健康寿命を伸ばし、元気に⻑生きするための最新医学情報を特集しているテレビ番組『名医とつながる!たけしの家庭の医学』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。

長生きするためには病は大敵ですが、しっかり改善法や予防法を学ぶことで、健康に長生きすることができますよね。『名医とつながる!たけしの家庭の医学』では番組名の通り、その道の名医により、病気を未然に防ぐ方法や、病気に気づくためのチェック方法が紹介されています。

毎回取り上げられるテーマはさまざま。過去には、心臓を老けさせない新情報や脳を老けさせないための認知症の最新予防法などが紹介され、SNSに多くの反響が寄せられました。

司会を務めるのはビートたけしさんとあって、最新の医学の情報をバラエティ仕立てで楽しめる番組となっています。難しい医学の情報もすんなり頭に入ってくると、大人の女性からの支持も高いようです。

12月3日(火)午後7:00〜の放送は、「改善ビフォーアフター&おらが村の名医SP」

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左から:朝日奈央さん、平野ノラさん、関根勤さん、ビートたけしさん ©ABCテレビ

12月3日(火)午後7:00〜の放送は、「改善ビフォーアフター&おらが村の名医SP」と題して、「頭痛」と「めまい」に苦しむ女性の驚きのビフォーアフターに密着。40年間、頭痛に悩まされてきた女性が、ある改善法を1週間試しただけで、劇的に症状が改善した例が紹介されます。

もうひとつのテーマ、「おらが村の名医」では、台風により陸の孤島となってしまった村で、村民の健康、そして命を守り続ける女性医師の姿が公開されます。

■テーマ1:名医の改善法で長引く症状が劇的解消!驚きのビフォーアフターに密着SP

『名医とつながる!たけしの家庭の医学』では、股関節の痛みで歩くこともままならない女性が半年後に走れるようになるまで痛みが解消した例や、極度の頻尿に悩む女性の尿の回数が激減した例など、長年の悩みが劇的に解消する「名医の改善法」が紹介されてきました。

今回番組で取り上げられるのは、「頭痛」と「めまい」。これらの症状に苦しむ女性が、名医の改善法を実践。症状の解消を目指す姿が紹介されます。

40年来の頭痛に苦しむ女性の生活とは?

推定患者数は、およそ3000万人。「頭痛」の症状に悩まされているのは、日本人の4人に1人と言われています。埼玉県に住む女性のK・Sさん(58歳)もそのひとりです。

彼女は、高校生の頃から約40年間もの長い年月の間、2大頭痛のひとつ「片頭痛」に苦しんできたといいます。特に天気が悪いと頭痛も悪化するとのことで、今では痛みの具合で天候が予想できるほどなんだとか。

頭痛対策の薬として、鎮痛剤やビタミン剤、漢方薬など全部で8種類常備している彼女。痛みの強さに合わせて毎日のように飲み分けているだけでなく、筋肉痛などに使う塗るタイプの鎮痛剤を、首筋や頭に直接塗ることで、スーッとする刺激で頭痛を紛らわせているそう。

今は昔からの夢だったカフェをオープンするため、自宅の1階を改装中。内装などの作業を自分で行っているK・Sさんですが、頭痛により作業が中断して、なかなか進まないこともあるそう。また、頭痛がひどい時は、好きな料理をつくる気も起きず、レトルト食品になってしまうほど、頭痛に悩まされているそうです。

日本を代表する名医が編み出した「コマ体操」とは?

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ビートたけしさんと坂井文彦先生 ©ABCテレビ

今回、そんな頭痛の改善法を埼玉国際頭痛センター、センター長の坂井文彦先生がレクチャー。40年以上に渡る頭痛の治療・研究で世界にその名を知られた、日本を代表する頭痛の名医です。

先生がおすすめの改善法として教えてくれるのは「片頭痛改善! コマ体操」。その体操は、先生が長年に渡る頭痛研究の末、編み出した究極の片頭痛改善法なんだとか。その改善法は確かな実績があり、病院で指導したおよそ7割の患者さんも効果が得られているそう。

