「冬旱」の読みは? 意味は? 2019年~2020年の冬の特徴のひとつです!

「ふゆはや」?いえいえ、よ~く漢字の特徴を観察してください。
「ふゆはや」?いえいえ、よ~く漢字の特徴を観察してください。

四季のある国・日本には、気候を表現する言葉が大変多く存在しています。

「時候の挨拶」もそのひとつ。たとえば雪の多い時期には「降雪の候」という書き出しで文書をしたためたりするものです。

新年はこうした挨拶にも「年賀の言葉」を使用することが多いですが、お正月も明けた今、ちょうど「季節を表現する言葉は何かしら?」と、気になりだす時期でもありますよね?

…ということで、1問目のクイズです。

【問題1】1月の二十四節季は?

「時候の挨拶」によく用いられる「二十四節季(にじゅうしせっき)」について、画像の〇の部分に入る、共通した漢字一文字をお答えください。

○の中には、共通する漢字一文字が入りますよ!
○の中には、共通する漢字一文字が入りますよ!

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

 

正解は… 「寒」 です。

「小寒」「大寒」…答えを見ると納得!ですね。
「小寒」「大寒」…答えを見ると納得!ですね。

二十四節季で、

1月5日ごろから19日ごろまでを「小寒(しょうかん)」

1月20日ごろから2月3日ごろまでを「大寒(だいかん)」

と言いますね。

「小寒」「大寒」ともに聞いたことがあるのに、改めて聞かれると思い出せなかった…という方もいらっしゃるのでは?

1月19日まででしたら、ビジネス文書などにも「小寒の候」という書き出しが使えますし、

1月20日以降でしたら「大寒の候」が使えます。

…といっても、今年は暖冬。二十四節季の言葉を使ってもおかしくはありませんが、今年に限っては、現実的にあまり「大寒」という雰囲気はありませんね。

というところで、2問目です。

【問題2】「冬旱」はなんと読む?

この時期の現代俳句の季語にもなっている、気候を表す日本語「冬旱」の読み仮名は、次のうちのどれでしょうか?

なんと読むでしょうか?
なんと読むでしょうか?

1:とうそう

2:ふゆかん

3:ふゆひでり

※正解だと思う選択肢を選んでみてくださいね。

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ILLUSTRATION :
小出 真朱