【目次】

きれいめ


ネイビーとブラウンのハンサムな色合わせで小粋なカジュアルを極める

マックスマーラのジャケット・Tシャツ・エス マックスマーラのパンツ(マックスマーラ ジャパン)、バングル ヒロタカ・ハム(showroom SESSION)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
マックスマーラのジャケット・Tシャツ・エス マックスマーラのパンツ(マックスマーラ ジャパン)、バングル (showroom SESSION<ヒロタカ・ハム>)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ともすると堅く見えがちなネイビージャケットも、フリンジ仕上げやゴールドボタンのあしらいがあれば、親しみやすさが生まれて。白Tやコットンのパンツと合わせて、余裕が漂う小粋なおしゃれを。バッグと靴をブラウントーンで統一し、イタリアマダムが愛する「ネイビー×ブラウン(アズーロ・エ・マローネ)」の配色を楽しみたい。

ストレッチ素材でノーストレス&美シルエットが叶う

ジャケット・パンツ・ブラウス・サングラス・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアール バイ ウノアエレ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ・ブラウス・サングラス・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアール バイ ウノアエレ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

実際にまとうと、動いたときのシルエットの美しさにうっとりするマックスマーラのセットアップ。その秘密は、伸縮性のあるストレッチ入りのカシミヤ素材と、熟練した職人の手作業を取り入れて多くの時間を要した、丁寧な仕立てにあり。カーキのバッグと黒のショートブーツを合わせ、ハンサムに。

ビッグシルエットを巧みに操る

ニット(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、コート(エストネーション〈ケイト〉)、パンツ(ブラミンク)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン)、ネックレス・ピアス・リング(ミキモトカスタマーズ・サービスセンター) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
ニット(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、コート(エストネーション〈ケイト〉)、パンツ(ブラミンク)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン)、ネックレス・ピアス・リング(ミキモトカスタマーズ・サービスセンター) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

ビッグシルエットのパンツと、ネイビーのトレンチコートという男前なアイテムに、女らしいタートルネックニットや黒パールのネックレスを合わせた、大人の品格を感じさせるマスキュリンスタイル。

パープルのブラウスをボトムインすれば格上の配色センスもモード感も香り立つ

パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ブラウス(ブラミンク)、ネックレス・ゴールドのトップ(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ブラウス(ブラミンク)、ネックレス・ゴールドのトップ(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ウエスト位置を高く見せる、トレンドデザインのパンツは、切りっぱなしのフリンジが着映えポイント。パッと目を引くパープルのブラウスをボトムインすると、上半身をコンパクトに見せてスタイルアップしつつ大人かわいいモードスタイルが完成。ゴールドの金具が効いた黒小物で華やかな個性をトッピング。

英国調のチェックを色使いで優しく見せて

ジャケット(ブラミンク)、ブラウス(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、パンツ(Theory luxe)、ベルト(wb)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、時計(ポアレ ブティック ホテルニューオータニ店)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(ブラミンク)、ブラウス(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、パンツ(Theory luxe)、ベルト(wb)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、時計(ポアレ ブティック ホテルニューオータニ店)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

テーラードジャケットは、ブラウン系を基調にした英国調チェック。ビッグなボックスシルエットが気分です。女性らしく優しく見せるために、チェックのなかの1色=サックスブルーのブラウス×上品ベージュのパンツで、全体を明るいトーンに仕上げれば、こなれた印象の着こなしに。ウエストINのきちんと感を強調する太ベルトで、スタイルアップを計るのがポイント。

グラデーションできちんとした佇いに大人の余裕が香り立つ

ジャケット・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオアルマーニ ジャパン〈ジョルジオアルマーニ〉)、ブラウス(yoshie inaba) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2020年
ジャケット・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオアルマーニ ジャパン〈ジョルジオアルマーニ〉)、ブラウス(yoshie inaba) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2020年

ほんのり光沢のあるゴールドベージュのパンツスーツを主役に、優しく上品なワントーンコーディネートを実践。インナーと靴は、スーツよりもワントーン明るいベージュを合わせると、リッチな奥行きが生まれ、一歩先ゆく洗練されたおしゃれが実現します。

