シンプルな操作で誰でも手軽にハイクオリティな全天球イメージを撮影できる「RICOH THETA SC2」は「RICOH THETA」シリーズの入門機といえるガジェットだ。独自の屈曲光学系で内部を構成することによって、薄型・軽量の手に馴染むボディを実現。これ1台で、約1400万画素相当の360°全天球静止画や、4K相当、30fpsのシームレスで臨場感あふれる360°の全天球動画撮影に対応するなど高度なクオリティも両立している。

カメラにおまかせでハイクオリティな映像・写真が撮れる

「RICOH THETA SC2」

SPEC●有効画素数:約1200万画素 ●出力画素数:約1400万画素相当 ●サイズ:W45.2×H130.6×D22.9mm ●質量:約104g●動画解像度(フレームレート/ビットレート):4K:3840×1920/29.97fps/54Mbps(High),32Mbps(Low)・2K:1920×960/29.97fps/16Mbps(High),8Mbps(Low)●静止画解像度:JPEG:5376×2688 オープン価格(実勢価格¥36,800 税込)
SPEC●有効画素数:約1200万画素 ●出力画素数:約1400万画素相当 ●サイズ:W45.2×H130.6×D22.9mm ●質量:約104g●動画解像度(フレームレート/ビットレート):4K:3840×1920/29.97fps/54Mbps(High),32Mbps(Low)・2K:1920×960/29.97fps/16Mbps(High),8Mbps(Low)●静止画解像度:JPEG:5376×2688 オープン価格(実勢価格¥36,800 税込)
すべての写真を見る >>

これまでの「RICOH THETA」より、さらにカジュアルな利用を想定しているため、人物の顔を認識し美肌に見せる「顔モード」や、夜間でも低ノイズな高感度撮影ができる「夜景モード」といった、“カメラにおまかせ”で使える撮影モードがグッと充実。

電源ONから約1.5秒で起動するクイックレスポンスで、撮りたい動画や写真を片っ端から本体に収められる

撮りたい時にサッと取り出せる手に馴染むサイズ。ボタンを押すだけで全天球イメージを撮影
撮りたい時にサッと取り出せる手に馴染むサイズ。ボタンを押すだけで全天球イメージを撮影
よりスリムになった本体のサイドには電源、無線、撮影モードの各ボタンを配置、新たにセルフタイマーモードへの切り替えボタンも加わった
よりスリムになった本体のサイドには電源、無線、撮影モードの各ボタンを配置、新たにセルフタイマーモードへの切り替えボタンも加わった

SNSを使った作品の共有もスマホから簡単にできる

デザインは実にシンプル。本体下部にモードやバッテリー残量を表示するディスプレイが付いた
すべての写真を見る >>

本体の下部に用意された状態表示には有機ELディスプレイを採用。現在の設定モードや、気になる電池残量などの各種情報が一目でわかるほか、新たにセルフタイマーモードへの切り替えボタンが追加され、カメラ単体での操作性が大幅に向上しているのもポイント。

旅行やイベントといった特別な日だけでなく、気軽に持ち歩いて日々のエピソードや街のイベントを記録する良きパートナーとして活躍してくれる。

SNSなどを使って画像や動画の共有を簡単に楽しめるのも大きな特徴だ。PC・スマートフォンそれぞれに、便利な専用アプリを用意し、360度画像専門共有サイトtheta360.comにも気軽にアップ。さらに、専用編集アプリ「THETA+」で編集もサクサクとこなせる。市販のVRビューアーを使えば、自分の作品で本格的なバーチャルリアリティー体験も楽しめる。

いまだかつて見たこのない映像の数々が、撮る好奇心をさらに高めるくれるはずだ。

問い合わせ先

この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。