お腹や下半身のボディメイクの要となるのが、上半身と下半身をつなぐ骨盤周り。座りっぱなしの時間が長かったりなど、同じ姿勢が続くと、骨盤周りの筋肉がカチカチに固まってしまいます。

すると骨盤周りのリンパ=「腸骨リンパ」の流れが滞り、お腹や下半身がむくむだけでなく、血流が滞るので腸の動きが悪くなる、自律神経のバランスがくずれるなど、サイズアップの問題だけでなく、体の調子をくずしてしまうことも…。だから骨盤周りのメンテナンスはとっても重要!

でも骨盤周りのケアなんて面倒くさそう、難しいセルフケアなんてできない…そんなあなたにおすすめなのが、村木さんが考案した、立ったままでできる「腸骨リンパ」メソッド。立ったまま、かかと上げて、骨盤を動かすようにステップを踏む…ちょっとしたコツをつかめば、いつでもどこでもできるので、ぽっこりお腹の人、ウエストのくびれがなくなってきた人、下半身がむくみやすい人、必見です。

 
村木宏衣さん
アンチエイジングデザイナー
(むらきひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。50年の人生を通して確立した「美」や「健康」に対する考え方・習慣をまとめた新刊『おとなの美人習慣』(KKベストセラーズ)の発売を記念してイベント開催決定! 詳細はこちら>>出版記念イベント 村木宏衣さんトークショー
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体験者:長尾優子さん
(44歳・サービス業)
「骨盤周りをつかんだときに、意外とカチカチに固まっていることに気づきました。この部分は意外と動かしていないし、メンテナンス不足でした…。このメソッドは立ったまま、簡単にできるがいいですね。仕事の合間、ちょっとした待ち時間にこっそりできちゃいますよ」

 お腹のむくみをとってくびれをつくる「腸骨リンパ」ケア

■Step1:脚を腰幅に広げ、手で腰骨の上をつかむ

まず脚を腰幅に開いて立ち、手を腰骨の上に人差し指と中指を当てて、親指は後ろ側に。3本の指で腰骨の上をつかみます。

立っている女性。腰骨の上をつかんでいる
このとき、骨の奥に圧をかけるようにしっかりとつかみましょう。

■Step2:左右の足のかかとを交互に上げ下げする

腰骨の上をつかんだまま、左右の足のかかとを、ステップを踏むように交互に上げ下げしていきます。このとき、肩と肋骨の高さは変えないで、骨盤だけをグッと上げて肋骨に近づけるようにしてください。これを右、左のステップで1回とカウントして20回行って。

ウエストがギュッと縮むのを感じましょう。また呼吸は止めないように気をつけて。深呼吸しながら行うと筋肉が緩みやすくなります。
ウエストがギュッと縮むのを感じましょう。また呼吸は止めないように気をつけて。深呼吸しながら行うと筋肉が緩みやすくなります。

【まとめ|お正月太りを解消する、お腹つかみマッサージ4か条】
1.食べ過ぎたわけでもないのに、お腹がぽっこり出ているのはむくみが原因。
2.原因は骨盤周りに集まっているリンパ=腸骨リンパが滞っているから。
3.難しいセルフケアが面倒な人に、立ったままステップを踏む腸骨リンパメソッドがおすすめ。
4.かかとでステップを踏むだけで、骨盤周りのリンパが流れてお腹がスッキリ、ウエストのくびれができる!

以上、お腹のむくみをとってくびれをつくる「腸骨リンパ」ケアを教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は1月18日の更新です。お楽しみに!

EDIT&WRITING :
荒川千佳子