「鎌鼬」の読みは? 意味は? 冬にまつわる意外な日本語をおさらい

かま…なんでしょう?
かま…なんでしょう?

冬の恩恵、というと、皆さま、何を思い浮かべますか?

温かいお茶をよりうれしく感じる、脂の乗った魚の美味しさが楽しめる、ウィンター・スポーツが楽しめる…などなど、寒い季節ならではの恩恵はたくさんあります。

更に冬には「遠くの景色や、空が美しく見える」という効果もあること、ご存知でしょうか?

大気の温度が高いと光の屈折が起こりやすく、遠くの景色が見えにくくなったりする…という現象が起こることがあるのです。また、春から夏の日本は、大陸からの黄砂や花粉などで、空気中にホコリやチリの多い風土になります。しかし冬は、こうした条件がない季節ですので、遠くの景色や空などが、よりクリアに見えやすくなる…というわけです。

筆者の知人の花火愛好家の方に「冬こそ花火大会を楽しむ時期」と、全国行脚を楽しまれる方もいらっしゃいます。

…というところで、クイズです。

【問題1】

冬の季語「天狼(てんろう)」とは、次の何を指しているでしょうか?

1:雲

2:星

3:花火

「天狼」って、どれのこと?
「天狼」って、どれのこと?

…さて、正解は?

次ページ 正解はどれ?
この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
参考資料:現代俳句協会『現代俳句データベース』/NPO法人きごさい『きごさい歳時記』
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
ILLUSTRATION :
小出 真朱