永遠の定番、トレンチを繊細な色合いのレイヤードでエレガントな新表情に

コート・シャツ・ニット・パンツ・ベルト・バッグ・靴(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、チョーカー・ブレスレット・リング(ポメラートブティック 銀座店)、時計※メンズ商品(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター) 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious11月号』小学館、2021年
コート・シャツ・ニット・パンツ・ベルト・バッグ・靴(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、チョーカー・ブレスレット・リング(ポメラートブティック 銀座店)、時計※メンズ商品(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター) 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious11月号』小学館、2021年

コートよりも濃いトーンのとろみシャツが、エレガントで深みのあるグラデーションを導いて新鮮。ブラウンのバッグ&肩掛けニットが、ベージュになじみながら全身を引き締めて。

濃厚なベージュ配色はシルクの光沢が洗練の鍵

ニットジレ(トヨダトレーディング〈アスペジ〉)、ブラウス(コロネット〈ムーレー〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、眼鏡(アイヴァン 東京ギャラリー)、イヤーカフ・ペンダント(メシカ ブティック 日本橋三越本店 本館6 階)、バングル(エスケーパーズオンライン〈キウナ〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2021年
ジレ(トヨダトレーディング〈アスペジ〉)、ブラウス(コロネット〈ムーレー〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、眼鏡(アイヴァン 東京ギャラリー)、イヤーカフ・ペンダント(メシカ ブティック 日本橋三越本店 本館6 階)、バングル(エスケーパーズオンライン〈キウナ〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2021年

コクのあるローストナッツベージュは、艶のある素材を取り入れるのが絶対条件。ブラウスとパンツは、シルク素材で統一し、光沢感を添えて。ミドルゲージのハイネックからのぞかせたボウタイも、優美なニュアンスを授ける。

ヘルシーなベージュだからこそ気どらないリッチ感が可能に

ジャケット・ニット・パンツ・バッグ(ロロ・ピアーナ ジャパン) イヤリング・ネックレス(TASAKI)、サングラス(アイヴァン 東京ギャラリー) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2021年
ジャケット・ニット・パンツ・バッグ(ロロ・ピアーナ ジャパン)、 イヤリング・ネックレス(TASAKI)、サングラス(アイヴァン 東京ギャラリー) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2021年

ふんわりとしたシアリングのジャケットと、ベビーカシミアのニットアップはベージュで揃えて、リッチ感を更新。素材の上質感が引き立つのも、ベージュに宿る魅力のひとつ。白く輝くパールネックレスが、軽快なアクセントとなり、ワントーンスタイルにメリハリをもたらす。

旬デザインもベージュなら知的に品よく楽しめる

シャツ・パンツ・ピアス・イヤーカフ・ネックレス・椅子に置いたバッグ(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2021年
シャツ・パンツ・ピアス・イヤーカフ・ネックレス・椅子に置いたバッグ(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2021年

シャツと同素材のライトウールギャバジンのパンツを合わせて、リラクシーな雰囲気を漂わせるのも、オフィススタイルをアップデートするポイントに。

豊かなドレープで魅せるネイビー×キャメルの新鮮トラッドスタイル

シャツ・シルクスカーフ・パンツ・バッグ・ピアス・ブレスレット(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/生田昌士 BY:『Precious9月号』小学館、2021年
シャツ・シルクスカーフ・パンツ・バッグ・ピアス・ブレスレット(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/生田昌士 BY:『Precious9月号』小学館、2021年

ボリュームシルエットが主流の今、サイズを上げて選ぶことも多くなり、メンズシャツを愛用する女性が増えている。特にこのネイビーのドット柄のように、クラシックな色柄が多いメンズシャツは必見。シルクのとろみと贅沢な布使いから生まれる美しいドレープを堪能したい。端正なトラッド風のキャメルのパンツも、モード感のある仕上がりに。

こっくりグレージュのセットアップがワントーンでさらに洗練!

