美男美女だらけのヴィジュアルの良さでも話題!フジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』とは?

フジテレビで放送中の月9ドラマ『シャーロック』は、世界中にファンがいるミステリー小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ(アーサー・コナン・ドイル 著)を原作とする、ミステリーエンターテイメントです。

舞台となるのは、令和の日本。配役も日本人に置き換えてドラマ化されており、名探偵・シャーロックにあたる犯罪捜査専門のコンサルタント・誉獅子雄(ほまれししお)をディーン・フジオカさんが演じ、彼の相棒となる原作の医師ワトソンにあたる、元精神科医の若宮潤一(わかみやじゅんいち)を岩田剛典さんが演じています。

また、彼らに調査を依頼する役どころの刑事・江藤礼二を佐々木蔵之介さんが務め、諜報係のレオ役を中性的なルックスで人気のゆうたろうさんが務めており、タイプの違うイケメン俳優たちが登場していることも多くの女性の心を掴んでいるようです。

さらに各話のゲスト出演者も美男&美女が多いことからも、顔面偏差値の高すぎるドラマとして話題沸騰中! もちろん謎解きの面白さや、獅子雄と若宮のバディの行方なども、注目の的となっています。

第9話では、イタリアンレストランで起こった殺人事件をフルコースが終わるまでに解決する、異色のストーリーが描かれ、多くの視聴者がそのストーリーに見入ってしまったようです。まずは気になる第9話のあらすじをおさらいしてみてはいかがでしょうか。

密室で事件解決に挑む!シャーロック9話あらすじをおさらい

*ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。

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若宮潤一(岩田剛典さん)、誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)、江藤礼二(佐々木蔵之介さん)、小暮クミコ(山田真歩さん) ©フジテレビ

誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)は、最大の敵となる守谷壬三に繋がっていた女・安蘭世津子(長谷川京子さん)に目の前で死なれてしまいました。彼の心境は計り知れません。

そんな中、刑事の江藤礼二(佐々木蔵之介さん)と若宮潤一(岩田剛典さん)は、刑事の小暮クミコ(山田真歩さん)の誕生日をダシに、獅子雄を元気づけようとイタリアンレストランに誘い出します。

レストランで食事を頼む4人でしたが、獅子雄が頼んだ店の看板メニューが「用意できない」とソムリエの加藤茂(田邊和也さん)に言われてしまいます。

そんな時、個室の客の高津みずえ(遊井亮子さん)に呼ばれるソムリエの加藤。他に料理評論家・大石万作(升毅さん)とカメラマンもおり、「取材なのに看板料理がない」と不満を漏らす彼らの「シェフの古賀智志(大友康平さん)が不在なのか?」という問いに「店の体制はいつもと同じだ」と加藤は返答。

「料理の味がいつもと違う」と怒るその声に、客の不破凛子(島かおりさん)、達彦(綾田俊樹さん)夫妻も不快感をあらわにします。さらに別の客、中原聖子(峯村リエさん)は、大石に静かにするように注意します。

ギスギスしていく店内で若宮は「予約も取りにくい有名店の味が変わり、名物料理が出せないのはなぜなのか? 料理を待つ間、その謎を推理してみよう」と提案。話に乗った獅子雄は、「今日、店がオープンする前に異常事態が起こり、店の終焉を予感させるような事態が起こった」と推理を始めます。

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不破凛子(島かおりさん)、達彦(綾田俊樹さん)夫妻 ©フジテレビ

獅子雄は、本来のメニュー表の上に、新しいメニュー表が貼られていたことから、急遽名物料理が作れなくなったと推測します。

その理由について話を進めていると、不破夫妻が「イヤリングを無くした」と慌ただしくしている様子。イヤリング探しを買って出た獅子雄は、凛子の行動を元にイヤリングをトイレで見つけ出します。イヤリングを凛子に渡した獅子雄は、飾ってある花が床に落ちている形跡を見つけ、さらに掃除道具入れに遺体があるのを確認するのでした。

席に戻った獅子雄は、「味が変わった原因は、殺人事件だ」と言い始めます。死亡していたのは、男性。まだ体温があり死亡してさほど時間は経っていないと言います。しかし、江藤が確認に行くと遺体は消えており、中原が誰かに「新井は消しました」と電話しているのを耳にしたことから「彼女が新井を殺した」と推測。

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左から、副料理長の新井伸吾(郭智博さん)、パスタ料理担当の西岡啓介(伊藤祐輝さん)、ソムリエの加藤茂(田邊和也さん)、料理長の古賀智志(大友康平さん) ©フジテレビ

