【目次】
- 【1】「ヌーディメイク」でピンクの装いが似合う旬オフィス映えメイク
- 【2】「カーキの目元×赤リップ」で洗練さを醸す、オフィス映えメイク
- 【3】悪目立ちしない「カーキ」を効かせた、オフィス映えメイク
- 【4】「ディープグリーン」で浮かずに目力UPが叶う、オフィス映えメイク
- 【5】夜の会食シーンは「スモーキーレッド」の目元で品格を演出
【1】「ヌーディメイク」でピンクの装いが似合う旬オフィス映えメイク
大人が淡いピンクを着こなす場合、凛とした意志と自然体の女らしさが両立したメイクが理想的。肌から浮かずクールな美意識を表すグレイッシュトーンの目元がポイントに。きれいなピンクを着るときめきを大切に、メイクの色は控えめに。ただし、単純なベージュメイクでは、大人の迫力も季節感も表現しきれません。そこで、グレーみを帯びた辛口ベージュと、日差しに映える艶感でヌーディメイクを再解釈。光と影で表現したクール&ナチュラルな目元を主役に、ヘルシーな夏肌を表現するチークとこなれ感のあるピンクベージュのリップを。かわいらしさと意志を備えた大人の女性らしい着こなしを叶えます。
軽やかなオフィスメイクのポイント<3POINT>
<POINT.1>色と質感を重ねてクールな陰影を表現
アイホールの目尻側3分の2に、ベージュブラウンのアイカラー(A)をのせて上まぶたを自然にトーンアップ。アイライナーで目の際から目尻側に向かって太く、8mmほど長めに引いたらダークブラウンのアイカラーを細幅に重ねてAとなじませる。パールホワイトのアイカラーをアイホールの目頭側3分の1にのせて輝きをプラス。
<POINT.2>上まぶたに調和するように下まぶた全体にも艶を足す
艶やかな陰影のある上まぶたに調和するように下まぶた全体にも艶を足して統一感をもたせる。艶ベージュのCを涙袋の部分に入れると、肌になじみながら目元に自然な立体感を生み出し、目の縦幅も横幅も大きく見せられる。
<POINT.3>チークでナチュラルな血色感を演出
チークを乗せて指の腹で溶け込ませるようになじませる。位置は、黒目の下から頬骨に沿ってこめかみの手前までオーバル形に。いきいきとした血色感と共に立体感を演出できる。
【シルバーが効いたオフィス映えメイクの完成】
「きょうはピンクを着る!」日の “洗練メイク術” オフィスで浮かずに夏映えさせるには?
【2】「カーキの目元×赤リップ」で洗練さを醸す、オフィス映えメイク
「今っぽい顔になるために必要なのが、抜け感です。そこで、まずは黒のアイラインをやめてみる。オフィスにもマッチするカーキのアイライナー&マスカラにチェンジするだけで、目元に抜け感が出ます。そのぶん、リップはやや強めに。透け感のある赤リップで口元を締めるのがポイント。このバランスが旬顔をつくる鍵に」(長井さん)
洗練さを醸すメイク<4STEP>
<STEP.1>アイシャドウをまぶたにオン
アイシャドウを指にとり、アイホール全体と目頭にオン。ブラシやチップで塗るよりも、密着感が高まり艶やかな仕上がりに。
<STEP.2>アイライナーを目のキワに
カーキのアイライナーで、上まぶた目のキワにアイラインを。目尻から少しオーバーさせて、色味を見せるのがポイント。片手でまぶたを引き上げると、ラインが引きやすくなります。
<STEP.3>マスカラを塗る
カーキのマスカラをあらかじめカールアップさせた上まつげに塗ります。根元をグッと押し上げてから、毛先に向けてブラシを抜くと美まつげに。
<STEP.4>赤リップを塗る
赤リップを唇にオン。角を使って輪郭をとりながら塗るのがコツ。そのあと、指で軽くなぞって輪郭をぼかすと、こなれた印象に。
【抜け感のある今どきオフィス映えメイクの完成】
【3】悪目立ちしない「カーキ」を効かせた、オフィス映えメイク
「カラーメイク=派手、ではありません。ファッションでベーシックカラーにカテゴライズされる色味なら、メイクで取り入れてもビジネスシーンで浮いたりしません。特に大人の女性におすすめしたいのはカーキ。目元を締めながら、目元に抜け感をもたらす効果絶大です。日本人の肌色になじみやすい点も◎」(長井さん)。
カーキを効かせるメイク<3STEP>
<STEP.1>ブラウンをベースに塗っておく
アイシャドウの左のゴールドブラウンをチップにとり、アイホールに薄くのばし、まぶたに彫りをつくっておきます。その後、目の下のキワ、目尻側1/3にもゴールドブラウンをオン。
<STEP.2>上まぶたにカーキを細く入れる
チップにアイシャドウ右のカーキをとり、太めのアイラインを引く要領でチップを動かし、二重の内側に色をのせます。
<STEP.3>インサイドラインを引く
ペンシルアイライナーで上まぶたと目のキワにアイラインを。一気に引くのではなく、まつげの隙間を埋めるように、短い線をつなげるのがポイント。
【洗練さと知性を宿した品の良いオフィス映えメイクの完成】
オフィスでも浮かない「カーキ」を効かせた、大人のカラーメイク
【4】「ディープグリーン」で浮かずに目力UPが叶う、オフィス映えメイク
グリーンと聞くと派手なイメージをもたれるかもしれませんが、実は黄みが入っているので、日本人の肌になじみやすく、浮きにくいという特徴があります。しかも、深みのあるグリーンなら、落ち着いた印象になるうえ、目元を引き締める効果もしっかりとあり、きちんと目力がアップします。また、黒よりもニュアンスが出るので、人の視線を惹きつける効力も。目の際全体に引いてもいいのですが、カラーアイライナーに抵抗のある場合は、まず黒目の上から目尻までの範囲にラインを引くだけでも、目元の印象が変わるので、怖がらずトライしてみて。
目力UPを叶えるメイク<3STEP>
<STEP.1> 黒のライナーで目頭から黒目まで
<STEP.2>ディープグリーンは黒目上から目尻まで
<STEP.3>目尻は綿棒でぼかして自然に
きちんと目力がアップする!黒に替わる「ディープグリーン」のアイライン、引き方3ステップ
【5】夜の会食シーンは「スモーキーレッド」の目元で品格を演出
数多く登場しているレッド系。くすんだ赤や赤みがありながらブラウンが入ったような色味などがあり、女性らしいやわらかな印象が叶う大人色です。とはいえ、ラインが目立ちすぎるのでは? と不安になる人も多いかもしれません。でも、トライしやすいコツがあるのです。それは、アイシャドウもマスカラもブラウン系でまとめて一体感をもたせること。レッド系はラインが引き立つので、アイシャドウは立体感をつけるためだけのブラウン系で影を。マスカラも黒で主張させるのではなく、ブラウンでやわらかく包むようなイメージでまとめると、使いこなせるはずです。
目元で品格を演出するメイク<3STEP>
<STEP.1>アイシャドウは主張させない
<STEP.2>目頭の始まりから目尻までしっかり引く
<STEP.3>マスカラはブラウンで目元に統一感を
【凛とした中に艶っぽさが漂うオフィス映えメイクの完成】
会食など夜のシーンで品格が漂う、「スモーキーレッド」な目元の作り方
- TEXT :
- Precious.jp編集部