「ジョンロブ」は、メンズコレクション期間中のパリで展示会を開催し、新作を発表した。場所は、高級ブティック街フォーブール・サントノレ通りに近いアンジュー通り。展示会場に入ると熟練の職人が作り上げた珠玉のシューズが並べられていた。

新作が並んだパリの「ジョンロブ」の展示会

展示会場に並べられたジョンロブの靴。ファンにはたまらない光景だ。
展示会場に並べられたジョンロブの靴。ファンにはたまらない光景だ。

スニーカー「FOUNDRY」は2019年12月に発売されたモデル。

実は、ビスポークのアーカイブにあった、クラシックなウェルテッド製法のスポーツシューズから着想を得てデザインされたもの。

ドレスシューズとカジュアルシューズの垣根を超えて、現代人のニーズにマッチしたスタイルだ。

アッパーは5つのパーツから構成され、特徴はナイロンキャンバスのクラシックなエプロン。1920年代のダービーシューズをイメージし、ディテールは伝統的なスコットランドのギリーシューズから着想。

4月には、日本限定の赤と白のバージョンもローンチされるので要チェックだ。

この展示会開催時、4月ローンチの新作「WILLIAM」も発表されたが、この詳細は4月6日発売の雑誌『メンズプレシャス』にて紹介予定!乞うご期待!

昨年12月に発売されたスニーカー「FOUNDRY」。
昨年12月に発売されたスニーカー「FOUNDRY」。

150年以上、ビスポークの靴を作り続けているメゾンだけに、ビスポークこそメゾンの魂。ジョンロブの靴を作れる職人は世界に5、6人しかいないそうだ。

どんなに小さなディテールであっても、全力でクライアントの要望に応えるのがこのジョンロブの矜持。

ビスポークをオーダーする際、職人がメジャーでクライアントの足を計測していく。クライアントは自分の要望を話し、職人は自分の知見でアドバイスをしながらスタイルやディテールを決めていくわけだが、この時の対話こそ、ビスポークを依頼する者だけが味わえるエクスクルーシヴでエキサイティングな時間だ。

腕利きの職人がつくるあなただけの理想の1足も!

バックルも素材も自分の思うままにオーダーできるビスポーク。こだわりを匠の職人が形にしてくれる。
バックルも素材も自分の思うままにオーダーできるビスポーク。こだわりを匠の職人が形にしてくれる。
機能美をたたえている靴作りのための道具類。
機能美をたたえている靴作りのための道具類。

ソール裏の釘は木製だが、それは水に濡れると膨張して釘穴に水が侵入しないという木の釘の特性ゆえ。エコロジーにしてインテリジェントな伝統技術だ。

ソールの裏に点のように見えるのが小さな木製の釘が刺さっている場所。
ソールの裏に点のように見えるのが小さな木製の釘が刺さっている場所。

ジョンロブの魅力を味わえる機会が日本で開催中!

ジョンロブは、伊勢丹新宿店1階に期間限定のポップアップストアを、2020年2月11日まで開催中だ。人気モデルCITY、PHILIP、LOPEZの伊勢丹新宿店限定モデルをはじめ、HARLYNの原型となった、CHAMBORDの復刻モデルを限定販売するほか、8日、9日にノーザンプトン・ファクトリーのテクニカルマネージャーのポール・ブログデン氏によるメンテナンス相談会や、11日にパリのビスポークアトリエのマスターブーツフィッター、エマニュエル・レニエ氏がビスポークセッションを行う。ジョンロブ・ファンには見逃せないイベントだ。この週末はぜひ伊勢丹新宿店に駆けつけていただきたい!

ジョンロブ ポップアップストアの詳細はこちらで確認を!

この記事の執筆者
某女性誌編集者を経て2003年に渡仏。東京とパリを行き来しながら、食、旅、デザイン、モード、ビューティなどの広い分野を手掛ける。趣味は料理と健康とワイン。2013年南仏プロヴァンスのシャンブル・ドットのインテリアと暮らし方を取り上げた『憧れのプロヴァンス流インテリアスタイル』(講談社刊)の著者として、2016年から年1回、英語版東京シティガイドブック『Tokyo Now』(igrecca inc.刊)を主幹として上梓。
公式サイト:Tokyo Now