップ官僚の万亀雄(高橋克典さん)を見かけます。獅子雄が「柴田は殺されたのでは?」と万亀雄に聞き、さらにビジネススクールの名前を出すと「やめておいた方がいい、危険だ」と忠告されます。

それでも引かない獅子雄に、万亀雄は「スクールに近づかないことと、約束を破ったら今の仕事を辞めること」を条件に話し始めるのでした。

サットンビジネススクールは、卒業生の紹介でしか入塾することができず、それもひとりにつき1名しか紹介できないルール。元々はイギリスのエリート養成塾が日本に持ち込まれたもので、多くの大臣や経済人が卒業生なのだといいます。

しかし、経営者が代わり、安蘭が校長に就任すると、卒業生ひとりにつき2名紹介できるようになり、高い授業料を取り金儲けする機関になったというのです。

獅子雄は「柴田は経産省のスパイとして塾に送り込まれたのでは?」と聞くが、それについては答えない万亀雄。さらに「安蘭にはバックがいるのでは?」との問いにも、万亀雄が答えることはありませんでした。

江藤は「柴田がスパイだった」と聞かされると、「それで消されたのでは?」と獅子雄に問います。若宮が「安蘭世津子に?」と続けると獅子雄は「秘書の北山が怪しい」と言います。そして、現場の防犯カメラを江藤に調べてくれと頼むのでした。

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第8話で諜報係レオ(ゆうたろうさん)が安蘭世津子(長谷川京子さん)に写真を渡すシーン ©フジテレビ

レオ(ゆうたろうさん)から、吠えたライオンの裏にメッセージが書かれた写真を受け取った安蘭は再度、獅子雄に会うことに。「あの(ライオンの写真の)暗号を作ったんだろう? 目的はなんだ」と尋ねる獅子雄。さらに「『安蘭世津子という人生』がテーマの自由研究について発表していいか?」と聞き、話し始めます。 

安蘭は、ある人物の元で経済や政治を学び、そしてエリート達を食い物にするマルチ商法として、スクールの経営を任されました。2年前、優秀な柴田は安蘭に気に入られ、運営を手伝うようになります。しかし安蘭は、彼が経産省のスパイだと気づき怒り、彼と同期だった北山を使い証拠隠滅をした……というのが獅子雄の研究結果でした。

「(安蘭により)洗脳されていて、柴田を殺した」と獅子雄が言うと、北山は動揺。そんな様子を見た安蘭は「休憩時間です」と言い、ふたつのチョコレートの用意をします。「好きな方を召し上がって」といわれた獅子雄は、北山に自分の分のチョコレートを選ぶように頼みます。

チョコレートを口にする前に獅子雄は、前世殺人の事件の女子高生の記憶の元になったビデオテープの女が安蘭で、その捜査の進展具合を調べようと、わざと安蘭の元に獅子雄が辿り着くようにライオンの写真の暗号を作り誘き寄せたのはないか、と聞きます。(前世殺人のあらすじのおさらいは、こちら

そして「守谷壬三こそがビジネススクールの影の支配者」だと指摘し、「守谷に騙されている安蘭は”かわいそうだ”」と言うのです。その言葉を合図に刑事の江藤と小暮が乗り込んでくると、混乱した北山は、獅子雄のチョコレートを奪います。

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第8話で誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)の目の前でチョコレートを食べ死亡する安蘭世津子(長谷川京子さん) ©フジテレビ

「どうせ両方とも毒入りだ」と獅子雄が話すと安蘭は、「ゲームを冒涜するようなことはしない。それが“あの方”の教えだから」と言い、もう一方のチョコレートを口に入れるのでした。チョコレートは毒入りで、安蘭は守谷について語ることなく命を絶ったのでした。

北山の自白から、柴田に毒を飲ませたことで、柴田が死亡。それを見た三崎が後追いしたというのが真相だとわかる……という結末になりました。

ディーンさん×高橋さんのイケメン兄弟っぷりや岩田さんの台詞に視聴者も盛り上がる!