ジャケット・パンツ・ニット・バッグ(三喜商事〈アニオナ〉)、ピアス・リング・時計(ブルガリ ジャパン) 撮影/CHITO BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ジャケット・パンツ・ニット・バッグ(三喜商事〈アニオナ〉)、ピアス・リング・時計(ブルガリ ジャパン) 撮影/CHITO BY:『Precious12月号』小学館、2019年

色そのものが控えめなグレージュは、華やかに着こなすワザも必要。こんなふうにセットアップでワントーンの存在感を演出したい。やわらか素材のこっくりとしたグレージュだから、濃色の小物で引き締め方向のグラデーションを。このコーデの場合、カーキのバッグやグリーンストラップのブルガリの時計「セルペンティ」で引き締めています。

ノーカラー&一枚仕立てのリバーシブルケープを合わせて

コート(デザインワークスドゥ・コート六本木ヒルズ店)、ブラウス・パンツ(wb)、ピアス(エスケーパーズ〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート(デザインワークスドゥ・コート六本木ヒルズ店)、ブラウス・パンツ(wb)、ピアス(エスケーパーズ〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

コートのベージュになじませたワントーンの着こなしに、ケープの黒のチェック柄とパイピングが際立って。ジャンヴィト ロッシのヒールパンプスで抜け感を出し、軽やかに。

ぬいぐるみのようなふわふわもこもことした質感のトレンドコートをオン

コート・ニット・パンツ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(ポメラートブティック 銀座店) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(ポメラートブティック 銀座店) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

元祖「テディベアコート」をスタイリングの主役に! キャメルヘアにシルクをブレンドした素材を特殊な加工でけば立たせたエコファーを使用。ドロップショルダーから続く、ゆったりとしたコクーンシルエットに、大きめのラペルが上品なきちんと感をプラスします。全身をワントーンで着こなして、コートの存在感を引き立てて。クロコ型押しのロングブーツで、足元に重心をつくると好バランスです。

セットアップでマスキュリンな魅力を放つ

ジャケット・パンツ・ニット(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、眼鏡(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、TASAKIのピアス・ネックレス・M/ G TASAKI のリング(TASAKI)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ・ニット(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、眼鏡(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、TASAKIのピアス・ネックレス・M/ G TASAKI のリング(TASAKI)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

すっきりとしたVノーカラーは、スタイルアップ効果抜群。深めのネックラインにあしらわれた艶やかなサテン素材や絶妙なウエスト位置も、メリハリのあるシルエットを強調してくれ、すらっとした印象に。

ベージュと好相性のダークネイビーのピーコートで大人配色

アキラーノ・リモンディのコート・フォルテ フォルテのパンツ(コロネット)、ニット(ヴァルカナイズ・ロンドン〈&ドーター〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店)、ストール(CHIE IMAI) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious2月号』小学館、2018年
アキラーノ・リモンディのコート・フォルテ フォルテのパンツ(コロネット)、ニット(ヴァルカナイズ・ロンドン〈&ドーター〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店)、ストール(CHIE IMAI) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

今どきのたっぷりとしたワイドパンツを合わせたら、決して地味にならず、遠目からも映える着こなしに。無意識のうちに撫なでてしまうふわふわのロシアンセーブルのストールが、週末のカジュアルスタイルをリッチに輝かせて。

カジュアル


「心地よさ」を追求した上質なリラックススタイル

プルオーバー・中に着たカットソー・パンツ(ジェームス パース 青山店〈JAMES PERSE〉)、その他/本人私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
プルオーバー・中に着たカットソー・パンツ(ジェームス パース 青山店〈JAMES PERSE〉)、その他/本人私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

ジェームス パースのアイテムを活用した、リラックスコーデ。ジェームス パースのイージーパンツは絶妙に入ったタックの効果で、ひざが出ないのも魅力。

グレージュの温かみを後押しするまろやかなくすみイエロー

ジレ(ウィム ガゼット 青山店〈アンノウン〉)、ニット(VINCE 表参道店)、パンツ(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ピアス・リング(showroomSESSION〈マリハ〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ハイブリッジ インターナショナル〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年
ジレ(ウィム ガゼット 青山店〈アンノウン〉)、ニット(VINCE 表参道店)、パンツ(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ピアス・リング(showroomSESSION〈マリハ〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ハイブリッジ インターナショナル〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

深みのあるグレージュで、カジュアルなカーリーヘアのムートンジレも大人っぽい雰囲気に。

洗練されたニュアンスをさらに高めるオペークホワイト

エキップモンのニット・カレント エリオットのパンツ(サザビーリーグ)、コート(ebure)、ペンダント・リング(ミミ GINZA SIX 店)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年
エキップモンのニット・カレント エリオットのパンツ(サザビーリーグ)、コート(ebure)、ペンダント・リング(ミミ GINZA SIX 店)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

