鎌倉のみならず、神奈川県をも代表するお土産と言えば「鳩サブレー」。こちらをつくっているのは、鎌倉駅からほど近い場所に本店を置く「豊島屋」です。鎌倉市内には、豊島屋による和洋菓子の店舗が複数あり、観光の人気スポットにもなっています。

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そんな豊島屋が、鳩サブレー以外にも、地元鎌倉にちなんだ和菓子を多数発売しているのをご存じですか? 今回はその中でも、鳩サブレーと一緒にお土産に買っていきたい、鎌倉らしさを感じさせる商品を6つ、ご紹介します。

鎌倉の老舗「豊島屋」の鎌倉を感じる銘菓6選

■1:鎌倉の四季を感じさせてくれる「段葛(だんかずら)」

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「段葛(だんかずら)」半棹¥540、一棹¥1,080

春は桜、夏は緑葉、秋は鶴岡八幡宮の大銀杏、そして冬は雪。季節によってかわる飾り付けが、鎌倉の四季を感じさせてくれます。玄米粉の打ち物に中は大島羹で、鎌倉らしい質朴な味わいです。

■2:黒糖の素朴な味がやみつき!「松ぼっくり」

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「松ぼっくり」折入¥648

こちらは、海辺の町・鎌倉に多い松の木にちなんだ商品。松ぼっくりを模した金平糖は、ほどよいサイズ感で食べ応えも十分。黒糖の濃厚で優しい味がやみつきになります。ついつい食べ過ぎてしまうのでご注意を!

■3:縁起がよさそうな銭形のお菓子「銭洗いの泉」

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「銭洗いの泉」¥648

鎌倉の有名スポット・銭洗弁財天にちなんでつくられた、こちらの黒胡麻入り宝露(ほうろ)。見た目も銭形で、縁起がよさそうですよね。

もし銭洗弁財天に寄ったのなら、帰り際は豊島屋へ。このお菓子をほかのお土産と一緒に買っていけば、さらなる縁起担ぎにつながるかも!?

■4:石のように無骨な外観。食感も楽しい「置石」

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「置石」6個入¥1,296

サクサクとした皮の中に、黒糖風味の優しい餡が詰まった、食感も楽しめるこちらのお菓子は、豊島屋本店限定。鎌倉にあったかつての町名「置石」をお菓子の名前にしました。

表面が割れているのは、石を表現しているから。1個1個異なる表面の割れ目模様も一緒に楽しんでくださいね。

■5:パリッと割ってみんなで楽しくシェア!「堆紅(ついこう)」

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「堆紅(ついこう)」3枚入折¥1,080

こちらは、鎌倉彫をイメージしてつくられた大きめサイズのお菓子。味噌、黒糖、生姜の風味砂糖が裏面にひかれている麩焼きです。

みんなで集まったときに、どの味が一番お気に入りか、シェアしながら楽しめそう! 口の中でふわっとほどける、麩ならではの食感も癖になりますよ。

■6:由比ヶ浜から続く道をイメージ「若宮大路」

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「若宮大路」¥648

豊島屋本店前にある若宮大路をモチーフにしたらくがんは、鎌倉の直営店限定商品。

鶴岡八幡宮の鳩模様の四角いらくがんが、四季を表す丸くてかわいいモチーフと一緒に納められています。箱を開けた瞬間、テンションが上がること間違いなしの逸品です。


鎌倉の豊島屋で買うなら鳩サブレーになりがちですが、実はここで紹介したもの以外にも、鎌倉にちなんだお菓子や季節の商品がたくさんあります。鳩サブレーと一緒に、鎌倉を感じさせる品をお土産に選んでみてはいかがでしょうか。

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WRITING :
ミノシマタカコ