獅子雄たちは、パスタ料理を担当した西岡啓介(伊藤祐輝さん)を理由を付け呼び出し、厨房の人数を聞きます。「5人」と答えた西岡の眼鏡にヒビが入っているの見つけた獅子雄が理由を問うと、「壁にぶつけた」と返答が。

続いては、パティシエの佐伯斗真(古屋呂敏さん)を呼び、「野菜切りも手伝わされただろう?」と獅子雄が問うと「今日はひとり休んでいる」と答えるのでした。そして、休んでいたのは副料理長・新井伸吾(郭智博さん)だと判明します。

そんな中、刑事の小暮は、所轄に手配すると言って退席。そんな様子を見たソムリエの加藤が獅子雄たちの元へくると、加藤が嘘をついていたことを問い詰めます。

料理長の古賀が、「副料理長の新井は退社した」と謝罪にくると、獅子雄は料理の塩気が強いと疑問をぶつけます。それを聞いた若宮は、古賀に「両手を見せて欲しい」と頼むのでした。

そんな中、高津と再度揉めている様子の中原に「一杯飲み直さないか?」と誘う獅子雄。中原を持ち上げつつ彼女の仕事について聞く獅子雄は、途中でわざとワインを落とし店の中の客の注目を集め「この店で殺人事件が発生したので、これから真相解明をするから、その場を動かないように」と言い出します。

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左から、カメラマン、料理評論家の大石万作(升毅さん)、高津みずえ(遊井亮子さん)、中原聖子(峯村リエさん) ©フジテレビ

江藤が「副料理長の新井が殺された」と告げると、驚く客たち。獅子雄が「今日の料理についてどう思うか?」を問うと不破夫妻だけは「以前と変わらずおいしかった」と答えます。スタッフに聞くとソムリエの加藤だけが「素晴らしかった」と返答。

全員の答えを聞いた獅子雄は「犯人がわかりました」と言い、無関係だと確信した数人を退席させます。

獅子雄は名物メニューが今日なかったのは、新井がつくっていたからだと予想。

高津は、新井と親交のあったことから、「自分(新井)が辞めてこの店がダメになったと知らしめたいと思っていて、高津に取材にくるように頼んでいた」と判明。「新井は消した」と言っていた中原でしたが、それはビジネスでの話だったことを獅子雄が突き止めます。そして、事件とは関係ないと彼女たちにも退席を促します。

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誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)とソムリエの加藤茂(田邊和也さん) ©フジテレビ

残ったのは、不破夫妻、料理長の古賀、パスタ担当の西岡、ソムリエの加藤。そして獅子雄たち。獅子雄がグラスを割ったのは「掃除道具入れを開けることになるから、犯人は穏やかではいられなくなるからだ」と言います。若宮が「動揺していた」と加藤に詰め寄りますが、横から古賀が「自分が殺した」と庇います。

事件の真相はこうでした。

副料理長の新井に借金をしていた西岡は、新井に店のレシピ帳を持ち出すように脅されますが、それに気づいた加藤が阻止。そこに新井もやってきて、西岡を突き飛ばしメガネがヒビ割れたのでした。レシピをどうにかして持ち出そうとする新井と揉める加藤。

加藤は荒れていた若い頃にケンカで人を殺しており、そんな自分を雇ってくれたシェフの古賀に深い恩義を感じていたのです。しかしそんな古賀を冒涜する新井を、カッとなって花瓶で殴り殺したのでした。

ではどうして掃除道具入れから遺体が消えていたのか? その謎の鍵は古賀夫婦が握っていました。「古賀夫婦の会社は負債を抱えており、その日が最後の晩餐だったから」と獅子雄は言います。

倫子は、新井が殺されて掃除道具入れに隠されたことを偶然目撃していました。ふたりで最後までディナーを楽しんだあと夫婦で心中するために、妻から死体が掃除道具入れにあったことを聞いた夫の達彦が、死体を別の場所に移動させたのです。

最後に、この店の料理の味が変わったのは料理長の古賀が脳梗塞を患っていたからという真実が明らかになり、フルコースが終わるまでに謎が解決するという結末になりました!