第8話で初登場となった獅子雄の異母兄・万亀雄は、高橋克典さんが演じているとあって、「モンテ・クリスト伯コンビだ!」と視聴者も大喜びだった様子。「おディーン様との並びがとても良い!」「ふたりが並ぶと絵になる」「こんなに色気まみれの兄弟、尊い!」と感想が続々と集まっていました。

また、「お兄さんにシーってやられて黙るのかわいい!」「兄に対して完全敬語で、『まきおさん』って呼んでるの萌える」など獅子雄の意外な一面に視聴者もノックアウトされたよう。

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獅子雄の兄の万亀雄(高橋克典さん)と話す若宮潤一(岩田剛典さん/左) ©フジテレビ

また、万亀雄が若宮宅を訪れを話すシーンで、「(獅子雄に)まともな仕事をしてほしい」と万亀雄が話すと、「彼のやってることは人の役にたっていますよ」と答える若宮。さらに獅子雄が殺人犯に会いに行っていると聞いた万亀雄が心配する様子を見せると、「でも結局ここに帰ってくる」と微笑むシーンに「正妻みたいなこと言うね!」などと声が寄せられました。

さらに若宮の手づくりプリンを獅子雄が食べるシーンもあり、「(プリンをつくる若宮が)愛おしすぎる」「ときめいた!」と興奮する視聴者が続出したようです。

さて、次回放送で第9話を迎えるドラマ『シャーロック』。次回のゲストは11人のゲストを迎えて放送されます。舞台は、レストラン。どんな事件が起こるのか、そのあらすじをフジテレビさんご協力の元、ご紹介します。

密室殺人の犯人は誰だ?シャーロック9話あらすじを先取り!

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若宮潤一(岩田剛典さん)と誉獅子雄(ディーン・フジオカさん/右) ©フジテレビ

自身の謎の宿敵である守谷壬三に繋がっていた安蘭世津子(長谷川京子さん)に目の前で死なれた誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)の衝撃は小さくないようです。

そんな獅子雄を、外へ連れ出そうと計画している助手の若宮潤一(岩田剛典さん)、刑事の江藤礼二(佐々木蔵之介さん)。刑事の小暮クミコ(山田真歩さん)の誕生日を口実に、ベッドで毛布に包まる獅子雄に声をかけるも断られる若宮でしたが、「絶対に来い」と先に家を出ることにします。

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若宮潤一(岩田剛典さん)、誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)、江藤礼二(佐々木蔵之介さん)、小暮クミコ(山田真歩さん) ©フジテレビ

若宮、江藤、クミコが集まったのは、ある有名イタリアンレストラン。獅子雄が来ないことにイライラする若宮でしたが、ソムリエの加藤茂(田邊和也さん)に案内されて獅子雄がさっそうと登場します!

いつものように嫌味を言いながらオーダーする獅子雄に、身銭を切る江藤は一番安いコースを促しますが、獅子雄は意に介さずアラカルトを頼む始末。ところが、オーダーにある店の看板料理が用意できないと加藤に言われてしまうのです。

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左から、料理評論家の大石万作(升毅さん)、高津みずえ(遊井亮子さん)、カメラマン、ソムリエの加藤茂(田邊和也) ©フジテレビ

そんな中、加藤は個室の客、高津みずえ(遊井亮子さん)に呼ばれます。その個室には、料理評論家、大石万作(升毅さん)とカメラマンもいるようです。彼らは取材で来ているのに、看板料理がないことに不満を訴えます。さらにみずえは、シェフの古賀智志(大友康平さん)が「どうして不在なのか」と問います。

すると、加藤は「店の体制はいつもと同じだ」と答えるのでした。大石も料理に文句をつけだす場面に、他の席の客である不破凛子(島かおりさん)、達彦(綾田俊樹さん)も不快な表情を浮かべます。さらに別の客である中原聖子(峯村リエさん)も、大石に「声を落としてほしい」と注意します。

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誉獅子雄(ディーン・フジオカさん) ©フジテレビ

そうしてギスギスしていく店内で、若宮は「盛り上がってきた」と獅子雄の顔をうかがいます。予約も取りにくい有名店の味が変わり、名物料理が出せないのはなぜなのか? その謎を推理してみようと言う若宮。獅子雄は、今日、店がオープンする前に異常事態が起こったと指摘し、謎解きを始めることに……。


ディーンさんと岩田さんのスーツ姿も公開され、そのイケメンっぷりに悶絶必須の第9話。密室となるレストランでの謎解きも楽しみつつ、ふたりのビジュアルの美しさにも魅了されてみてはいかがでしょうか。

放送は、12月2日(月)午後9時からですので、お忘れなく!

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