「高級ホテルとおにぎり」というと、異色の組み合わせに思えますが、高級ホテルだからこそできる「おにぎりのおもてなし」も存在します。

今回ご紹介するのは、恵比寿ガーデンプレイス内にあるラグジュアリーホテル、ウェスティンホテル東京の1階にあるインターナショナルレストラン「ザ・テラス」のおにぎり。

宿泊すると朝食がブッフェで食べられる「ブレックファストブッフェ」で、このホテルならではの「贅沢すぎるおにぎり」をいただくことができるのです。早速、その特徴やこだわりを詳しく見ていきましょう!

ウェスティンホテル東京「ザ・テラス」のおにぎりは、目の前でオーダーを聞いてから握る、本当の出来立て!

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高級ホテルならではのバラエティーに富んだおにぎり!

「ザ・テラス」のおにぎりには一体、どんな秘密が隠されているのでしょうか? まずは広報担当者にうかがいました。

「こだわりのお米を使い、炊き立てのご飯をお客様の目の前で握ります。中の具材やサイズ、塩加減など、その場でお客様のご希望を聞きながら握りますので、お好み通りの握り立てを楽しんでいただけますよ」(広報担当者)

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具は7種類から選べる!

具材は、鮭、明太子、梅干し、おかか、昆布佃煮、梅ちりめん、肉味噌の7種類から好きなものを選べます。

広報担当者に続いてシェフに話を伺ったところ、おにぎりの握り方について、次のように話してくれました。

「目の前で握るのは、おにぎりが一番おいしい握り立てを召し上がっていただきたいから。握るときには、ご飯がふっくらとなるように握り、具材とのバランスも一番おいしく召し上がっていただけるように意識しています」(シェフ)

加えて特徴的なのは、サイズも希望が伝えられること。

「いろいろなメニューを楽しみたいお客様もいらっしゃいますので、サイズもその場でリクエストにお応えすることも可能です。バリエーションを楽しみたいとのことで、小さいサイズを3つオーダーされる方もいらっしゃいます」(シェフ)

おにぎりのお供になるお漬物も、厳選した梅干しなど豪華!

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お漬物までこだわりのおいしさ!

さらにさらに。このブッフェには、おにぎりにぴったりのお漬物もあるそうです。

「お漬物は数種類、ご用意しています。なかでも、総料理長がこだわりにこだわって選び抜いた梅干し『紀州南高梅』は、朝食のためにつくられた目覚めたばかりの体にも優しい、無添加で塩分約14.5%の昔ながらの伝統的な製法でつくる梅干しです。この本格的な梅干しは、お漬物のなかでも特に人気が高く、海外からのお客様からもとても好評をいただいています」(広報担当者)

選りすぐられた梅干しを含めたお漬物は、おにぎりの箸休めにぴったりといえそうですね。

SNSやグルメサイトでも絶賛の声

「ザ テラス」のおにぎりの評判は、ホテル側からのエピソードだけではありません。SNSや口コミグルメサイトでも、下記のような評価の声が挙がっていました。

「おにぎりのコーナーがあったのには感動!」
「なかなかないですよね、ホテルのモーニングでおにぎり」
「ご飯はふんわりと握られていて、かすかな塩気が癖に!」

「充実した素材と出来立てという時間」を味わえる外資系ホテルのおにぎり、ぜひ楽しんでみたいですね。

ブレックファストブッフェはおにぎり以外も充実しています

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ブレックファストブッフェ¥3,978(サービス料・税込)

ところで、先のおにぎりを含むブレックファストブッフェでは、和洋中それぞれメニューが網羅されています。

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野菜もたっぷり。

和食ではおにぎりのほか、煮物、漬物、焼魚、麺コーナーや豆乳、お粥なども!

もちろん、パンやスクランブルエッグ、ハッシュドポテト、ソーセージ、キッシュ、ワッフル、ヨーグルトやシリアルなどの定番の洋朝食もずらり。チュロスやデニッシュ、マフィンなどのペストリーもあります。エッグステーションでオムレツをオーダーして、その場で焼いてもらえるというプレミア感はここにも!

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朝から高級志向のパンをいただけます。
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ヌードルステーションでは麺類も。

中華好きもご安心を。中華コーナーにはせいろに入った春巻きや焼売、ちまき、海老餃子などが並びますよ。

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中華コーナーも見逃せない!
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フルーツも充実。

ウェスティンホテル東京の1階にあるインターナショナルレストラン「ザ・テラス」のおにぎりと、それに止まらない朝食の魅力をお伝えしました。宿泊先に強いこだわりがないなら、この朝食目当てに宿泊してみるというのもいいかもしれませんね。

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この記事の執筆者
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WRITING :
石原亜香利
EDIT :
安念美和子