2018年の9月にリニューアル・オープンで話題となったアルフレッド・ダンヒル銀座本店。そこでは、コンテンポラリーなカジュアルウェアから伝統的なフォーマルウェアコレクションまで、ブリティッシュ・ラグジュアリーの最高峰である、ダンヒルの幅広いスタイルが提案されている。そんなダンヒルの世界のひとつとしてジェントルマンたちを迎え入れているのが、2階にカウンターバーと、3階にラウンジを備えるダンヒル バー。バーというと夜のイメージだが、午前11:00のオープンから深夜23:30まで、窓から銀座の街を見下ろしながらくつろいでいられる空間となっている。

オリジナリティあふれるメニューが魅力的!

「銀座 六雁」秋山能久総料理長の考案によるアフタヌーンティーセット

「ダンヒルバー オリジナル アフタヌーンティーセット」(2名 ¥8,000、ドリンク付)。席は2時間制。14時から18時まで(L.O.17時)。
「ダンヒルバー オリジナル アフタヌーンティーセット」(2名 ¥8,000、ドリンク付)。席は2時間制。14:00から18:00まで(L.O.17:00)。

そんなダンヒル バーのフード・プロデュースを手がけるのは、和食の新境地を切り拓くスーパー割烹と讚えられる銀座 六雁(むつかり)の総料理長、秋山能久氏。ダンヒル バーが提供する、ジャポニズムとブリティッシュを現代的に融合させたオリジナリティにあふれるメニューは、秋山氏の手腕によるもの。そのメニューの中からひとつ、ここで注目したいのが「ダンヒルバー オリジナル アフタヌーンティーセット」なのだ。

セイボリ、柚子スコーン、クロテッドクリームと柚子ジャム、奥出雲和牛ロースト、ビーフのサンドウィッチ、きゅうりのサンドウィッチ、 厚焼き玉子のサンドウィッチ、スイーツ、六雁、白マカロン、トフィバナナのマカロンとラズベリーのマカロン、一口チーズケーキ。

品書きの内容が驚きなのだが、この多彩な料理を盛り付けた器も秋山氏の監修による。目の前に供されたときには、その彩りの美しさと盛り付けの演出に、感嘆の声をあげてしまいそう。パートナーとの待ち合わせや買い物の合間にひと息いれるときに、ぜひともおすすめしたいメニューだ。

イングリッシュ・スパークリングワインを楽しむアペリティフメニュー

特別アペリティフメニュー ロゼ・スパークリング&ビターチョコレート
特別アペリティフメニュー ロゼ・スパークリング&ビターチョコレート ¥1,500。これに、ヴィンテージ・スパークリングとマーマレードスタッフチョコレートを追加オーダーした場合、あわせて¥2,000 と、お得な料金でいただける。2月のバレンタイン・シーズンには、さらに特別なキャンペーンが登場する予定。

さらに、12月からスタートしたばかりの特別アペリティフ・メニューにも注目。優れた品質を誇るイングリッシュ・スパークリングワインを紹介するというもので、とくにワイン好きにはたまらないものになっている。

熟度が高く風味豊かで繊細なピンクの色調にイチゴとリンゴの風味が複雑に織り交ざっているのが特徴のロゼと、76か月にも及ぶ澱との長期熟成からくる重層的な風味が特徴のヴィンテージ。とくにヴィンテージは、エリザベス女王とチャールズ皇太子からそれぞれ御用達指定を賜っている歴史あるワイン商 Berry Bros. & Rudd のオリジナル・ラベル仕様。ともに、ビターチョコレートとマーマレードスタッフのチョコレートとともにサーブされる。

こちらは営業時間内のメニューのため、昼下がりの息抜きの時間はもちろん、夜の銀座での食事や映画の後にもいただくことができる。ひとりでぶらりと訪れ、自分の時間を楽しむのもいい。そして、行きつけにしたい一番の理由はシングルモルトやカクテルが、とにかく豊富にそろえてあることかもしれない。

問い合わせ先

ダンヒル バーの店内の様子
  • dunhill BAR TEL:03-6263-2158
  • 住所/東京都中央区銀座 2-6-7 2-3F
    営業時間/11:00〜 23:30 L.O.23:00(日曜・祝日11:00/20:00)
    ※価格はすべて税抜です。18:00からはサービス料1000円を頂戴します。
この記事の執筆者
音楽情報誌や新聞の記事・編集を手がけるプロダクションを経てフリーに。アウトドア雑誌、週刊誌、婦人雑誌、ライフスタイル誌などの記者・インタビュアー・ライター、単行本の編集サポートなどにたずさわる。近年ではレストラン取材やエンターテイメントの情報発信の記事なども担当し、ジャンルを問わないマルチなライターを実践する。