舞台となるのはレストラン!密室での事件解決に「おもしろい」との声、続々

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誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)のオーダーしたティラミスと食べる若宮潤一(岩田剛典さん) ©フジテレビ

今回舞台となったのは、レストラン。警察がレストランの周りを包囲する中、まさに密室となった中での事件解決とあって、今までにない展開に視聴者からの感想も続々を寄せられていました。

「一段とおもしろかった」との声のみならず、舞台が密室だったことから「まるで舞台的な展開だった!」「新鮮だった」と大絶賛の声が集まりました。また、ディーンさんと岩田さんのスーツ姿にも「かっこいい」とうっとりする声が多く挙がりました。

また、わざわざ予約したレストランに、なかなか来ない獅子雄が遅れて現れたシーンで喜びを隠せない様子を見せ、最後には獅子雄に「おいしかった、(誘ってくれて)ありがとう」と珍しく礼を言われて「ありがとうっていい響きだな」と思わず笑顔になってしまう若宮。

「恋してる設定やん(笑)」、「嬉しさを隠し切れない若宮ちゃん」など、なんだかんだ獅子雄に心を開いている若宮に、皆さんときめいた様子でした。

獅子雄が若宮のためにティラミスをオーダーするシーンでは「ティラミスって『私を励まして』って意味がなかった? 獅子雄から、若宮への“励ましてくれてありがとう”ってことかな」と深読みする視聴者の方も。物語の細部まで推理要素があるのも、このドラマの魅力となっているようです。

すっかりバディとして板についてきたふたりですが、獅子雄の「最後の晩餐になるかもしれない」という発言に対し若宮が「こんな日々にも終わりが近づいていると予感したのだろうか。僕も覚悟を決めた方がいいのかも知れない」と日記をつけるシーンが描かれ「別れの予感つらい」「次回が気になりすぎる」との声が続出。

予告動画のテロップでは「PRE-FINAL MYSTERY 青春の旅立ち」と流れるなど、物語は終結に向かっていくことは間違いありません! そんな気になる第10話のあらすじをフジテレビさんご協力の元、ご紹介します。

都知事息子の誘拐事件の謎に迫る!『シャーロック』10話のあらすじを先取り

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誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)と若宮潤一(岩田剛典さん) ©フジテレビ

誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)に対し、頭を下げ事件解明をお願いしている刑事の江藤礼二(佐々木蔵之介さん)。その様子を見た若宮潤一(岩田剛典さん)は「誘拐事件では、獅子雄への依頼は無理だ」と言いますが、江藤は誘拐されたのが鵜飼昇平都知事(大鶴義丹さん)の息子だと明かします。

なんでも鵜飼のもとには「息子を預った」という脅迫のメールが届いていたというのです。江藤が必死になっているのはこのためでした。

江藤がさらに頭を下げ頼んでいると、獅子雄が珍しく「報酬を取る」と言い依頼を引き受けることにします。獅子雄がこう明言するのは滅多にないことで、不思議に思う若宮。すると、獅子雄は「世話になったので少しは若宮に金を払っておかないと……」と、意味深な言葉を残すのでした。

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刑事の江藤礼二(佐々木蔵之介さん)と小暮クミコ(山田真歩さん) ©フジテレビ

獅子雄は若宮と江藤、刑事の小暮クミコ(山田真歩さん)と鵜飼の息子・椋介(浦上晟周さん)が通う高校の寮へと向かうことにします。鵜飼の第二秘書、津崎洋平(松島庄汰さん)の案内により、獅子雄たちは椋介の部屋へ行きます。そこには、同部屋で椋介と同じバスケットボール部の竹内(佐久間悠さん)の姿もありました。

竹内によれば、「昨夜23時ごろまで椋介は部屋にいたが、その後は自分も寝てしまいわからない」とのこと。「その後に椋介がいなくなったのだが、竹内は室内で誰かと争うような物音は聞いていない」とも言います。その話を聞いた江藤と若宮は、椋介と犯人が知り合いであるか、椋介自身が自ら出て行ったのではないか? と予想します。

しかし、獅子雄だけは裏口には誰も通った形跡がないことを確認していたのでした。

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コーチの灰田聡(増田修一朗さん/右)に話を聞く若宮潤一(岩田剛典さん)、江藤礼二(佐々木蔵之介さん)、誉獅子雄(ディーン・フジオカさん) ©フジテレビ

正門の防犯カメラには、椋介が出て行く姿が映っていました。続いて、獅子雄たちはバスケットボール部のコーチ・灰田聡(増田修一朗さん)に事情を聞きに行きます。彼の生徒への指導を見ていた若宮は、灰田に関してある疑念を抱くことになり……。


ドラマ『シャーロック』は11話で完結予定。最終話に向けて目の離せない展開が続くことになりそうです。誘拐事件は、獅子雄最大の敵である守谷壬三に繋がっているのでしょうか? 物語に散りばめられたどんな些細な情報をも見逃さずに、ぜひ月曜夜9時からの謎解きを楽しんでみてください。

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