メランジュ調のグレージュニットからニュアンスホワイトをコートにつなげて、全身の明度をアップ。アルパカウールのシャギー生地で仕立てたオーバーサイズシルエットのコートで旬の空気感をまとえば、着映え力満点の着こなしに。足元は軽快な白のレザースニーカーで清潔感漂うスポーティさをプラス。

ベーシックなベージュをネイビー&ホワイトで包囲すれば完璧配色に

白のローファー『ダブルT ローファー』(トッズ・ジャパン)、レースのブラウス(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ジャケット(コロネット〈ボリオリ〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、ネックレス(マルコ・ビチェゴ ジャパン)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年
ブラウス(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ジャケット(コロネット〈ボリオリ〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、靴(トッズ・ジャパン)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、ネックレス(マルコ・ビチェゴ ジャパン)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

シックカラーのコーディネートを白ローファーで鮮やかに!

全身から品のよさがあふれるグレージュ〜オフ白の王道グラデーション配色

ジレ(ビームス ウィメン 渋谷〈シン〉)、アバティのニット・ボリオリのパンツ(コロネット)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、リング・バングル・ブレスレット(髙會堂六本木〈フェデリーコ・ブチェラッティ〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2018年
ジレ(ビームス ウィメン 渋谷〈シン〉)、アバティのニット・ボリオリのパンツ(コロネット)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、リング・バングル・ブレスレット(髙會堂六本木〈フェデリーコ・ブチェラッティ〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

グレージュの艶やかなチベットラムファーのジレを主役に、気品漂うハイトーン・グラデーションで洒脱に仕上げたきれいめカジュアル。

上質素材だからこそサマになるベージュのワントーンで大人のカジュアルを実現

カーディガン・トップス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(Theor y)、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
カーディガン・トップス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(Theor y)、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

カジュアルなコーディネートをあまりしない人には、日常スタイルの延長として着られる、淡いワントーンの洗練カジュアルがお似合いです。単調にならないように素材選びに気をつければ、簡単に真似できるのもいいところ。ただし足元だけは今風にスニーカーを選んで。

白ニットときれい色バッグで女らしくカジュアルダウン

ジレ(三喜商事〈マレーラ〉)、パンツ(コロネット〈ヴィンス〉)、ニット(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、眼鏡(ルックスオティカジャパン〈プラダ〉)、ロングネックレス(エスケーパーズオンライン〈Harpo〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈クレジュリー〉) 撮影/生田昌士 BY:『Precious5月号』小学館、2021年
ジレ(三喜商事〈マレーラ〉)、パンツ(コロネット〈ヴィンス〉)、ニット(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、眼鏡(ルックスオティカジャパン〈プラダ〉)、ロングネックレス(エスケーパーズオンライン〈Harpo〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈クレジュリー〉) 撮影/生田昌士 BY:『Precious5月号』小学館、2021年

前は辛口テーラード、後ろはプリーツ…と表情豊かなネイビージレとベージュのパンツ。シックながらも日差しに映える佇まいを意識して、インナーやバッグで明るさをプラス。

着こなしのヒントはおしゃれな伊達男たちの小粋なテクニック

コート(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(三喜商事〈ストラネス〉)、サングラス(ファブ〈ティエリー ラスリー〉)、ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(IWC)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年
コート(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(三喜商事〈ストラネス〉)、サングラス(ファブ〈ティエリー ラスリー〉)、ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(IWC)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

カジュアル巧者の女性たちの間で、いつも話題になるのは、イタリア伊達男たちの着こなしセンス。特に「スポーツアウター」は、洒脱な彼らの真骨頂。肩の力の抜けた着くずしや、シックな色を印象的に見せる配色の巧さは、ぜひお手本にしたいところです。 たとえば、フード付き「モッズコート」の場合。そのままでは地味で武骨な印象です。そこで鮮やかなグリーンをポンと投入。この派手かな?と思うくらいの差し色が、ジュエリー以上の効果をもたらし、軽妙さを演出するのです。「ミリタリーブルゾン」は、あえてまじめなスーツやジャケットの上に重ねて、そのギャップを狙うのが、彼らの重ね着ルール。女性の場合は、堅くなりすぎないよう、白シャツ×カーディガンで、上品なレイヤードを実践してみましょう。単にメンズライクな着こなしを目指すだけではなく、大人の女性の魅力を失わないよう、どこかに優しさを加えることも大切です。