K・Sさんにも1週間、毎日朝晩2回、このコマ体操を実践してもらうことに。 K・Sさんの頭痛は、どれだけ改善するのか必見です。

また、スタジオでは2大頭痛のもうひとつのタイプ「緊張型頭痛」の改善法として、「肩グルグル体操」についても紹介されます。緊張型頭痛があるゲスト、関根勤さんと朝日奈央さんが実践! さらに脳卒中などで起こる危険な頭痛の見分け方として、坂井先生が2つのポイントについても解説します。

続けて、めまいのためにまっすぐ歩けなかった女性が1週間で、支えなしで歩けるようになるまで回復する姿にも密着放送されます。劇的な変化をもたらしたという、名医の改善法にも注目です。

■テーマ2:【おらが村の名医】台風で陸の孤島となった村民の命と健康をたった1人で守る、若き女性医師・柾屋美緒先生

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ビートたけしさん ©ABCテレビ

続いては過去2回に渡り紹介された「おらが村の名医」の第3弾として、村医療の物語が紹介されます。

東京から北へ500キロ。太平洋の大海原と自然豊かな山々に囲まれた海岸沿いにある、岩手県普代村。そこには約2600人の村民の命と健康を、たった1人で守り続けている医師がいるそう。

普代村国民健康保険診療所所長、柾屋美緒(まさや みお)先生は、37歳。「生まれ故郷の普代村を、無医村には絶対にしない」と、離婚も経験し、シングルマザーとして、村の人々のために生きていくことを決意されたそう。

午前8時。診療開始1時間前にも関わらず、普代村診療所の中には、すでに先生を待つ多くの患者さんの姿がいます。この診療所にいる医師は柾屋先生ただひとり。あとは4人の看護師と事務員。限られた人数で村民2600人の健康を担っているといいます。

普代村の主な産業は、漁業と農業。どちらも体を酷使する厳しい仕事のため、整形外科の患者さんが多いのも特徴なんだとか。この日も激しい腰痛で駆け込んできた男性を初め、尿に血が混じったという女性、下半身の痛みを訴える80代の女性のレントゲン撮影など、柾屋先生は次々と診療をこなしていきます。薬剤師もいないため、薬も自ら調剤。医者の仕事だけでなく、技師、薬剤師もこなしているのです。

今年10月、日本列島を直撃した台風19号は、普代村にも甚大な被害を与えていました。幸い死者はでなかったものの、大きな土砂災害が発生。東日本大震災により不通となり、ようやく復旧した村唯一の交通機関、三陸鉄道リアス線が、再び運行休止になってしまいました。

現在、普代村はまさに陸の孤島となっています。そのため先生は、村民が不安に思っていることを、診察の中で聞き出すことも大切にしているとのこと。さらに週に1度は、診療所に来ることができない患者さんのために、訪問診療に出かけ、村中を駆け回る柾屋先生。山の中の一軒家や、村で唯一の老人ホームも訪れ、診察を続けています。

そんな彼女を支えるのは、彼女が夜に帰宅するまで、一人息子の慎太郎君を見てくれている実家のお母さん。柾屋先生は昼間はそばにいてあげられないぶん、夜はなるべく一緒にいる時間をつくるよう心がけていいます。

それでも先生には、慎太郎君と一緒にやることの中に、ちょっと苦手なことがあるのだとか。それは学校からの課題なのですが…柾屋先生が苦手なこととは一体、なんなのでしょうか?

そして今、柾屋先生と診療所に大きな変化が訪れようとしています。実は先生は今年、隣町の久慈市に住む医師と再婚! 週末だけ慎太郎君と一緒に、久慈市で過ごしているとのこと。そして彼女のお腹の中には、新しい命が宿っていたのです……!


今回、改善法が紹介されるという「腰痛」や「めまい」に悩まされているという方、多いのではないでしょうか? そんな大人の女性にとって必見となる12月3日の放送、是非チェックしていただければと思います。

坂井文彦先生
埼玉国際頭痛センター センター長
(さかい ふみひこ)頭痛の治療・研究で世界にその名を知られている、日本を代表する頭痛の名医。

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