カジュアルが活性化する、ひとクセモチーフのロゴ小物２選
ロゴが装飾モチーフとして、復活しています。ときには過剰とさえ思えるほど、打ち出しの強いデザインが増えています。洋服はシンプルで上質なものを、と考える大人女性にとって、小物は今どきの存在感を託すべきものですが、単にクラス感のある名品というだけでは、今や退屈に見えてしまうことも。
前より高くなったウエスト位置を華やかなロゴベルトでマークしたり、ロゴがバッグのデザインそのものになっていたり。そんなひとクセモチーフが、大人のカジュアルを軽やかに活性化してくれます。
■１：グッチの華やかホースビットベルト
ベルト￥64,000・タートルネックニット￥110,000・スカート￥170,000・ピアス￥385,000（グッチ ジャパン） ［Precious2020年2月号70ページ］
グレージュのベルトに大きくあしらわれたバックルは、「インターロッキングG」と「ホースビット」を組み合わせた新しいモチーフ。ウエストをしっかりマークするのが洗練の鍵となる今、シンプルカジュアルには、このメタリックなインパクトで着映えを狙います。
■２：ディオールのカムフラージュ「ブックトート」
バッグ「ブック トート」￥340,000［縦35×横41.5×マチ18cm］（クリスチャン ディオール〈ディオール〉 ［Precious2020年2月号71ページ］
カーキの濃淡で織られたカムフラージュ柄ジャカードのバッグ。ストリート感覚を取り入れながら、大人のおしゃれ心をくすぐるのは、クチュールメゾンならではのていねいな刺しゅうがもたらすラグジュアリーな表情。オンタイムにも合わせやすいシックな色味と、オフのカジュアルを格上げできる素材の質感で映える新名品です。
クチュールの手法を生かして、６種類の刺しゅう方式を用いた素材は、どこまでも表情豊か。
はみ出した糸はすべて手作業でていねいにカットされるなど贅沢なつくりと、気負いのないデザイン、仕事の書類も入る実用性などバランスも見事
※掲載した商品はすべて税抜です。
問い合わせ先
- PHOTO ：
- 小池紀行・新垣隆太（パイルドライバー／静物）、CHITO（人物）
- STYLIST ：
- 三好彩
- HAIR MAKE ：
- 川原文洋（UM）
- MODEL ：
- アレクサ