ローファー合わせなら、絶妙な足首見せで抜け感を

靴(ヒラオインク〈クレジュリー〉)、ミラ・ショーンのパンツ・ムーレーのブルゾン(コロネット)、ニット(三喜商事〈イレブンティ〉)、Tシャツ(スローン)、ピアス(ホアキン・べラオ)、ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン7285〉)、バッグ(八木通商ZANCHETTI事業部〈ザンケッティ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2021年
ミラ・ショーンのパンツ・ムーレーのブルゾン(コロネット)、ニット(三喜商事〈イレブンティ〉)、Tシャツ(スローン)、ピアス(ホアキン・べラオ)、靴(ヒラオインク〈クレジュリー〉)、ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン7285〉)、バッグ(八木通商ZANCHETTI事業部〈ザンケッティ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2021年

ワンマイルの外出こそ、足元は白ローファーで明るく溌溂と。タック入りでゆとりのあるシルエットのハイウエストパンツが、脚長バランスと同時にリラックス気分も満たして。

潔いイエローの差し色で、ベージュがさらに映える

コート(ドゥロワー六本木店〈ドゥロワー〉)、ニット(クルチアーニ)、パンツ(キートン)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
コート(ドゥロワー六本木店〈ドゥロワー〉)、ニット(クルチアーニ)、パンツ(キートン)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

エアリーなオーバーサイズコートを主役に。Aラインのシルエットやベルスリーブで、肩ひじ張らずにおしゃれが楽しめます。発色のいいイエローのワイドリブニットを選んで顔周りを明るく。ドローストリングのパンツもコートと同色に。ベージュ×イエローでつくるはちみつ配色で、好感度の高い装いを目指して。

スクエアフォルムのトウとバックルの辛口感が足元の女っぷりをさらにUP

パンツ・ブラウス(キートン)、時計(ヴァシュロン.コンスタンタン)、バッグ・靴(ロジェ.ヴィヴィエ.ジャパン) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious3月号』小学館、2020年
パンツ・ブラウス(キートン)、時計(ヴァシュロン.コンスタンタン)、バッグ・靴(ロジェ.ヴィヴィエ.ジャパン) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious3月号』小学館、2020年

茶系の幾何学柄ブラウスと足首見せパンツに、辛口なヒールパンプスを合わせた女っぷりの高いスタイリング。サマーウールストレッチ素材のパンツは、前身センターラインのエッジの際にていねいに縫製を施すことで、体に沿いすぎることなく、脚をまっすぐに見せてくれる名品。パンプスのゴールド色のバックルで、ソリッドな煌きを添えて。

スポーティなジョガーパンツでキレのいいカジュアルを表現

コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ニット・パンツ(ブラミンク)、スカーフ(スローン)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、靴(トッズ・ジャパン)、その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ニット・パンツ(ブラミンク)、スカーフ(スローン)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、靴(トッズ・ジャパン)、その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

端正な顔立ちのブラックコートに、ニットのジョガーパンツとハードなショートブーツを合わせ、足元重めのバランスを。ローゲージニットの襟元には、鮮やかなプリントスカーフをさりげなくイン。ただのカジュアルに終わらせない上級テクニックで、遊び着の要素の強いジョガーパンツも、高級感のある着こなしが可能に。

濃厚なマルサラブラウンにさらに濃淡のブラウンを絶妙に重ねて奥行きを演出

ベルト付きカーディガン・ベスト・ニット・パンツ・グローブ・バッグ・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ベルト付きカーディガン・ベスト・ニット・パンツ・グローブ・バッグ・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

タートルニット×ダブルジップのダウンベストといった完成されたカジュアルに、さらに上からマルサラブラウンのロングカーディガンをふんわりはおって。これぞ冬レイヤードの楽しさ全開! パンツやバッグ、靴に至るまで、ニュアンスあるブラウンの濃淡を、ていねいに重ねた着こなしで、冬カジュアルを満喫したい。